フレームアームズ・ガールビルドファイターズ   作:naogran

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04「迅雷参上!/お部屋づくりは楽しいな」

『Aパート・迅雷参上!』

 

ある夏の休日。あおが部屋で夏休み計画を立てていた。スティレットはあおが読んでる雑誌を見てる。バーゼラルドがあおの頬をツンツンする。マテリア姉妹は柔軟体操をしている。轟雷は滑腔砲を磨いてる。空はMGプロヴィデンスガンダムの墨入れをしている。

 

あお「ねえ!やっぱり私この水着に決めた!どう思う?・・・ねえってば轟雷!どう思う?」

 

轟雷「どう・・・とは?」

 

あお「だから、夏休みに皆で海に行く計画立てて・・・」

 

するとその時、何者かがカーテンを引き裂いた。

 

あお「へっ!?」

 

空「ほえっ!?」

 

カーテンを引き裂いた正体が姿を現した。新たなフレームアームズ・ガールだった。

 

あお「何何何!?」

 

空「誰だ!?」

 

迅雷「迅雷参上!」

 

あお「ええー!?何処から来たの!?ここ5階だよ!?」

 

迅雷「挑む!」

 

空「アイエエ・・・!?」

 

あお「ちょっと待って!?何!?迅雷だっけ!?落ち着いて!?」

 

迅雷「落ち着いて居られるか!データを収集しに来たのだ!早くバトルを!轟雷は何処だ!?」

 

轟雷「初めまして迅雷。私が轟雷です。」

 

迅雷「まさか本当に起動しているとはな・・・」

 

轟雷を見てクナイを構える。あおと空が仲裁に入った。

 

あお「ちょっと待ってタイムタイム!!」

 

空「落ち着けよ!」

 

あお「迅雷の目的は分かった!でもさ、どうして窓から入って来る訳!?カーテンビリビリじゃん!」

 

空「普通だったらドローンで運ばれるハズだろ!?」

 

迅雷「敵の隙を突く!」

 

あお「はぁ?」

 

迅雷「これは奇襲だ!もう戦は始まってる!」

 

あお「戦って戦国時代じゃないんだから・・・」

 

空「本能寺の変でもねえけど・・・」

 

迅雷「お主らが源内あおと源内空か!」

 

あお「そうだよ?初めまして。」

 

空「宜しくな。」

 

迅雷「只者では無いのだろう?轟雷の使い手とは!」

 

すると迅雷の体がガクガク震え始めた。

 

あお「何何?どうしたの?大丈夫?」

 

空「どうした?そんなに震えて。」

 

迅雷「武者震いが止まらない・・・!」

 

空「武者震いかよ・・・」

 

あお「ねえねえ、それ目に何着けてるの?」

 

空「眼帯か?」

 

迅雷「よくぞ聞いてくれた!これを装着すると聞こえるのだ。古の大地を伊達の騎馬鉄砲隊の馬が駆け抜けて行く足音が!」

 

あお「はぁ・・・」

 

空「それって伊達政宗の騎馬鉄砲隊か?」

 

迅雷「お主は戦国武将伊達政宗公を知らぬのか!?英雄だぞ!」

 

空「俺は知ってる!俺は知ってる。」

 

あお「成る程〜!真似っ子してるんだ〜!」

 

迅雷「真似とは人聞きの悪いな!政宗公への憧れと尊敬、そして装着する事による胸の高鳴り。」

 

空「伊達政宗ファンかこの子は?いや、それとも中二病か?」

 

あお「あ〜はいはい!おしゃれ感覚ね?」

 

迅雷「そ!そんな事はどうでも良いんだ!早くバトルを!」

 

あお「あのね?それなんだけど、バトルは後でも良い?今夏休みの計画を立てて忙しいんだよ。ね?轟雷。」

 

轟雷「そのようです。迅雷。」

 

空「そっち優先?」

 

バーゼラルド「あ!迅雷も夏休みに海行こう?」

 

迅雷「お主は何者だ!?」

 

バーゼラルド「バーゼだよー!皆で夏休みに海に行くんだよー!」

 

