前回に続き、紅魔館にて。前回も言ったように紅魔館の中には物凄い広さを誇る大図書館が存在している。因みに『ヴワル魔法図書館』というのは曲名なだけであって、この図書館の名前ではない(らしい)。そこに住むもとい図書館ごと居候しているのが『パチュリー・ノーレッジ』とパチュリーと契約?したのかは定かではないがパチュリーのことを慕っているのが『小悪魔(正式名無し)』の二人である。パチュリーは魔理沙とは少し違い、魔女という
これが皆が知っているであろうパチュリー・ノーレッジのこと。
━━━━━だが、現実は違った。
図書館内でパチュリーは既に外出の準備を済ましていた。鼻歌交じりにバッグに色々と物を詰め込んでいく姿はまるでピクニックに行く子供のようだ。支度が終わったら小悪魔を探して周りをキョロキョロと見渡すが見当たらない。
「小悪魔ー?そろそろ行くわよ?」
「ふっふっふ……見てくださいパチュリー様!」
本棚の奥の通路から現れたのは小悪魔。だが、様子が少しおかしい。
「なんか変わったわね貴女」
「モチのロンですよ!今回の私は魔界のお偉いさんから物凄いパワーをもらったのです!」
「へぇ(もし本当だとしてもその力の使い道なさそうだけど……)」
「む、その言い草……信じてませんね?ではお見せしましょう……この私のフルパワーの3割程度を~~~!……って、え?」
小悪魔が体内に眠る物凄いパワー(?)を解放しようとするが、目の前にバスケットボールぐらいの水の玉がふわふわと小悪魔の方へと飛んできた。
「な、なんだこ……ゴボゴボ!?」
「『
「ま、まっゴボゴボ……!」
水の玉に顔が抜けず溺れている小悪魔を放置してパチュリーはバッグを背負って図書館を出る。
「おや、お出掛けですかパチュリー様」
紅魔館の門まで足を運ぶと、門番の紅美鈴がこちらに気づく。「ええ」と、端的に答えてパチュリーはそそくさとどこかへと歩いていった。美鈴は遠くに見えるパチュリーに対して大声で注意をする。
「パチュリー様ーー!夕飯前には帰ってくるんですよー!それと、不審者には気を付けて!あ、あとあとお怪我はしないでくださーーい!」
「保護者……?」
パチュリーは美鈴の注意に親かとツッコミを入れるが、当然美鈴にそれが聞こえている訳もなく、振り返って見てももう美鈴の姿は見えなくなるほど遠くまで歩いていた。
「おろ?パチュリーちゃんじゃない?」
パチュリーを呼び止めたのは誰にも忘れられていない沙月麟だ。仕事帰りのようで、服はすすがついている。
「ええ、すぐそこの人里まで」
「すぐそこには人里はないんだけどねぇ……てか、毎日そこら辺までよう歩くわ」
「だって私、『
「物好きね。魔法とかの……あれよ。実験とかいいの?」
「確かに重要よ。でも私には人間と比べれば余りあるほど時間があるから」
「……それは確かに。じゃ、私依頼者とお話しなければならないんでこの辺りで」
「ええ、さようなら」
沙月麟と別れて、パチュリーはぶらぶらとまた歩き続ける。
あんま変わってないって?性格反対でも喋り方が変わった訳ではないし、見た目も変わってないよ。じゃあなんでこれ書いてんの?って聞かないで…(汗)
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