――結華VSセシリア
一夏と結華、千冬、箒はピットに居るが真耶はそこにはいない管制室に居る。
「で?どちらがオルコットと戦うんだ?」
「結華です。それで勝った方が俺と戦う事になってます」
「そうか・・・・・・では結華、オルコットはもう準備が終わっている行って来い」
「はい」
結華はISを展開した。
「一夏」
「ん?」
「行ってくる」
「勝って来いよ」
「もちろんよ」
結華はISをカタパルトに接続しアリーナへ飛び出した。
――アリーナ上空
「逃げずに来ましたのね」
「元より逃げる気なんか無かったわ」
「あの男はどうしたんですの?」
「一夏はこれで勝った方と戦う事になってるわ」
「あのような弱い男が勝った方と・・・?笑わせますわね」
「先に言うけどアンタは一夏に勝てないわ。保障する」
そこで試合開始のランプが灯る。
3・・・
「なら・・・」
2・・・
「貴女に勝ってあの男と」
1・・・
「戦うまでですわ!!」
0!!
試合が始まった瞬間セシリアは結華に向けて銃・・・スターライトmkⅢのレーザーを撃った。結華はそれを危なげも無く避ける。
「代表候補生ってその程度なの?避けなかったら肩に当たる射撃なんて意味無いでしょ」
結華はそう言って両手にショットガンを呼び出す。結華はブルー・ティアーズに急接近し至近距離で当てた。
「ぐう・・・・・・っ!!」
「ほらほら、どうにかしないとやられるよ?一夏と戦うんじゃないの?」
結華はショットガンを連続で撃ちつつ言う。セシリアは後ろに下がり、奥の手を出した。
「行きなさい!ブルーティアーズ!!」
ブルーティアーズの非固定部位から4つのビット『ブルーティアーズ』飛び出した。それらは独立可動で360度全てから攻撃してくるが結華はそれを冷静に避ける。
「何で当たらないんですの!?」
「馬鹿ね・・・ハイパーセンサーの視界は360度全てよ?見えないってのは視覚でしょ?ついつい見るかもしれないけどね・・・」
結華は非固定部位の2つに7砲身ガトリングを設置し目標設定をした。
「目標設定・・・敵機『ブルーティアーズ』・・・敵からの攻撃は自動回避を優先・・・・・・開始」
結華はショットガンを敵のビットに向け撃った。鉄華の非固定部位はセシリアの方に向け攻撃している。そこで結華はあることに気づく。
「(ビットの方が動いてない・・・ふうん・・・・・・クソライミーの頭じゃ自分の動作とビットの制御は出来ないって事か・・・所詮クソライミーね・・・)」
結華は目標をセシリアに絞る。両手のショットガンを連続で撃ち、どんどん相手のシールドエネルギーを減らす。・・・セシリアも避けながらスターライトmkⅢで反撃するが結華にはかすりもしない・・・そのうちに避けれなくなってきてブルーティアーズのシールドエネルギーがどんどん減っていく。ビットのほうは一切動かない。
「もう!!」
セシリアは避けるのをやめてブルーティアーズの操作をするが・・・結華はショットガンで攻撃される前にビットを破壊した。
「そ、そんな・・・・・・」
「やっぱり代表候補生ってこんなものなのかしらね・・・」
結華は攻撃をやめ両手のショットガンを量子変換し20連ミサイルランチャー(クラスター弾頭)を呼び出し・・・
「終了」
と、言ってミサイルランチャーを上に向け発射した。そして途中で分かれた小型弾頭が爆弾の雨となってセシリアのブルーティアーズに襲い掛かる。
「きゃああああああぁぁぁぁっぁぁっぁっぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」
その雨が止む頃にはブルーティアーズのシールドエネルギーは0になっており、その下の地面はズタボロになっていた。
『試合終了!!勝者 鉄装結華』
結華はそのアナウンスを聞くと自分の元来たピットに戻っていった。
――第1ピット内
戻ってきてISを解除したとき結華を出迎えたのは「おめでとう」の言葉ではなく、出席簿によるお仕置きだった。
「痛い・・・」
「誰が地面をズタボロにしろと言った馬鹿者」
