フレームアームズ・ガールビルドファイターズ 作:naogran
ある日、空が部屋でセッションベースを見ながら1つの疑問を抱いてた。
空「ファクトリーアドバンスは何故、ガンプラバトルまで作ったんだ?」
それはフレームアームズ・ガールを開発しているファクトリーアドバンスが、何故ガンプラバトルが出来るシステムまで開発したのかを。
空「ん〜・・・ファクトリーアドバンスにもう1つ何か秘密があるかも知れねえなぁ・・・行ってみるか。」
ボディバッグを背負ってファクトリーアドバンスへ向かう。
数分後、ファクトリーアドバンス前に到着した。
空「ファクトリーアドバンスに来たのは、フレズヴェルクに会いに行った以来だなぁ。」
中に入ろうとしたその時。
???「きゃっ!」
空「おっと!」
1人の女性とぶつかった。女性は数枚の書類を落とした。
空「あぁごめんなさい。大丈夫ですか?」
落ちた書類を全部拾った。
???「ありがとう。」
空「ん?」
すると空が、拾った数枚の1部の書類を見た。
空「轟雷の、データ?あの、もしかしてファクトリーアドバンスの方ですか?」
データが書かれた書類を女性に返した。
???「ええ。私はファクトリーアドバンス社の研究室スタッフの山田綾よ。」
空「研究室スタッフですか。あ、俺は源内空です。」
山田「源内空?もしかして、轟雷のマスターの源内あおさんの?」
空「はい、従弟です。」
その後、ファクトリーアドバンスの研究室へ招待された。
山田「ここが私の部屋よ。」
空「あの、良いんでしょうか?高校生の俺が研究室に入っちゃって。」
山田「良いのよ。」
空「ん?」
すると空が何かを発見した。
空「轟雷?」
それは、あおと一緒に居る別の轟雷だった。
山田「あれはまだ起動したばかりの轟雷なの。」
空「やはり、フレームアームズ・ガールは複数体開発してるんですか?」
山田「ええ。」
すると起動したばかりの轟雷が口を開いた。
轟雷「マスター、この方は?」
山田「轟雷、この方はお客さんよ。」
空(何か最初に出会った頃の轟雷を思い出すな〜。)
轟雷「初めまして。私は轟雷です。」
空「あ、初めまして。お客さんの源内空だ。」
するとそこに。
???「山田先輩、戻って来ました。」
メガネを掛けた女性が部屋に入って来た。
山田「戸田、お疲れ様。」
戸田「ん?先輩、この人は?」
空「初めまして、源内空です。轟雷のマスターの源内あおちゃんの従弟です。」
戸田「源内あお・・・あ!最初に轟雷を起動した子?」
空「はい。そして俺は轟雷のデータ収集の手伝いをしています。」
戸田「そうだったのね。私は戸田加奈子。山田先輩の後輩スタッフよ。」
空「初めまして。あの、山田さん、戸田さん。俺ちょっと聞きたい事があるんですが。」
山田・戸田「ん?」
空「俺、前から疑問を抱いてた事があるんです。」
山田「何かしら?」
戸田「何でも言ってみて?」
空「フレームアームズ・ガールを開発してるファクトリーアドバンスが、何故ガンプラバトルまでを開発したんですか?」
山田「そうね・・・それを開発した方はバトルフロアに居ると思うわ。」
空「バトルフロアに?」
戸田「案内するわ。轟雷もおいで。」
轟雷「はい。」
その後山田と戸田にバトルフロアを案内された。
空「ここがバトルフロアですか。」
山田「ええ。ここでバトルをすると、全てデータを記録して分析されるの。」
空「成る程〜。」
山田「あ、あの2人よ。」
空「ん?」
指差した方を見ると、2人の女性がデータを見ていた。
空「あの2人ですか?」
山田「ええ。ちょっと呼んで来るからここで待ってて。」
バトルフロアに居る2人の女性を呼びに向かった山田。その間、戸田が空に質問する。
戸田「轟雷は元気にしてる?」
空「ええ。今はもうあおちゃんにくっ付く程元気です。」
戸田「良かった。」
山田「お待たせ。」
そこに山田が、2人の女性を呼んで来た。
???「あなたね。ガンプラバトルをしてる源内空君は。」
空「はい。源内空です。轟雷のマスターの源内あおの従弟です。」
???「山田から話を聞いてるわ。私は加澤明美よ。」
???「私は高橋優姫よ。宜しくね。」
空「はい。宜しくお願いします。」
山田「じゃあ私と戸田は仕事に戻るから。」
加澤「ええ。」
山田と戸田が仕事に戻って行った。
そして空は、2人にガンプラバトルについて話した。
空「何故ファクトリーアドバンスでガンプラバトルを開発したんですか?」
