クロスアンジュ LIGHTNING EDITION ~天使とドラゴンと五人の巨人使い~   作:ヒビキ7991

43 / 48
Ep.28/最終決戦!俺達の世界を救え!!《中編》

ディケイドCF

「こうなったら、俺も切り札を出すとしよう。」

 

サラマンディーネ

「切り札・・・ですか?」

 

ディケイドCF

「ああ、こんな事もあろうかと、密かに用意しておいたのさ。この窮地を脱する事が出来る、取って置きのジョーカーをな!」

 

 

ディケイドはそう言うと、ベルトからケータッチを外し電話を掛ける。

 

 

ディケイドCF

「俺だ。出番だぞ、お前ら!」

 

 

ファーン!

 

 

突然、辺りに列車の警笛とおぼしき謎の音が響き渡る。

 

 

ヴィヴィアン

「ほえ?何の音?」

 

明日人

「列車?」

 

 

ファーン!

 

 

その時、上空にシンギュラーとは異なる巨大な穴と謎の線路、そして謎の穴からその線路の上を走る謎の列車が現れた。

 

 

エルシャ

「何あれ!?」

 

「もしかして、電車!?」

 

ディケイドCF

「時を越える列車、《デンライナー》だ。」

 

 

デンライナーは地上の怪人達を突き飛ばし、天馬達の後方で停車。ドアが開き、中から赤・青・金・紫・白の5人の怪人が現れた。

 

 

???

「ようディケイド!呼ばれて来てやったぜ!」

 

???

「まったく、相変わらず君は人使いが荒いね・・・。」

 

 

天馬達は新たな怪人の出現に驚く。

 

 

天馬

「か、怪人!?」

 

ディケイドCF

「ああ、コイツらは《イマジン》って言う怪人達だ。赤いのが《モモタロス》、青いのが《ウラタロス》、金のが《キンタロス》、紫が《リュウタロス》、そして白いのが《ジーク》。安心しろ、コイツらは味方だ。」

 

 

と、ウラタロスとジークはアンジュ達に目を向ける。

 

 

ウラタロス

「ねぇ君達、もしかしてお困りかな?」

 

ジーク

「コレはコレは何と御美しい方々!そなた達のお力添えが出来るとあらば、このジーク、喜んで力を御貸し致そうではないか!」

 

アンジュ

「・・・なんか、妙に既視感がある二人ね?」

 

 

アンジュの問いに『うん』と頷く一同。すると、今度はリュウタロスとキンタロスが近づいてきた。

 

 

リュウタロス

「僕リュウタロス!一緒に戦ってもいい?答えは聞かないけど!」

 

キンタロス

「俺はキンタロス。ディケイドに呼ばれて来てみたんやが、コイツは戦い甲斐がありそうやな!」

 

 

と、今度は赤いカブトムシ型の小型メカと銀のカブトムシ型の小型メカ。さらに大きな赤い目を持つ金のコウモリっぽい小さなモンスターと、金のドラゴンっぽい小さなモンスターがデンライナーから出てきた。

 

 

サリア

「また何か出てきた!?」

 

ディエンドCF

「赤いカブトムシは《カブトゼクター》、銀の方は《ハイパーゼクター》。それからあのコウモリは《キバット》で、ドラゴンは《タツロット》。安心したまえ、彼らも味方だよ。」

 

キバット

「よう!俺様はキバットだ!力になるぜ!」

 

タツロット

「ビュンビューン!私はタツロット!ドラマティックに行きますよおお!」

 

 

と、今度は大量のアメの入った籠を持った黄色い顔に黒と緑の身体をしたイマジンがデンライナーから出てきた。

 

 

???

