リバーシティ・トロンの五階で生存者と遭遇した亜森達は、体調を崩した由紀を休ませる為、生存者が避難していた避難所を仮の宿としていた。
生存者も気を失ってしまった為、由紀と同様に避難所に設置してあったベッドに横になってもらっている。
胡桃と悠里によって、生存者は怪我や噛み跡の有無を調べられており、一先ず感染は確認されていない。
寝ている間に変異して、周囲を襲い始めることもないだろう。
既に日が暮れたため、亜森はPip-Boyからランタンを取り出し灯りを灯す。
オレンジの光に、亜森達の顔が照らされた。
胡桃と悠里は、二人並んで壁を背にして座り込み休んでいる。
二人ともペットボトルの水を飲んでおり、一息ついていた。
ペットボトルはこの部屋にあったものだ。
生存者が起きない内に拝借するのも気が引けなくはなかったが、ここは水道が生きている様だったので、我慢してもらうしかない。
亜森は懐から手帳を取り出し、鉛筆で今日の事を記録している。
連邦にいた頃から続けている習慣で、特に面白い娯楽もなかったウェイストランドで手慰みとして始めたが、何時の間にやら趣味と実益を兼ねるようになっていった。
何処で何をしたか、何を見つけ何を持ち出したか。誰と戦闘になり、誰が味方になったか。
見つけた建物のスケッチや、身近な人間のあまり似ていない似顔絵など絵を描く事もあった。
一通り今日の事を書き終え手帳を閉じた所で、胡桃からそろそろ食事を取ろうと提案がある。
「みんな、お腹空かない? せっかく缶詰も詰めてきたし、食べようぜ」
「良いわね、ゆきちゃんはまだ眠っているけど……お腹も空いたし先に食べちゃいましょ」
「ああ、そっちの生存者もまだ起きないし。食事してたら、丈槍も匂いで起きてくるだろ」
胡桃はリュックサックから缶詰を取り出し、テーブル代わりに使っていただろうダンボールに並べ始める。
「実はさー、缶詰のコーナーで良いものを見つけてさ」
胡桃は手に入れたものがよほど嬉しかったのか、笑顔で目的のものを取り出した。
「じゃーんっ! パンの缶詰!」
「まぁ! パンなんていつ振りかしら」
「パンか……、マトモなパンなんて何年振りかなぁ」
亜森と悠里も、胡桃の持つ缶詰を見て自然と笑みがこぼれる。
世界のルールが変わる前、ありふれた食品であったパンも、サバイバル生活では途端に贅沢品に早変わりしてしまった。
店頭に並んでいたパン製品も、数日もしない内に食べるかカビるかして無くなってしまった。
その後は、パンをわざわざ作るだけの余裕がない。
つまり、このパンの缶詰は本当に久し振りの、かつての日常を思い起こさせるパンだったのだ。
以前であれば、ただのパンにここまで一喜一憂することもなかったが、今になって普通だった頃の有り難みを深く感じている。
三人とも、それをよく分かっていた。
パンの缶詰を開け、追加でツナやコーンを楽しんだ後、亜森はこのフロアを掃除してくると言い出した。
「さて、食事をとったし……このフロアを掃除するついでに、見て回ってくるよ」
「んぐ、……ごくん。あーそれならあたしも」
「いや、一人で大丈夫だ。君達は休んでいてくれ、掃除と言っても五階のゾンビは少ないのは分かってるだろ?」
生存者である直樹美紀を身体検査した際に見つけた生徒手帳には、五階フロアに逃げ込んだ当時からごく最近の出来事まで記録してあった。
その中に避難者の人数も記載してあり、その数十一人。
美紀とモールから去った友人を抜いて九体、階段入口で三体処理して六体。
避難所にたむろっていたのが四体、残りは二体だ。
階段入口のダンボールバリケードのことを考えれば、これ以上多く彷徨っているとは思えない。
つまり、さっさと残っているだろう二体を始末すれば、5階フロアの安全は確保できるというわけだ。
「あー、この娘の生徒手帳に書いてあったのを信じればだけどな」
