ぼっちマスターと捻デレサーヴァントの聖杯戦争   作:大弓

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どもどもー大弓と申しますで候!
初投稿&文章力がナッシングでかーなーりッお見苦しいと思いますが、初投稿と言う事で生暖かい目で見ていただければと思っております。•☆〜(ゝ。∂)テヘペロッ、、、おえぇ。気持ち悪っ。
それとゴメンナサイ、今回は邪ンヌ出てきてないです。ですが次回あたりには登場すると思います!!
それでは本編へどぞー!


1話 彼が目にうつすもの

文化祭や修学旅行での嘘告白の一件で彼、比企谷八幡の学校での評価は最悪なものへと変わった。

そしてその評価に伴い彼へのいじめや陰口はエスカレートていった。

私物や席などがボロボロにされていたり隠されていたりなんてのは日常的に陰口も本人が居ようが居まいが関係なし。

今ではそんなレベルにまで達していた。

 

 

 

俺はいつもと同じように机に突っ伏して寝たふりをして休み時間をやり過ごしている、だが以前とは明らかに違う点が存在する。

それは周囲の話題の大半が俺への誹謗や中傷などの陰口だという点だ。

 

女子生徒A「修学旅行の時に人の告白を邪魔した男子いるじゃん」

 

女子生徒B「あー、あそこでいつも寝た振りしてる。えーっと、あー、」

 

女子生徒A「ヒキタニだったっけ?」

 

女子生徒B「そうそう!ヒキタニヒキタニ」

 

女子生徒A「ってかあれ寝た振りだったの?超キモいんだけど」

 

女子生徒B「だよねー、ホントに気持ち悪いよね」

 

八幡(俺のとこまで聞こえて来てんだよ、陰口なら陰で言っとけよ…)

 

男子生徒A「あのヒキタニとか言う奴マジありえなくね?、人の告白邪魔するとか」

 

男子生徒B「マジありえねぇわー、しかもあいつ文化祭で女子泣かせてるしな」

 

男子生徒C「うわぁ、マジかよ。人の告白邪魔するわ女子泣かせるわってもう人としてどうなの?」

 

男子生徒B「俺だったら自分に嫌気が指して自殺しちまうね」

 

男子生徒A「間違い無いっしょ〜」

 

男子生徒C「だな〜」

 

―――――――――――――まさかここまで堪えるとは、以前までの俺だったらこれくらいなんてこと無いのだが。この俺がいじめや陰口くらいでここまで平常心を乱されるなんてな。きっとそれには小町と喧嘩中であることや戸塚と何時もと同じように接することが出来ないことや奉仕部の2人との関係がギスギスしていることも影響しているのだろう。

 

だがこれは俺が背負うべき代償なのだ。何故ならこの状況を選択したのは紛れも無く俺なのだから。

 

 

俺は修学旅行のとき奉仕部というあの空間を守りたかった、だがあの時は時間も無ければ有効な手段も無い。云わば詰みだったのだ、だから俺はこの一件で誰も傷つかないように事を収める為俺という生贄を差し出した。これで良かったはず、これが皆が傷つくことの無い1番の最善策だったはず。

 

 

それに俺はあの2人のことを信じていたんだ。他の皆が理解してくれなくとも、あいつらなら。もしかしたら俺のことを理解してくれるかもしれない、信じてくれるかもしれないと。あいつらさえ理解してくれているのなら俺は大丈夫だと。

 

だが………

 

『あなたのやり方、嫌いだわ』

 

『人の気持ち、もっと考えてよ…』

 

 

 

 

八幡「それも……そうだよな。俺を理解してくれる奴なんて、いる訳。無いよな」

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

時間は放課後、グラウンドでは運動部が掛け声を出しながら回りを走っていたりシュート練習などをしている。比企谷だけを残す教室は窓から入り込んでくる夕日によって鮮やかなオレンジ色へと変化していた。

 

八幡「奉仕部に行くか帰るか。さてどうしようか。」

 

八幡(正直な所今は奉仕部の二人と顔を合わせたくないんだよな)

 

2人とも修学旅行の一件以来明らかに俺に対する態度が変化している、由比ヶ浜はなんだかぎこちない。雪ノ下はどこか対応に棘があるような気がする。

 

八幡「だけど今は小町とも喧嘩しちまってるから帰っても家に居ずらいんだよな…」

 

八幡「サボって平塚先生に絞られるのも勘弁だし奉仕部に行くか」

 

 

教室から奉仕部へ移動している際でも彼の耳には自分への陰口の数々が入り込んでくる。だがその悪意によって構成された陰口のことごとくを無視し彼は奉仕部の扉の前へと辿り着く。

 

八幡「スー………ハー」

 

彼がいつかの少女のように部室に入る覚悟を決めている時にその会話は聞こえてきた。そしてそれを彼は聞いてしまった。

 

由比ヶ浜「今日はヒッキーくるのかな?」

 

八幡(俺の話題?)

 

雪ノ下「さあ、でもあんな居るだけで場の空気を乱すような不快な男はいっそ居なくなってくれたほうが良い気がするのだけど」

 

八幡「ッ!…雪ノ下」

 

由比ヶ浜「アハハ…でも確かにしばらくは会いたくないかなぁ」

 

八幡(由比ヶ浜…お前までそんな事言うのかよ)

 

雪ノ下「由比ヶ浜さんがそう思うのも無理はないわ、あの依頼への解決法はとても不快だったもの」

 

八幡(じゃあ他にどうしろって言うんだよ、雪ノ下。お前は知ってたのかよ、あの一件には戸部の依頼だけじゃなく海老名さんの依頼だって関係していたことを!!)

 

由比ヶ浜「うん、今思えばヒッキーいつもあんな解決の仕方ばっかりだったよね。わたし見てて嫌だったな」

 

八幡(じゃあお前は何かしたのかよ由比ヶ浜?お前はいつも見てるだけだったじゃねぇかよ!戸部の告白を絶対に成功させたいなんていう無茶な依頼を身内だからって引き受けたのはお前じゃねぇか!)

 

雪ノ下「ええ、毎回毎回。あの目も性根の腐りきった男は人の気分を害す事しかできないのかしら、まだゴキブリのほうが愛嬌があるわ。本当に生きてる価値も無いようなどうしようもない男ね、腐敗谷君は」

 

雪ノ下「いっそ《消えてくれないかしら》」

 

 

 

―――――――そうか、もう。いいや。

 

 

彼は少しの間立ち尽くしそしてフラフラとその場を後にした

 

比企谷八幡は知ってしまった。

 

守りたかったあの居場所はとっくの昔に壊れていたことを。

 

比企谷八幡は知ってしまった。

 

こんな俺でも()()が見つかるかもしれないと期待したその場所にはそんなモノなんて無かったことを。

 

比企谷八幡は知ってしまった。

 

期待していたそこに変わりにあったものは底無しの絶望だけだったということを。

 

 

 

 

 

それらを知ってしまった彼の目はもう、何もうつしてはいなかった。

 

 

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