スティレット「私はスティレット!」

 

マテリア姉妹「マテリアよ。」

 

迅雷「お主・・・夏休みだと・・・?お主は轟雷を起動出来たただ1人の人間!選ばれし者だと自覚があるのか!?」

 

あお「選ばれし者って大袈裟だな〜。たまたまだよたまたま。」

 

空(適当に起動した癖に。)

 

迅雷「夏休みとデータ収集バトル!どっちが大切だと思っているんだ!!!」

 

あお「そんなの・・・夏休みに決まってるでしょ!?楽しい夏休みの為のデータ収集バトルだもん!!」

 

空「おい顔可笑しくなってるぞ?」

 

迅雷「ならばこちらから攻撃を仕掛けるのみ!」

 

手裏剣をあおと空に投げた。

 

あお「いたた!いたた!」

 

腕に当たった。

 

空「いでででで!」

 

脛に当たった。

 

あお「どうして私に攻撃するの!?」

 

空「ってか何故俺まで!?」

 

すると轟雷があおの腕の上に立った。

 

轟雷「止めて下さい迅雷!」

 

迅雷「何だ轟雷?」

 

轟雷「あおを攻撃するのは私が許しません!」

 

あお「轟雷・・・」

 

空「あの〜、俺には守護神すら無し?」

 

轟雷「バトルセッションを始めます!私と迅雷、1対1です!」

 

迅雷「望む所だ!」

 

轟雷「空!今回のバトルは私1人で行きます!」

 

空「ああ、頼むぜ。」

 

 

 

 

 

 

セッションベースをスタンバイする。

 

あお「よし!準備完了っと!」

 

轟雷「慣れて来ましたね!あお。」

 

あお「まあね。私、選ばれし者だし・・・」

 

空「たまには観戦も良いかもな。」

 

轟雷「必ず勝ちます!」

 

あお「頑張ってさっさと終わらせよ?」

 

 

 

 

 

 

するとセッションベースが発光した。

 

轟雷「轟雷!」

 

迅雷「迅雷!」

 

轟雷「フレームアームズ・ガール!セッション!GO!」

迅雷「フレームアームズ・ガール!セッション!いざ参る!」

 

2体が消えて、轟雷が装甲パーツを装着する。

 

轟雷「轟雷!到来!勝利オーライです!」

 

そして迅雷も装甲パーツを装着する。

 

迅雷「震える魂!高鳴るハートビート!これが!我がパッションだ!」

 

 

 

 

 

 

今回のステージは戦国時代の村。轟雷が周りをキョロキョロしてると、迅雷が現れた。迅雷が攻撃をするが、轟雷が避けた。しかし迅雷がブーメラン・サイズで轟雷の足を引っ掛けて引っ張る。

 

あお『轟雷!大丈夫!?』

 

すぐにサイズから脱した。

 

轟雷「はい!反撃します!」

 

体勢を立て直して、滑空砲を放った。

 

迅雷「ぐああ!!」

 

滑空砲を受けた迅雷だったが、すぐに屋根の上に着地した。

 

迅雷「やるな!」

 

すぐに屋根から飛び降りて攻撃を仕掛ける。

 

あお「轟雷!気を付けて!」

 

空「観戦側はこんな感じか。」

 

すると轟雷がブーメラン・サイズを掴んだ。迅雷が距離を取る。

 

迅雷「やるな!轟雷!」

 

轟雷「迅雷も流石です!」

 

迅雷「とどめだ!」

 

轟雷「どうぞ!データを持ち帰って下さい!私の勝利を!」

 

迅雷「甘いな!」

 

すると迅雷が分身を作り出した。轟雷の周りを囲んだ。

 

轟雷「動きが速過ぎで残像が!!」

 

空「迅雷の奴、分身攻撃を仕掛けたか。」

 

 

 

 

 

 

あお「う〜ん・・・速過ぎてどれが本物の迅雷なの?分からないから全部に攻撃だ!えっと・・・そうだ!新しい武器!」

 

新しい武器をすぐに転送した。

 

あお『轟雷!これで全部に攻撃よ!』

 

轟雷「分かりました!」

 

