最初は椿姫視点で。
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カチャ…
「やあ、失礼するよ。」
「やっほ~☆♪」
「邪魔するぜ~。」
「「「「「「「はいぃ!???」」」」」」」
ゲーム観戦中、部屋に入ってきたのはサーゼクス様、セラフォルー様を基とする、VIPルームに居る筈の人達でした。
えぇ、これには皆、吃驚ですよ。
「ま…魔王様方が、何故、此方へ?」
余りに突然の来訪に尋ねてみると、
「簡単に話せば、朱乃んの ぽろりで、朱乃んパパの堕天使の熊みたいなオヤジが突然キレて暴れ出して、モニター破壊しやがったんだにゃ。」
「…それで仕方無く、皆で あの親バカ堕天使をふん縛って、こっちに来た訳です。」
それに答えたのは、黒歌さんと神崎君。
「…で、アッチのアレは、何なんだ?」
「「「「「んぅ~!んぅん~!!」」」」」
次にアザゼル…先生が、部屋の隅で縛り付けられ猿轡され畳まれている、匙やサイラオーグ様達、この部屋に居た男性陣全員を指差して、説明を求めてきました。
「…簡単に言えば、リアスの女王の ぽろりに、感涙しながら馬鹿騒ぎしていた大馬鹿者共(おんなのこのてき)に、修正(物理)を加えただけです。」
それに答えたのは、シーグヴァイラ様。
「じゃ、あれは?
…支取先輩、何が有ったんですか?」
「…象ゥ~サン、象ォ~サン、オラわ人気者♪」
そして神崎君が未だソファーの上で魘されてる?我が主を見て、聞いてきましたから、ギャスパー君の お、ぉち…ん……………ん…を見て、意識を刈り取られたと有りの儘を伝えると、
「新羅先輩、無理して言わなくても良いですから。」
神崎君、苦笑です。
…って、だ、だったら、言い切る前に止めて下さいよ!!
わざとでしょ!? 絶対に、わざとでしょ!?
「と、兎に角 皆様、空いている席へ…」
「ん、ありがとう。」
「では私は、皆様に お茶を…」
「ああ、宜しく頼むよ。グレイフィア。」
「「「「「「「いえいえいえいえ!
そんなのは私達が やりますから!
どうかグレイフィア様も、お掛けになって下さい!!」」」」」」」
タイミングが良かったのか、上手い具合に男(バカモノ)達の席が空いていたので、皆様に着席を促すと、グレイフィア様が給仕し始めたので、慌てて皆で止めたり。
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ビシィッ!
『ほらほら!避けてばかりかい?』
『…っ!!』
2分割された巨大モニター、右の画面では、ディオドラ様の女王が、新たに小袖緋袴を換装し直した姫島さんを鞭で責め…コホン、攻め立て、左側画面には
『む~~~~~~~ん、むん!!』
『にょにょにょにょにょ~!』
ミルたんと…事前に渡されていた、各眷属リストには記載されていない、謎の大男…とでも言うべきですか?
兎に角その彼が、ミルたんと凄絶な殴り合いを展開しています。
「まっ〇のうち!まっくの〇ち!」
「せ・〇・ど!!」
神崎君とベッロさん?それ違いますから。
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バキイッ!
「「ごふっ!!」」
大男の右の剛腕が、ミルたんの首筋に食い込むと同時に、ミルたんの右膝が大男の鳩尾に突き刺さった。
「…~強いにょ!」
「…………………(ニヤァ)」
既に両者、顔はボコボコに腫れ上がっている。
最初の腕の組み合いから今迄、一見互角の展開を見せている2人。
しかし、互いの攻撃を受け、ダウンから立ち上がった、その表情は対極的。
決して手を抜いていない、最高の一撃を喰らわせ続けているにも拘わらず、それでもニヤリと余裕とも受け取れる笑みを浮かべる男に、ミルたんは焦りの色を隠せない。
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う~ん…
プロレス→ボクシング→プロレスな展開。
シリューや小猫、あと、ソーナん所の匙君なんかが観たら、大喜びしそうな戦闘の運びだわ。
それにしても、あの男…
ミルたんの攻撃を受ける度に、顔を歪める処か、悦に浸った様な、凄く嬉しそうってゆーか、幸せそうな顔をしてるのは、絶対に気のせいよね?そうよね?
お、お願いだから、皆も同意して!
コホン…それにしても、眷属リストには載ってなかった、あの大男…
さっきのディオドラの台詞から察するに、ディオドラの女王の使い魔みたいだけど、本当に色んな意味で、只者では無いわ!
さっきも魔弾での加勢をしようとしたら、ミルたんが一騎打ちに拘って拒否られたけど、本当に大丈夫なんでしょうね?
「んむごゎあぁーーーーーーーーーっ!!」
VwAAAAAAAH!!!!
「…っにょ!?」
み、ミルたん~~~~~~~~っ??!
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肉弾戦から一転、いきなり あのデカブツ、口から特大の魔弾を吐き出しやがったぜ!
これには あの滅威弩サンも不意を突かれたか、まともに直撃しt…おお、きっちりと反応していたか!
クロスガードでブロック、ダメージを最小限に抑えたみたいだな。
「魔法戦闘でも、負けないにょ!!」
どうやら、今度は肉弾戦から魔力戦に移行するみたいだな。
背中から魔力を練って具現化させたのか、自身の そっくりさんをス〇ンドみたいに出現させて、またこの前みたく、カミュの技っぽいアレを繰り出すのか?
