FATER   作:知咲

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変えられない運命、免れない運命、それに翻弄され続けた咲夜を知ったとき、ついに能力をつかう。



告白

目が覚めると僕はベットに寝ていた。

「やっと起きたの」そこには咲夜がいた。

「なんでここにお前がいるんだ」俺は不思議そうに訪ねた。

「なんででしょうね、私も分からないわ」

「まあ、そのお陰で助かったしありがとうな」

「君に聞いてほしいの私の過去を」

そして、咲夜は話を始めた。

 

「あの、茜音先生友久さんどこにいるかわかりませんか」

「ああ、今咲夜ちゃんが看病してくれてるの」

「な、友久さんが危ない」と部屋を出ていこうとしたが

「大丈夫。今の咲夜ちゃんなら」紅音は止めた。

「なんでそんなこと言えるんですか」

「いつか話すつもりだったんだけどそれは今かもしれないね」と言い

「あなたには知っててもらいたいのあの二人の過去を」

「友久さんと咲夜さんですか」

「ええ、まずは咲夜さんからね。あの子は生まれながらにして18歳で死ぬ運命だったの。この世界を守るための生け贄としてね。」

 

「生け贄になるになる私に愛情、友情、そんなものは注がれなかった。ただ、18歳になるまで育てつだけでよかった。

 誰もかれも私から遠ざかっていくの。だから私はいつも独りだった。でも、寂しいとはおもわなかった。そんな感情もない機械ような私は生きてそんて、死んだの」

「なんだよそれ、お前はそれでいいのかよ」

「なにが?」

「そんな辛いことして、まだ続ける気かよ」友は怒っていた。

「辛いこと?そんなことないわよ」

「なら、なぜその話を俺にした。ひとつしかないだろ、お前は今辛いんだよ」

「そんなわけないわ、ただの気まぐれそれに、私は人形人の感情なんてもた」

 パチン。友久は咲夜の頬を叩いた。

「ふざけんなよ。なに勝手に諦めてンだよ。お前は人形じゃあねえ、人なんだよ」

「そんなことはない。私は人形なの。それしか生き方を知らないのよ!!」

「じゃあ、俺が教えてやる」

「私たちが教えてあげるよ」どこからか女の子声がする。

「無理よ、この生き方しかできない。それが私の運命なのよ」涙が頬を伝った。

「なら、そんな運命、俺が変えてやるよ!!」

そのとき二人を白い光が包み込んだ。

 

「まさか、そんなことがあったんですか」

「しかたがなかったことなのよ。彼女もそれを認めていたから」

「そんなのおかしいです」奈々はいった。

「でも、それが彼女の世界では普つぐっ!」と茜音は頭をおさえた。

「だいじょうぶですか」茜音に近づき支えた。

「え、ええ大丈夫。まさか、そこまでとはね」

「なにがですか」

「いや、独り言だよ。それよりこの話はまだおわってないんだ」

「そうなんですか」

「その世界にいたのよ、咲夜が死ぬことに納得できなかった人が」

 

「まさか、忘れてしまったなんてね」

「あなたは」

「私はあなたを知っている。人間のあなたを」

「そんなはずない。私はずっと人形」

「ほんとあのときみたいだね。そのくもった目、私嫌いよ。だから」

そう言うと女の子は咲夜にキスをした。

「!!」唇から熱が伝わる。これは人の温もり。その温もりは全身に伝わりそして、彼女の凍った心をとかした。

「うんうん、やっぱりその目だよね。かわいいんだから」

「なんで、私あなたのこと忘れてたの」咲夜は泣いていた。

「まあ、そんなこと気にしない気にしない」そう言うと咲夜を抱き締めた。

「ごめんね。私があなたを助けきれなかったからこんなったんだから」

「なんで謝るの。あなたのお陰で私は人間になれたのよ。それにまた私を助けてくれたし」

 そのとき、彼女の体が光始めた。

「そろそろ限界か」

「もうお別れなの」

「まあ、彼のお陰で今咲夜の前にいるし、そこまでわがままいえないわ」

そして二人は顔を見合わせた。

「あんたはそっちの世界を守ってんでしょ。頑張りな」

「うん。絶対守るから、そっちも死なないでね」

 

「でも、そんな人と出会って人の心を知ったのになんであんな風になったんですか」

「多分この世界に来るときに記憶の障害があったのかもしれない」

「そうなんですか」

「でも。さっき彼が力を使ったの」

「それって、友久さんですか」

「そう、彼は運命を変える力はすごいのよ」

「じゃあ、今咲夜さんは人の心をとりもどしたんですね」と、奈々は喜んでいた。

「でも、嬉しいばかりじゃないわよ」紅音の顔は厳しかった。

「え、どういう」

「まだ、彼の話をしてなかったわね。彼の能力には代償があるの」

「なんなのですか」

「人の心の喪失」

「えっ!?」

「彼は能力を乱用したのよ。周りのみんなが失敗しないように、そのうち人の心はほぼなくなった。そして・・」

ガタン。イスを倒した奈々は走りだした。

 

まぶしい光で閉じた目を開くとそこには

「え?」泣いていた咲夜がいた。

「まさか、あなたにまた助けられるとはね」

「え、どういう?」意味がわからなかった。

「ありがとうね、私に心をくれて」と咲夜は抱きついた。

「ちょ、痛いやめて」

「いや、やめない」

そのとき、

「大丈夫ですか友久さんってえぇぇぇぇ」

「ちがう勘違いしないでくれ」

「ご、ごめんなさい」と開けた扉を閉じた。

「ちがーーーう」

 

「まさか、あなたの封印すら解くとは予想してなかったでしょ」

「まあ、彼女の記憶は別に大丈夫だからいいわよ。それにちょっと緩めだったしね。それよりも」

「そう、ついに目を覚ましたわ」

「さあ、ここからどうなるのでしょうね」

「あなたの思い道理にはさせないわよ、天使」茜音は言った。

 

目を開けると目の前には3人の仲間がいた。

「やっと目を覚ました。遅いわよ」

「でも、目をさませたのでよかったです」

「んで、どうするの」

「ああ、じゃあ、始めようか。待っていろ天使」

 四人は動き始める。理想を胸に

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