フレームアームズ・ガールビルドファイターズ   作:naogran

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06「感じて花火大会/学校に行こう2」

『Aパート・感じて花火大会』

 

夏休みのある日。あおが部屋で浴衣に着替えてた。轟雷達はアーキテクトを目隠しして、部屋の前まで連れて来た。

 

轟雷「では、良いですか?」

 

FAガール「せーの。」

 

そして両手を離して目を開けさせた。目の前には、轟雷達からの贈り物があった。

 

スティレット「どう?ここがあんたの部屋よ。」

 

マテリア白「ウエルカムプレゼントとして、レースのリボンを送っておいたわ。」

 

マテリア黒「縛るなり扱くなり好きに使いなさいな。」

 

バーゼラルド「バーゼからは安全ピン!」

 

迅雷「自分からは茣蓙の端っこだ!」

 

轟雷「私からはこちらを。」

 

クマのぬいぐるみをプレゼント。

 

バーゼラルド「あり?それって轟雷の部屋が殺風景だからって置いたクマちゃんじゃない?」

 

轟雷「ええ、ですがやはり私の部屋には合わないので。」

 

スティレット「ちょっと何よ皆!!使えない物ばっかじゃない!!!はい!私からはこれ!」

 

プレゼントは、ダンボールで作った棚だった。

 

マテリア白「なぁに?」

 

スティレット「何でも収納棚よ?」

 

マテリア黒「DIYで調子に乗って作ったのは良いけど、別に無くても良かったんじゃない?って思ってるんじゃない?」

 

スティレット「ち、違うわよ!!ちゃんとアーキテクトのイメージに作ったんだから!!」

 

マテリア白「ふぅ〜ん。それってどう言うイメージ?」

 

スティレット「え!?えっとそれは・・・」

 

轟雷「あ!こうしたらどうでしょう?」

 

FAガール「ん?」

 

 

 

 

 

 

その頃空は、部屋でガンプラを作ってた。

 

空「よし出来た!」

 

出来たガンプラは、RGシナンジュだった。

 

空「いやぁ〜RGシナンジュはやっぱ凄えな〜。エングレービングがシールからパーツになってるし。よし!じゃあシナンジュが完成した所だし、花火大会へ行く準備でもするか。あおちゃん着替え終えてるかな?」

 

 

 

 

 

 

その頃あおの部屋では、遂にアーキテクトの部屋が完成した。

 

轟雷「全ての贈り物が融合しました!」

 

迅雷「融合、しているのか?」

 

スティレット「轟雷のセンスって謎・・・」

 

アーキテクト「状況把握。」

 

マテリア白「あら。アーキテクトちゃんがやっと反応したわ。」

 

アーキテクト「住居環境、完璧。」

 

スティレット「意外なコメント!?」

 

轟雷「良かったです!」

 

するとそこに、あおがアーキテクトの部屋を見に来た。

 

あお「あのぉ〜、終わった?アーキテクトの部屋作り。」

 

轟雷「はい!」

 

あお「じゃあちょっと見てくれるかな?一応ちゃんと着れたような気がするんだけど〜。」

 

轟雷達があおに乗って、浴衣姿のあおを見る。

 

FAガール「おおおー!」

 

迅雷「浴衣だな〜!」

 

あお「うん!そう!」

 

轟雷「似合ってます!」

 

あお「えへへ〜。」

 

マテリア白「っで、私達は帯をくるくるすれば良いのかしら?」

 

あお「いやいやいや!それ何処のお殿様!?」

 

マテリア黒「じゃあ、市中引き回しの刑ごっこでもする?」

 

あお「私が何をした〜っじゃなくて!普通に今日は花火大会だから!!」

 

FAガール「?」

 

轟雷「花火、大会・・・?」

 

あお「あれ?轟雷知らない?花火大会。」

 

轟雷「知識としてはあります。っが、経験はありません。」

 

