ノンケ提督が艦シーメール鎮守府に着任しました。 作:ゔぁいらす
はぁ・・・朝から晩までサンマ・・・それにイワシまで・・・!!散々魚を摂りまくってはそれを市場に卸したり本営に送ったり・・・・
「なんで艦娘が漁なんかなんなきゃならなかったんだよ!!」
机に積まれたサンマの缶詰を眺めて俺は思わず叫んだ。
漁獲量に応じて鎮守府の設備が新しくなったり物資や手当なんかを貰えたりはしたのだがやはり納得がいかない。
あくまで艦娘の仕事は海の安全を守ることであって漁をすることじゃないからだ。
それこそ漁船の艦娘がいれば話は別なんだけど・・・
「まあまあそう言わないで。 サンマ漁のノルマも達成したんだし良いじゃない」
大淀はそう言って俺に紅茶をいつものように淹れてくれた。
しかし俺のモヤモヤが晴れることはなく・・・
「そうだけどさ・・・やっぱり艦娘が漁をやるなんておかしいだろ! 一応艦娘って総じて軍艦なんだろ? 漁船じゃないんだからやっぱりこんな事までやるのはおかしいだろ」
「深海棲艦が今より活発だった時からの伝統行事なんだから仕方ないでしょ?」
「伝統ねぇ・・・ 伝統は伝統でも悪しき伝統って奴じゃないか? まあたまに深海棲艦と出くわしたりもしたけどさ」
「はいはい。 その捕ったサンマの一部が明日からのお祭りで振る舞われるんだし一応この地域にも貢献できて町の人達からの評判も上がるんだからごちゃごちゃ言わない。 それに・・・」
「それに?」
「謙もそろそろ提督になって半年経つじゃない? なんだかその格好も様になってきたなって」
「そ、そうか?」
「ずっと横で見てる私が言うんだからちょっとは自信持ってよ。ほら、紅茶冷めちゃうでしょ?さっさと飲んで仕事再開しましょ?」
大淀は微笑んでそう言ってくれた。
俺は未だにこの特殊な環境にも慣れきっていないし何より男友達が今目の前で紅茶を淹れて微笑み返している艦娘になっている現状の着地点すら未だに見えていない。
それどころか未だに高雄さんたちの手を借りないと業務もおぼつかないし艦娘たちからは軽く見られているように思える始末で自覚はないけど少なくともこいつはお世辞なんか言うような奴じゃないって事は知っているしその言葉は素直に受け取っておこう
「ああ・・・頂きます」
大淀に促され湯気の立つ紅茶を口に運ぶ。
最近じわじわと涼しくなってきて朝は冷え込み始めたので温かい紅茶が身体に染みた。
「お祭りが終わったら休暇取れるって高雄さんが言ってたでしょ? もうひと頑張り私と一緒に頑張ろ? ね?」
俺が紅茶を飲み終えるのを見届けると鼻歌交じりに業務を再開する彼・・・いや彼女?のほうが俺なんかよりずっと艦娘としての生活が板に付いていて様になっている様に思えた。
しかしその事をこれ以上考えると俺たちは今のままじゃ居られなくなりそうな気がしてしまい、大淀の言った言葉で自分を奮い立たせた。
「そうだったな! 夏の間ほぼ休みなく働いたんだし少しくらい休んだってバチは当たらないよな! よしラストスパートと行くか!」
今日の予定は祭りの設営の手伝いと明日以降の役割分けだ。
どうやら鎮守府からも屋台を一つ出さなければいけないようで数日前から愛宕さんが焼きそばの屋台を出すんだと息巻いていた。
実際手慣れたもので倉庫から調理機器なんかを取り出して高雄さんと二人で洗ったりもしてたっけ?
