この作品の世界観、三大勢力戦争における出来事、魔王と幽馬の出会いなど長い内容となってます。
所謂説明回です。
一応矛盾は無いように書きましたが、ここは違うとかはスルーしてください。
side小猫
初めまして、塔城小猫です。グレモリー眷属の戦車をしてます。
はぐれ悪魔を退治しに来た私達ははぐれ悪魔ガリルに劣勢に追い込まれました。
ピンチになった姫島先輩を救ってはぐれ悪魔を消した謎の男の人、影原幽馬さんは何者でしょうか。
駒王学園の制服を着ていて、祐斗先輩と顔見知りらしいから二年生みたいです。
「お話しますか?オカルト研究部の皆さん」
どうやらこちらと話をする意思はあるようだ。
「ええ、私も貴方に聴きたいことがあるから」
代表で部長が応じる。
「その前に、木場の治療のため、ここを離れませんか?何処か落ち着いて話せる場所で」
唯一負傷した木場先輩を気遣って、移動することを提案した影原先輩、優しい方ですね。
「そうね、じゃあ学園のオカルト研究部の部室に行きましょう。
朱乃、人間も通れる魔方陣を」
「わかりましたわ」
人間なのにガリルを跡形もなく消した影原先輩も連れて私達はオカルト研究部へと帰還しました。
sideout
noside
オカルト研究部へと転移したグレモリー眷属と幽馬。
そこには
「帰って来たようだね、無事で何より」
「お帰りなさいませ、御嬢様、眷属の皆様」
既に四魔王の一人、サーゼクス・ルシファーと彼の女王兼メイドのグレイフィア・ルキフグスがいた。
「おにぃ、いえ、魔王様!?グレイフィア!?何故此処に?」
帰ってきたら兄であり、魔王が居たら驚くのは無理もないだろう。
慌てて膝をつくリアスと眷属達。
「会って話をするために来たからね、彼のことでね」
来訪の理由は幽馬に関することだと伝える。
木場の治療を朱乃と小猫が行い、ソファーに座るリアスと幽馬にグレイフィアがお茶を出して会談は始まった。
サーゼクスの隣にリアスが座り、正面に幽馬が座る。
「さて、先ずは幽馬君、妹と眷属を助けてくれて感謝するよ」
「遅くなったけど、朱乃を助けてくれてありがとう」
「ありがとうございます、影原君」
サーゼクスが幽馬に頭を下げてリアスも朱乃も幽馬に礼をしてなかったのを思い出し頭を下げる。
「いえいえ、俺はサーゼクスさんから依頼を受けただけだから」
「依頼?」
「そうだね、先ずは彼の自己紹介をしてもらおう」
「そういえばしてなかったな、木場は知ってるだろうが、改めて俺の名は影原幽馬、霊能力者で霊界探偵をしている駒王学園の二年生で木場のクラスメイトだ」
nosideout
side木場
僕は木場祐斗、グレモリー眷属の騎士だ。
よく知るクラスメイトの影原君の正体は霊界探偵だと言っていた。
聞いたことがある、死者を統轄する地は各神話にあるが、その中で一番規模が大きいのは仏教の閻魔大王が治める霊界という世界だと言われている。
確か、霊界は
「知っての通り、霊界と冥界は三大勢力戦争以前に人間界をかけて戦争を仕掛けた。
冥界が発端でね」
サーゼクス様が説明する。
当時の冥界の王が人間界を欲したため、既に大規模な霊界が対応した。
その結果は冥界が霊界に破れ、冥王は力と体を別に何処かに封印されて冥界の敗北に終わった。
これの後、数百年後に起きたのが三大勢力戦争だ。
「その霊界から霊能力が高い人間を選び、妖怪達が起こす騒動を解決する人間が霊界探偵って訳だ」
そうなら影原君が選ばれたということだ。
「霊界探偵って何人いるのかしら?」
部長が霊界探偵について質問した。
「俺で四代目です」
「意外と少ないわね、もっといるのかと思ったわ」
「発足したのは二、三十年以内だと聞いてます、初代は結婚を期に引退、二代目は突然離反後に病死したと聞きます。三代目は解任されるものの今でも霊界と交流はありますが、俺が選ばれたのは二、三年前ですね」
彼は13歳くらいにもう霊界探偵をしていることになる。
凄いな、と言うことはガリルを消したあの光は霊気ということになる。
「実はそうじゃないんだよ」
違うのか?