「ごめん!キャンディの準備してたら、遅くなっちゃった!」

 

モモタロス

「遅いぞオデブ!」

 

信助

「オデブ?」

 

ディケイドCF

「いや、アイツは《デネブ》。モモタロス達と同じ、味方のイマジンだ。」

 

デネブ

「どうも、デネブです!よろしく!あの、よかったらキャンディをどうぞ。」

 

 

デネブはデンライナーを降り合流すると、天馬とアンジュ達にキャンディを配り始める。

 

 

モモカ

「これは、ありがとうございます!」

 

ヴィヴィアン

「やったー!キャンディだキャンディ!」

 

 

『テレポート!プリーズ!』

 

 

今度は謎の音声コールと共に赤い魔方陣が出現し、魔方陣から二人の青年が姿を見せた。右手の形をした黒いバックルと黒いジャケットを身に付け、ドーナツを片手に持った青年と、銀の鎧を全身に纏った白い髪の青年だった。

 

 

アンジュ

「今度は誰?」

 

ディケイドCF

「アイツは《操真晴人》。又の名を指輪の魔法使い、《仮面ライダーウィザード》。で、隣に居るのは《葛葉紘汰》。又の名を《仮面ライダー鎧武》。」

 

晴人

「やあ、君達かな?俺達の助けを必要としてる少年少女達は。俺は操真晴人、よろしく!」

 

絋汰

「俺は葛葉紘汰。事情はディケイドから聞いてる。アイツをぶっ倒せば良いんだな?」

 

 

絋汰はネガ電王に目を向け、ディケイド、ディエンド、絋汰、晴人、モモタロス達は天馬達の前に並び立つ。

 

 

モモタロス

「天馬って言ったか?雑魚と連中の相手は俺達に任せな!」

 

天馬

「はい!助かります!」

 

アンジュ

「シルヴィア、貴方は安全なところに隠れてて!」

 

シルヴィア

「・・・いえ!お姉様、私も共に戦います!」

 

 

シルヴィアの放った言葉に、アンジュ達は驚いた。そしてシルヴィア、タスク、モモカ、ジルは、ディケイド達と共に並び立った。

 

 

シルヴィア

「エンブリヲ叔父様、貴方は我が愛しき兄ジュリオを殺した。いえ・・・それ以前に、貴方のせいで私達家族はバラバラになった!その罪、償って頂きます!」

 

モモカ

「貴方は我が主アンジュリーゼ様を玩んだ男・・・この筆頭侍女モモカ・荻野目が、絶対に許しません!」

 

ジル

「私のために散っていった仲間達の無念、私の怒り、私の受けた屈辱、その代償を支払ってもらうぞ!」

 

タスク

「お前は絶対に、俺が倒す!アンジュとの約束を果たすため・・・共に戦った仲間達のために!」

 

アンジュ

「みんな・・・!」

 

モモタロス

「・・・タスクだっけか?お前達の望み、バッチリ聞いたぜ!」

 

 

モモタロス・ウラタロス・キンタロス・リュウタロス・ジークはタスクに、デネブはモモカに、キバットとタツロットはシルヴィアに、そしてカブトゼクターとハイパーゼクターはジルに近づいた。

 

 

モモタロス

「俺達が力を貸してやる!アイツにお前の全部をぶつけな!」

 

タスク

「モモタロス・・・分かった!」

 

 

モモタロスはタスクにライダーパスと、赤い携帯電話型のツール《ケータロス》が合体したデンオウベルトを渡す。タスクは二つを受け取りベルトを腰に装着。装着と同時に軽快な待機音が流れ、タスクはベルトにライダーパスをかざす。

 

 

タスク

「変身!」

 

 

《SUPER CLIMAX FORM!》

 

 

パスを翳した途端、七色に輝く光の粒子がタスクを包み込み、タスクは黒と銀のライダースーツへと姿を変える。さらに上半身に赤いアーマーを装着し、直後にモモタロス達は各々仮面へと姿を変え、ウラタロスが変身したウミガメを模した青い仮面を右肩に、キンタロスが変身した漢字の「金」と斧を模した金の仮面を左肩に、リュウタロスが変身した龍の顔を模した紫の仮面を胸部に、ジークが変身した白鳥の翼を模した巨大な水色の仮面を背面に、そしてモモタロスが変身した2つに割れた桃を模した赤い仮面を頭部に装着。同時に複眼部分が左右に展開。イマジン5人の力が集結した時を駆ける最強の絆の戦士、《仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム》に変身した。

 

 