加澤「それはね、私達は元々バンダイホビーセンターのスタッフだったの。」
高橋「2年前に社長から、ファクトリーアドバンス派遣って言われてここで働いてるの。」
空「何故社長は、ファクトリーアドバンス派遣を提案したんですか?」
加澤「社長が、ファクトリーアドバンスが開発してるフレームアームズ・ガールが仮想空間でバトル出来る事を嗅ぎ付けたの。彼処でガンプラバトルも出来たらフレームアームズ・ガールと同時に大ブームになれるかも知れないって言われたの。」
空「それで、ファクトリーアドバンスの反応は?」
高橋「断ったわ。」
空「そうなりますよね。」
高橋「それを知った社長は、ファクトリーアドバンス社長に何度も交渉したの。数日間の交渉の末、やっとガンプラバトル導入が採用されたの。」
空「社長さん凄く熱心ですね。」
加澤「そして、私達が初期段階のガンプラバトルのデータを見たファクトリーアドバンス社長が凄く感銘したの。凄く興味深いって。」
空「そうだったんですかぁ。そして俺が偶々セッションベースにガンプラを置いたら発光してバトル出来るようになったって訳かぁ。世の中凄く進化したもんだなぁ。」
加澤「どう?今までガンプラバトルをやってみて。」
空「めっちゃ面白いですよ。データ収集の手伝いも出来るなんて光栄ですよ。疑問が解けました。じゃあ俺は帰りますね。ありがとうございました。」
高橋「あ、待って。折角だからここでバトルして帰ってよ。」
空「え?良いんですか?」
高橋「ここでガンプラバトルするお客様は君が初めてだからね。」
空「じゃあ・・・お言葉に甘えて。」
バトルルーム。加澤がテーブルにセッションベースを置いた。
空「持って来ておいて正解だったぜ。」
ボディバッグから、RGユニコーンガンダムを取り出した。
高橋「RGユニコーンガンダムね。」
空「ええ、最近買いました。これシールと墨入れ含めて5時間で出来たんです。」
高橋「5時間!凄いわね!普通だと10時間程なのに。半分で出来ちゃうなんて。」
空「長年ガンプラを作り続けた賜物ですからね。」
加澤「目の前に複数のターゲットが出て来るから、それを倒し続けてね。」
空「はい。」
???「あらら〜?お客さんかい?」
そこに1人の女性がニヤニヤしながら歩み寄って来た。
加澤「あら大塚じゃない。」
女性の名前は「大塚」。フレズヴェルク班のスタッフ。
空「誰?」
高橋「フレズヴェルク班の大塚冬愛。ちょっと生意気な人でね、轟雷班の戸田のコンプレッサーを壊した過去を持ってるの。」
空「器物破損だなぁ。(ん?この人、何処かで・・・)」
すると大塚の胸ポケットから見覚えのあるフレームアームズ・ガールが出て来た。
フレズヴェルク「おー!」
空「フレズヴェルク?いや、彼奴とは違う別の奴か。」
大塚「模擬戦ならうちのフレズヴェルクが相手になってあげるよ?」
するとフレズヴェルクがテーブルの上に着地した。
フレズヴェルク「僕とバトルしようぜ!」
空「良いだろう。丁度俺も遊び相手が欲しかったんだ〜。加澤さん、高橋さん、良いですか?」
加澤「ええ。」
高橋「思いっきりやってね。」
大塚「決まりだね。」
セッションベースに乗ると、発光した。
フレズヴェルク「FAガール!セッション!!」
空「ユニコーンガンダム!セッション!出る!」
今回のステージは砂漠地帯。フレズヴェルクが装甲を装備している。
フレズヴェルク「行くぞーーー!!」
先に攻撃を仕掛けるフレズヴェルク。
空「おっと!」
しかしビームサーベルで防がれた。
空「初期段階の奴でも結構良い腕してるんだな。」
フレズヴェルク「まだまだ行くよ〜〜!!」
飛翔してベリルショットを連射する。ユニコーンが全速力で避ける。
空「喰らえ!」
バルカンを連射する。しかしフレズヴェルクが全速力で避ける。
フレズヴェルク「そんな程度なの〜?つまんないな〜。」
空「(性格はあのフレズヴェルクと同じだな。)まだまだ行くぜ!」
フレズヴェルクに向かって飛翔して、ビームサーベルを持つ。
空「喰らえ!!」
ビームサーベルを振り下ろす。
フレズヴェルク「甘い!」
ベリルショットで防がれた。
空「今だ!」
隙を見て、バルカンを連射した。
フレズヴェルク「くっ!!」
バルカンを受けたフレズヴェルクのHPが徐々に減っていく。
加澤「凄いテクニックね空君。」
高橋「流石ね。」
大塚(どうかね〜?)
