「やっと三人揃った」奈々は言った。
「まさか生徒会長が三人目だったとはな」
二人は喜んでいた。しかし、
「何言ってるのあなた達。わたしはあなた達に警告しに来たのよ。私の邪魔をしないでってね」
「え、なに言ってんだ」
「あんた達フェイターやめてよ」
それはとてつもなく殺気に溢れた一言だった。
「な、なに言ってるんですか、私たちは仲間じゃないですか」
「仲間?そんなのなった覚えはないわ」
「でも、フェイターは仲間だって天使が言って・・・」
ガシャン 体の横に鎌が地面に刺さっていた。
「さっきからうるさいわね二人とも、いいわここで終わらしてあげる」
「おい友、転身しろ!」クロが叫んだ。
「でも、あいつも同じ」
「ごちゃごちゃ言うな、死にたいのか」
クロはかなり焦っていた。
「・・・分かった。転身」
「奈々さんも早く」
「はい、転身」
二人は転身をした。
「なんで俺たち歪みの世界にいるんだ」まさか近くにディアブロスがと思ったが
「私がしたの。試験的だけど任意でこの世界に行ける装置を天使がつくっててそれを借りたの。さぁ、これで邪魔するものはないわよ。あはははは」
不気味な笑い共にこっちにやってきた。
「友は援護、私があの鎌抑えるからあいつにぶち当ててやんなさい」
「わかった」そう言って俺は後ろに下がった。
「あんた一人で私を止めれると思ってるの」
「そんなのやってみなくちゃわからないだろでしょ!」
キーンと金属がぶつかり合う音がした。
「ぐっ」奈々は押されていた。
「ほら、さっきの威勢はどこにいったの」さらに押し込む咲夜。
「今よ、友」と奈々は剣を滑らし鎌をかわした。
「いっけぇ!!」放たれた火の玉は咲夜に向かって真っ直ぐ飛んでいき、爆発音とともに咲夜を中心に爆発が起きた。
「ナイス、友」
「そっちそこ」そう言って咲夜の方を見た。
「大丈夫かな」
「多分、少しは動けないと思うけど彼女も強いし」
そのとき俺は驚いていた。火の中で人影が動いていた。そして、
「きっと大じょう」
「危ない」俺は奈々を押した。
次の瞬間お腹の部分に痛みが走った。
「友ひ、ぐふっ」奈々は棒で腹の部分を突かれ飛ばされた。
「奈々、大丈夫か」
「あら、この場に及んで仲間の心配してるの、面白い子ね、ふふ」
「お前まだ動けるのか」
「当たり前でしょ、あんな攻撃て倒されるわけないじゃないの」
そう言って刃を首につけた。
「さあ、これでおしまい」そう言って鎌を高く持ち上げて振り降ろした。
俺の首を狙った鎌はそのまま首を切る
ことができず止まった。
そして、目の前にいたのは奈々だった。咲夜は剣を避けるように後ろに飛んだ。
「また、助けられたな」と俺は言った。
しかし、なにも返事がなかった。
「あなた、さっきの子なの」
「さぁ、それを決めるはあんたよ」
そう言って奈々は剣を構えた。
突飛ばされさた奈々は目の前で友久が危ない状態だから助けようとした。だが、動かない。なぜなら、今行けば死ぬと分かっていたからだ。
「動け、動け、私」
口に出して自分を鼓舞する。しかし、動かない。
<あの大事な仲間を失いたいの?>
どこからか声が聞こえる
「嫌だ!」
<ほらほら、早くしないと彼死んじゃうよ>
「嫌だ」
<じゃあどうすればいいの>
「倒さなくちゃ」
菜々はなぜかだんだん意識が霞んできた。
<誰を>
「彼女を」
薄れ行く意識の中、霧の中から誰かがいた。
<倒せるの?>
「倒す」
彼女は私を見て笑った。
そして
「絶対に倒す」
彼女は現れたのだった。