転送された武器をキャッチする。

 

迅雷「はあああああ!!!!」

 

轟雷「バイオレンスラム!ダブルキャノンモード!」

 

バイオレンスラム・ダブルキャノンを発射した。迅雷と分身に命中した。

 

迅雷「うわあああああ!!!!何だ!?この威力は!!!」

 

そして迅雷のライフが0になった。

 

アナウンス『ウィナー!轟雷!』

 

空『会心の一発炸裂したな。』

 

あお『上手く組み立てられたか自信無かったけど。』

 

するとその時。バイオレンスラムがショートを起こして壊れてしまった。

 

轟雷「壊れてしまいました・・・」

 

あお「あっちゃ〜・・・武器の組み立て間違えたかな・・・?こんな大爆発するはずじゃ・・・」

 

空「俺が修理しとくよ。」

 

あお「ごめんね・・・」

 

 

 

 

 

 

こうしてバトルが終わった。空がバイオレンスラムの修理をしている。

 

迅雷「くそ・・・!」

 

あお「迅雷大丈夫?私の組み立てた武器が誤作動しちゃったみたい。」

 

轟雷「私の勝ちに間違いありません。」

 

あお「轟雷もごめんね?さ!これでデータが収集出来たでしょ?」

 

迅雷「まだまだ、まだ足りない!もっとバトルして、データを集めなくては!!」

 

轟雷「何度やっても結果は同じです!」

 

あお「何故か負け知らずの私達・・・」

 

轟雷「はい!あお!」

 

 

 

 

 

 

スティレット「あーのー!何4人だけの世界に慕ってるのよ!相手ならここに居るけど!」

 

バーゼラルド「ねえ、バーゼ退屈しちゃったよ〜。皆で一緒に遊ぼ?折角迅雷が来てくれた事だし!」

 

マテリア白「迅雷ちゃんって元気な子ね。泣いたら凄く可愛いかも。」

 

マテリア黒「想像するだけでよだれが出そう。」

 

空(まーた始まったよこの腹黒姉妹。)

 

迅雷「お主達黙れ!第2戦は!ステージ外でバトルだ!」

 

あお「ステージ外って・・・ここ?私の部屋の中でバトル?」

 

迅雷「そうだ。より多くのデータを収集するには様々なシチュエーションが必要だ!」

 

あお「ダメだよ!お家の中で大爆発とか起きたらヤバイもん!マンション追い出されちゃうじゃん!」

 

スティレット「何も分かってないのね?あお。」

 

あお「へっ?」

 

バーゼラルド「あお、空、さっきここで迅雷に手裏剣ぶつけられても怪我しなかったでしょ?バトルステージ内と、外のお部屋では、エネルギーの衝撃度がこーんなに違うんだよー?」

 

空「つまりあれか。現実世界だと攻撃の威力が急激に下がってるって事か。」

 

あお「確かに・・・」

 

轟雷「では、迅雷はバトルステージ外でのデータも取りたいと言うのですか?」

 

迅雷「そうだ。」

 

バーゼラルド「何かそれ面白そ〜!」

 

スティレット「そうね。」

 

マテリア白「うふふ。ウズウズする〜。」

 

マテリア黒「外の世界も支配するのは私達。ゆっくりいたぶりましょ?」

 

空(ヤダね。マテリア姉妹が世界を支配したら。)

 

轟雷「やりましょう!」

 

あお「っで、一体どんなバトルするの?」

 

迅雷「それは・・・・・」

 

あお「ゴクリ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迅雷「相撲だ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あお・空「へっ?す、相撲?」

 

 

 

 

 

 

土俵の上に轟雷と迅雷とバーゼラルドが立つ。

 

迅雷「力と力との本気のぶつかり合い!スピード!そして咄嗟の判断力!体力!忍耐力!そう!体1つの真剣勝負!」

 

空「まさかの相撲ですかい。修理完了。」

 

バイオレンスラムの修理が完了。

 

 

 

 

 

 

迅雷「お主!行司をしろ!」

 

バーゼラルド「え?うわ〜い!バーゼ頑張るぞー!」

 