スティレット「まぁ、あおみたいに浮かれぽんちんになるもんじゃないわよね。」

 

あお「浮かれぽんちん!?え!?え!?皆興味無いの!?花火大会!マジか・・・バーゼも?バーゼははしゃぐと思ってたんだけど・・・」

 

バーゼラルド「あんま興味無い!だってバーゼの方が大きい花火撃てるもんね!」

 

あお「それただの発砲だから・・・」

 

丁度そこに、私服姿の空が入って来た。

 

空「あおちゃん、準備出来た?」

 

あお「あ!空!見て見て?」

 

空「おお!浴衣似合うじゃん!可愛い可愛い!」

 

あお「でしょでしょ!」

 

空「今年の花火大会も良い思い出になりそうだな。」

 

 

 

テーブルに轟雷達を下ろす。

 

轟雷「あおはとても楽しみにしているのですね?花火大会。」

 

あお「そうだよ・・・」

 

空「え?お前ら花火大会興味無いの?」

 

轟雷「知識はありますが・・・」

 

空「そっか。」

 

あお「えぇ〜?皆そんなテンションか・・・浴衣頑張って着たのにな〜・・・」

 

迅雷「所であお、お主まさか下着は着けていまいな?」

 

あお「はい?」

 

空「突然何だ迅雷?」

 

迅雷「下着だ。」

 

マテリア白「ブラジャーと。」

 

マテリア黒「パンティーね。」

 

空「おい。」

 

あお「普通に着けてるけど?」

 

迅雷「何と!着物を美しく着るには、凹凸を強調する西洋の下着ではダメだ!」

 

ジャンプしてテーブルに着地する。

 

空「急にどうした!?」

 

迅雷「今すぐ脱げ!!肌襦袢を着用しろ!!」

 

あお「いやいやそんな本気じゃないし・・・」

 

空「おい迅雷落ち着けよ。」

 

迅雷「今から火薬飛び交う場に飛び込むと言う者が何を言っている!!」

 

空「お前が何を言ってんだよ!!」

 

迅雷「戦を甘く見るな!怪我をするぞ!」

 

あお「まぁ、確かに火薬は飛び交うけどさ・・・」

 

迅雷「サササササササササササササ!」

 

突然迅雷が、あおの浴衣の中に入って行った。

 

あお「え!?うわ!!」

 

空「おい迅雷何やってんだ!?」

 

迅雷「でや!!」

 

すると迅雷が何かを切った。

 

あお「!?」

 

迅雷「シュタ!」

 

あお「・・・・・・・」

 

空「ど、どうしたのあおちゃん・・・?」

 

あお「迅雷がパンツ切ったーーーー!!!」

 

空「グフォア!?」

 

スティレット「ちょっと迅雷!?」

 

マテリア白「あらあらあら。」

 

マテリア黒「まあまあまあ。」

 

マテリア姉妹「何だか楽しい展開。」

 

空「此奴ら・・・!ティッシュ何処ティッシュ!?鼻血が止まらねえ!!」

 

充電くんがティッシュを持って来た。

 

空「サンキュー充電くん!」

 

ティッシュで鼻に詰めて鼻血を止める。

 

空「ふぅ・・・」

 

迅雷「良く聞け皆の者!あおは今から戦場へ向かうと言うのに正しい武装を拒否している!このままではあおは打ち取られるぞ!」

 

あお「え!?いやいや!花火大会そんな危なくないから!!」

 

空「そうだ迅雷!!お前間違ってるぞ!!」

 

迅雷「一銭を笑う者は一銭に泣くぞ!」

 

マテリア白「そうね〜。そんなだから何時まで経ってもパーツの組み立てを間違えたりするんだわ〜。」

 

マテリア黒「轟雷ちゃんの為にもここはビシッとお仕置きしなくっちゃ。」

 

あお「待て待て・・・今何かされるとパンツが・・・!」

 