「二天龍の伝説は知ってるだろう?」
確か
「戦場に乱入した二天龍を封印するために三大勢力が一時的に協力したという?」
「それでも三大勢力は壊滅寸前に追い込まれた時に何処から現れたか分からない“聖なる光を纏った一人の人間”が二天龍を圧倒し、そのお陰で二天龍を神器に封印出来た、二天龍と聖光気伝説ですね」
天界側によると聖光気というごく希に人間が発現する聖なる力で、その人間が纏った光は聖光気と言われてる。
「聖光の覇者」「光の勇者」「
「彼はその聖光気を発現した人間なんだよ」
今日一番の驚愕だった。
sideout
sideサーゼクス
僕はサーゼクス・ルシファー、冥界の魔王の一人をしている。
「彼はその聖光気を発現した人間なんだよ」
僕の言葉に妹のリアスと眷属達は驚いたようだ。
「影原君が!?」
「そうならガリルを消したあの光は聖光気、納得しましたわ」
彼ならガリル程度どころか僕でも苦戦は免れない程の力だ。
リアス達に警戒の空気が流れてるな。
「安心したまえ、彼に我々をどうこうする気はないよ、僕が保証する」
「…何故ですか?お兄様?」
リアスが尋ねてくる。
「彼の人柄はよく知ってる。僕が彼と出会ったのは三年前だ」
彼と出会った話をしよう。
その時はミリキャスとグレイフィアとで家族旅行に人間界へと来ていた。
リアスの後にグレモリー家を継ぐことになる僕の息子のミリキャスだ、駒王町でリアスと同じ様に領主の経験をさせるつもりなので人間界を経験させるのが目的の家族旅行だ。
何度か人間界の日本へ来ていたが、来るたびに楽しそうに喜んでいるミリキャスに僕とグレイフィアは嬉しく思う。
訪れた町は大規模な祭りが行われていて日本の祭が初体験のミリキャスははしゃぎしっぱなしだった。
ミリキャスが見たことないだろう食べ物や射的や金魚すくい等色んな体験をして年相応の子供としての顔が見れて親として嬉しい限りだ。
そんなおり、ミリキャスがはぐれてしまった。
はしゃぎすぎて僕達より先に行きすぎて見失った。
僕の紅い髪をしているが、人が多くてので見えなくなってしまっていた。
グレイフィアと捜すも、こう人が多くて捜し難い。
飛べれば良いが、ここは人間界。
騒ぎになるのは避けたい。
10分くらいは探したが一向に見つからない。
冥界の他の眷属を呼んで捜して貰おうした、その時、
「ちょっといいか?紅い髪のお兄さん?」
中学生の少年が話しかけてきた。
彼の腕には○○町祭り運営委員会 迷子受付スタッフの腕章があった。
「何かな?」
「お兄さんと同じ紅い髪の子供捜してる?」
「ああ、見なかったかい?」
その少年は何故か知ってるようだった。
「あっちの迷子受付にいるよ、その子がお父さんが紅い髪をしてるっていってたから探しに来たんだ」
どうやらミリキャスを保護してくれたらしい。
安心した。
「お母さんが銀髪だっていってたから、迷子受付のスタッフがお母さんを見つけてその迷子受付にいってるかもよ」
「そうか、ありがとう」
「案内するよ、祭の会場は広いからな」
「助かるよ」
親切な人間はいるものだね。
「僕はサーゼクス・グレモリー、君の名前を教えてくれるかい?」
ルシファーと名乗らないのは人間界でも架空と思われてるとはいえ、有名な名前だからだ。
可笑しな人物と思われるのは避けたい。
グレモリーも悪魔に詳しい人間なら知る名前だが、ルシファーより劣る。
72柱全て知るのはあまりいないだろうと思っていたが
「俺は影原幽馬だ、上級悪魔のお兄さん?」
「!」
彼はこっちの正体を知っていた。
僕は彼を警戒するが
「安心しなよ、悪魔だからってどうしようと思ってないよ。
ミリキャス君は無事なのは本当だしね」
彼の眼に偽りはなかった。
取り敢えずは信用しよう。
それから色々と話をした。
ミリキャスを保護したのは彼で、連れ去られそうになったあの子を助けた事。
その時にミリキャスが悪魔だと気付いていた上で迷子受付に預けたということ。
彼は人間、人外問わず見分けられる力を持っていて、悪魔の気配を捜してたら僕を見つけた事や彼が聖光気を発現させた人間だというのには驚いた。
彼が霊界と繋がりを持っていたのもこのときに聞いた。