轟雷と迅雷が構える。

 

バーゼラルド「じゃあ行くよ?はっけよーい・・・残った!!」

 

轟雷と迅雷の相撲が始まった。

 

バーゼラルド「あおん家体育館・梅雨場所!行司兼実況バーゼがお伝えしております!!2人!組み合ったまま微動だにしません!」

 

スティレット「行け轟雷!」

 

マテリア黒「迅雷ちゃんも。」

 

マテリア白「頑張って〜。」

 

迅雷「やるな・・・!」

 

轟雷「そっちこそ・・・!」

 

すると2人が組み合ったまま高速回転して小さい竜巻を起こした。

 

空「おいおいおいおい!!」

 

轟雷「どりゃあああああ!!!!」

 

そして轟雷が迅雷を土俵の外へ投げた。

 

バーゼラルド「轟雷!グルグル投げによる大勝利でーす!!」

 

迅雷「くっそ!」

 

バーゼラルド「勝利インタビューです!優勝した今の気持ちを!」

 

轟雷「今の気持ちですか?・・・」

 

あお「嬉しい。で良いんじゃない?」

 

轟雷「そうですね、とても嬉しいです。あお。」

 

あお「じゃあ笑顔。」

 

轟雷があおに向かって笑顔を見せた。

 

空「凄え竜巻起こしたなおい。」

 

あお「てな訳で、十分なデータ取れたんじゃない?迅雷。」

 

迅雷「ダメだ!まだ足りない!と言うよりも!自分が勝ちたい!」

 

あお「ええ?もう最初の目的とは違う・・・」

 

空「負けず嫌いだな。」

 

迅雷「勝つまでファクトリーアドバンスへは戻れない。ここにしばらく住まわせて貰う。」

 

あお「迅雷まで!?」

 

バーゼラルド「わーいわーい!楽しくなりそー!」

 

轟雷「私は何時でも戦いを待っています。しかし何度やっても結果は同じ。」

 

あお「勝手に盛り上がっちゃって〜。」

 

空「今度迅雷とお手並み拝見しないな。」

 

迅雷「では今から本場所だ!全員土俵に上がれ!」

 

スティレット・バーゼラルド・マテリア姉妹「わーい!」

 

迅雷「おいお主達!」

 

あお「ひゃ!?ひゃい・・・」

 

空「何だ!?」

 

迅雷「土俵をトントンしろ。トントン相撲だ!」

 

あお「何じゃそりゃ!?」

 

空「トントン相撲かよ!」

 

こうして迅雷が仲間に加わったのだった。

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『Bパート・お部屋づくりは楽しいな』

 

ある雨の日の午後。帰って来たあおは機嫌悪かった。それは轟雷達が部屋を散らかしてるのだった。スティレットがジャンプして鉛筆立てを倒したり、迅雷と轟雷が綿棒と鉛筆で戦ったり、バーゼラルドがルンバに乗って歌ったり、マテリア姉妹がハサミやカッターを入れる箱を持って、中身だけを落としたり。そして遂にあおの怒り頂点に達した。

 

 

 

 

同じ頃空の部屋では。

 

空「喉渇いた。」

 

ジュースを飲んでると。

 

あお『部屋が汚ーーーーい!!!!』

 

空「ブーーーッ!?ゲホッゲホッ!何だいきなり!?」

 

 

 

 

あおの怒りの叫び声を聞いた空が駆け付けた。

 

空「どうしたのあおちゃん!?って何じゃこりゃ!?」

 

FAガール達が散らかしたあおの部屋を見て叫んだ。

 

あお「汚いの!!グッチャグチャ!!もうサイッテー!片付けて?片付けろ!!君達人ん家でやりたい放題過ぎる!!」

 

空「あおちゃん大丈夫!?にしても本当に散らかってるな〜・・・」

 

バーゼラルド「あおがキレた〜。」

 

スティレット「確実に。」

 

轟雷「キレてますね。」

 

迅雷「威勢が良いな。」

 

空「お前らが散らかした癖にようそんな言葉が言えるな。」

 

あお「もう!!我慢の限界です!!」

 