スティレット「あお!取り敢えず隠れて!空も!」

 

空「俺も!?」

 

轟雷「あお!私は何をすれば!?」

 

あお「パンツ!新しいパンツ!パンツ!!」

 

轟雷「はい!!」

 

迅雷「はぁっ!!」

 

すると迅雷が襲い掛かった。

 

 

 

 

 

 

そしてあおと空とスティレットはトイレに隠れた。

 

スティレット「ふぅ・・・全く変な所で頑固なんだから迅雷は。白黒も悪ノリし過ぎよねぇ。」

 

空「あおちゃん、大丈夫か?」

 

あお「大丈夫じゃないわよ・・・・・・」

 

空「凄く落ち込んでる・・・」

 

 

 

 

轟雷達の戦闘は続いた。

 

 

 

 

数分後、あおがドアを開けると、部屋が暗くなってた。

 

あお「轟雷〜。」

 

轟雷「あお・・・」

 

あお「新しいパンツある?」

 

轟雷「それが・・・」

 

あお「え?何?どうしたの?」

 

突然轟雷が泣き始めた。

 

アーキテクト「パンツ、確保失敗。全滅。」

 

あお「はっ?」

 

空「どう言う意味だ?」

 

 

 

 

 

 

クローゼットを見ると、接着剤と釘で完全に開けれない状態になってしまった。

 

あお「・・・・・・・」

 

空「接着剤と釘!?」

 

マテリア黒「良い仕事をするわねぇ接着剤。」

 

マテリア白「カッチカチだわ。」

 

バーゼラルド「キラキラな釘でクローゼットもキラキラだよ〜!イエイイエーイ!」

 

迅雷「これでもう下着が履けんな!」

 

空「これはあかん・・・サイコパスになりやがった・・・」

 

あお「何だろう・・・この脱力感・・・」

 

 

 

 

 

 

”バーーン”

 

 

 

 

 

 

空「うわ!!あおちゃん!!」

 

窓の外を見ると、花火が上がっていた。

 

あお「え!?うわ!!始まってしまった!!花火大会が!皆との夏の思い出が・・・!!」

 

轟雷「え?皆との夏の思い出・・・?」

 

あお「だってさ・・・夏休みの始めに計画していた海も行けてないし・・・おつかいでは大変な思いをさせちゃったし・・・皆で花火大会に言って、パーっと楽しい思い出を作ろうと思ってたんだよ・・・・」

 

空「それを迅雷達が台無しにしやがって・・・どう責任取るんだお前ら・・・」

 

迅雷「な、何と!?」

 

スティレット「そうだったのね・・・」

 

轟雷「ごめんなさい、あお・・・」

 

スティレット「ほ、ほら!部屋からでも見れるじゃない?花火。ね?」

 

あお「部屋の中で見れる花火は花火じゃないもん・・・」

 

空「花火の楽しみが全く感じねえ・・・」

 

するとインターホンが鳴った。

 

空「ん?誰だ?」

 

 

 

 

ドアを開ける。

 

あお「あぁ、こんばんは。」

 

空「管理人さんどうしました?」

 

 

 

 

スティレット「あの背中、かなりしょぼくれてるわね・・・」

 

轟雷「うん・・・何だか胸が痛いです・・・」

 

マテリア白「轟雷ちゃんはまだマシよ。」

 

マテリア黒「白お姉様の言う通り。私達迅雷ちゃんの言葉に間に受けて、少し悪ノリし過ぎたわ。」

 

すると迅雷の頭に100グラムの重りが落ちた。

 

マテリア白「そうねぇ。迅雷ちゃんに唆されて。」

 

また100グラムの重りが頭に落ちた。

 

マテリア黒「あおちゃんを傷付けたわね。」

 

最後は300グラムの重りが頭に落ち、計500グラムの重りが落ちた。

 

迅雷「うう・・・うぅぅ・・・・・・うわああああああ!!あお殿への償いを!!!」

 