亜森の楽観的な主張に、胡桃は少し疑問があるといいたげに答える。
「やっぱりあたしも行く。アモが言うようにあいつらが少ないなら、人数が多いほうがさっさと終わるだろ?」
付いて来る気マンマンの胡桃を見て、亜森は諦めるように両肩を上げるジェスチャーをした。
胡桃は、シャベルとライトを片手に立ち上がる。
「りーさん、寝ている二人を見ててくれ。もし起きたら、あたしのリュックサックから勝手に缶詰めを取り出していいから」
「分かったわ、二人共気をつけてね」
胡桃を先に通らせて、扉を後ろ手に閉めた亜森はPip-Boyのバックライトを点灯させ、周囲を照らす。
「それ、そんな機能まであんの?」
「便利だろ。明かりは下のフロアまではどうせ届かないし、さっさとおびき寄せて始末するには、明るくするのが1番楽だ」
「まあそうだけど、階段と吹き抜け近くでは消してくれよ?」
「分かってるさ、その時は恵飛須沢が持ってるライトとライターを使おう」
「ああ、任せろ」
手持ちのライトと金メッキのライターを確認し、胡桃は準備万端だと頷いて答える。
亜森はホルスターから10mmピストルを抜き、スライドを引いて初弾が装填されていることを確認、マガジンを引き抜き残弾が十分あることを確認して、胡桃に"出発しよう"と伝えた。
亜森と胡桃の二人は、最初にダンボールバリケードが築かれていた階段へ向かった。
最初に通り抜けた時と同じように、ゾンビが三体始末されており、ダンボールは崩れたままだ。
四階に通じる階段を覗き込んでも、新たなゾンビが登っては来ておらず、異常は見られなかった。
二人は取り敢えず、ダンボールを腰の高さ程度まで積み上げることにして、フロアの探索に戻ることにした。
「新しいのは登ってきていないみたい」
「ああ、結構音がしたような気がしたけど。そこまで刺激しなかったのか?」
「んー、あいつらは生前の記憶があるみたいな行動をしてるから、今頃は家に帰ってるんじゃないか」
亜森の疑問に、胡桃はこれまでの経験から得られたゾンビの行動傾向を伝える。
「生前の記憶? それじゃ平日は会社や学校に行っているとでも?」
「実際、避難所にしてるウチの学校だと、生徒と教師だったヤツばっかり集まるし」
「ふうん? 恵飛須沢がそう言うんならそうなんだろうが……。ま、今後の課題だな」
ゾンビの行動がどういう理屈なのかはさておき、亜森は懐から館内案内のチラシを取り出して、このフロアにあるテナントを確認する。
「5階は……、家具・寝具・本・電化製品、それに玩具か。さてどれから行く?」
「んー、あたしはどれでもいいけど。……絶対行くのは本屋と電気店と、……玩具店?」
テナントのジャンルから、持ち帰れそうな物がありそうな店舗を選ぶ。
亜森は胡桃のチョイスに同意する様に頷き、チラシ上の店舗をそれぞれ指差していく。
「その三つは行きたいな。本屋は、雑誌とかサバイバルに役立ちそうな植物図鑑とかあるだろうし。あ、農業に関する本とかもいいな」
「あー、学校にあるあたしが読むような雑誌は読み尽くしたから、新しいの欲しい」
胡桃は、学校にある図書室の雑誌コーナーを思い出す様に呟く。
「電気店は、充電用のバッテリーとか換えの電球とか。他にも何かあるだろ、必要そうなのが」
「電球はLEDのヤツが長持ちするって聞いたことあるぜ」
「それならLEDは要回収だな」
「玩具店は何か欲しいのがあるの?」
「トランプとか、ボードゲームとか……暇を潰せそうな物は一通り持っていこうかと」
「そういえば、そういうのウチの部室になかったような……」
胡桃は顎に手をやり、部室として使っている部屋を思い出す。
部屋にあるのは、電気ポッドと電気コンロと炊飯器、書類ラックと会議用テーブルとパイプ椅子が人数分。
殺風景な部室にため息をついてしまう。
「今までどうやって時間を潰してたんだ?」