電王SCMF(タスク)

「俺、参上!なんてね。」

 

モモタロス

『おい、勝手に俺の決め台詞取るな!』

 

 

 

デネブ

「モモカさん、俺が君の助けになる。一緒に戦おう!」

 

モモカ

「はい!デネブさん!」

 

 

デネブはモモカに、自動改札機を象った変身ベルト《ゼロノスベルト》と、赤い模様が描かれた《ゼロノスカード》を渡す。モモカはベルトとカードを受け取り、ベルトを腰に装着。ベルト上部のレバーをスライドし、ゼロノスカードをベルトに装填。

 

 

モモカ

「変身!」

 

 

《CHARGE AND UP!》

 

 

カードを装填した途端、赤く輝く光の粒子がモモカを包み込み、モモカは黒のライダースーツへと姿を変え、金の差し色が入った赤銅色のアーマーと、2頭の牛の頭のような形状をした赤銅色の仮面を装着し、さらにデネブが変身したガトリングガン型武器《デネビックバスター》を装備。幾多の人に忘れられながらも、愛する者の為に戦い続けた時の戦士、《仮面ライダーゼロノス ゼロフォーム》に変身した。

 

 

ゼロノスZF(モモカ)

「最初に言っておきますね。私、こう見えてかーなーり、強いんですから!」

 

デネブ

『その通り!』

 

 

カブトゼクターとハイパーゼクターは、ジルに《ライダーベルト》を預ける。

 

 

ジル

「私に、力を貸してくれると言うのか?」

 

 

カブトゼクターとハイパーゼクターは頷き、ジルはベルトを受け取り腰に装着。

 

 

ジル

「よし、では行くぞ!」

 

 

ジルはカブトゼクターをベルトにセットし、カブトゼクターの角を展開。さらにハイパーゼクターを左腰に装備し、ハイパーゼクターの角を倒す。

 

 

《HYPER CAST OFF!》

 

 

ジル

「変身!」

 

 

音声コールと共にジルは黒いスーツと、全身に赤と銀のアーマーを、頭部に巨大な角を持つカブトムシを模したマスクを装着。天の道を行き全てを司る高速の戦士、《仮面ライダーカブト ハイパーフォーム》に変身した。

 

 

《CHANGE!HYPER BEETLE!》

 

 

シルヴィア

「一緒に戦ってくれるのですか?」

 

キバット

「ああ!アンタならきっと、俺達の力を使える!」

 

タツロット

「テンション・フォルテシモ!共に戦いましょう!」

 

シルヴィア

「・・・はい!」

 

 

シルヴィアはキバットを右手で掴み、キバットを左手に噛ませる。

 

 

キバット

「キバって行くぜ!ガブッ!」

 

 

キバットが左手を噛んで直ぐ、左手から顔に掛けて謎の模様が浮かび上がり、腰に赤いベルトが現れる。

 

 

シルヴィア

「変身!」

 

タツロット

「行きますよ!変身!」

 

 

シルヴィアはベルトにキバットをセットし、タツロットを左腕に装備。黄金に輝く鎧を身に纏った、エンペラー・オブ・ヴァンパイア。《仮面ライダーキバ エンペラーフォーム》に変身した。

 

 

絋汰

「晴人、俺達も行くぜ!」

 

晴人

「ああ!」

 

 

絋汰はオレンジの錠前《カチドキロックシード》が付いた黒いバックル《戦極ドライバー》を装備し、カッティングブレードを倒しロックシードを展開。さらに右手に7つのフルーツが刻まれた金の錠前《極ロックシード》を持ち、極ロックシードを起動。

 

 

《フルーツバスケット!》

 

 

起動して直ぐ、絋汰の頭上に巨大なファスナーの様な裂け目が出現し、そこから13の果実を模した鎧が出現。絋汰は極ロックシードをカチドキロックシードに合体させ、極ロックシードを回し展開。

 

 

《LOCK OPEN!》

 

 

13の鎧が絋汰と融合し、絋汰は白銀の鎧武者、《仮面ライダー鎧武 極アームズ》へと変身した。

 

 