クナイを持って切腹しようとした。

 

バーゼラルド「迅雷が切腹しようとしてるーーー!!!」

 

スティレット「ちょっと!!ダメダメ!!」

 

轟雷「は!早まってはいけません!!他に方法があるはずです!!」

 

 

 

 

 

 

あお「イーヤッホーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

アーキテクト「ん?」

 

あお「管理人さんからこれ貰ったーー!!後ね!今日だけ特別に屋上上がって花火見ても良いってーーー!!!」

 

空「管理人さん有能過ぎるだろ・・・」

 

 

 

 

 

 

その後皆で屋上へ上がって、花火を見る。

 

バーゼラルド「これ何?」

 

アーキテクト「学習モード、ウド焼きそば。データ取得完了。立川名産、東京ウドと焼きそばが出会って完成した奇跡のメニュー。」

 

バーゼラルド「へぇ〜。」

 

あおはたこ焼きを食べ、空はチョコバナナ食べてる。

 

空「綺麗だな〜花火〜。」

 

あお「たーまやー!」

 

空「かーぎやー!」

 

スティレット「花火大会なんて興味無かったけど。」

 

迅雷「危険な物では無かったのだな。美しい。」

 

あお「でしょー?」

 

轟雷「これが、花火・・・」

 

あお「あのね轟雷?」

 

轟雷「はい。」

 

あお「火花のキラキラを目で見て、ドーンって音を聞いて、風に乗って来る微かな火薬の匂いを嗅いで、夏の暑さを肌で感じて、屋台の食べ物を食べる!これが花火大会!花火は五感で楽しむ物なんだよ?」

 

轟雷「成る程。さっきあおが、部屋の中で見る花火は花火じゃないって言ったのはそう言う事だったんですね?」

 

あお「あ、でも轟雷達はご飯食べないのか・・・」

 

空「そうだったな。」

 

あお「じゃあ四感だ!」

 

轟雷「・・・・・いえ。五感です!」

 

すると轟雷が自分の胸に手を当てた。

 

轟雷「目で見て、音を聞いて、匂いを嗅いで、肌で感じて、さっきまであおの悲しい顔を見て痛んでた胸がドキドキして、ワクワクします!」

 

あお「そっか。」

 

轟雷「花火の夜は楽しいと、心で感じています!花火大会の楽しみ方、合っています?」

 

あお「ばっちし!」

 

マテリア黒「ふぅ〜ん。あおちゃんったら肌で感じてるんだ。」

 

あお「え?うん。」

 

マテリア白「何時もより布少ないものね。うふふ。」

 

マテリア黒「そりゃあ敏感よね〜。」

 

お尻を摩る。

 

あお「きゃああ!!」

 

空「グハッ!?」

 

あお「・・・・普通にノーパンでお外出ちゃった・・・って言うか!明日のパンツどうしよう!」

 

マテリア白「ノーパンで良いでしょ?」

 

あお「嫌だよ!!」

 

マテリア黒「他には無いとびっきりの夏の思い出出来ちゃうじゃない。」

 

あお「嫌だってば!!空どうしよう!」

 

空「後で俺が接着剤剥がしてやるよ。」

 

あお「ありがとう・・・ふぅ・・・」

 

しかしあおは、花火を見て笑顔になった。

 

こうして花火大会を楽しんだあお達であった。その後空が、クローゼットの釘を抜いて、お湯を使って接着剤を剥がしたのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『Bパート・学校に行こう2』

 

8月31日の夜。今日は夏休み最終日。この日もあおと空は不在だった。

 

轟雷「8月31日は他の日と何か違うのでしょうか?何故あおと空は武希子の家に行ってしまったのでしょう?」

 

スティレット「合宿とか言ってたわね。本当人間って訳分かんない。30日も31日も同じじゃない。」

 

バーゼラルド「にゃはは〜!あお凄い顔してたね〜!」

 