そんなこんなで準備は一通り済んでいるので今日は最終確認と役割分担の振り分けが主な仕事だ。午後には雲人さんと長峰さんが来てちゃんとした説明をしてくれる。
とにかくそれまでに一通り片付けられる仕事は片付けなければと気を引き締め直し書類の片付けを再開した。
「はぁ・・・終わった」
大淀のサポートもあってなんとか長峰さん達との約束の時間までに書類と秋刀魚漁場支援の報告書をまとめ終えることができた。
「お疲れ様、謙」
「ああ。 大淀もありがとうな。 おかげで仕事も捗ったよ! さすがは秘書艦ってとこか?」
「そう? 謙がそう言ってくれるなら嬉しいな・・・そうだ! 今日は一緒にご飯食べようよ私おなかすいちゃった」
「そうだな! 今日の飯はなんだろうな」
昼食の献立に胸を踊らせながら大淀と食堂へ向かうと何やら美味しそうな匂いがしてエプロン姿の愛宕さんが出迎えてくれた。
「あら? 今日はお二人一緒なの。 真っ昼間からお熱いわねぇ〜」
「そ、そんなんじゃないですよ!ただ秋刀魚漁場支援の報告書とか秋刀魚の納品数とか纏めた書類とかに手間取ってたのを大淀が最後まで手伝ってくれただけですから! な、大淀?」
「え、ええ! そうですよ! そんなお熱いだなんて愛宕さん冗談がお上手なんですから・・・!」
大淀に話をふると彼女も顔を真っ赤にしていた。
「あらぁ?そんな隠すことでもないでしょうに・・・ま、たしかにこの時期の書類は色々大変よねぇ・・・あれクソめんどくせぇんだよな・・・」
愛宕さんは最後に小声でそう言った。
「愛宕さん?本音漏れてますよ?」
「えっ!?ああいやなんでも無いわよ〜漁場支援はこの町の人々を助けるとーっても大切な業務なんだからぁ」
「いやいやさっきの一言で全然説得力がないんですけど・・・」
「ん””んっ! も〜細かいことは気にしないの男の子でしょ? ま、とにかく漁場支援任務完了お疲れ様、提督♡ 初めての割にはよくできてたんじゃないかしら? それじゃあはいこれ今日のお昼よ」
愛宕さんがそう言って持ってきたのは何やら変な形のから揚げだった。
最近昼食は秋刀魚が続いていたから新鮮に思える。
たしかに美味しいけど毎日食べてると流石に飽きてくるよなぁ・・・
「おっ、今日は秋刀魚の干物とか煮物じゃないんですね!」
「これも秋刀魚よ〜今日は手間を掛けて竜田揚げにしてみたの。 提督が頑張ったご褒美よ?」
「今日も秋刀魚か・・・でも大量に貰っちゃいましたし仕方ないですよね」
流石に漁業組合の人たちの厚意を無下にすることもできないしあまり日持ちもしないのでこうして愛宕さんがアレンジに富んだ秋刀魚料理を振る舞ってくれているのだが今日のはその中でも特に美味しそうだ。
ちょうど一仕事終えたあとで腹も減っているしこのほんのりと香る生姜の匂いが食欲を掻き立てる。
「さ、冷めないうちにどうぞ。 大淀ちゃんも食べてみて」
愛宕さんはそう言うと二人分の皿とご飯と味噌汁をテーブルに置いてくれた。
「はい頂きます」
大淀は席につくと竜田揚げを一口。
口に入れた瞬間表情が変わるのが目に見えてわかる。
「これ・・・すっごく美味しいです!」
大淀は口に手を当ててそう言った。
意識してみると細かい仕草もなんだか随分女っぽくなったなと思える。
竜田揚げを頬張る姿があまりにも美味しそうだったので俺も大急ぎで箸を取った。
一口食べてみると香ばしいサクサクとした衣の中から脂の乗ったジューシーな白身が現れ、濃い目の味付けのせいかご飯も進む。
ご飯を食べるとまた次の竜田揚げが欲しくなりあっという間に皿は空っぽになっていた。
「ごちそうさまでした。 美味しかったです!」
「でしょ? 結構自信作なのよ〜午後のお仕事もこれで頑張れるかしら?」
愛宕さんのその問いに俺はもちろんはいと答え食堂を後にすると
「それじゃあ私は午後のお祭りの会議の準備が有るから先に会議室に行ってるね。 謙は執務室で資料の準備して集合の30分前くらいに来てくれたら良いわ」