ただ、霊界と冥界の戦争は僕どころか父も生まれてないくらいの昔なのでこれといって思うことはない。
僕が魔王だとは思わなかったらしいが。
程なく迷子受付に着いた。
「ミリキャス君、お父さん連れてきたよ」
幽馬君がミリキャスを呼んでくれた。
「お父様!」
本当に無事だったので安心した。
すぐ後にグレイフィアもやって来て家族三人で幽馬君に感謝した。
ミリキャスは幽馬君になついたようだった。
別れ際、彼から
「人間界で何か困ったら力になるよ、隣町の駒王町に住んでるからさ」
偶然にもリアスがいる駒王町に住んでいるのだという。
何かあったら彼を頼ろうと思った。
それから後に霊界探偵になったと連絡を受けた。
人間界を自由に動ける彼には幾度となく世話になったので今では人間界で信頼のおける友人になった。
「という訳で、彼は信頼のおける人物さ」
彼との出会いを語った僕にリアスは
「そう、お兄様とグレイフィアが信頼するなら私がしないわけ無いわ」
リアス達の警戒心が解かれた。
「それで、依頼というのは?」
朱乃君が尋ねてくる。
「グレモリー眷属のはぐれ悪魔ガリル討伐を命の危険が及ぶまで見守り、危険と判断したら介入して討伐して欲しいという内容だ」
「それは何故ですか?」
今度は小猫君だ。
「はぐれ悪魔討伐は実戦の経験を与えるという側面もあるのは知ってるね?」
レーティングゲームも実戦を意識しているとも言えるが、命のやり取りは少ない。
他勢力と休停戦状態とはいえ、いつ均衡が崩れるとも限らない。
なおかつ領主は領地を守るために戦わねばならないし、その眷属が戦闘経験がなくては話にならない。
故にはぐれ悪魔討伐は少ない経験の機会だ。
「普段なら心配いらないだろうけど、相手がガリルとなると君達では分が悪いと判断したんだ。
実際に対峙して強さがわかったろう?」
「…はい」
苦い敗北の経験だ、リアスと眷属の顔が曇る。
「決して君達を信用してないわけではないが、君達より強い相手は出てくる、それも理解してるね?」
「…はい」
今回の敗北は彼女達には必要な経験だ、ここは兄として、魔王として言っておかねばならない。
「兄として心配するし、魔王として有能な若手の君達を失いたくないのも分かって貰いたい」
妹を心配するのは当たり前だし、魔王としても数の少なくなった純血悪魔を失うようなことは避けたい。
「負けるのは恥とは思わないし、まだ君達は若いから失敗はあるだろう」
僕だって魔王になるまでも失敗はした、負けたこともあった。
「それを糧にすることが大切だ。人間界の諺や教訓であるように失敗は成功の母というように、どうするかを考えるのが必要だよ」
「はい」
「これからも精進してくれるね?期待してるよ」
「はい!」×4
リアス達に曇りの表情はなかった。
これなら大丈夫だ。
sideout
この作品の聖光気のオリジナル設定と能力というか性能は
・相手の種族が分かる。
・転生悪魔の元の種族、他種族とのハーフかも分かる。
・原作では霊界の結界を素通りしていたが力を問わずどの結界も素通りできる。
等他にも高性能化してます。
次回は「魔王の新たな依頼」です。
他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。
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桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
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殺生丸 (犬夜叉)
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雪村時音、墨村良守(結界師)
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鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬら組(ぬらりひょんの孫)