マテリア白「でも、偶にはマスターが居ない家も良い感じ。」

 

マテリア黒「悪戯しちゃう?」

 

迅雷「下らん!何時も通り過ごすのみ!」

 

アーキテクトは充電中。するとその時着信音が鳴った。

 

轟雷「!?」

 

迅雷「ん?」

 

スティレット「うわ!?」

 

マテリア姉妹「あら?」

 

バーゼラルド「ん?」

 

轟雷「はい!轟雷です!」

 

充電くんからあおからの着信が来た。

 

あお『課題のノート取って来て!!』

 

轟雷「あお?」

 

あお『轟雷!か、課題のノート!!』

 

武希子『ほいほい、あおはドリル進めて。』

 

 

 

 

 

 

代わりに武希子が電話に出た。

 

武希子「ハロー轟雷ちゃん?あおがね〜、この間の登校日に課題のノート学校に忘れちゃったみたいでありんすよ〜。こっちはとっても手が離せないから悪いけど取って来てくれる?」

 

現在あおは、まだ残ってる夏休みの宿題に苦戦中。武希子は戦車のプラモを塗装中。『注意、塗装する際には換気に十分注意して下さい』。

 

 

 

 

 

 

轟雷「了解致しました!急いで学校に向かいます!」

 

武希子『よろ〜。』

 

通話終了。

 

 

 

 

 

 

武希子の部屋では。

 

空「武希子ちゃん、あおちゃんの様子はどう?」

 

武希子「まだ苦戦してるありんすよ〜。」

 

空「そっか。引き続き頼むね。」

 

武希子「了解〜!」

 

空「さてとこっちは。」

 

後ろを見ると、優一と里美も来ていた。優一も残りの夏休みの宿題に苦戦してる。

 

里美「ここ違うわよ。さっき教えてあげたじゃない。」

 

優一「何ですと!?」

 

空「ったく、遊んでばっかりやってるから毎年こんな目に遭うんだ。」

 

優一「そんな事は分かってる!けどもう俺ダメだ・・・」

 

里美「空、どうする?優一のバッテリー残量はゼロに近いよ。」

 

空「おい優一、早く終わったらあおちゃんとのデートの権利を与えるぞ。」

 

優一「何!?俺頑張る!!」

 

里美「バッテリーが回復したわ。」

 

あお「ちょっと空!?」

 

空「悪いなあおちゃん。優一を本気にさせる為にはこうするしか無いんだ。ごめんね。」

 

あお「うぅ・・・」

 

 

 

 

 

 

その頃あおの部屋では。

 

轟雷「あおの一大事です!総員出撃しますよ!」

 

スティレット「え!?」

 

轟雷「どうしました?スティレット。」

 

スティレット「だって、夜の学校でしょ・・・?き、気が進まないな・・・」

 

迅雷「何だスティレット?お主怖いのか?」

 

スティレット「怖いとかないし~!」

 

マテリア黒「私達はお留守番してるわ。」

 

マテリア白「夜更かしは肌に良くないもの。」

 

バーゼラルド「バーゼもお家居る~・・・もう眠いや・・・」

 

轟雷「ではマテリアとバーゼは家をしっかり守っていて下さい。残りのメンバーで学校へ向かいましょう。」

 

スティレット「私も決定なの!?」

 

轟雷「スティレットがそんなに怖がりとは知りませんでした。では武装して行くのはどうでしょう?恐怖も少しは和らぐかも知れません。」

 

スティレット「何変な気使ってんのよ!別に怖くないけど装甲は付けて行っても良いわよ・・・装甲は着けて行っても良いわよ・・・でも飽く迄データを取る為なんだからね!」

 

迅雷「うむ!今宵は十三夜の月!夜戦修練か!腕が鳴るな!」

 

アーキテクト「了解。」

 

 

 

 

 

 

そしてマテリア姉妹とバーゼラルドを除いた轟雷達が装甲パーツを装着する。

 

