最初は小猫と祐斗です。
noside
コエンマとサーゼクスの非公式会談の二日後。
「はっ!やっ!えい!」
ビュッビュッビュッ
スッスッス
小猫の拳の弾幕を軽く指先のみで受ける幽馬。
現在、幽馬とオカルト研究部、略してオカ研は幽馬指導のもと鍛練している。
「凄いわね、小猫の拳を全て見切っただけでなく、指先のみで受けるとは」
「霊界探偵を名乗るのも納得ですわ」
「小猫ちゃんが手玉にとられてる」
その様子をリアス、朱乃、祐斗は眺めている。
小猫の拳を受け流し続けた幽馬は
ヒュン
ドゴ!
「キャァ!」
小猫の死角から右足の蹴りを当てる。
戦車ならダメージにならない程度に手加減ならぬ足加減して。
「接近戦で蹴りが来ないとは限らないぞ、寧ろ足元にも意識を向けろ」
「はい!」
小猫と幽馬の組み手は続いた。
時に
ヒュン
「きゃ!」
投げ飛ばされ。
「接近戦はお互い手の届く範囲だ、捕まれて投げ飛ばされる事も有り得るぞ」
「はい!」
ガシッ
グイ
ドサッ
またも掴まれ、今度は組伏せられる。
組伏せられてるが、戦車の怪力で抜け出そうとするも。
「抜けられません」
怪力をもってすれば、小柄な小猫でも幽馬位の男性を投げられる筈だが、それが出来ない。
「力のいれかたと体勢の問題だ、今俺がしてる体勢は力を入り難くしているものだ」
今の小猫は両手を後ろに回されて首もと近くで固定されて地面にうつ伏せにされた状態だ。
「これで俺がナイフなんかを持っていたら殺されてるぞ」
「はい」
小猫の返事を聞いて幽馬は小猫から離れる。
組伏せられた小猫は幽馬の手を借り、起き上がる。
「組み手をして分かったが、君はボクシングスタイルでやりあおうとしているようだが、さっき俺がしたように蹴りゃ投げたりされることもあるからな、接近戦は咄嗟の判断が必要だからあらゆる事に対処する判断力も磨いていこう」
「はい」
「後は君には課題を与えよう」
「課題ですか?」
「そうだ、もっと戦車の特性の怪力を効率よく駆使する為にね、両足を出してくれるかな?」
幽馬の指示通りに脚を出す。
因みに今の格好は駒王学園のハーフパンツの体操着だ。
幽馬やオカルト研究部の面々も指定の体操着だ。
幽馬が小猫の足首の踝付近に指で触れる。
ポウ
すると足首に光が巻き付く。
その直後、
「きゃ!」
小猫の脚は磁石同士のようにお互いを引き寄せ合い、閉じられる。
小猫はバランスを崩すが幽馬に支えられる。
「これは一体?」
「これは呪霊錠、ある条件を満たさないと自由に動かせなくなる術だ。
君には腕だけでなく、脚にも戦車の怪力を回せるようにして貰う、さっそくやってごらん」
これはかつて浦飯幽助も幻海から修行の一つとして行われている。
それを幽馬は条件を変えて小猫に施した。
「ふ~~~ん。駄目です」
「力で開こうとするのではなく、特性を脚に流すようにしてごらん」
「はい」
幽馬の指示通りに脚に特性を集中させる小猫。
徐々に立てるくらいまで開いた。
「よし、それを維持するように、鍛練の間は呪霊錠をして終わったら外そう」
「わかりました」
小猫はそのまま戦車の特性を脚に集中させる訓練を続けた。
「さて、次は佑斗だ」
「お手柔らかに頼むよ」
次の指導する相手の祐斗を呼ぶ。
会談後から幽馬は本人の希望で木場を祐斗と呼んでいる。
因みに祐斗の怪我は治っている。
流石は悪魔ということだろう。
幽馬は愛用の鉄扇を2つ取り出す。
「以前言ってた手合わせがこんなかたちになるとはね」
「そういえばそうだったな、だが今回はお前の技量を見るためだ、そこを忘れんなよ」
「わかってる、それじゃ行くよ!」
魔剣を手に幽馬へと騎士のスピードで斬りかかる。
その速度は速く、一気に間合いを詰めて魔剣を降り下ろす、が、
キィン
バシィ!
「っ、ぐ!」
カシャン
拡げた鉄扇に阻まれ、もう一方の畳んだ鉄扇で魔剣を掴む手を叩かれる。
はたかれて佑斗は魔剣を落としてしまう。
その隙に幽馬は畳んだ鉄扇を佑斗の首もとに当てる。
「はい、一本」
「くっ」
あっという間に勝負ありとなってしまう。
「もう一度だ」
それから幽馬と祐斗は三十分ほど手合わせを行うも一方的に幽馬は祐斗を叩きのめす。
バシィ!
「あう!」
頭だったり、
ボゴ!
「ぐは!」
腹だったり、
ペシ!
「痛!」
脚だったりと身体中を鉄扇ではたかれている。
全く佑斗は幽馬に一本も取れてない。
しかも
「幽馬先輩、一歩もその場から動いてません」
小猫が言うように動かずして祐斗を痛め付けている。
「如何に速さで勝ろうとも、動かない相手には一瞬だけ攻撃に殺気が篭り、方向を特定され、足が止まる隙が出来るんだよ。
お前が動かない俺に隙を与えないようにするには脚を止めずにヒット&アウェイを繰り返すか、手数を増やすかだ」
無論、これは気配を察知出来る上で判断力を研きあげた賜物である。
「な、なるほど」
祐斗も関心するしかない。
「お前にも課題な、両手を出せ」
「僕にも呪霊錠かい」
「お前には小猫ちゃんとは逆に手を動かす修練をして貰う。目標は素振りが残像すら見えないほどに速く動かせるようにな」
「は、ハードだね」
「強くなりてぇんだろ?」
「っ、あぁ勿論だよ」
幽馬は差し出された祐斗の手首に触れると小猫と同じ光が現れた。
「うわ!」
手錠を嵌められたように両手首同士がくっつく。
「これが呪霊錠」
「そうそう、一応外す呪文を教えておく、鍛練が終わったら外していいぞ、呪文は
「「わかった(わかりました)」」
祐斗と小猫の前衛組は特性の訓練に挑む。
「さて、次は姫島先輩と部長ですね」
次に指導する朱乃とリアスの後衛組に幽馬は向きなおる。
今回は呪霊錠を紹介です。
暗黒武術会中の幻海師範の修行で幽助の霊力アップのために付けた強化ギプスの様な術。
フルパワーでないと縛られたように動けなくなる。
今作では何かしらの力を流さないと開かない仕組みに改良されている。
次回は「グレモリー眷属を指導する 朱乃・リアス編です」
他作品キャラクターの是非を取りたいと思います。候補は以下のキャラクターですが、こいつは要らないと思うキャラクターやグループの票が最多のキャラクターを外します。
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桜咲刹那(魔法先生ネギま!)
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殺生丸 (犬夜叉)
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雪村時音、墨村良守(結界師)
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鬼太郎ファミリー(ゲゲゲの鬼太郎)
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ぬら組(ぬらりひょんの孫)