やはり俺のToLOVEるな日常はまちがっている。 作:スキート
今日、ララが学校に来た。部外者ではなく生徒としてだ。リトはすごい動揺していたがね…。知らせとけよリトくらいには…。
まぁそんなこんなで学級委員である西連寺がララに学校を案内するらしい。
そして俺がベストプライスで昼飯を食べていた時だった。
リトから電話がかかってくる。
『八幡!春菜ちゃんがさらわれた!場所は体育館倉庫だ!俺は先に向かってるぞ!』
俺はその言葉を聞くと体育館倉庫に向かった。ってか、どの体育館倉庫だ?と思う暇もなく俺は走っていた。
─×─×─×─
「あ!八幡だ!」
俺は走っている途中、ララに呼び止められる。
「お、ララ!丁度いいところに!」
「どうしたの?」
「西連寺がさらわれた。場所は体育館倉庫だ」
「春菜が!?うん、私も行く」
「走…」
そう言う間も無くララに手も掴まれ音速を超えるかと思うほどのスピードで体育館倉庫に向かっていった。
─×─×─×─
「ララ、ここだ!」
「わかった!」
俺たちは躊躇いもなく中に入る。中には宇宙人と服を脱がされたあられもない西連寺の姿があった。
「リトーー♡、やっと見つけたーー‼︎こんな所にかくれちゃってもーーーーっ♡」
いきなりリトに抱きついたララにリトが「げ」と声を漏らす。
「あれ?あいつギ・ブリー?まさかあいつが春菜を…」
「ララ…、お前はオレのものだ」
ギ・ブリーと言われた宇宙人はララに向かって話しかける。
「べーーーっだ。それより早く春菜をはなして!そのコは私の大事なトモダチなんだから‼︎」
「だまれ…ララ…。」
「な!なんだァ!?」
ギ・ブリーの体がみるみる大きくなっていく。
「オレを拒むなら‼︎全員地獄を見る事になるぞ‼︎このギ・ブリー様の真の姿でなァア‼︎」
「なぁララ、リト…。こいつ俺に任せてくれないか?」
俺は自分でも信じられないほど今、怒っているのだろう。俺の少ししかいない知り合いを傷つけて、俺のことを好きになってくれた子を傷つけて…
許せるはずがなかった。
この宇宙人は俺の記憶の中だと確かクソ弱いはずだ。俺の威圧に押されたのかララとリトはコクンと頷き、ギ・ブリーは驚いた顔をしている。
「ギ・ブリー、俺は知り合いが傷つくのを極力見たくないんだ…。お前のせいで西連寺が傷ついた。これだけは変わらないよな?」
「ひっ‼︎」
ビビるギ・ブリーを傍目に俺は一歩一歩近づいていく。
「てめぇの実力じゃあリトにも勝てないよな?」
「く、来るな‼︎」
倒れ込んだギ・ブリーは後ろへ下がるも壁にぶつかってしまう。
「じゃあ、最後に一つだ」
俺は少しずつギ・ブリーに近づく。
「…もう地球に来んな。クソ宇宙人が」
その言葉と同時にギ・ブリーの頰に強烈な一発をぶちかます。ギ・ブリーは吹っ飛び気絶してしまった。
「は、八幡?」
「ん?どうしたリト」
「…こ、怖かったんだけど…」
「誰が?」
「お前がだよ…。」
「そうか?」と俺は心の中で呟く。
いつの間にかギ・ブリーは消えていた。ララの持っていた道具でどっかに飛ばしたらしい。ようやくして西連寺の縄をほどき、リトと俺は教室に帰っていった。
無事に西連寺は六時間目の授業に参加したのであった。
─×─×─×─
「あ、あの!」
帰ろうとしていた俺を西連寺が引き留める。
「今日は助けてくれて、ありがとう!比企谷くん」
「別に、大したことはしてないから」
「ううん、ララさんが教えてくれたよ」
ララの奴…余計な事を…。
「あのね…ちょっと言いにくいんだけど…」
西連寺がモジモジし始める。
「今回のお礼を兼ねて私と今度出掛けてください!」
「はい?」
「えーとっ、今度お礼がしたくて…。」
「はぁ…わかったよ…。」
「ほんとっ!?」
「あ、ああ」
俺は必死な西連寺の返事に応える。どうせ小町にチクられても面倒だしな…。
「今度の日曜日でいい?」
「あ、ああ大丈夫だが…」
「それで決定ね!後でメールするから!」
そういい西連寺が走り去っていった。俺のアドレス西連寺に教えたっけ?と思ったがまぁどうとでもなるよなと思い家に帰った。
家に帰ると西連寺からのメールが入っていた。誰が教えたんだよ…。多分小町……いや、確実に小町だが。
このことが皆に知られたらしく、リトから羨ましそうな目線。学校に行くと「何であいつが…」なんて声も聞こえ、籾岡からは「やるねぇ〜」と言われた挙句美柑が俺に怒り気味だった。
─×─×─×─
そしてデート当日
小町に着せ替えをさせられ待ち合わせ場所に向かう。リトには悪い気もしながらも向かった。