FAガール「こんばんサマー!まさかのサマー!まさかり担いだお嬢サマー!」

 

轟雷「では、出動です!!」

 

スレイプニー太郎に乗ってあおの学校へ向かった。

 

バーゼラルド・マテリア姉妹「いってらっしゃーい!」

 

しかしこの3人は悪い顔を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

そして轟雷達が、あおが通う私立若葉女子高等学校に到着した。

 

スティレット「何で電気点いてないの!?何で誰も居ないのよ~!」

 

轟雷「夜ですからね。」

 

スティレット「夜でも電気くらい点けなさいよ!夜だって授業やれば良いじゃない!アホなの人間~!」

 

轟雷「落ち着いてスティレット。ここからは段差が多いですから、ニー太郎はここで待機を。」

 

スレイプニー太郎『待機します!』

 

そして轟雷がスレイプニー太郎から降りた瞬間、足を滑らせた。しかしアーキテクトが轟雷の前に立って転ぶのを防いだ。

 

轟雷「ありがとうアーキテクト・・・」

 

アーキテクト「通常のタスク処理。」

 

迅雷「どうした?お前らしくない。」

 

轟雷「どうもこの装甲が少し・・・大丈夫です行きましょう。」

 

 

 

 

 

 

そしてあおのノート捜索を開始する。すると水の音が鳴った。

 

スティレット「きゃああああああ!!!!」

 

迅雷「敵襲か!?」

 

音がした方へクナイを投げた。しかしバケツしか無かった。

 

轟「ただの水ですよ。」

 

アーキテクト「スティレット、迅雷。状況認識に問題あり。リファクタリングせよ。」

 

迅雷「いや、確かに何かの気配が・・・気のせいか。」

 

今度は窓がガタガタ鳴った。

 

スティレット「出たーーーーー!!!!!」

 

轟雷「風ですよスティレット。」

 

今度は非常口のライトが点滅した。するとスティレットが再び怯え、轟雷の後ろに隠れてガタガタ震えた。

 

スティレット「ノーゴースト!ナッシングゴースト!ノーゴースト!」

 

轟雷「手を握っていると安心出来るとこの前テレビで見ました。宜しければどうぞ。」

 

スティレット「何で私があんたと手なんか!しょうがないな・・・轟雷がそんなに怖いって言うなら握っててあげるわよ。」

 

轟雷「まずは2階に行きましょう。」

 

手を繋いで2階へ向かう。そしてアーキテクトと迅雷が無言で手を繋ぐ。

 

 

 

 

 

 

2階へ通ずる階段を登ろうとしたその時。2階から無数のボールが落ちて来た。

 

迅雷「避けろ!!」

 

間一髪回避成功。

 

轟雷「危ない所でした・・・迅雷ありがとう。」

 

迅雷「いや、どうも妙な気配がすると思ってたんだ。」

 

スティレット「が、学校ってボールがいきなり落ちて来るものなの・・・?」

 

アーキテクト「学習モード、ポルターガイスト。データ取得完了。」

 

スティレット「いいわよ説明しなくて~!」

 

轟雷「あおが待ってます!急ぎましょう!」

 

そんな4人を見てる謎の影が近くに居た。

 

 

 

 

 

 

その頃武希子の部屋では、ロウソクが灯された。

 

武希子「怪談でごわす~。」

 

あお「はぁぁ・・・?」

 

空「いきなりどうした武希子ちゃん?」

 

優一「武希子ちゃん何してんの・・・?」

 

武希子「あおと優一の集中力が落ちてる〜。ここは一旦リラックスしてまた新たな境地で宿題に取り組む。集中と拡散、それには怪談が1番ナリ~。」

 

あお「そ、そう言う物・・・?」

 

里美「武希子ちゃん顔怖いよ・・・」

 

空「怖いっつうかきめえ。」

 

 

 

 

 

 