「……雑誌読んだり、三人で話したり?」
「……沢山持ってくか」
フロアの探索に戻った二人は、焼け跡が目立つ一角を発見する。
そこはちょうど家具売り場と寝具売り場の境目付近で、売り場の配置を変えて人が集まれそうなスペースに改造してあった。
焼け跡には、焼け焦げたテーブルやカーペット、そして床には黒焦げの遺体が二人分あった。
「これが最後の二人……みたいだな」
「そうみたい、でもどうして火がついたんだろ」
「確かに。……いや、これを見てくれ。焼け跡の範囲外にあった小皿に何か張り付いてる」
「皿? 中央に何か溶けた後が……これはロウソクか! それで火がついたんだ」
胡桃がライトで床を照らせば、焼け跡の範囲にも同じ様な小皿があるのを確認できた。
幸い火の手は大きく広がらなかったようで、焼け跡はこの一角に集中している。
酒瓶やビール缶が転がっているのを見るに、酒盛りをしていたのだろう。
隅の方には、中身の詰まったゴミ袋が幾つも纏めてある。
しばらくの間、ここで避難生活をしていたのは間違いないようだ。
周囲を見渡しながら、亜森は言葉を続けた。
「何らかの原因で、内部から感染者が出たんだろうな。そいつが周りの生存者を襲っている内に火がついた」
「何とか逃げようとしても、既におそかった……か。生き残ったのは、直樹美紀って娘とその友達だけ。友達も暫くしたら、外に出ていった」
せっかく生き残ったのに、残念だ。
言葉には出さないながらも、二人は同じことを思った。
「でも何でその友達は出て行ったんだろ? 外だってモールと同じくらい危険だし、物資だって此処より沢山ある所は思い当たらないよ」
「閉塞感は人を追い詰めるからなぁ。友達も、何か行動を起こさなければならないという思考に囚われたんだろう。そしてある時、限界を超えた」
「……あたし達もいつかそうなるのかな。追い詰められて、取り返しのつかない決断をしたり……」
「そうならない為に、君等は遠足に来たんだろう? そのおかげで俺は君達に出会えたし、もう一人新たなお仲間を見つけた。良い方向にむかってることは、間違いないよ」
焼け焦げた遺体を視界に収めたまま、胡桃は不安を口にする。
亜森は焼け跡から何か見つからないか目を凝らしながら、不安を和らげようと言葉をかけた。
「そうだといいけど」
胡桃はもう一度遺体を見つめて、静かに手を合わせた。
「何にもないなら、そろそろ次に行こうぜ」
「もういいのか?」
亜森は、暗に気持ちの整理はついたのか尋ねた。
連邦での経験から、何かに気持ちが引きずられたままでいれば、突然の出来事に対応が遅れ、それが命取りになると知っていたからだ。
亜森にはこれまでのやり取りや行動から、胡桃が色々なモノを溜め込んでいるように感じられた。
何処かで吐き出さねば、いつかパンクしてしまいかねない。
胡桃は出会って二日目の、殆ど初対面と変わらない外部の人間である亜森と学園生活部の間を取り持とうとする様な、ある種の責任感の強い女子高生だ。
今行っている探索にも、率先して付いてこようとするぐらいだ。
自分がやらなければならないと、考えているのかもしれない。
彼女達の間で、そういった諸々の不安を解消する様にしていれば良いのだが。
「ああ、さっさと全部回ってしまおう。りーさんが待ちくたびれて、眠っちまわない内にさ」
「……そうだな、行くか」
避難所の部屋に残っている悠里は、食べ終わった缶詰を片付け一人座って時間を潰していた。
由紀が起きてくるのを待っているが、まだ時間がかかるようだ。
隣に寝ている新たな生存者である直樹美紀も、起きる様子は見られない。
「二人共……大丈夫かしら」
実際、胡桃と亜森が探索に出ていってまだ30分も経っていないのだが、悠里には一時間以上経っているように感じられた。
ランタンの揺れる灯りを見つめながら、悠里はこの二日間の事を思い返していた。
