奉仕部と共に   作:やまたむ

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今回はちょっと超展開になります。


昼練

昼休み、俺はいつもとは別の場所で咲の手作り弁当を食っていた。さすが、家事は万能の妹、Mじゃなかったら自慢の妹だった。因みに場所はテニスコートだ。まぁ、何故テニスコートにいるかというと、戸塚の練習に付き合うためだというのだが、俺は運動は苦手だから何分戦力になれない。そのため雪ノ下や由比ヶ浜が頑張ってくれてる。比企谷はどうしたかって?蟻の観察してんだよ。

多分真面目に練習の手伝いやってんのあの二人だけだよ。ん?坂本?あいつならとりあえずマネージャーとして働いてるけど、精々怪我したときの処置以外やることがないのが現状だったりする。だって他のテニス部員いないし。練習が始まれば何もすることがないらしい。

「んで、どうだ?戸塚は?」

「あー、まぁ、いいんじゃない?雪ノ下さんがいるんだし」

「そうかねー、俺は逆になんで今更な練習してんだろ?って思うんだけど」

「そうなの?基礎は大事だと思うけど」

「確かに基礎は大事だと思う。だけどなそれは、積み重ねやらがあって始めて開花するもんだ。それに、筋トレとかの体力作りも積み重ねだろ?だから、俺は戦術とかの方を教えるものとばかり思ってたんだよ」

そう、少なくとも戸塚は、テニスをここ一年やり続けたのだ。どう考えても基礎は今更なうえ、試合の方を力に任せたごり押しになりそうな練習をしているような気がする。

恐らく雪ノ下は今までそうやって力をつけてきたのだろう。だがそれは、雪ノ下だからできただけで、戸塚では難しいだろう。恐らく戸塚の筋力は女子と同じ若しくはそれ以下だろう。少なくとも男子と渡り合えるような筋肉はない。だから、戦術で戦うすべを身に付けるべきだと思う。まぁ、そのために沢山の試合をして、データを集めた方が有効だと思うのだが、それは無理だろう。テニス部の現状が現状だし。

そんなことを考えてると坂本がまた、口を開いた。

「へぇー、ならあんたが教えたらいいじゃない。少なくともそういうの、得意でしょ?」

「まぁな。でもそれは難しそうだ」

「え?そうなの?」

「そうだよ。データが足りん」

「あー、確かにね。試合とか、あんまりしてなかったから公式のぐらいしかないけど見る?」

「お、それだけでも十分だ。どこにある?」

「確か、顧問が管理してたから借りてこようか?」

「それなら一緒にいくわ」

そう言って、俺と坂本は職員室に行くと雪ノ下に声をかけ、テニスコートを後にした。その後に問題が起きるとは思わず。

 

 

そして、俺と坂本が職員室から出ると雪ノ下と会った。なにしてんだ?まぁ、そこら辺は坂本が相手するはずだし気にすることはないだろう。聞こえてくる内容は、断片だけを繋げると戸塚が怪我したらしい。

救急セットは坂本が持っていたみたいだから、それについては解決したようだ。

そんなぼちぼち歩いていると目の前から由比ヶ浜がきて、雪ノ下にテニスウェアを着ろといっていた。なるほど、これは先に俺はテニスコートに向かうべきだろう、という事だな。うん。ん?サービス?あるわけないじゃん。俺は比企谷の制裁以外は受けるつもりは毛頭ないから、こんなとこで、セクハラするわけにはいかんのよ。

そんなどうでもいいことを考えていると、いつの間にかテニスコートについた。だが、なんだこの騒ぎ、いつの間にこんなことになったんだよ。俺が職員室で戸塚の試合を見ていたときか?まぁ、そんなことを考えていると雪ノ下も到着し、テニスウェアを着ている。そして、あからさまな挑発を始めた。あれれ~?可笑しいぞ?なんで今挑発するようなこと言っちゃうの?

もういいや、どうにでもなれ。そして雪ノ下、比企谷ペアvs三浦、葉山ペアの試合が始まった。

「なぁ坂本、俺がここにいればこうはならなかったと思うのは傲慢ってもんか?」

「私もあんたがいたらこうはならなかったと思うわ」

「だよなー」

そんな話をしていると、雪ノ下が体力切れでダウンした。

おいおい体力無さすぎでしょ。さっき参戦したばっかじゃん。俺でももう少しは耐えるよ。そんなことを考えてるとどうやら比企谷が、決めれると豪語した。へぇー比企谷はそこまで運動できる方じゃなかったはず。なら、なんか、戦略とかあんのか?そう考えてると比企谷がフワッとした球を打った。なんか材木座が風精悪戯(オイレイン・シルフィード)とかなんか、こいつの癖になにかっこいいネーミングセンスって思うようなことをいってたけど、まぁ、まず一点だな。そして次の球は……ん?あの構えまさかあいつが小六のとき俺と完全に疎遠になった後ふつう18人でやるゲームを一人でやるために開発した一人野球の構えじゃないか。いやぁー懐かしいな。小4の時は二人でやったっけ?そしてまた材木座が無駄にかっこいいネーミングセンスを発揮して隕鉄滅殺(メテオストライク)と名付けられた。あれ、ただのキャッチャーフライなんだけどな。

そして、その二つの地域特有の魔球を打てた比企谷は総武高校の伝説として語り継がれたと言う。ただし名前はヒキタニという間違いのままである。

まぁ、ちょっとした未来予告などを考えていると三浦がフェンスにぶち当たりそうなとこを葉山がカバーという、リア充爆発しろイベントが発生したが、ギャラリーの隼人コールによりその少数派は息を潜めて呪詛を呟いていた。勿論俺も。そして、比企谷の方に行き雪ノ下が試合に勝って、勝負に負けた。といった後テニスコートをさり、俺は「なんか、お前、引き立ててやることに関しては一流だよな」

と声をかけた。そう声をかけたのはよかったのだがバッチリ小言をくらってしまった。その時の一言は

「誰を引き立ててんだよ。俺は引き立てる程の関係を築いた覚えはない」

だった。なんというか、比企谷らしい。そんな話をしていると、チャイムがなり俺が教室に戻り授業が始まるとき、比企谷は帰ってこなかった。なにしたんだよあいつ。事情を由比ヶ浜に聞くと顔を真っ赤にしていたのできっとトラブルがあったのだろう。

俺はそれについて興味はないが、バカをしたということだけはわかったのでまぁ、ドンマイとしか思わなかった。

 

 

そして、次の日、俺の両親が事故にあい亡くなった。




はい、今回はここまでです。なんか、苦情が来そうですが、今後のための布石ですので……。こんなの俺ガイルじゃないという方、これはあくまで二次創作のオリキャラが主人公です。この点はお忘れなきようお願いします。たらたらと言い訳をしましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。では、また次回お会いしましょう。
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