俺の名前は味野キワミ。木の葉隠れの里に住んでいる五歳の子供である…ただの五歳児というわけではないんだけど。一般的に言う転生者というやつだ。別に俺は殺し合いとか最前線に出て戦いたいなんて願望は全くなかったから神とやらに特別に特典をやるから言ってみろと言われたけどそんなのいらないから記憶を消さずに料理店の後継ぎにでもしてくれと頼んだ。
前世ではいろんな料理店で修行し様々な料理を学んでいた。和食や中華、イタリア料理、フランス料理などジャンルは問わなかった。俺の夢がどんな国の料理も作れる料理人になることでいつか自分の店を持つつもりでもいた。
そんな矢先にいきなりこんなことが起きてしまった。なんでも神がミスって俺の命を終わらせてしまったのなんだの…これは神にあってはならないミスだからなんとか取り消したいから転生させてやることに決めただの…それで転生先は勝手に決めたのなんだの…なんとも自分勝手な神だ。そして俺がさっきのことを伝えたらそれじゃあつまらんとまで言い出した。こっちからしたらはた迷惑な話だ。そっちがミスって起きた出来事なのにつまらんはないだろ。俺はそう思ったから文句を神に言ってやった。そうしたらなんか逆ギレされて、そんなこと言うなら勝手にこっちで決めてやると叫ばれ、それを聞いたと思ったら一瞬で意識が暗転した。
意識が戻ると俺は看護婦のような人に抱きかかえられていた。つまり転生してしまったということなんだろうと思った。そして生まれてから数日経ってここがNARUTOの世界だということがわかった。一応趣味で漫画を読んでいたから一通り原作は読んでいたから何が起こるかはなんとなくわかるけど。しかしながらあの神は俺に転生先も伝えてくれなかったのだ。俺が文句を言って逆ギレさせてしまったせいなのかもしれないが。
そしてそれがわかった日に夢に神が出てきて特典の説明だけをしていった。俺に与えられた特典は六道仙術が使える、自分の意志でチャクラをこめれば目が輪廻眼になり戻すこともできる、チャクラ量はナルトの二倍、家には結界が貼った空間がありそこなら誰にもばれず修行ができるようになっている、原作キャラと関係があるようにしておいた、前世の記憶はそのまま、一応要求通りに料理店の息子にしたということだった。無駄にチート能力をつけられてしまった…そんな能力いらねえ!!俺は忍術じゃなくて料理を極めたいんだよ!!と心の底から神に向かって叫んだが神の方はそんなことを気にせずに消えていってしまった。
また、その出来事のあった次の日にわかったことだったんだが…里の顔岩が三代目までしかない…俺はナルトの世代ではないことがわかった。原作キャラと関係があるようにするとか言ってたのに。これはもしかすると神がミスったのかとこの時は密かに喜んでいた。
そして現在、五歳の俺は影分身と変化を利用し様々な店で修行している。食材の違いとかはあまりないみたいだ。そこはかなり安心した。まあ料理の方はほぼ和食と割と有名な中華や洋食みたいなものしか今はないみたいだけど。そこは前世の記憶をバリバリ使っていこうと思った。忍術も使い方次第で料理修行に使おうと思い密かに訓練した。最初の頃はちょっとイラッとして力を込めただけで六道仙人モードになったり輪廻眼になってしまったりして大変だったが今は大丈夫だ。あの神がくれた無駄な忍術の才能によりコントロールも割とすぐできたのでよかった。まああの空間に忍術書まで置いてあるとは思わなかったんだけど…それはまあ結果オーライだったのでよしとする。実家では少しは手伝いをさせて貰えはするけど過保護なのか包丁を握らせてもらえない…どうすれば握らせてもらえるようになるのかちょっとした悩みである。
だが今はもっと大きい悩みがある…それは…
「おーい、キワミ!!迎えに来たよ!!」
「ちょっと待ってくれよ、リン!!」
「オビトが遅いんだよー。ね、キワミ?」
幼馴染がリンとオビトであることなのである…喜びはつかの間だったよ…
いかがだったでしょうか?
少しわかりにくい部分もあったかと思います。感想などで指摘していただけるとありがたいです。よろしくお願いします。