昨日は銃を持った亜森に出会ったし、今日はモールで生存者に遭遇した。
それも、同じ高校の生徒だ。一体どんな確率だろうか。
胡桃は亜森から大体のことを聞いたのだろうが、悠里にはまだ伝えられていない。
得体がしれない、それが亜森に対する悠里の印象だった。
自分達、学園生活部以外の生存者と出会った事は喜ばしいと思っているが、同時に不安も感じている。
亜森は映画でも見た事がないような銃を持っているし、直樹美紀についてはまだよく分からないが、彼女の生徒手帳を見るに友人と物別れに終わったような節があった。
今の学園生活部を取り巻く環境が急速に変わっていくのを、悠里はこの二日で強く意識する様になった。
良い方向に変わる事を願っているが、世界のルールが変わってしまったあの日から、そんな期待は持てなくなった。
家計簿で来週の事は予想できても、人間相手には役に立たない。
悪い想像ばかり、浮かんでは消えて行く。
気持ちを切り替えようと、持ってきていた水筒から水を口に含む。
ちょうど蓋のカップに注いだ分で、水筒の水は終わりのようだ。
水筒を自分のリュックサックに戻したところで、由紀が目を覚ましたようで、目元をこすりながら名前を呼ぶ。
「ん~……、りーさんおはよう……ふわぁ」
「おはようゆきちゃん、といっても今は夜だけど」
かなり時間が経っていたことに驚き、由紀は聞き返した。
「えっ、そんなに寝ちゃってた?」
「ええ、疲れてたみたいだから……。亜森さんがお店の人に頼んで従業員の休憩室を貸してもらったの」
悠里のとっさの思いつきながら、由紀はその理由に納得したようだ。
そのまま、ランタンの明かりに照らされた部屋の中を見回した由紀は、胡桃と亜森がいないことに気づいた。
「そーなんだ……そういえばくるみちゃんとアモさんは?」
「えーと、確か枕とか毛布を借りにいってるわ。流石に私達の人数分はここにはなかったから」
流石に苦しい言い訳だった。
常識で考えたら、ホテルでもない商業施設に部外者が宿泊も寝具類のレンタルも出来ようはずが無い。
しかし由紀はそれで納得してくれたようで、得心したように頷く。
そこでようやく、新たな生存者のことを思い出したようで、悠里に慌てて尋ねる。
「ふうん。あ、そうだ! うちの高校の生徒がいたよねっ!」
「ゆきちゃんの隣に寝てるわよ。その娘もかなり疲れてるみたいだから……ゆきちゃんも静かに、ね?」
「は~い」
悠里の答えに、由紀は自分の隣で寝ている生存者である直樹美紀を見やる。
無事な姿に安心したように胸に手を当て息を吐いた。
その様子を見た悠里は、由紀の食事がまだだったと思い出し、胡桃のリュックサックを開けながら由紀に声をかける。
「ゆきちゃん、お腹すいてるでしょう? いま準備するから、食べてしまいましょう」
「お腹ぺこぺこ~。あ、パンだ! やったー!」
「しぃ~」
「アハハ、ごみん」
これは失礼と、手を頭に当てながら謝る。
由紀はベッドから降り、悠里の側に寄って遅まきながら食事を始めた。
一通りフロアを周り、必要なものを回収してきた亜森と胡桃は、焼け跡の近くで見つけた台車に人数分の枕や毛布を積み込んで、避難所へ戻る通路を歩いていた。
台車に載せているもの以外はPip-Boyに取り込んでいるようで、台車以外は避難所を出た時とさほど違いは見られない。
違うのは、亜森から大きく一歩程度距離を開けて歩いている胡桃ぐらいだ。
「信じられねぇ、女子高生に堂々とエロ本を選んでるとか言うなんて」
距離を取りながら、亜森に対して不満をぶつける。
どうやら、最後に物色した本屋での亜森の行動が原因のようだ。
「仕方ねえだろ、自分で処理しなきゃ溜まる一方なんだから」
「だから溜まるとか言うなって!」
"うがーっ!"と反応しながら、胡桃はジト目で亜森を見る。
「恵飛須沢だって、学校で人間の三大欲求について習っただろ」
