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リリウム《先日襲撃した機関の機体の一部を束様がお調べになられた結果とエージェント"S"と"O"の調査で、彼等・・・いえ機関の正体が判明致しました。
これが評議会の皆様にご参集頂いた理由です。》
ローディー《ほう・・・》
ネオニダス《随分早く判明したか・・・》
ウィン・D《私達を誘っているか・・・それとも奴等は自身を過大評価しているのか。》
オッツダルヴァ《前者であれば、こちらに攻勢を仕掛けるだろう。後者であれば・・・フン、情報管理が甘いとみえる》
王《して・・・その機関の正体とは・・・》
リリウム《国連秘密研究機関、通称AAA機関・・・またの名をヴァルキリープロジェクトの亡霊・・・本拠地は、アラスカにあります。》
ヴァルター《ヴァルキリープロジェクト・・・》
イルビス《それはなヴァルターよ。ISが世に出る前に進めていたという兵士育成計画・・・だった》
王《だったとはどういう事だ、イルビス?》
束《その辺の説明は束さんがするね。》
アレクサンドル《どうやら前後の事情があったという訳か・・・》
隆文《詳細を教えてくれ。》
束《まぁ・・・何て言えばいいか・・・優生学的な発想かな?機関のやっていた事は》
ローディー《優生学とはな・・・》
王《まさかとは思いたくはないが・・・優秀な子供を選別して、兵士に仕立てていたという訳ではあるまいな。》
束《惜しいね。正確に言えば、優秀な人間の遺伝子を利用して
クローンを造っていたんだよ。》
隆文《なんと・・・》
ウィン・D《奴等はクローンを製造していた訳か・・・》
アレクサンドル《という事は前回の襲撃に使われた機体に組み込まれたあの子供も・・・》
束《そう言う事。まぁ産まれた時点で感情も何も無いし、単なる使い捨ての駒だったという訳。》
ヴァルター《なんと愚かな・・・》
王《だが国連もその事態を捨て置く訳なかろう。》
束《そこなんだよ王のじーちゃん。普通ならマスコミに取り上げられてもおかしくない大スキャンダルなんだよ。》
オッツダルヴァ《・・・秘密裏に機関を解体したか・・・》
イルビス《その通りだ。国連は余りにもデカイ案件・・・それも自身の首を絞める組織を解体という形で握り潰した。》
ネオニダス《皮肉なものだな・・・人権保護の為の組織が、人権を否定する真似をやらかしたという訳か・・・》
ローディー《そして連中は解体された後もまだ活動している・・・という事か。》
リリウム《製造工場の所在も確認出来ています。世界各地に12ヵ所・・・ドイツ、ロシア、ウクライナ、南スーダン、中国、カナダ、スウェーデン、メキシコ、アルゼンチン、カザフスタン・・・この12ヶ国にクローンの製造工場があります。》
ネオニダス《12ヵ所とは・・・随分多いな。》
隆文《我々も兵器を造っている罪深い存在だが・・・》
王《奴等はやり過ぎたのだ・・・越えてはならない一線を越えてしまった》
ウィン・D《ここまで来ると、罪深いとかそんな話では済まない。》
アレクサンドル《彼等は欲と罪を重ねすぎた・・・愚行の精算をせねばなるまい。》
ヴァルター《して・・・例の計画は・・・》
王《既に実戦配備まで完了してある。後は行動に移るだけだ。》
ローディー《
ウィン・D《ISが戦術兵器ならAFは戦略兵器という訳だな。》
オッツダルヴァ《奴等は武力で企業連に宣戦布告したんだ、己の罪を悔いる時が来た。》
束《私達を怒らせた・・・地獄を見せてやるよ。》
王《現時点を以てAFプロジェクト最終段階を発動する。作戦開始は奴等が第二次攻勢を仕掛けた時点で太平洋方面からスティグロ1隻、イクリプス3機のAF部隊を展開。
カナダ方面からランドクラブ、ギガベース各6隻の陸上AF部隊を差し向ける。》
ヴァルター《海上戦力と2方向での挟撃か・・・》
束《奴等を・・・恐怖と絶望の淵に叩き込んでやる》
ヴァルター《
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