「マジカル・ドリーミング・エクスプロージョン!にょーっ!!」
…って、直接殴るんかいっ!?
どっごーーーーーーーーーーっん!!
……………………………。
な…成る程…
拳に爆裂系の魔法を附加させての、2人掛かり?の剛拳打か。
殴ったと同時に爆発させる この技で、吹っ飛ばされる巨漢。
「決まったか!?」
「あれは、立てないでしょう…」
紫龍や魔王が呟くが、その台詞を様式美とするが如く、あのデカ男は立ち上がり、
「ぐふふふへ…」
脚をガクガクと震わせながらも、あのデカい顔に比べて小さ過ぎる目を三角形に吊り上げギラつかせ、不気味に嗤う。
「あはははは!良いぞ お前!
もっと根性見せろ!殺ってしまえ!!」
部屋の隅で、まるで囚人の様に格子に捕らわれている感じな糸目の小僧が煽っているが、ありゃあ それこそ あの餓鬼の言う、根性で立ち上がったみたいなもんだ。
只、それだけだ。
「さぁ、行っくにょ!!」
あの滅威弩サンも、いよいよ勝負所と判断したのか、目の前の敵にダッシュで間合いを詰める。
「にょ!」
パシィッ…ドン!
先ずはスラィディングで足を刈り、バランスを崩した処でジャンプ、相手の頭を足で捉えてのフランケンシュタイナー!
間髪入れずに後頭部を掴み、無理矢理に起こすと、背後に回り込んで
「せーにょ!!」
ズガン!
投げっぱなしジャーマンを炸裂させた!
しかし まだ、この滅威弩サンの猛攻は終わる事は無い。
ダウンしているデカ男の両足をがっつり掴むと
「にょーーーーーーーーーーーーーっ!!」
ぶんぶんぶんぶん…
ジャイアントスイングで何回も ぶん回し、最後は天井高く放り投げる。
パサ…
そして自らも、悪魔の羽を広げて飛躍。
空中で敵を捕らえると、その頭部を脇の下に挟み込み、旋回しながらの急降下…スイング式DDT!!…で、脳天を大理石(…か、もっと硬くて高そうな、冥界の鉱物製)の床に、見事に突き刺した。
「む…む~~~~~~~~~ん…」
正しくオーバーキル。
この危険窮まりない、1人プロレス連携で、デカ男は完全に大の字で動けなくなり、最後は その場から姿を消した。
…その消え際の顔が、凄く悦に入っていた様に見えたのは、気のせいだと思いたい。
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「あああ…そ、そんな、馬鹿な…」
「さあ、ディオドラ!
残るは貴方だけよ!!」
倒され、姿を消した使い魔が作ったのだが、それでも消えない鉄格子の檻の中、わなわなと怯愕するディオドラに、先程の激闘で消耗しているミルたんを下がらせ、今度はリアスが前に詰め寄る。
「とりあえず、貴方も消えなさい!
これで、終わりよ!!」
「うわ!?…ちょ、止め…」
しかし止めろと言われて止める程、冥界随一の『身内への慈愛』が売りなグレモリー家の御嬢様は、残念ながら身内以外には慈愛の『じ』の字も持ち合わせてはいない様で、特大サイズの滅びの魔弾を掌に精製すると、情け容赦無く撃ち放った。
ガィンッ!
「嘘っ?!」
しかし、その滅びの魔弾は、ディオドラの前の鉄格子に阻まれる。
ディオドラの女王、メイコの使い魔が作った魔法障壁の防御結界は、それ程の能力を秘めていた。
「あは…あはははは!
ど…どうだリアス!
この結界の前では、キミの自慢の"滅びの魔力"すら、通じないみたいだね!」
その防御力を目の当たりにし、先程とは打って変わり、強気な発言のディオドラ。
「はぁ?何、偉っそうに言ってるのよ?!
アナタだって、その結界で、こっちには攻撃出来ないでしょうが!
…って言ーか、大体それ、其処から どうやって出る心算なのよ!?
後ろ側、壁だけでなく、床や天井にも魔法障壁が張られてるから、壁床破壊して脱出なんて、無理そうじゃない?」
「え゙?」
それに対して、リアスは怒り半分呆れ半分での指摘(ツッコミ)。
つまりディオドラは、その結界の防御力以上の火力でない限り、あらゆる攻撃を受け付けないが、同時に あらゆる攻撃を仕掛ける事が出来ない事になる。
ディオドラ自身もリアスの指摘で初めて それに気付き、間抜け面となった。
「はぁ…つまり、敵の王(キング)撃破と、敵拠点制圧は無理ね…
…と、なると、後は頼んだわよ、朱乃…」
そう呟くとリアスは、この部屋のモニターに映っている、ディオドラの女王と一騎打ちの様相を成している自身の女王に目を向けるのだった。
作中で大男、巨漢、デカ男とか呼ばれてた、使い魔君の名前は『アンドレ・THE・コンビクト』と一応は設定しています(笑)。
‡‡‡‡【 次回予告(予定)!! 】‡‡‡‡
次回:ハイスクール聖x龍
『覚悟と決意(仮)』
乞う御期待!!