舞台は再び冥界へ。
有言実行、シリュー君。
※ほんの少しだけ、修正
ポニーテールと乳と温泉と父(仮)
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「おぉおっ!
カンちゃんと杉野君が遂に…ですか!!」
「ま゙あっ!?」
8月26日。
翌日にリアス部長達、若手悪魔のレーティングゲームが執り行われる冥界に来訪した俺は、とりあえずグレモリー邸に。
翌々日にゲームを控え、最終調整を終えて休んでいた小猫(…とレイヴェル)に、あの甲子園の帰り道の あらまし…ユキコの件を教えてやった。
すると小猫大興奮まっしぐら、レイヴェルお顔真っ赤っか。
「…って、小猫?お前、スギノクンと会った事、あるのか?」
「はい。少し前に、カンちゃんに紹介して貰いました。」
「とても明るくて、フレンドリーな殿方でしたわ。」
どうやら既に、小猫とレイヴェルは彼と面識が有った様だ。
「とりあえずはシリュー先輩、情報提供ぐっじょぶです。( ̄∀ ̄)b」
「応よ。」
お役に立てて、何よりだよ。
実は あれから数日後、反町草薙と街中を遊び歩いてる時に、ユキコとスギノクンに ばったり出会したのだ。
以下回想…
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「あ゙…」「え?」「…………。」
動揺しまくりなユキコ、何が起きたのか、理解がついて行けないスギノクン、そして無言無表情ながら、目で問い詰める俺。
「「神崎…?」」
そして蚊帳の外な、反町と草薙。
「えと…友人君、この人、従兄の劉兄さん…孜劉さんで…」
「あ…あぁ、あの…」
「……………………………。」
トモヒトクン?ユキコ お前、ついこの前迄『杉野君』呼びだったよな?
「あ…どうも…初めまして…」
どうやら このスギノクンも、俺の事はユキコから、何かしら聞かされてはいた様で、ぎこちない挨拶をしてきた。
「ゆ…有希子さんと、お付き合いさせて貰っている、杉野と言います。」
「…知ってるよ。
この前は、残念だったな。」
「は…はい、どうも…」
俺の事をユキコから どの様に聞いているのか、かなり緊張しているスギノクン。
そして この時点で、ユキコに彼氏が居るのを知ったのか、反町草薙が何だかorzっているが、それは知った事では無い。
「付き合っている…ねぇ…?」
「??!」
仮に この世界がギャグマンガのそれならば、それこそ背中からリアス部長達の様な、羽を生やした様な、若干、殺気を込めた笑顔で微笑む俺。
「は、はぃっ!!…年相応に、健全な…」
ほぅ?スギノクン、もしかして この俺の今の殺気を感じ取れたのか?
「………!?」
…って、ユキコも?
基本的、『殺気』てのは、ある程度の力量(レベル)な者でないと、素人では微塵も感じ取れない代物なのだが?
「………………。」
『健全に…』…その言葉に何か陰を感じた俺は、更に少し殺気を強め、睨むでも微笑むでもなく、無言無表情でスギノクンの目を確と刮目、『圧』を掛ける。
すると、
ガバッ!
スギノクン、いきなりのDOGEZA、
「すすす、すいません!実は一昨日、最後迄(えっち)してしまいましたぁっ!!」
プレッシャーに屈したのか、正直に白状してしまいましたぁっ!!
すぱかーん!
「OUCH!?」
「劉兄さん!虐めたりしないのっ!!」
そして次の瞬間、俺の後頭部に、顔を真っ赤にしたユキコ…否、有"鬼"子さんのハリセンが炸裂、思いっきり睨まれました。
「嗚呼…何という事だ…」
「諸行は…無常だぁ…」
そして更に、ユキコが既に致していましたとゆう事実に、先程以上にorzってしまう、反町と草薙。
まぁ、コイツ等は どうでも良いか。
この後、反町草薙には一応、口止めの意味で、何故だかメンタル0になってるスギノクンは回復、更には怒(おこ)になってるユキコには機嫌を取る意味で、昼飯を奢ってやった。
…のだが、この夜、改めて有"鬼"子さんから電話(スマホ)越しに、滅っ茶苦茶説教されたとです…。
まあ、この遣り取りは、黙っておこう。
どうせ、レイヴェルは兎も角、小猫は とことん、追究するだろうからな…。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「…で、カンちゃんは分かりましたが、シリュー先輩とトーカちゃんは、どうだったんですか?温泉?」
「凄く、興味有りますわ!」
「あ、私も それ、聞きたいわね~?♪」
「だにゃ~?」
小猫レイヴェルだけでなく、何時の間にか、話の輪に加わっていた、リアス部長に黒歌も、俺に追究の構え。
「…敢えて、何事も無かったとは敢えて言わんが、ノーコメントだ!!」
「ま゙っ!?」
「そう逃げますか…まぁ良いでしょう。
新学期、トーカちゃんに直接、聞いてあげましょう。」
………………。
い、言えねー…。
まさか、宿に着いて一緒に温泉入って、料理堪能した夜…さぁ!いざ これから!この孜劉のドラゴンが、廬山昇龍覇!!…なタイミングで、トーカに所謂『女の子の日』が発動してしまいました…なんて、とても言えねー。
トーカ曰わく、予定より遅れてるから、もしかして そろそろ…とは思っていたらしいが、まさか本当に、このタイミングで やって来られるとわ…orz
トーカが凄く、泣きそうな顔で申し訳無さそうにしていたが、これだけは仕方が無いし、俺も それでキレるなんて事は無い。
かなり、凹みはしたのも事実だが。
…こんなの俺が正直に話した日には、この場の皆(特に馬鹿猫姉妹と駄肉姫)が、腹を抱えて笑うに決まっているからな。
尤も、それだからって、本当に全く何も無かった訳でも無いが。
その夜も流石に〇〇〇〇〇は無理だとしても…【※この小説は、R15です※】…したし、次の日の朝も、しっかりと一緒に温泉には入ったし。
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「やあ、久し振り。」
「やっほ~!☆」
「どうも…。」
「「よっ♪」」
あの情事…もとい、事情聴取の後、俺は転移でルシファー城へ。
「もしかして、俺が最後ですか?」
「いや、オーディン殿が、まだ来ていない。」
城の使用人に案内された部屋、其処には既に、サーゼクスさん、セラフォルー、ミカエル、アザゼル…そしてデスマスクが居た。
そしてサーゼクスさんやミカエル、アザゼルにはグレイフィアさんをはじめ、護衛がの者が それぞれ就いている。
その部屋の中央の円卓、2つ空いた席の内の1つに、俺は着いた。
「ん?デスマスク?