《極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!》

 

 

鎧武極

「ここからは俺達のステージだ!」

 

 

晴人は中央に右手の手形が付いた銀のバックル《ウィザードライバー》を腰に出現させ装備。レバーを操作し、手形を右手から左手に変える。

 

 

《シャバドゥビ・タッチ・ヘンシーン!シャバドゥビ・タッチ・ヘンシーン》

 

 

軽快な待機音声が流れ、晴人は水色の宝石の指輪《インフィニティーウィザードリング》を左手中指に通し、左手をドライバーに翳す。

 

 

晴人

「変身!」

 

 

《インフィニティー!プリーズ!》

 

 

晴人の足下に虹色の魔方陣が出現し、晴人が魔方陣を潜り抜け、ダイヤモンドを思わせる水色の宝石をちりばめた白銀の鎧を纏った、光輝く希望の魔法使い《仮面ライダーウィザード インフィニティースタイル》に変身した。

 

 

《ヒースイフードー!ボーザバビュードゴーーン!!》

 

 

ウィザード∞

「さあ、ショータイムだ!」

 

 

最強のライダー8人が揃い、ネガ電王率いるライダー達と対峙する。

 

 

ネガ電王

「なるほど・・・ならば、私も切り札を使うまで!」

 

 

《FULL CAGE!》

 

 

ネガ電王はライダーパスをベルトに翳す。すると、ネガ電王から黒い紫色のオーラが溢れ出した。

 

 

鎧武極

「な、何だ!?」

 

 

ドシン!

 

 

ネガ電王の後ろにヒステリカが現れ、ヒステリカは収斂時空砲を展開。オーラは収斂時空砲に吸収され、ヒステリカの目とボディの紫の模様が赤く染まる。

 

 

ウラタロス

『ねえ、これってヤバくない?』

 

キンタロス

『ああ、嫌な予感がするなぁ?』

 

リュウタロス

『やだ、僕怖い!』

 

ジーク

『何と・・・!』

 

 

ヒステリカはガンダムに匹敵する程に巨大化し、更にアルゼナル上空と周囲に無数のダークグレイブを出現させた。

 

 

サリア

「ダークグレイブ!?」

 

エンマ大王

「まさか、これ程の力を隠し持っていたとは・・・!」

 

 

エンブリヲの秘めた力に動揺する一同。

 

 

天馬

「・・・こうなったら!」

 

 

天馬は走り出し、ペガサスに乗り込み飛び立つ。そしてペガサスをアサルトモードに変形させ、アンジュ達の後方に着地する。

 

 

天馬

「アンジュさん!サラマンディーネさん!」

 

 

天馬はコックピットから身体を出し、アンジュとサラマンディーネに声をかける。声に気付き一同は天馬に振り向く。

 

 

天馬

「永遠語りだ!永遠語りを歌って下さい!」

 

アンジュ

「永遠語り?どう言うこと?」

 

天馬

「それぞれの巨人の力を持つ少年達が現れ、二人の女神が歌うとき、巨人の力は一つとなり、あの世とこの世、全ての民を救う存在とならん。あの伝説を実行させるのは今しかありません!」

 

サラマンディーネ

「ですが、発動条件が不確定なのにそんな・・・!」

 

アンジュ

「やってみましょうサラ子!今まで天馬の言った事に間違いは無かった。アイツならきっと、この状況を何とかしてくれるわ!」

 

サラマンディーネ

「・・・いいでしょう、分かりました!」

 

 

ペガサスは上空に舞い上がり、アンジュとサラマンディーネは両手を合わせ瞳を閉じる。

 

 

ネガ電王

「フッ、何をしても無駄だと言うのに・・・。」

 

 

サラマンディーネ

「~♪」

 

 

キイィィィィィィンッ!

 

 

サラマンディーネの歌と共鳴するかの様に焔龍號のボディが金色に変わる。天馬は立ち上がり、ラグナセイバーを右手に持ち天に掲げる。

 

 

アンジュ

「~♪」

 

 

キイィィィィィィンッ!