空「あおちゃん手伝うよ。」

 

 

 

 

その後部屋が綺麗になった。

 

あお「私はこの漫画本を古本屋さんに売って来るから、君達はここに自分達の物を片付ける!良いね!?」

 

空が轟雷達の前に棚を置いた。

 

あお「棚とか家具とか必要なら管理人さんがくれたガラクタ・・・じゃなくて、材料が押入れの段ボールに入ってるから。それぞれ勝手に作るように!空!この子達の見張りを頼むね!」

 

空「任せとき!」

 

スティレット「これってつまり。」

 

バーゼラルド「バーゼ達の部屋?」

 

轟雷「そのようですね。」

 

迅雷「ほう。面白そうだな。」

 

マテリア白「楽しい事が。」

 

マテリア黒「起きそうな予感。」

 

あお「あ、武希子?今からブックスーパーサトウに漫画売りに行くの。その後パフェ奢るから合流しよ?」

 

電話しながら外出する。

 

 

 

 

あおが居ない間、空が轟雷達を指導する。

 

空「さてと、お前達の任務はこの棚を使って自分達の部屋を作る。最初は自分の部屋を何処にするかを決めろ。」

 

迅雷「自分が上から2番目を使う。」

 

スティレット「ん?何で?」

 

迅雷「クナイや縄梯子を使って登る。それが鍛錬と言う物だ。大体轟雷などは飛ぶ事が出来ないだろ?」

 

轟雷「私は飛べませんので1番下です。」

 

空「OK。迅雷が真ん中で、轟雷がいっちゃん下だな。」

 

マテリア白「うふふふふ。ちょっと悲しそうに言うのね。」

 

轟雷「悲しそうですか?」

 

マテリア黒「強がる姿って悪くない。」

 

轟雷「悲しい・・・」

 

そんな中、迅雷が段ボールの中を物色している。

 

迅雷「こ、これは!!」

 

何かを見付けた。刀だった。

 

迅雷「槍もあるぞ!」

 

次に見付けたのは雛人形だった。

 

空「雛人形もあるのかよ。」

 

バーゼラルド「凄い綺麗〜!お姫様が居るよ!」

 

スティレット「私の趣味じゃない。」

 

迅雷「自分の屋敷にピッタリだ!早速部屋に飾る!」

 

刀と槍を背負って真ん中の棚に登った。下の方では鏡餅があった。

 

空「何で鏡餅もあんねん?」

 

姫?「お殿様〜!お食事のお時間でございまする〜!」

 

殿?「左様か姫。苦しゅうない。近うよれ。」

 

空「おいバーゼラルド何やってんねん!」

 

スティレット「そうよ!遊んでないでちゃんとやりなさいよ!」

 

バーゼラルド「遊んでないよ!バーゼは、お部屋作りのイメージトレーニング中なのです!」

 

マテリア黒「難しい言葉使っちゃって。」

 

マテリア白「黒ちゃん。意地悪な言葉使っちゃダメ。泣いちゃうかも。」

 

マテリア黒「寧ろ泣かせてみようかしら?」

 

空「お前ら本当に残酷感が半端ねぇな・・・」

 

バーゼラルド「バーゼ!強い子だから泣かないもーん!」

 

スティレット「白と黒こそ何もしてないじゃん!」

 

空「お前ら部屋作りはどうしたんだ?」

 

マテリア白「スティ子ちゃん、空、本当に分かってないのね?」

 

スティレット「はぁ?」

 

空「どう言う意味だ?」

 

マテリア黒「可哀想な子・・・」

 

スティレット「本当いちいち頭に来るんだけど!!」

 

空「お前ら何が言いたいんだ?」

 

マテリア黒「顔が真っ赤。」

 

マテリア白「そうムキにならないの。うふふふ。」

 

空「ムキになってねえし真っ赤になってねえし。」

 

スティレット「早く部屋を何とかしなさいよ!!どうして何も出来ない癖に!!」

 

マテリア黒「私達を見縊るなんて愚か過ぎて言葉も無い。」

 

スティレット「はぁぁ!?訳分かんないし!!!!」

 