その頃学校では轟雷達が捜索中。すると教室のテレビが映し出された。

 

 

 

 

 

 

武希子「数年前の話なんですけどね~。学校に模型部があったの知ってますかね~?」

 

空「武希子ちゃんが稲川淳二になっちゃった・・・」

 

優一「模型部かぁ・・・俺らの高校と同じだな・・・」

 

武希子「部員は女生徒一人だけ。その日も彼女は部室で模型を作っておりましてね~。」

 

 

 

 

 

 

その頃学校では、無数の本が轟雷達が襲い掛かっていた。しかし轟雷が石化したスティレットをバットのように降って全て防いだ。

 

迅雷「何だこれは!?」

 

轟雷「これが怪奇現象と言うものでしょうか・・・」

 

アーキテクト「解析困難。スタックオーバーフロー。」

 

 

 

 

 

 

武希子「少し具合の悪いパーツをぐっと押し込んだって言うんですね~。すると~・・・ぼきり!女生徒は無理な力を加えた自分を呪いましてね~。でも本当の恐怖はそこからだったんですよね~。」

 

里美「どんな恐怖なの・・・?」

 

武希子「折れたパーツに1mmのピンバイスで穴を開けそこに真鍮線を差し込み~・・・ぱちん。ふと嫌~な予感がして自分の手元を見るとそこには・・・そこには・・・・・・・・・・金属専用ニッパーではなく究極のプラモデル専用超薄刃ニッパーが握られてたんですね~!」

 

空「そっちかい!!」

 

優一「ギャーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

その頃轟雷達は苦戦していた。するとそこに1つのニッパーが現れた。

 

バーゼラルド「にゃはははは!お~かし~!めちゃ慌ててる~!」

 

マテリア白「ねぇ。外に出たらどんな事があるか分からないもの。」

 

教室の上にはバーゼラルドとマテリア姉妹が轟雷達を見ながら仕掛けを弄ってた。あの黒い影の正体はこの3人だった。

 

マテリア黒「私達がこうして不測の事態に備えさせてあげてる訳。」

 

マテリア白「それにしても。」

 

マテリア黒「あの子達ったら。」

 

マテリア姉妹「素敵に不様ね~!」

 

バーゼラルド「あ!あのニッパー良い動き!やるじゃんマテリアお姉ちゃん達!」

 

マテリア白「あらニッパー・・・?」

 

バーゼラルド「え?」

 

マテリア黒「そんな物仕込んだっけ・・・?」

 

そのニッパーはマテリア姉妹が仕組んでない罠だった。ニッパーは自ら浮遊してバーゼラルドとマテリア姉妹を発見して近寄った。

 

バーゼラルド・マテリア姉妹「ええ・・・?」

 

 

 

 

 

 

武希子「刃の欠けてしまったニッパーはその後使われる事もなくなりましてね~。女生徒の卒業で模型部は廃部になったんですね~。そして・・・何時の頃からか夜な夜な校内を切る物を求めて彷徨うようになったとか・・・」

 

空「それってある意味怖え・・・」

 

 

 

 

 

 

そのニッパーは青い炎を纏い、再び轟雷達の前に現れた。

 

スティレット「何これーーー!?」

 

轟雷「ニッパーです!」

 

スティレット「そんなの見たら分かるわよ!!あれ!あれーー!!!」

 

轟雷「先程から大きな分度器やコンパスがありますから、火の出るニッパーがあっても不思議はないのかも!」

 

迅雷「そうか?」

 

アーキテクト「バッファオーバーラン。」

 

4人はすぐにニッパーから逃げる。

 

迅雷「反撃の糸口が見付からん・・・一旦撤退するか・・・」

 

アーキテクト「プログラム処理途中。」

 

スティレット「帰る!私帰る!!!」

 

逃げてる途中、源内と書かれてあるロッカーを発見した。あおのロッカーだ。

 

スティレット「あった!!」

 