「そりゃ習ったけどさぁ、あたしが言いたいのはもっとデリカシーってのがあるだろって」
「じゃあ俺がコソコソ誤魔化しながらエロ本を雑誌の束に忍び込ませるのと、堂々と選んでるのとどっちがマシだよ」
そう言われて、胡桃は亜森が人目を気にしながら成年指定雑誌を手に取り、適当なスポーツ新聞の下に忍ばせレジに突き出す様を想像した。
「うわっ、想像させるなよ。マジキモい」
想像した姿が予想以上にダメージがあるものだったらしく、顔を顰めながら胡桃はもう一歩距離を取る。
「キモいとか……。マジで傷つくからやめろよ、男はみんなそうなの」
「ああもうっ! いいからその話はおしまいっ」
「そっちから話振ったんだろうが……」
大きくバツ印を作る胡桃にゲンナリしながら、亜森は台車を押し続けた。
避難所に戻った二人は、起きて食事を取った由紀と悠里の歓迎を受けた。
「あ、おかえりー」
「ただいまー、あー疲れた。あたしはもう寝るよ」
「お疲れ、二人共」
「ああお疲れ、枕と毛布を見つけたから取ってきたぞ」
亜森は、押してきた台車に載せてあった枕と毛布をそれぞれに手渡す。
「ありがとう……、それでどうでした?」
「このフロアの安全は確認してある、下から上がってくることも無いはずさ」
「そう、良かった……」
フロアの様子が気になった悠里は、亜森にどうだったか尋ねる。
亜森からは、問題ないと言われひとまず安心した様子だ。
「さぁ、今日はもう寝てしまおう。明日は、朝食を取ったらすぐに行動開始だ」
ランタンの明かりを最低限にしながら、亜森は明日の予定を告げる。
「そうだな、今日は疲れたし。早いとこ学校に戻りたいよ……ふわぁ」
胡桃は横になりながら毛布をたくしあげ、眠気が来たようにあくびをする。
その隣で悠里も寝る準備が出来たようで、横になっていた。
「それじゃ、みんなおやすみ」
「おやすみ」
「はーい、おやすみなさい」
「おう、おやすみ」
それぞれ、毛布に包まり目を瞑る。
皆疲れていたようで、先程まで寝ていた由紀もさほど時間が経たない内に寝入った。
明日は、とうとう学校への帰還となる。
(新たな生存者の直樹美紀のこともある、何も起きなければいいが……)
亜森はランタンの薄明かりの中、扉を塞ぐ形で横になりながら、明日のことを思う。
(ま、成るようにしかならないか。俺は将軍と違って何でも一人で出来るわけじゃない、彼女たちと協力しながら良い方向に進ませればいいだけだ)
連邦の想い出……、主に将軍と一緒にやったやらかしを振り返りながら、亜森もようやく眠りについた。
・アモの手帳
娯楽の類が期待出来ない連邦で、何か無いかと考えた末の手帳への書き込み。
一日の出来事を書いたり、スケッチをしたり。
予定表というより覚書に近い。
キュリーに振られた日は、FUCKとだけ書かれている。
・パンの缶詰
現実では結構お高い缶詰。
作者は買ったことは無いです。
・逃げ込んだ生存者の人数
コミックでは11人と記してあった。
何とかなりそうと考えてしまうのは、ゾンビゲーの影響を受けているかもしれない。
・リバーシティ・トロン 館内案内チラシ(コミック準拠)
B1F:食料品フロア
1F:フードコート、広場、ステージ (これら以外にCDショップ)
2F:アクセサリ、宝飾品、高級品
3F:女性服、子供服(このフロアに防犯ブザーのあるショップあり)
4F:紳士服
5F:??(恐らく家具)、寝具、本、電化製品
玩具店が5階にあるのは作者の創作です。
しかし、コミックで胡桃は玩具だけどと言いながら手錠を取り出している。
それって大人の玩具……いや、まさかね。
・胡桃のキモい口撃
やめてくれ、それは私にきく。
・将軍と一緒にやったやらかし
目立つものは、やはりシルバーシュラウド。
他にも細々とたくさん。例で出すなら、大学生の悪ノリアメリカ版。