マテリア白「わぁ〜スティ子ちゃんが怒った〜。怖〜い。」

 

マテリア黒「何?私達をゾクゾクさせたいの?うふふ。悔しいの?怒れば?ねえ怒りなさいよ。」

 

マテリア白「ねえ、早く怒って?それとも泣く〜?」

 

空(うわぁ〜煽ってるとしか思えねえ・・・それに大体のいじめっ子はアホと馬鹿ばっかりだからな。何れ天罰とか下るからな。)

 

轟雷「出来ました。」

 

スティレット「早!!」

 

空「もう出来たの!?」

 

轟雷「はい。」

 

 

 

既に轟雷の部屋が完成した。

 

轟雷「もう完成です。空、どうでしょうか?」

 

空「そうだな〜、こう言ったシンプルな感じが好きだな。」

 

轟雷「ありがとうございます。」

 

バーゼラルド「え?轟雷のお部屋これでお終い?」

 

轟雷「はい!」

 

スティレット「これじゃあ武器庫でしょ!?」

 

轟雷「これなら、1目で何処に何があるのかが分かります。バトルの準備をするあおの為です。」

 

スティレット「それは分かるけど、幾ら何でも殺風景過ぎない?」

 

轟雷「殺風景・・・う〜ん、何が足りないのかが良く分かりません。」

 

バーゼラルド「じゃあ、このクマさん置いてみるとか!」

 

早速クマのぬいぐるみを置いてみる。しかし。

 

スティレット「何だろう・・・この違和感・・・」

 

空「シュール過ぎる・・・」

 

スティレット「まあさあ!何も無いよりは良いんじゃない?」

 

轟雷「そうでしょうか?」

 

スティレット「取り敢えず置いておこう。」

 

轟雷「はい。」

 

バーゼラルド「迅雷はどうかな〜?」

 

空「そう言えば迅雷はと言うと・・・」

 

 

 

迅雷の部屋は既に完成していた。

 

スティレット「うわあ!本格的な和室!武家屋敷!」

 

迅雷「ただの武家屋敷ではない!忍者屋敷だ!」

 

空「拘りが強過ぎる・・・(ここに武者頑駄無と武者頑駄無Mk-IIを並べたらどうなるか。)」

 

スティレット「想像以上に・・・」

 

バーゼラルド「凄過ぎる・・・」

 

マテリア黒「でも女子力0。」

 

マテリア白「女捨てちゃったの?」

 

迅雷「何とでも言え。自分は大満足だ。」

 

空「ま、まぁでも迅雷らしくて良いぞ?」

 

 

 

次はバーゼラルドの部屋を見る。

 

スティレット「バーゼの部屋・・・何これ!?ゴミ屋敷じゃん!!」

 

バーゼラルド「ゴミ屋敷じゃないよ!!バーゼには全貌が見えてるんだから!」

 

空「キャンディーや金平糖、そしてチョコレートの箱って・・・ここはお菓子の家か?」

 

スティレット「酷過ぎる・・・」

 

マテリア白「あら。バーゼちゃんにはとってもお似合いよ?自由奔放で。」

 

マテリア黒「白お姉様嫌味のレベルもうちょっと下げて?」

 

空(お前ら姉妹の嫌味レベルが0になれば助かるんだが・・・)

 

バーゼラルド「これが〜可愛くて〜、素敵なお部屋に近付いてるんだな〜。」

 

壁にペンキを塗る。

 

マテリア白「バーゼちゃん、この柄な〜に?」

 

マテリア黒「と〜っても趣味が良い壁。」

 

バーゼラルド「でしょー?いちご柄だよ〜!ベッドとかテーブルとか結構良い感じに作れたんだよ〜?お菓子の空き箱にハンカチを貼って〜。」

 

するとマテリア白がルンバを起動した。

 

ルンバ『ゴミを発見しました!』

 

起動されたルンバがバーゼラルドの部屋をゴミだと思って襲った。

 

バーゼラルド「え!?うわああああ!!!!ゴミじゃないーーーー!!!」

 

力一杯ルンバを抑える。

 

マテリア白「うふふ!ゴミだって〜!」

 