大淀は会議室へ向かおうとするが準備を1人でやらせるのも忍びないので俺も手伝うことにした。
きっと二人でやった方が早く終わるだろう。
そう大淀に告げると嬉しそうな顔をしてくれて、二人で会議室でイスや机を出したり、プロジェクターとスクリーンを用意した。
「なんだかこうしてると学校を思い出すな」
「ええ。そうね」
この鎮守府の会議室は後から増設されたのか他の設備よりも小綺麗でどこか学校の視聴覚室を思い起こさせる。
視聴覚室での授業と聞くと訳もなくワクワクしたもので、高校時代はそんな視聴覚室で着席が自由な時は決まって隣には大淀・・・いや淀屋と海斗が居て三人で良くひっそりとなんでもない話をした事も今となってはもう懐かしい。
そうこうしているうちに準備は完了し、俺は大淀と一緒に執務室へ戻り必要な資料を用意していると長峰さんと雲人さんが二人で執務室を訪ねてきた。
なんだかこの二人が一緒に居るのは珍しい気もする。
「やあ謙くん。急な事になってしまって本当に済まない。詫びと言ってはなんだがこれを取っておいてほしい」
「謙さん・・・私からもつまらない物ですけどまたお漬物を用意したんです。みんなで食べてください」
二人は執務室に入ってくるや否やほぼ同時にお土産を俺に差し出してきた。
今日のお土産は長峰さんの方は果物の詰め合わせ、そして雲人さんはいつも通り漬物だ。
毎度のことながら気を使ってくれているのか気の利いたお土産を用意してくれてなんだかこちらのほうが貰ってばかりで申し訳ない気分になりながらも二人のお土産をありがたく貰って軽くお茶とお茶請けを用意した。
それにしても美男子が二人並ぶととても画になる。
長峰さんの艦娘としての姿は男だと思えないくらいに美人だしきっと雲人さんの艦娘の格好も綺麗なんだろうなぁ・・・
なんてことを考えていたら大淀にギロリと睨まれてしまった
「提督? 鼻の下が伸びてますよ?」
「あっ、いやなんでもないなんでもない・・・あくまでも好奇心で別にやましいことは・・・」
「謙さん?私の顔に何か付いているでしょうか?」
「あっ、いえ本当になんでもないんですそ、それより早くお茶飲んじゃってください冷めちゃいますから」
「私達が君たちの世話になるのにわざわざ茶まで出してもらってすまないな」
「いえいえ来客なんですからこれくらいはやりますよ」
「来客か・・・確かに私達はもうこの鎮守府の艦娘ではないのだから本来は君たちに甘えている訳にもいかないのだがね」
長峰さんは少し深刻そうに表情を曇らせる。
よく見ると目に隈ができていて少しやつれていて、長峰さん達も祭りの準備に奔走しているという事が伺えた。
「そうですよ長t・・・長峰さん! 私達本当はもうこの鎮守府にお世話になってばかりじゃいけないんですよ? それなのにこうして鎮守府の地域貢献とか地域住民との交流とかって名目で色々手伝わせてるんですから・・・ 謙さん、それに鎮守府の皆さんに色々手伝って頂いて本当に私達頭が上がりません」
雲人さんは深々と頭を下げたがその言葉が長峰さんに追い打ちをかけているようにも思えてしまいいたたまれない気分になる。
「本当にその通りだ。君たちには本当に感謝しているよ」
長峰さんも続けて俺たちに頭を下げてきた。
あまり表には出さないが長峰さんはたくさんの物を一人で背負い込むタイプなのだろう。
高雄さんに聞いたが俺が赴任する少し前までは艦娘と観光協会会長の仕事を掛け持ちしていたらしいしそこまでこの港町と鎮守府の事を考えてくれている人は多分長峰さんの他を置いて居ないだろう。
「いえいえ。長峰さんが架け橋をしてくれてるからこそ☓☓町の人たちとこの鎮守府の関係も良好な訳ですし余所者の自分がこうして受け入れられたのもきっと皆さんあってのことだと思ってます。それになんだかんだで俺たちが困ってる時は助けてくれるじゃないですか。だからあんまり気負いしないでください持ちつ持たれつって奴ですよ!」
