「はぐれ悪魔の討伐?俺にか?」
携帯電話で話をしている幽馬。
相手は裏世界に関わっているらしい。
「この駒王町の管理悪魔グレモリーの仕事だろうに」
「ーーーー」
「もしもの為って、あんたも過保護だな」
「ーーーー」
「まぁ、好感は持てるがね、それで俺は影から見守れと、あんたの眷属一人送れば良いだろ?」
「ーーーー」
「わーたよ、俺とあんたの仲だ、引き受けるよ。だが、もし俺が出ることになったら話をつけてくれよ?あんたの名前出すから」
「ーーーー」
「じゃあ報酬は例の口座に入れといてくれ」
「ーーーー」
「んじゃあな」
ピッ
携帯電話で通話を終えて携帯をテーブルに置く。
「誰からにゃあ?」
縁側に面した廊下から黒髪の猫耳の女性が顔を出す。
「黒歌か、あの人だよ、俺にグレモリーのはぐれ悪魔討伐を見守って欲しいとよ」
黒歌と呼ばれた女性に幽馬は電話の内容を伝える。
「じゃあ、白音も?」
「グレモリーの眷属だったな、行くだろうな」
黒歌は幽馬の傍に座り、真っ直ぐ見詰める。
「…幽馬、あたしからもお願いにゃ、白音も守って欲しいにゃ」
「わかってるよ、黒歌の妹だしな」
「ありがとうにゃ、幽馬」
「案外、再会も近いかもな」
「早く会いたいにゃ」
side黒歌
アタシは黒歌、猫又にゃ。
数年前に悪魔に無理矢理眷属にされ、力をつけた頃に主を殺し、はぐれになったにゃ。
一緒に逃げていた妹の白音を突き放し、主殺しの罪を被って逃避行してたにゃ。
逃げられなくなったとき、アタシは幽馬と幽馬のお祖母さんに助けられたにゃ。
アタシを追ってきた上級悪魔をあっという間に倒してしまったにゃ。
いく宛の無いアタシを二人はお祖母さんのお家に匿ってくれたにゃ。
幽馬はあの冥界の魔王の一人と知り合いらしく、アタシのはぐれ認定を取り消してくれるように働きかけてくれたにゃ。
しかも幽馬は
これでアタシは悪魔ではなくなたにゃ。
幽馬には感謝してもしきれないにゃ。
自由になれたアタシはやむを得ず突き放してしまった妹に謝りたくて探そうとここを出ようと思ったにゃ。
そしたら幽馬の学校に以前話した白音と思われる子がいると伝えてくれたにゃ。
黒猫モードで幽馬と一緒に白音を見つけたにゃ。
間違いなかったにゃ、妹の白音だったにゃ。
あの子はグレモリーの次期当主に拾われていたにゃ。
直ぐに会いたい衝動に駆られたけど、アタシは怖かったにゃ、あの子がアタシを恨んでいて拒絶されるのが。
そしたら幽馬が「何時かあの子に向き合えるようになれるさ、それまで家にいろよ」
黒猫モードで良かったにゃ、周りの人にも幽馬にも(気付いていただろうけど)泣いてるところ見られなくて。
アタシは幽馬の腕の中で泣いたにゃ。
それからアタシは幽馬のお祖母さんに鍛えてもらったにゃ。
結構なスパルタだったけど。
お祖母さん何者にゃ、アタシ未だ敵わないんだけど。
でも今度こそ白音の手を離さないように護るために強くなるにゃ。
待っててね、白音。
黒歌sideout
次回はオカルト研究部との接触です。
イッセーが悪魔になる前のオリジナルです。
今回から幽馬が使った技や武器の解説をしていきます。
今回は前話でイッセー達に使った鉄扇をご紹介。
鉄扇
文字どおり鉄でできた扇。
畳んで打撃、拡げて防御、弧の部分で斬撃と幅広く使える。
携帯性にも優れているので、常に持ち歩いている。
自信の霊気で覆っているので防御で霊気のバリアや霊気剣としても使える。
投げても霊気の糸で手元に戻せる。
鉄扇術を教えた師匠は六百年生きたロリ吸血鬼だとか。
幽馬曰く「婆ちゃんに劣らないスパルタ」
ロリ吸血鬼は「日本に立ち寄った際に変なジジィに習った」とかはっきりしない。
師匠の元ネタは魔法先生ネギま!のエヴァンジェンリン・A・K・マクダウェルです。
他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。
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桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
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殺生丸 (犬夜叉)
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雪村時音、墨村良守(結界師)
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鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬら組(ぬらりひょんの孫)