 

 

アンジュの歌と共鳴するかの様に、ヴィルキスのボディが金色に変わる。すると、焔龍號とヴィルキスから光の筋が放たれ、ラグナセイバーに到達する。さらにランスロット・スクリーム、マエストロ、タイタニアス、ブリュンヒルデが金のオーラに包まれ、各々の機体から光の筋が放たれラグナセイバーに集まる。

 

 

キイィィィィィィンッ!

 

 

ラグナセイバーは強い光を放ち、ペガサスを包み込む。

 

 

ガシャーン!

 

 

今までの白い翼が砕け、新たに巨大な金の翼が現れた。バイザーは黒から青に変わり、目は赤色に変化。さらに頭部は新たに青い目を持つ鷹を模した兜の様な形状に変化。腕部アーマーに鋭い爪が現れ、フレームは黒に変わり、アーマーは全て金色に変わり、そして赤く長い髪は青くより長くなった。

 

 

ヴィヴィアン

「みんな見て!」

 

神童

「ペガサスの・・・!」

 

剣城

「姿が変わっただと!?」

 

 

その場にいた全員が、ペガサスの変身に驚愕した。そしてペガサスの変身が終わり、焔龍號は元の姿に、ヴィルキスは赤いラインが入った白いボディに変わり、更にアンジュも傷だらけのドレス姿から、新たな白いライダースーツ姿に変身していた。

 

 

天馬

「コレが俺の新しい力・・・《グリフォン》だ!!」

 

 

天馬はラグナセイバーを鞘に納め、グリフォンのハッチを閉じる。

 

 

アンジュ

「みんな、私達も行くわよ!」

 

 

アンジュの一声で、メイルライダー達は各々の機体に乗り込み飛び立った。そしてパラメイル各機はアサルトモードに変形し、グリフォンを中心に列を成す。

 

 

キイィィィィィィンッ!

 

 

すると突然、マエストロ、タイタニアス、ブリュンヒルデのボディが光り出した。

 

 

神童・信助・霧野

「コレは!?」

 

 

マエストロの第二の腕が巨大な翼に変化し、フレームは全てシルバーグレーに、アーマーは全て青に統一され、目はオレンジに変わり、右半身に赤いライン、左半身に紫のラインが現れる。そして背面に巨大なブースターが現れ、《マエストロ・チェイサー》へと進化。

 

 

タイタニアスはアーマーが黒に、アーマーは信助のユニフォームと同じ、黒・白・黄色のトリコロールカラーに変わり、《タイタニアス・グランド》に進化。

 

 

そしてブリュンヒルデはフレームが全て白に、アーマーが黒に変わり、全身に金と赤のラインが加わる。そして旗はカジノのルーレットを連想させる金の杖へと姿を変え、《ブリュンヒルデ・ワルプルギス》に進化した。

 

 

ヒルダ

「マエストロ達も変わりやがった!?」

 

 

明日人

「エンマ大王、俺達も!」

 

エンマ大王

「ああ、やれ明日人!」

 

 

エンマ大王は明日人に剣形の鍵《エンマブレード妖聖剣》を渡し、明日人は妖聖剣をAEG-FXのコンソールに装填。

 

 

明日人

「我に力を!エンマ大王!」

 

 

エンマ大王は炎となってAEG-FXに吸収され、AGE-FXはボディ全体が赤くなり、紫の衣を纏う。そして全身のCファンネルの刃が水色の炎へと変わり、《ガンダムAEG-EA(ENMA AWAKING)》へと姿を変えた。

 

 

アンジュ

「行くわよ、みんな!!」

 

 

「「イエス・マム!」」

 

 

電王SCMF(タスク)

「みんな行くぞ!!」

 

 

「「おう!」」

 

 

ヴィルキス達はヒステリカとダークグレイブに、ライダー達はネガ電王と怪人達に向かって真っ向から突っ込む。

 

 

ネガ電王

「来るか・・・ならば、迎え撃つのみ!行くぞ!!」

 

 

ネガ電王も幽汽達と怪人達を、ヒステリカはダークグレイブを引き連れて迎え撃つ。いよいよ、最終決戦の幕が上がった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。