しかしニッパーが襲い掛かって来た。すると轟雷が受け止めた。抵抗しようとするが、ニッパーが轟雷を仰向けに倒して、首部分を切った。

 

迅雷・スティレット・アーキテクト「轟雷!!」

 

ニッパーは力尽きたように落ちた。

 

スティレット「轟雷!!」

 

迅雷「大丈夫だ!きっと直せる!」

 

アーキテクト「轟雷のデータ、アーカイブからのバックアップ可能。」

 

轟雷「いえ、大丈夫です・・・寧ろ、何だか肩が軽くなったような・・・」

 

スティレット「あ!」

 

すると轟雷の傍に落ちてある部品を発見した。

 

スティレット「あれ?これって・・・」

 

轟雷「私のパーツの欠片ですね・・・でも特に何処も・・・」

 

アーキテクト「未処理ゲート?」

 

 

 

 

 

 

武希子「パーツを切断する時に残ってしまったでっぱりを「ゲート跡」なんて呼ぶんだけど、それをそのまま処理してなかった~って事だね。」

 

空「ゲート跡はどれにもあるからな。」

 

優一「皆!ゲート跡見付けたらすぐに処理をしよう!」

 

あお「武希子、空、優一君誰と喋ってんの?」

 

里美「急な豆知識入れる?」

 

 

 

 

 

 

迅雷「もしやこれを切る為に・・・?」

 

ニッパーは、轟雷の未処理ゲートを切る為だけに襲い掛かったのかも知れない。

 

轟雷「はっ!そうだ!」

 

急いであおのロッカーの中を探る。そして遂に。

 

轟雷「やっぱりあおのノートです!見付けました!」

 

課題のノートを発見した。

 

スティレット「やった・・・!」

 

迅雷「待て。このニッパーはどうする?」

 

スティレット「持って帰る?錆を落としたらまだ使えるんじゃない?」

 

アーキテクト「同意。」

 

轟雷「あおへのお土産、もう1つですね!」

 

ノートとニッパーを持ってすぐに武希子の家へ走る。その轟雷達を見てる人物が居た。ニパ子だった。

 

ニパ子『呪いのニッパー・・・でも、もし何時か彼女のニッパーをきちんと使ってくれる人がいれば、切るべき物を切る事が出来ればその無念は晴らされるのかもしれませんね。』

 

そしてニパ子は一礼した。

 

 

 

 

 

 

一方その頃バーゼラルドとマテリア姉妹は。

 

バーゼラルド「この後は・・・」

 

マテリア姉妹「FULLSCRATCH LOVE・・・」

 

ボロボロになっていた。

 

「END」




         キャスト

      源内あお:日笠陽子

       源内空:本郷奏多

        轟雷:佳穂成美
    スティレット:綾瀬有
    バーゼラルド:長江里加
    マテリア姉妹:山崎エリィ
        迅雷:樺山ミナミ
    アーキテクト:山村響
      寿武希子:井澤佳の実
      宮田優一:山下大輝
      逢沢里美:木戸衣吹
   ロボット掃除機:ちーしゃみん




源内空のガンプラメモリーズ


空「今回紹介するのはこれだ!」

RGシナンジュ


空「2016年8月6日に発売されたRGキット!金色のエングレービングはメッキ加工で、ベースとなる赤はグロスインジェクションで、それぞれ質感表現され、美しく輝く!ゴリ押しでネオ・ジオングにドッキング可能だ!見せて貰おうか、新しいガンダムの性能とやらを!次回もレッツセッション!」




次回予告

武希子「武希子のプラモデル講座その1!まずは練ったパテを指先に乗せて〜胸に盛る!太ももに盛る!もう1度胸に盛りんぐりんで我好みのボディライン完成なり!次回のフレームアームズ・ガールも一緒にセッションするんだにょい!」

次回「VSフレズヴェルク/FAガールはじめて物語」
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