バーゼラルド「違うよーー!!」

 

マテリア黒「あなたの最高傑作はゴミって認識されたみたいよ?」

 

バーゼラルド「酷ーーい!!」

 

すぐに空がルンバを停止した。

 

空「この腹黒姉妹が。ルンバは没収だ。」

 

スティレット「バーゼにして上手く出来たんじゃない?そのベッド。」

 

バーゼラルド「ベッドじゃない!どう見ても格好良いソファーだよ!」

 

スティレット「あ、ごめん。」

 

空(スティレットまで煽ってるな。)

 

バーゼラルド「皆酷〜い!もうバーゼ、お部屋これで良いもん!!わーい!ゴロゴロ!わーい!」

 

スティレット「バーゼ、本当にそれで良い訳?」

 

バーゼラルド「良い居心地!何時でもバーゼのお部屋に遊びに来て?」

 

スティレット「うん!遠慮しとく!」

 

バーゼラルド「じゃあ!スティレットの部屋にお邪魔しまーす!」

 

スティレット「散らかさないでよ?」

 

 

 

次はスティレットの部屋を見る。

 

バーゼラルド「うわぁー!凄ーーい!!」

 

空「青い布を貼った壁と、段ボールで組み立てた机とテーブルの部屋か。」

 

轟雷「何と言うか、スティレットらしい部屋だと言う事が分かりました!」

 

スティレット「FAガールたるもの!DIYくらい出来ないと!ドゥイトゥユセーフ!流石私!」

 

空「自画自賛?」

 

バーゼラルド「お見事!おしゃれー!」

 

スティレット「ま、こんなもんかな?」

 

マテリア黒「へぇ〜?意外と器用なのね?」

 

マテリア白「うふふ。顔に似合わず、私達の家に何か必要な時は作らせてあげちゃおうかな?」

 

スティレット「2人は何で何もしてないのよ?」

 

マテリア黒「だって手が汚れるの嫌だし。」

 

マテリア白「爪が痛むのよね〜。」

 

空「それじゃじゃ馬な奴が言いそうなセリフだな。」

 

バーゼラルド「2人はお部屋いらないの?」

 

空「このままホームレス体験するか?」

 

マテリア黒「そろそろ届く頃ね。」

 

空・バーゼラルド「へっ?」

 

すると外から何かが来た。

 

空「ドローン?」

 

 

 

届いた荷物を使ってマテリア姉妹の部屋が完成した。

 

スティレット「凄い・・・」

 

空「まさかドールハウスかよ・・・」

 

マテリア黒「イメージ通りね。」

 

マテリア白「私達にピッタリ。」

 

バーゼラルド「ドールハウスかぁ・・・その手があったか!」

 

轟雷「これを注文したのですか?」

 

マテリア黒「そうよ?」

 

マテリア白「ネット通販くらい誰とでも出来るでしょ?」

 

空(ネット通販?まさか・・・)

 

丁度そこに、あおが帰って来た。

 

あお「ただいまー!」

 

空「あおちゃんおかえりー!」

 

FAガール「おかえりなさーい!」

 

空「どうだった?」

 

あお「いやぁ〜、あの食べっぷり、流石武希子は只者じゃないな〜。」

 

空「武希子ちゃんどんな食べっぷりを披露したんだ?」

 

あお「空〜、皆の部屋は完成してるの?」

 

空「あ、ああ、見てみろよ。」

 

轟雷達が作った部屋を見て、あおがカバンを落として驚いた。

 

あお「うわあー!す、凄い!何処から突っ込んで良いのか分からないけど色々凄い!!」

 

スティレット「でしょ?」

 

迅雷「まだまだ変化の余地はある。」

 

バーゼラルド「バーゼも頑張ったんだよー!褒めて褒めてー!」

 

轟雷「これでバトルが捗りそうです!」

 

マテリア白「支払いは〜。」

 

マテリア黒「あおちゃんの口座から引き落としになってるわ。」

 

あお「へっ?私の?口座から?引き落とし?」

 

空(やっぱりか・・・)

 

マテリア白「そうよ?その為にあおちゃんが私達のデータ収集してるんだから。」

 

あお「って私のお金かーい!!ってか私のアルバイト代が!!!」

 

ドールハウスの注文代は、あおの口座から引き落とされたのだった。

 

あお「ちょ!ちょ!これ幾らだったの・・・?高いよね・・・?どう見ても絶対高いよね・・・?」

 

空(確か伝票があったはず・・・)

 

伝票を探す。伝票を見た空が固まった。

 

空(こんの外道姉妹が・・・!)