アテナは今日は、来てないのか?」
「応。今回の話し合い、元々ギリシャ勢は参加する予定じゃなかったからな。
俺は偶々、お前に頼まれて小僧共を鍛える為に冥界に居た処を、其方の魔王さんに誘われたんだよ。」
「誘ったんだよ☆!」
そして とりあえず、隣に座っていた この男や魔王少女と話していると、
「お~ぃ、神崎~ぃ?」
堕天使総督アザゼルが、手招きしながら こっちを呼んできた。
「どーも。」
「…………………………。」
今回の堕天使総督の付き添いなのか、髭を蓄え武人然とした、厳つい顔の堕天使に一声掛けた後、
「まあ、オメーは途中で、人間界に戻ったからな~?
実質、俺1人で あの餓鬼んちょ共を、見て回ったんだからな~?」
「言うなよ…仕方無いだろ。
それに俺も、エックスの眼を通して、細目にチェックは入れていたぞ?」
アザゼルの脇に付き、自分達が修行担当した若手達の成長具合を話す。
「ま、お前は、人生初めての大勝負に出たんだからな!
確かに仕方無い!!がっはっはっはっは!」
バンバン!
そう言って笑いながら、俺の背中を叩くアザゼル。…って、痛いんだよ!
「…で、どーだったんだ?
あの、乳のデッカい、ポニーテールの姉ちゃんとの温泉旅行、きっちりと決められたのか?
"男"に成れたか?ん?」
お、大声で言うな!!
「はわわわ…若い男女が温泉…混浴?お泊まりぃい?!」
「き、キミ!気を確かに持って!!」
ほら見ろ!またミカエルの付き添いの秘書天使さん、何を妄想したのか、翼が白黒に点滅して、堕天しかかってるぞ?!
…って、殺気!!!?
「せ…赤龍帝殿…その、一緒に温泉に行ったと云う、乳の大きい、ポニーテールの娘とは一体、だ、誰の事なのかな?」
…はい?
見れば、アザゼルの護衛として出張っていた堕天使の男が、凄まじい程の殺気を身体全身から迸らせ、俺に向けて放っている。
「ちょ…待…バラキエル?
お前、ちょっと勘違いしてるからな?」
何が起きたのか悟ったアザゼルが、この堕天使幹部…バラキエルを必死に宥めようとするが、
「ん~? お~い紫龍?胸の大っきいポニテってーと、あの巫女さんか?
あれ、お前の彼女だったんか?」
「えぇーっ!!?そ、そーなの?
シリューちゃん、朱乃ちゃんと付き合ってて、もう そーゆー関係になってたの?」
違ーーーーーーーーーーーーーーっう!!
しかし、このデスマスクとセラフォルーの台詞で、この堕天使…バラキエルが何を思ったのか漸く理解。
「えぇ~い!
3大勢力の和平が崩れようが構わん!
この男だけは絶対に赦さん!!
この儂が、この儂がぁっ!!」
「いや…だ~か~ら!落っ着けって!」
「そりゃ、娘と温泉に行ったって男が目の前に現れたら、普通はキレるよな。
俺だって、孫娘に そんな男が現れたら、迷う事無く、積尸気だぜ。」
黙れ孫バカ!!
カチャ…
「いや~、遅れてしまって申し訳無い。
少し身内で、ゴタゴタが…って…
ん?お取り込み中かのう?」
…この後、親父(ギャグ)補正が憑いて攻撃力が大幅アップした、朱乃先輩の父親である、堕天使幹部・バラキエルの誤解を解くのに結構な時間を費やした。
‡‡‡‡【 次回予告(予定)!! 】‡‡‡‡
「まあ、見てろって…
面白いモンが見れると思うぜ?」
次回:ハイスクール聖x龍
『雷光の獅子!(仮)』
乞う御期待!! コメントよろしくです。