やはり俺のToLOVEるな日常はまちがっている。   作:スキート

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トラブル2 銀河からの使い

「どうしたの?リト」

 

「いきなり『外で話がある‼︎』なんて改まっちゃって」

 

「早く帰ってゲームの続きやろーよ」

 

 この声の主はララ・サタリン・デビルーク。

 そのララが話しかけてているララの目線の先にいる少年、結城リトである。

 

 俺は今この二人の後をつけた。

 気になったのは何でリトがララと一緒にいる羽目になったのか、ということだ。

 

 ララに告白してしまったリトは誤解を解くためにララを外へ呼んだらしい。

 

 リトが必死に説明しているところにある男の声が響く。

 

「ララ様っ」

 

「ザスティン‼︎」

 

 現れた男の名はどうやらザスティンというらしい。

 

 リトは「うわっ!また変なの来た‼︎」と驚いた。

 

 ザスティンは地球に来てからの苦労をいきなり語り出した。

 まぁ勿論こいつが地球に来た目的はララを連れ戻すということだった。

 

「べーーだ!私帰らないもんね」

 

「帰れない理由が出来たんだから‼︎」

 

「…帰れない理由とは?」

 

 ララの返事にザスティンは眉をひそめる。

 

「私!ここにいるリトの事好きになったの‼︎」

 

「ぷっ」

 

 はっ!いかん、笑ってしまった。

 

「何者だ‼︎」

 

 バレた。

 

「ど、どーも」

 

「八幡!?」

 

「誰?」

 

 リトは驚き、ララは不思議な顔をしている。実は俺はララと会っていない。

 

「そこの男の知り合いか?」

 

 ザスティンはリトに指を指す。

 

「そっす」

 

「話はそれたがララ様そうはいきません」

 

「このザスティン、デビルーク王の命により、ララ様を連れ戻しに来た身」

 

「得体の知れぬ地球人とララ様の結婚を簡単に認めて帰っては王に合わせる顔がない」

 

 ザスティンの言葉にララは「じゃあどーすればいいの?」と聞く。

 

「お下がりくださいララ様」

 

 そういいザスティンは腰に下げている剣に手をかける。

 

 ザスティンが剣を振りかざし、リトが吹き飛ぶ。

 こりゃリトがあぶなーな。

 

「私が見極めましょう」

 

「その者がララ様にふさわしいか否か」

 

「さァリトとやら」

 

「実戦で貴様の実力を見せてもらう‼︎いざ勝負ッ‼︎」

 

「ちよ、待て待て待て、何でそーなるんだよーーーっ‼︎」

 

 車にリトが隠れる。

 俺はそのリトの前に立つ。

 

 今更止まらなくなったザスティンは驚いた顔をしながら突っ込んでくる。

 

 キンッ!

 

 何かがぶつかり合った音が周りに響く。

 

「貴様何だその剣は?」

 

「腐り剣?かな」

 

「何で?が付いているのだ」

 

 そんな俺とザスティンの会話に驚いているリトが入ってくる。

 

「お、おい八幡!どーゆう事だよ‼︎」

 

「ずっと黙っててすまん、リト」

 

 そして俺は一番伝えなくなかった事をリトに伝えるために口を開く。

 

「俺、実は宇宙人なんだ」

 

 その言葉を聞いたリトは「は?」と固まる。

 

「まさか貴様、その目は、10年前我々デビルーク星が滅ぼしたクサリメ星の生き残り…か?」

 

「ご名答」

 

「すまん、リト、俺、この件が終わったらお前ん()でてくから、小町は見逃してやってくれ」

 

「そ、そんなこと…」

 

「さぁザスティン、まだやるか?」

 

 俺の言葉に「勿論」とザスティンが頷く。

 

「はぁ‼︎」

 

 ザスティンが全力で突っ込んでくる。

 

「貴様らクサリメ星人の持つ力を恐れた我々側の人間が王への指示を仰ぎ、デビルーク王直々に星を滅ぼした‼︎」

 

 そんな言葉を聞きながら俺はザスティンの振るう剣を避ける。

 

「真面目にやれ‼︎」

 

 そしてザスティンは剣を勢いよく振るった。俺は先程作った腐り剣で防ぐ。

 

「なんの!」

 

 ザスティンのふるった剣は俺には届かない。ザスティンが戸惑いながら剣を確認すると刀身がなくなっている。

 

「…何をした?」

 

「腐らせた」

 

 ザスティンの質問に俺はあっけからんと答える。

 

「…私の負けだ。貴様、名前は?」

 

「比企谷八幡だ」

 

 俺の言葉にザスティンは「そうか、覚えておく」という。

 

「また話がそれたが言わせてもらう」

 

「俺はずっと隠れている男と戦っていない!」

 

「ザスティン!」

 

「何ですか?ララ様」

 

「デビルークNo1の剣士っていわれてるザスティンにリトが勝てるわけないじゃん」

 

 ララの言葉にザスティンは必死に言葉を絞り出す。

 

「しかしララ様‼︎」

 

「ララ様と結婚するという事はデビルーク王家の後継者としてデビルーク王が治める(おさめる)数多の星々の頂点に立つという事‼︎」

 

「軟弱な者につとまるものではありません‼︎」

 

「だから王は銀河中から有志をつのってララ様とのお見合いをーー」

 

 ザスティンの言葉にララが反論する。

 

「それがイヤだって言ってるの‼︎」

 

「どーせパパは私より後継者の方が大切なんだよ‼︎」

 

「いーえそんな事はありませ「いー加減にしろ‼︎」」

 

 ララとザスティンの言い合いにリトが口を挟む。

 

「デビルーク星の後継者とか…、お見合いとか…、どーでもいいんだよんな事。普通の生活させろよ‼︎ もうこれ以上好きでもねーヤツと結婚とか…、だから…もう帰ってくれ‼︎ 自由にさせろよ‼︎」

 

 リト…そんなに自由になりたかったのか…(同情の目)。だが酷いことを言われたはずのララは逆にときめいていた。

 

 リトが必死に言い訳をしている間に今の状況を説明しよう。

 

 リト→自由になりたいから言った

 ララ→自由にしてあげろよとリトがザスティンに言ったと勘違い

 

 そしていつの間にかララが結婚したいとか言ってるし、ザスティンも諦めて帰ってったし…。

 

 俺も帰るか…。

 

 

 

 

  …何か忘れた気がするがまぁいいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




八幡の能力は今後説明します。
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