コジマティック・ストラトス   作:禿げ眼鏡(三十路)

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今回はギャグ入ってます。

あ、いつものことか


大帝様と空中艦隊とGAによる短編仕立て大テクノクラートハラショー

IS学園職員室

 

16:15

 

カタカタカタカタカタ

 

今日の授業を終え、ヴァルターは今日の実技授業の報告書を終わらせる為に少しばかり残業していた。

 

ヴァルター(ドイツ軍が灰色の男達の施設を攻撃したようだな・・・然したる収穫もなかったようだが)

 

学園のPCのキーボードを打ちながらヴァルター自身のノートPCのディスプレイに映るニュース記事に目を通していた。

 

彼が見ていたのは彼の母国、ドイツで黒兎大隊によるテロリストの化学兵器の研究施設攻撃の記事。記事にはテロリストと出ているが、ヴァルターの考えている通り件の灰色の男達の傘下の施設だった。

 

最も、施設とその関係者自体が末端だということはヴァルターや黒兎大隊指揮官のハインツ・ガーランド中佐は勿論、企業連の最高評議会の予想の範囲内であった・・・だが・・・

 

ヴァルター(だが、奴等の目的はなんだ?第三帝国の復興か?或いは別の目的でもあるというのか?資金や人員は何処から?うむ・・パトロンがいるのか?)

 

灰色の男達の目的、資金、戦力、規模に加え彼らを支援しているであろうスポンサーの存在━━企業連最高評議会の頭痛のタネ━━もとい、巨大な腫瘍と化していた。

 

企業連も各地にいるエージェントを使って情報収集にあたっているが、なかなか尻尾を掴めずにいる。

 

ヴァルター(奴等め・・・)

 

エージェント達が悪い訳ではないというのは理解しているが、思わず苦虫を2、3匹まとめて潰したような表情になってしまう。

 

エンペラー《我が主よ》

 

ヴァルター「ん?どうしたエンペラーよ。」

 

エンペラー《あまり思い詰めるな、そんな顔していると

生徒や教員達が見たら驚くだろう。》

 

さすがヴァルターの愛機、10年近い付き合いは伊達ではない。

 

ヴァルター「あぁ・・・すまんなエンペラーよ、少々考え過ぎていたようだな。」

 

エンペラー《少し休め、主よ・・・終わったらコジマ入りの風呂に入れば良いではないか。》

 

ヴァルター「ふむ・・・良いな。なら風呂上がりに特濃コジマビールだな」

 

『HAHAHAHAHAHA!』

 

しかしコジマ風呂を勧めて、そしてコジマビールの飲もうとするあたりこの二人(?)は相変わらずぶれないようだ。

 

 

 

同時刻太平洋上

 

レイレナード空中艦隊

 

艦長「アイガイオンよりガルーダ隊、機体の調子はどうかね?」

 

タリズマン《こちらガルーダ1、極上の乗り心地ですよ艦長、ここの整備スタッフの腕が良いおかげで。》

 

シャムロック《ガルーダ2よりアイガイオン、前の機体も悪くなかったけど、この機体(CFA-44 Nosferatu)に乗ったらF-15E(ストライクイーグル)には戻れませんよ》

 

パステルナーク《同じ機体を乗っているシュトリゴン隊としてはとても光栄だな。》

 

レイレナード空中艦隊、そしてシュトリゴン隊とともにローゼンタールのガルーダ隊がいた。ローゼンタール本社の命令でアイガイオン率いる空中艦隊と共に演習をしていた。

 

艦長「ハハハハ、それは何よりだよ。」

 

そしてシュトリゴン、ガルーダ両飛行隊は二時間の演習の後、アイガイオンに着艦。燃料、弾薬補給と整備の後にローゼンタール本社専用の基地まで帰還した。

 

余談ではあるが、補給の間ガルーダとシュトリゴンは「企業連のヒロイン論争」を繰り広げていたとか。シュトリゴンはレイレナードのボーデヴィッヒ一家、ガルーダは織斑三姉妹の名を挙げていた。

 

何故かシュトリゴン隊副隊長のダリオ・コヴァチはGAのメイ・グリンフィールドの名を挙げて両飛行隊のメンバー全員から「お前はGAの子飼いか!金髪巨乳好きか!」という総ツッコミされたとか。

 

 

 

 

18:25

 

ノルウェー

 

アクアビット本社

 

束「コジマのパイルで!」

 

「「「わっしょいわっしょい!」」

 

ズドォォォォォォォン!

 

束率いるアクアビットは相変わらずコジマ色だった。

 

束「アクアビットのコジマとデュノアのパイルは!」

 

「「「世界一ィィィィィィィ!」」」

 

何処までもロマンを追求する企業、それがアクアビットだ。

 

 

20:45

 

アメリカ合衆国サウスカロライナ州

 

GA社地下工廠

 

GA社地下工廠━━ここはGA所有の巨大な工廠で、地下200メートルにはAFギガベース、ランドクラブを製造、修理や整備をしている。

 

そして地下工廠へ向かうエレベーターの中に、ある三人の男達がいた。

 

モス「しかしまぁ、テクノクラートが我々の新型AFの建造に関わるとはな・・・」

 

カーネル「俺らも驚くしかないだろ、ロケットのテクノクラートとGAが共同で開発するなんて誰も思わんさ。」

 

一人はユナイト・モス。GAの四人の古参幹部の一人で、ローディーとは旧知の間柄。粗野という字を擬人化したような男で、紳士然としたローディーとは正反対にも関わらず相性が良い。

 

もう一人はドン・カーネル。元アメリカ陸軍出身で古参幹部の中では後から加わったが、それでも古参幹部であることには変わりない。

 

そして最後の一人はテクノクラート代表、イワン・ボリスビッチ。斜陽企業と呼ばれていたテクノクラートを火薬増量ロケットを開発したことで一躍有名にした立役者。

 

日本でもテクノクラートの名は知られており、ネットユーザーから「変態おそロシア企業」「大おそロシアロケットマン」の異名を賜っているとか。

 

 

 

そしてエレベーターが地下に到着する。この巨大な地下工廠で、ある新型AFが建造されていた。

 

 

 

モス「こいつは・・・ギガベースの改良型か・・・?」

 

カーネル「只の改良型じゃないな━━こいつの主砲、テクノクラートのロケットか!」

 

ボリスビッチ「そうだ━━テクノクラートのネクスト向け大型ロケット(BVS-50)をスケールアップしGAのギガベースに取り付けた強化型AF、タイタンだ。」

 

ギガベースの主砲部分をスケールアップしたロケットを取り付けた強化型AFタイタン。見た目こそギガベースではあるが、装甲、火力も改良前のギガベースを上回っていた。

 

そしてその2週間後、タイタンの洋上試験が行われた。

 

海上で大ロケ砲(ボリスビッチのハラショーなロケット砲)の発射試験をした際にボリスビッチは「ハァァァァァラショォォォォォォォ!」という歓喜の雄叫びをあげたそうな。

 

 

 

 

 




コジマもロケットも好き(*´ω`*)
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