励ましになるかどうかはわからないけど今思うことを素直に伝えた。
「ああ・・・そう言って貰えると我々も外から鎮守府をサポートする選択肢を取った事は間違いではなかったと思えるよ」
長峰さんは頬を少し緩ませてくれた。
これで少しでも長峰さんの背負っているものが軽くなってくれれば良いな。
そして会議の時間になり、艦娘たちが集まった会議室で長峰さん達から明日以降の予定についての説明と最終確認が始まった。
長峰さん曰く祭りは3日に分けて行われる。
基本的に駆逐艦3人は流石に働かせる訳にも行かない上万が一のために鎮守府で2人待機。
会場で行われるステージイベントには那珂ちゃんが半ば強引に立候補してきたので任せることにした。
他にも鎮守府の面々は出店を出したり社務所の手伝いをしたりをシフト制でローテーションすることになっていて、基本的に役割が決まっている者を除いてその分担はくじ引きで行われることとなった。
愛宕さん曰くそっちのほうがおもしろそうだからだそうだ。
本当にそんな適当でいいのか? という疑問もあったが他に代案もないのでそれに従ってくじを引いた。
「はーいみんな引き終わったわね〜それじゃあ元々作ってたシフト表に書いてある番号とくじの番号を確認して頂戴」
愛宕さんの指示とくじの番号に従いシフトに役割と時間が振り分けられていく。
俺の役割は初日が焼きそばの屋台の手伝い、二日目は半日だけ屋台の手伝いと地方の新聞の取材、三日目は社務所の手伝いになった。
毎日一応自由時間はあるものの結構タイトなスケジュールだ。
「やったー!一日目と三日目提督さんと一緒だー!!」
「ぐぬぬぬぬ・・・」
飛び跳ねながら喜ぶ阿賀野の横で大淀はくじを睨みつけている。
「二日目はワタシと一緒デース! HEYケン?せっかくだしワタシとBURNINGなCarnivalをたのしみましょうネー!」
「うぬぬぬぬぬぬぬぬぬ・・・・・・」
くじに穴が開きそうなくらいに大淀はくじを恨めしそうに見つめている。
いやしかしここまで綺麗に大淀と一緒にならないとは・・・
でも2日目の自由時間は被ってるな・・・この間に大淀と一緒に祭り見て回ろうか。
あとで落ち着いたら誘ってみよう。
割り振りも済んだので俺たちは屋台のチェックや安全確認その他諸々の為に神社へ出向いていた。
閑散としている神社周辺だったがまるでいつもとは違う場所のように賑やかで、屋台が軒を連ねている。
そしてデカデカXX鎮守府特製焼きそばと書かれた屋台の前に立ち止まり、俺達はそれぞれ持ち場に別れた。
俺は男だと言うだけで観光協会の人たちから力仕事を任された。
いやいやいや俺含めみんな男なんですけど・・・って言っても誰も信じてくれないかなぁ。
それに変にバラしてしまうとそれこそ厄介な事になりかねないし俺は甘んじてその雑務を請け負った。
「提督〜? そこのコンロそこに置いてくれるかしら?」
「はい!愛宕さん、これで大丈夫ですかね?」
「ええ。上出来!」
「謙君、キリの良い所で少し確認してほしい所があるのだが・・・」
「謙さん?ちょっとこちら人手が足りなくて・・・手伝っていただけないでしょうか?」
「提督?向こうの手伝い終わったけど次はあたし何をすれば良いのかしら?」
「提督!」
「てーとくさーん!阿賀野と連れション行かない?」
「提督ぅ〜!照明どうかなぁ?那珂ちゃんいつもより可愛く見えてる〜?」
「みんなー差し入れ持ってきたのー!」
「HEYケン! こっち来てくだサーイ!!」
「おに・・・司令官!ちょっと良いでしょうか?」
「司令官様?」
俺は右へ左へ神社周辺を走り回って様々な雑務をこなしていった。
「提督!こっち応援頼めないかしら〜?」
「はーい!今行きます!」
・・・・・・・・・・
そんなこんなでやっとのことで今日の仕事をすべて終えた俺は執務室に帰るや否やぐったりと机に突っ伏した。
「終わった・・・ はぁ・・・・今日だけで何日分かは働いた気がする・・・」
これほんとに提督業?