 

マテリア白「今までのアルバイト代で何とか足りたから大丈夫よ。」

 

あお「た、足りた・・・?足りたとは・・・?」

 

マテリア黒「本当はベロアなカーテンも付けたかったんだけど。」

 

マテリア白「データ収集の報酬じゃ足りなかったから、来月まで我慢してあげる。」

 

あお「使い果したんかい!!!」

 

報酬代がゼロになった事を聞いたあおが崩れてしまった。

 

轟雷「でも、皆の部屋が出来てスッキリしましたね!あお!」

 

あお「いや、もう・・・1部屋空いてるのが何かのフラグとしか思えない・・・」

 

棚の左上が空いてる。

 

あお「今までの分タダ働き・・・漫画売った分も武希子に奢っちゃったし・・・」

 

FAガールが褒めて貰えると期待が高まる。しかし。

 

 

 

 

 

 

あお「わしには金が無いんじゃーーーーー!!!!お前達!!早くたーたーかーえー!!!!」

 

 

 

 

 

 

逃げるFAガール達をあおが追い掛ける。FAガールが空の後ろに隠れた。

 

空「おいおい!俺を盾にするな!」

 

バーゼラルド「空助けて〜!」

 

あお「空!そこを退いて!!」

 

空「おわっと!?」

 

目を赤く光らせて突進するあおを抑える。

 

空「あおちゃん落ち着け!」

 

あお「落ち着ける訳ないでしょ!!私のお金が無くなったんだよ!!」

 

空「だったら、俺の口座から半分くれてやるよ!」

 

その言葉を聞いたあおが動きを止めた。

 

あお「え・・・?」

 

空「報酬代がゼロになったのはマテリア姉妹のせいだからな。それに俺、あおちゃんと同じようにデータ収集の報酬代、それに両親からの仕送りもあるし。その半分をあおちゃんの口座に振り込んどくよ。俺への借金はチャラにしとく。これでどうだ?」

 

あお「あぁ・・・!ありがとー!空ーー!!」

 

空「うぐっ!?」

 

嬉しくなったあおが空を強く抱き締めた。

 

あお「流石私の従弟だよーーー!!!」

 

空「あ、あおちゃん・・・く、苦しい・・・!ガクッ・・・」

 

こうして轟雷達の部屋が完成した。そしてあおの口座がゼロになったが、空のお陰で救われたのだった。

 

「END」




         キャスト

      源内あお:日笠陽子

       源内空:本郷奏多

        轟雷:佳穂成美
    スティレット:綾瀬有
    バーゼラルド:長江里加
    マテリア姉妹:山崎エリィ
        迅雷:樺山ミナミ
     お掃除ロボ:ちーしゃみん




源内空のガンプラメモリーズ


空「今回紹介するのはこれだ!」

MGプロヴィデンスガンダム


空「2017年3月18日に発売されたMGキット!MG フリーダムガンダム Ver.2.0のフォーマットを踏襲し、アクション性の高い関節機構とプロポーションのバランスを実現!ドラグーンは全て着脱可能!台座を使って躍動溢れるアクションが出来る!使ってみせるさ。あの男に出来て私に出来ないはずはない!次回もレッツセッション!」




次回予告

迅雷「あお、お主のトントンは緩い!あんなトントンではトントン相撲のトントンは務まらん!もっと手首はこうだ!」

あお「こう?」

迅雷「違う!こうだー!」

あお「こう!?」

迅雷「次回のフレームアームズ・ガールも一緒にトントンするぞ!!」

あお「セッションだよね!?」

次回「アーキテクト・起動/おつかいレース」
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