その頃ユニコーンガンダムは、フレズヴェルクと戦ってる。ビームサーベルとベリルショットで鍔迫り合う。
空「中々なもんだな!」
フレズヴェルク「当然さ!僕が一番強いからね!!」
すると天高く飛翔した。
空「(ベリルショットランチャー・トルネードタイフーン・サイクロン・スラッシュを使う気だな?)どんな武器でも掛かって来い!」
しかしその時。
空「っ!?」
突然何かの気配を感じた。
空(この気配・・・あの時と同じだ・・・誰が・・・?まさか・・・!!)
大塚(そう簡単に勝たせないよ〜。)
気配の正体は大塚だった。強い目力で空に影響を与えていた。
加澤「どうしたの空君?」
高橋「どうしたの?」
フレズヴェルク「ベリルショットランチャー・トルネードタイフーン・サイクロン・スラッシュ!!」
ベリルショットランチャー・トルネードタイフーン・サイクロン・スラッシュをユニコーンに向かって放った。
空「しまっ!!」
避ける事が出来ず、喰らって爆発してしまった。
大塚「お〜!流石フレズヴェルクね〜!」
フレズヴェルク「僕の勝ちだね!」
???「なんて考えたら大間違いだぜ。」
フレズヴェルク「ん?」
大塚「え?」
しかしユニコーンはまだ健在だった。間一髪シールドで防いだからだった。
空「やっともう1つの疑問が解決したぜ。あの時あおちゃんと一緒にファクトリーアドバンスから出た時の不気味な気配。その正体が大塚さんだったとはな!」
フレズヴェルク「何を言ってるのか分からないよ。」
空「お陰で気分スッキリ!!本気で行くぜ!!」
コンソールを操作して、SPを押した。
空「ガンダム!俺に力を貸せ!」
するとユニコーンが、全身にサイコフレームを露出して、ガンダムの姿をしたデストロイモードに変形した。
フレズヴェルク「変形した!?」
空「これが、可能性の獣だ!」
ビームトンファーを展開させて、目にも留まらぬ速さでフレズヴェルクを何度も斬り裂く。
フレズヴェルク「ぐああああ!!」
空「フィニッシュ!!」
そして両腕を振り下ろしてフレズヴェルクを斬り裂いた。
フレズヴェルク「ああああああああ!!!」
斬り裂かれたフレズヴェルクが地面に落ちた。
フレズヴェルク「くそ・・・こんな・・・!!」
ユニコーンも地面に着地する。
空「最後だ!」
ビームマグナムをチャージする。
フレズヴェルク「まだ!!」
ベリルショットをチャージする。
空「喰らえーーーーー!!!」
フレズヴェルク「いけーーーーー!!!」
ビームマグナムとベリルショットの打ち合いが始まった。
空「くっ・・・!!」
フレズヴェルク「くそっ・・・!」
そして大爆発が起こった。爆煙の中にフレズヴェルクが立っていた。
フレズヴェルク「やったよ大塚・・・僕勝ったよ!」
大塚「やったねフレズヴェルク!」
しかし、爆煙の中からユニコーンが急接近した。
フレズヴェルク「えっ!?」
大塚「なっ!?」
空「はあっ!!」
高速回転して、ビームサーベルとビームトンファーでフレズヴェルクを斬り裂いた。
フレズヴェルク「く、くそ・・・!」
倒れたフレズヴェルクのHPが0になった。
アナウンス『ウィナー!ユニコーンガンダム!』
2体が戻って来た。
空「もうフレズヴェルクの戦略は把握済みだ。何度も戦った事あるからな。」
加澤「流石ね空君。」
高橋「本当凄いよ!」
大塚「くぅぅ・・・もう少しだったのに!覚えてろよ!」
捨て台詞を吐いて、フレズヴェルクを一緒にこの場から去って行った。
空(今後大塚さんの恨みが激しくなりそうだ。)
そして外は夕方になり、空がファクトリーアドバンス前まで来た。
空「加澤さん、高橋さん。ありがとうございました。」
加澤「こちらこそありがとうね。」
高橋「また遊びに来ても良いわよ。」
空「じゃあ今度は、俺の親友達も連れて行きます。」
加澤「ええ。楽しみに待ってるわ。」
高橋「気を付けて帰ってね。」
空「はい。ではまた会いましょう。」
そして、自分の部屋に帰った。
空「ふぅ〜、ん?」
あお「おかえり空。」
轟雷「空、おかえりなさい。」
空「あれ?あおちゃんに轟雷?2人で俺の部屋に居るなんて珍しいな。」
あお「もぉ〜、何処に行ってたの?心配したんだよ〜。」
空「あ〜、何処へ行って来るか連絡するの忘れてた。」
轟雷「空、何処に行ってたんですか?」
空「ん〜・・・ちょっとね。」
「END」
キャスト
源内空:本郷奏多
山田綾:???
戸田加奈子:???
大塚冬愛:???
加澤明美:五十嵐裕美
高橋優姫:上坂すみれ
源内あお:日笠陽子
轟雷:佳穂成美
フレズヴェルク:阿部里果
登場ガンプラ・RGユニコーンガンダム