「するなとも言われてないですよ」
「まあ、良くやったな」
「私としてはあれが代表候補生とは認めたくないですね・・・入試の時の山田先生の方が強かった気がします」
「そう感じるだろうな。さて次は鉄装と織斑だな・・・2人とも頑張れよ?」
「「はい」」
――結華VS一夏
2人はお互いに何も言わず宙に浮かびながら正面から対峙していた。
その状況にピットでは箒が少しイラついていた。
「なぜ2人は動かない!?」
「カッカするな篠ノ之」
「ではなぜこんなに時間が掛かかるんでしょうか」
「・・・相手の拍子と自分の攻撃をずらすためにあいつらは動かないんだろう・・・さながら変拍子とでも呼ぶか・・・」
そんな会話をしているうちに試合が動いた。
一夏が瞬間加速『イグニッションブースト』で結華に接近し右手の近接ブレードを装備し結華に斬りかかったのだ。それを結華は唯一の近接武装のナイフを左手に装備し受け止めた。
「遠距離主体の相手に近接戦・・・?一夏はどうしたのだ?」
「篠ノ之、心配いらん。一夏はやる相手が彼女だろうとな」
一方アリーナ
「やっぱり防がれたか」
「いいわね・・・高速切替『ラピッドスイッチ』」
結華は空いている右手にサブマシンガンを展開する。そしてそれを一夏に突きつけ一気にトリガーを引いた。が・・・
「当たってない・・・撹乱加速『テンペストブースト』・・・」
「正解」
一夏は瞬時に近接ブレードから雪片弐型に装備を代えて、斬る瞬間だけエネルギー刃を展開しエネルギーシールドを切り裂いた。
「入りが浅い・・・」
結華は斬られる瞬間に何とか回避した。とはいえシールドエネルギーは140も削られた。
「地味に高等技能習得なんてずるいわよ・・・」
「鍛錬の成果だよ。イグニッションブーストもテンペストブーストも教科書に載ってたし」
「なら、弾幕の雨でやられろ」
結華は非固定部位に六砲身ガトリング砲を、両手に七砲身ガトリング砲を展開した。一夏はそれを見た瞬間「拙い」と感じて白式に命令を出す。
「攻撃特化パッケージ『黒莱』展開」
白式は黒莱を展開し即時に複合武装ユニット《黒莱》右手に呼び出した。一夏はビームガトリングと六砲身ガトリング砲を即時発射体勢を取る。
「ずるい」
「じゃあ黒翼にするか?ヒット・アンド・アウェイを繰り返すぜ」
「もういい」
結華はガトリング砲4つを一気に発射した。一夏はその射線から離れビームガトリングと六砲身ガトリングを一斉射した。結華もそれを避ける・・・一夏に射撃を続けつつ。
「チッ!」
一夏は舌打ちしビーム砲を発射した。結華はそれを避けられずまともに喰らった。それによりシールドエネルギーがさらに145ほど減る結華の残りのシールドエネルギーは305、対して一夏はエネルギーシールド無効化攻撃により少し減っていて596と一夏が優勢の状態だ。
「ふう・・・」
一夏は黒莱を収納し右手に雪片弐型、左手に黒龍弐型を展開した。
「本気を出すの?」
「射撃武器は牽制用なんだよ俺にとっては」
「本質は剣だものね・・・」
「勿論」
一夏はこれまでのイグニッションブーストとは違う軌道で結華に接近し、《絢爛礼奏零落白夜》を発動させた。
先に左手の黒龍弐型のエネルギー刃で相手のシールドエネルギーを吸収しエネルギーシールドを発生させずに絶対防御を発動させ、右手の雪片弐型のエネルギー刃でエネルギーシールドを切り裂き絶対防御を発動させる・・・。
この攻撃で鉄華のシールドエネルギーは0になり試合が終了する。
『試合終了!!勝者、織斑一夏』
「あの軌道何なのよ・・・」
「出来るかな?と思った多段イグニッションブースト何とか成功した」
「絢爛礼奏零落白夜とかずる過ぎでしょ・・・305もあったのを0にするなんて・・・」
「最終的にこっちはフルの600だしな」
2人は仲良く会話しながらピットへ戻っていった。
とにかく頑張る・・・始めは結華とセシリアだけのつもりだったけど文字数足んなくて結局一夏VS結華まで書く羽目に・・・。
これでいいのか戦闘パート・・・