美醜反転ISでオリ主ワンサマー(ブサイク) 作:ゴージェーさんです
ヒェェいつの間にかお気に入りが500人超えてるやんけ。
つまりこれはゴージェーさんの肉奴隷が500人いるって事ですね(違う、そうじゃない
晩鐘は読者の名を指し示した……尻を出せ!
あと日間ランキング6位だったね、ヤッタ!
なんだか嫌な予感がする。
ふと過ぎった不吉な感覚に身を震わせながら私は受験勉強を一旦止める。
「フゥゥ、なんだかなー。すっごい嫌な感じ」
論理的なものではないが私の女の勘というヤツがサイレンを鳴らしている。
「なんだろう。今すぐ一夏くんに会わなきゃいけない気がする」
今から駆け出したい気持ちはあるが、いきなり「私の女の勘が囁いたの!」と言って一夏くんの家に突撃するのは流石に躊躇われた。意味のわからない女と一夏くんに思われるのは嫌だったのだ。
「もしかしてあの女と何かあったんじゃ……まさか、ね」
あの女。
一夏くんの姉である織斑千冬は私、相川清香の歩む幸せロード(予定)に彗星の如く現れた障害なのだ。
思い出す。彼奴が一夏くんへと向けるあのねっちょりとした視線を。
自称最愛の姉と言いながらも一夏くんへ肢体を擦り寄らせ吐息を吹きかける娼婦じみた姿は私の敵意を煽った。
今まで沢山の悪意を向けられる事はあっても自分が他人に悪意を持つ事は殆ど無かった。
しかしこの心の底から溢れ出す感情はなんだ。
脳梁を黒く染める感情は。
「ああ、分かったわ。この感情の名前は」
きっと憎悪だ。
それは恐らく自分と良く似た存在への同族嫌悪なのだろう。
敵の存在は強大だ。
血の繋がりとその身近さに世界最強という肩書き。そして癪だか首から下は極上の女体。
或いはそれは私の人生における初めての壁だった。
顔を嘲笑される事はあってもその身に秘めた能力は誰も自分に敵うものなど居なかった自分。それは私の誇りであった。
故に全身全霊を賭してなお勝利する事が出来ない人間に私は半分の恐怖ともう半分の高揚を与えた。
織斑一夏の隣に座る女は極上の女で無ければいけない。
なんの間違いか彼は私を選んでくれた。それはとても嬉しい事だけど、だからってその幸せに浸って溺れている事は出来ない。
そんな無様は私のちっぽけな女のプライドが許さない。
もう一度言おう。敵は強大だ。
今はまだ出来る事は少ない。しかし歩みを止める事は出来ない。まずは、
「よし!まずは勉強を頑張りますか!」
夜は短い。自分を磨く時間はまるで足りないのだ。
私は机へと向かった。
もしかして自分はやらかしてしまったのでは無いか。
そう気付いたのは体液に塗れた身体を洗い流すべくシャワーを浴びているときだった。
その身体についた体液は自分以外の人間の物も付着している事が分かる。
つまりそういう事だった。
しかもその体液の持ち主と自分が同じ血を流しているという事実が己の過ちの罪深さの重量を増していた。
何をしたかなどは言わないが、
「ゴムなど無粋!真の漢は生で出す!」といった蛮行を犯したのだ。
ナニをしたかなどは言わないが。
生憎と織斑一夏はそんなに大胆不敵な人間では無い。
「心配無いさぁぁぁぁぁぁぁぁ!」と叫ぶライオンのような逞しい心の持ち主では無く、むしろ草食動物レベルである。
「もしも妊娠していたら……堕ろさせようか…」
清々しいほどの屑発言かもしれないが人間一皮剥けばこんなものである。
基本的に俺の優しさは自分に余裕がある時にその余力で善行をするのだ。
勿論千冬姉には幸せになって欲しいのだ。だがそれはあくまで自分が幸せであるという第一条件を満たしていて初めて思いやれる事が出来る。
今俺は幸せだ。だから他人に優しく出来る。けれどいつかはその幸せも崩れる事はあり得るのだ。
だからという訳では無いが俺が他人に優しくするのは保険も含まれているのかも知れない。
自分がドン底に堕ちた時に他人に優しくして貰うために。
それを偽善と呼ぶのだろう。けれどそれに救われる人がいる。
だから明日も俺は他人に優しい男である。
「ねぇ一夏くん」
「うん?」
まだ肌寒い気温の早朝、中学校への通学を共に歩んでいた清香ちゃんは神妙な顔で俺に口を開いた。
もしかして浮気(リアルアッネ)がバレたかと平静を装いながらも背中に流れる冷や汗は荒れ狂っていた。びっしょりである。
「その……さ、私って、あの、何番目?」
「ハイ?」
何の意味か計りかねる言葉に思わず呆けた顔を見せてしまう。何番目、それはもしかして千冬姉と私はどっちが大切なのだ、勿論私が一番のオンナだよな?という遠回しな浮気への詰問なのだろうか。
