政治的な交渉って分からないから難しいですね。
そんな意味で政治家って凄いストレス溜まるんだなぁと思います。
原作の物語開始にはもう少しお待ちください。
side幽馬
そういえば、霊界って魔界以外だと余り内情知られてないんだっけ?
「霊界って閻魔大王が治めてるのよね?」
「世代交代ってやつかい?」
リアス先輩とサーゼクスさんが質問してきた。
「霊界のお家事情というか、そこには余り触れないでいただきたいかな?」
閻魔大王による妖怪の犯罪件数水増しとかは…ね。
流石に言って良いことでは無いだろう。
「そうかい、なら触れないでおこう」
何となく察してくれたのかサーゼクスさんは追求しなかった。
統治者としての苦労や綺麗事ばかりだけでは無いことを知っているからだろう。
「映像越しで構わないなら話してみますか?」
「良いのかい?」
「どうせ、此方の動きを見ているでしょうし 」
「なら頼むよ」
霊界の執務室にはモニターがあるからな。
今回の依頼を話したら機会が有れば会談を試みたいと言ってたしな。
「少し失礼しますね」
コートから通信用の霊界コンパクトを取り出し、繋げる。
『…おお、幽馬か待っておったぞ』
写し出されたのはどう見ても幼児にしか見えないおしゃぶりをくわえた霊界でのコエンマ様だ。
これでも700歳越えている。
初対面では閻魔大王の息子なんて想像もつかないだろう。
「知ってるでしょうけど、冥界の魔王の一人であるサーゼクス・ルシファーさんがコエンマ様と話がしたいと希望されましてね」
『うむ、ワシも冥界の王とは話をしたくてのう、良い機会だこちらこそ頼みたい』
「だそうです、コンパクトを投影モードにしますね。
後、外見はあれでもれっきとした霊界の統治者ですから失礼の無いように」
一応注意しておかないとな。
幽助さんなんかは初対面の時怒られたらしいからな。
あれじゃ仕方ないだろうけど。
「わかった、皆も失礼の無いように」
サーゼクスさんが注意する。
「はい」
突発的だが、これは霊界と冥界のトップ会談。
霊冥戦争から数百か数千年かもしれない時を経て行われる非公式会談だ、グレモリー眷属に緊張が走る。
ブォン
コンパクトから映像が投影される。
『初めまして、ワシが霊界の統治者、閻魔大王Jr.のコエンマじゃ』
おしゃぶりをくわえた幼児のコエンマ様に皆唖然としていた。
きっと厳つい顔とか強面想像してたんだろうな~。
「初めまして、冥界の四魔王の一人、サーゼクス・ルシファーと申します。
突然の会談に応じて頂き有り難うございます」
流石魔王なのか、サーゼクスさんはいち早く挨拶を返した。
「此方も冥界の魔王と機会が有れば会談をしてみようと思っていたところじゃ」
両トップの会談はこうして始まった。
sideout
sideリアス
正直意外だったわ、霊界のコエンマ様がこんな幼児だとは。
「一応、言っておきますが、あれでも700歳ですよ」
私より歳上なのね。
まぁ、冥界の悪魔も外見と実年齢が合ってないのもいるけど。
お兄様とコエンマ様の会談の横で私と幽馬君はそんな会話をしていた。
「そちらの幽馬君には今回は妹と眷属を助けていただいて感謝してます」
「いやいや、幽馬は人や人外問わず助けるのが本人の信条にしておるだけですじゃ」
「その様で、実際に私個人も助けて頂いたこともあります」
「その事も幽馬から聞いたことある、冥界の魔王と出会ったとな」
「幽馬君にはこれからも魔王サーゼクス・ルシファーではなく、サーゼクス・グレモリー個人として付き合っていきたいと思います、そこでコエンマ殿に頼みがあります」
コエンマ様と幽馬君を話題にしていた魔王様はさっき迄の和やかな表情から真剣な眼差しに変わった。
この会談の目的は幽馬君をオカルト研究部に入部して貰う許可を得る交渉。
真剣にもなる。
「…幽馬の事じゃな?」
「彼を妹、いえリアス・グレモリーが表向き人間界の拠点にしている駒王学園のオカルト研究部に入部する許可をしていただきたいのです」
「理由は、そちらが問題にしているはぐれ悪魔に関することじゃな?」
「お見通しですね。
その通りです、彼の力ではぐれ悪魔を着実に減らす事ができてます、彼には大変感謝してます」
「そちらの事情はある程度は聞いているが此方としても悪魔の駒の機能に少し弊害も出ておる」
弊害?霊界側に不都合が出るのかしら?
「転生、もしくは蘇生機能ですね?」
「うむ、悪魔の駒は対象が死んでいようがいまいが、悪魔へと種族を変えてしまう、それを利用して眷属にしようと狙っている者を殺させてから、蘇生させたことを恩に着せて眷属にしようとするものがいるのだが、ある種族や一族を皆殺しにしてしまうやつも多くてのう、そいつらのせいで未だ死ぬには早い者も霊界を含めた死者の世界に来ておるのだ」
なんとも酷い話ね、殺させてから眷属にしようとするものがいるなんて。
同じ悪魔として嫌悪するわ。
「それには此方としても問題にしております、そのせいで主の純血悪魔を殺してはぐれ悪魔になったものも多く、悪魔を増やすための悪魔の駒が純血悪魔を減らす要因にも成ってます。
それで純血悪魔を守るため、はぐれ悪魔を出さないために眷属悪魔に関する法律を他の魔王と進めているところです、そのためにも彼の協力が必要と判断し、オカルト研究部を彼との連絡窓口にしようと思い、何れ正式にそちらと同盟を結びたいと思ってこうして交渉させていただいてます。
どうか許可をしてください」
言い終えた魔王様はコエンマ様に頭を下げている。
私達も倣い頭を下げる。
「…頭を上げてくれぬかルシファー殿、貴殿の意志は分かった御主は善き王じゃな、民を思うその姿勢は好感が持てる」
「では、許可を頂けるのですね?」
「うむ、非公式だが、霊界は冥界との架け橋に幽馬をそちらのオカルト研究部とやらに所属させようと思う」
「有り難うございます。
コエンマ殿、貴殿の寛大な心に感謝します。」
コエンマ様の良い返事を聞いて魔王様は喜びを表す。
私達グレモリー眷属にも交渉が上手くいった喜びが出る。
それからコエンマ様と魔王様は少し細かい話し合いを終え、冥界と霊界は先の戦争から手を取り合える関係へとなった。
今度、彼の歓迎会を開かないとね。
sideout
というわけでコエンマ様登場です。
青年バージョンは駒王会談迄お待ちください。
因みに先の話ですが、コエンマ様は閻魔大王や三大勢力のトップさえ知らないある事実を握っています。
明らかにされるのは駒王会談で。
次回は「グレモリー眷属を指導する」です。
他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。
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桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
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殺生丸 (犬夜叉)
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雪村時音、墨村良守(結界師)
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鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬら組(ぬらりひょんの孫)