最新話です。
色々と省いてますがご容赦ください。
side幽馬
「話を戻すわね、実を言うと貴方も悪魔になったの」
パチン!
部長が指を鳴らすと兵藤の背中からも悪魔の羽が出てきた。
「うぉ!俺にも羽が出てきた!?」
当然自分に無かったものが出てきたら驚く。
「私が貴方を悪魔に転生させたの、それも説明するわね」
昨夜の説明を兵藤にしていく。
当事者の兵藤にも何故血塗れだったかを説明させて
部長があの公園に来るまでに何があったかを照らし合わせるとこうらしい。
俺が魔界に行った日に兵藤は天野夕麻という他校の生徒に告白されたとのこと。
次の日に早速デートをし、その待ち時間に部長のチラシを受け取ったとのこと。
終えたあと、あの公園で天野から堕天使だと明かされて
翌日に目が覚めて混乱した気持ちを落ち着かせるために散歩してたら昨日の状況だったとの事だ。
なんとも酷い話だ。
まだ自覚も覚醒してないのに神器を宿してるからと始末するというのは多々あったがやはり胸くそ悪い。
悪党ならともかく。
そう思ってたら部長が聖書勢力の説明を終えていた。
「そんなわけで、貴方には神器という特別な力が宿ってるの」
「俺にそんな力が?」
「貴方が抱く最も強いものをイメージしてみて」
そう言われて兵藤は少し前のアニメの必殺技のポーズをしてみる。
ドラクソボールだったか。
すると兵藤の左手が赤い籠手へと被われていた。
「うぉ!なんじゃこりゃ!」
「やはり
兵藤は驚き、部長は昨夜の推測が当たったように呟いた。
他の眷属も驚きはしないが不安そうな顔していた。
「それは赤龍帝の籠手、二天龍の片方、ドライグ・ア・ゴッホが封じられた十三ある
「へぇ…(ぶるぶる)ん?」
赤龍帝の籠手が何故か震えだした。
「うわ!左手が勝手に!」
すると赤龍帝の籠手は拳を握り、あろうことか俺に殴りかかってきた。
ブン!
「「幽馬君(先輩)!」」
副部長と小猫ちゃんが叫ぶが、
パシ!
反応出来ない速度ではないためあっさりと受け止めた。
やれやれ、俺の聖光気に反応したのだろう。
「聖光気使いに恨みがあるだろうが、矛先を向けられても困るな」
「悪りぃ影原、籠手が勝手に」
「気にすんな、こうなることは予想していた」
ついでに
「俺のことも教えておこう」
sideout
「とまあ、そんな訳でこのオカルト研究部にいるわけだ」
幽馬が人と人外とのトラブルを解決する霊能力者で霊界より任命された霊界探偵で聖光気と言う特別な能力者だと説明をした。
部長の兄で魔王の一人のサーゼクスからオカルト研究部に護衛と指導を依頼に入部したことも説明をした。
「お前の神器に宿るドライグは俺より遥か昔の聖光気使いにライバルのアルビオンと一緒にボコられたらしいからな、恨んでるのか恐れてるのは分からん」
「なんか凄まじいな」
ドラゴン二体を人間一人がフルボッコにしたのだからイメージしてみてすごいことだと、一誠は感じたのだろう。
「さて、説明はこれくらいにして、ここからが本題だ。
兵藤一誠、お前には選択肢が与えられる」
ここが兵藤一誠の分岐点だ。
「悪魔としてリアス・グレモリーに仕えるか、人間に戻った上で強くなるかを選べ」
兵藤一誠はどちらを選ぶのか。
次回は「一誠の鍛練」です。
他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。
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桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
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殺生丸 (犬夜叉)
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雪村時音、墨村良守(結界師)
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鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬら組(ぬらりひょんの孫)