しかし清香ちゃんの顔を見てもその表情からは緊張などは読み取れても此方への怒りは見えない。
「えっと」
「あっ!いきなり何番目かなんて言われても分からないよね、ごめんごめん。あのね、一夏くんってモテるじゃない?」
「まあ、そうだね」
実際俺はモテる。それこそアイドルすら越えるレベルで。
「それでそんなモテモテ一夏くんはやっぱり過去に沢山の女の人を取っ替え引っ替えにしてきたと思うの。一夏くんが誰かと付き合っているって噂は聞いた事が無いけどそれはみんなに秘密にしていたんでしょ?」
そんな取っ替え引っ替えになんてしていないっ!と叫びそうになったが昨日彼女持ちなのに他のおんな(アッネ)に手を出しているので流石に口を閉じた。
そしてファースト彼女と付き合っていた時にその交際を彼女の願いにより秘密にしていたのは本当だ。
だが清香ちゃんの言いたい事は分かった。
つまり自分は何番目の彼女なのかと言っているのだろう。
「ああ、そういう事ね。清香ちゃんは二番目の彼女だよ」
「本当っ!」
驚く清香ちゃんの顔からはやっぱり過去に彼女がいたのかという少しの悲しみとそれ以上のまだ二番目なのかという歓喜があった。
あと喜んでいる清香ちゃんには悪いが昨日の夜に三番目(アッネ)が出来たんだ。まあ言わないけどさ。
「あのさっ!一夏くん!」
「お、おう、どしたの」
「浮気オッケーだからっ!」
「え、なんだって?」
なんて言った今。思わず難聴主人公になってしまったぞ。
「だーかーら、浮気オッケーなんだって」
「あの、意味を分かって言っているの?」
暗に正気かと問いかける。多分正気では無い、なんか目が据わっている。
「一夏くんは男の子じゃない?それでやっぱり男の子は色んな女の子に手を出したくなると思うのよ、こうつまみ食い感覚で」
「まあそういった衝動が無いといえば嘘になるね」
昨日その衝動が爆発しましたし、ハイ。
「だからその欲求が来た時はガンガンいって良いと思うの。勿論本気になっちゃ嫌よ?あくまで身体だけの付き合いね」
かつてここまで魅力的な『ガンガンいこうぜ』があっただろうか、いや無い(反語)。
「私思ったのよね。一夏の隣に立つ女としてやっぱりそういうのは寛容になるべきなのよ。私が読むラノベのヒロインはそういった事に寛容だったわ」
なにがやっぱりなのかそれこそさっぱりだが彼女の方からそう言ってくれたのでこのビッグウェーブには乗るしかない。
「清香ちゃん嬉しいよっ!」
「一夏くんっ!」
清香ちゃんを抱きしめる。
「俺は清香ちゃんが彼女で良かった」
「良いの、私は一夏くんの彼女であれば」
「清香ちゃんが俺にとって一番(都合の良い女)だよ!」
「嬉しい!」
さーて。じゃあ昨日の業務報告(アッネ)をしますか。
「それで清香ちゃん」
「…どうしたの」
「昨日千冬姉に手を出しちゃった」
「…………………」
「清香ちゃん?」
「それは無理っっっ!!」
全身全霊の叫びだった。そんなに千冬姉が嫌いなのか。
「エェ手を出して良いって言ったのに」
「あれだけは絶対に無理、むり、カタツムリ」
軟体動物になるほどイヤなのか。
「まあ、まあ、まあ、まあ、まあ」
「いやぁぁぁぁぁ」
「なんやねん君はさっきから文句ばかり」
「えぇ⁉︎まさかの逆ギレっ⁉︎」
「なら言いますけどね!苦しんでいる血の繋がった姉がいるなら助けるのは当たり前でしょ!」
「まあ、それはそうだけど」
「そしてその解決方法がセックスならヤルのも当然でしょ!」
「それは確かに……イヤイヤイヤ!どんな理由があっても実の姉に手を出すのは不味いから!」
「じゃあ聞くけどね。もしも大統領が娘に手を出したら問題になりますか?ならないでしょう!」
「なるよっ!例え大統領でも王様でも娘に手を出したら大問題だよ!」
「この分からず屋っ!」
「なんで私が責められてるの⁉︎」
ゼーハーゼーハーと互いに息を切らしながらも喧嘩をしていると視界に中学校が見えてくる。
「………取り敢えずこの事は放課後話そう」
「………そうね。徹底的に話しましょうね」
取り敢えず、本当に取り敢えずだけど俺達は停戦して教室へと向かった。
割と屑な主人公が好き。
そしてなんかこんな作品を評価してくれてありがとう。
読者へお礼にエロ小説書こうとしたけど童貞だからやらないっす。
誰か、一夏がIS学園に入学しない世界線で箒が政府の偉い汚っさんの妻になる寝取りを書いておくれ。
何でもしますから。