なんか凄まじく雑用しかしてない気がするんだけど!?
「大変だったね。 お疲れ様」
「ありがとう大淀・・・」
あっ、そうだ!
二日目の自由時間のこと大淀に聞かなきゃ
「ねえ」「なあ」
俺が切り出したのと同時に大淀も何やら話を切り出す。
多分二日目のことなんだろうけど・・・
「謙が先でいいよ」
「いやお前が先で良いって」
「そ、そう・・・?それじゃああのね・・・?ふつk・・・・」
大淀がそう言いかけた所で執務室をノックする音が聞こえて俺は姿勢をぴしっと正す
「ん?だれだろ?開いてるぞー」
そう言うと入ってきたのは吹雪達駆逐艦だった。
「どうしたんだ?なんか聞き忘れたことでもあったか?」
「違うの・・・お兄ちゃん!あの・・・お兄ちゃんがよかったらだけど二日目の自由時間私と一緒にお祭り回ってくれない?」
「な、なによ吹雪がどうしても言いたいことがあるから付き合ったげたのにそんな事!?それならあたしも一日目の自由時間一緒に回ってあげないこともないけど・・・?言っとくけど吹雪も春風も鎮守府待機から他に誘う子も居ないし仕方なくよ?」
「ふふっ!それならわたくしは三日目・・・宜しいでしょうか?」
急にやってきた吹雪と天津風と春風によって自由時間がきっちり埋まってしまった。
どうしよう・・・でも流石に断るのも悪いしなぁ・・・
俺は視線で大淀に助けを求めると
「そ、そうね・・・せっかくのお祭りなのに鎮守府で待機なんて可哀想だし良いんじゃない?」
大淀はそう言ってみせたが無念さが顔から滲み出している。
なんか悪いことをしたような気もするがここは大淀の言葉に甘えることにして三人の申し出を受けることにした。
「やったぁ!ありがとうお兄ちゃん!あっ、大淀お姉ちゃんも二日目の自由時間一緒でしょ?さん人でお祭り行きたいなぁ」
よく言った吹雪!
その言葉を聞いて大淀の表情も多少明るくなったような気がした。
「吹雪ちゃん・・・そ、そうよね!それじゃあ提督と私と三人で行きましょう!」
「お、おう!絶対そっちの方が楽しいぞ!他の二人も時間になったら来てくれよ?」
「わ・・・わかったわ!」
「それでは楽しみにしていますね」
「それじゃあ私達これからランニング行ってくるねお兄ちゃん!」
吹雪達はそう言って執務室を後にした。
「はぁ・・・今日は厄日ね・・・」
「まあそう落ち込むなって一応二日目は一緒に回れるだろ?」
「そうだけど・・・」
やはり大淀の表情にはどこか悔しさが残っている
「ま、まあ良いじゃないか! 休みは二人でどっか遊びに行こうぜ? そのためにはとりあえず後三日は頑張らなきゃな!」
「う、うん!そうだね!」
こうして決意を新たに俺たちはXX祭りへと臨むのであった。
半年近く放置してしまって申し訳ありません。
その上で宣伝なのですがふたけっと16.5にて頒布されるシーメール合同誌「C’s HAVEN」に小説を寄稿させていただいております。
詳しくは活動報告に書いておくのでそちらも御覧ください(https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=249085&uid=190486)