幼馴染がガチ勢だったので全力でネタに走ります   作:銀鈴

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予約投稿ミスぅ!


第167話 乱闘!バトルロイヤル

 シンと静まりきったスタジアム。その原因はどう考えたとしても最後の一撃、誰の視界にも捉えられる事のなかったスピードに他ならない。元々追いついていなかったとはいえ、完全に実況を置き去りにし、今という現実さえ飛び越えた最速の一撃。

 

『これは……レンの勝利で、良いのでしょうか?』

『ええ、そうね。見事にシステム限界を叩き出しての勝利だったわ』

 

 しかしそんな静寂も、戸惑い気味に呟いたにゃしいネキの言葉に対応した女性運営の言葉で崩れ去った。わぁっと湧き上がる歓声、口笛指笛に称賛の声。目の前でシステム上実現可能な最高速度を叩き出したことで、ある種のお祭り騒ぎのような雰囲気が形成されていた。

 

「……どうしようユキくん。私かなりスピードには自信あったんだけど、あれだけは越えられそうにないかも」

「俺もちょっと、対応もできる気がしないかも。次の対戦相手なのに」

「やっぱり、ユキさんでも、見えなかった、ですか?」

「全く見えませんでしたね……」

 

 尤もそれは同時に、俺が2回戦で戦う相手がそれだけ出鱈目という証明でもあるのだが。幾つか考えていた対策が全部ボツだ。あんな速度に対応する作戦なんて、もう2つしか残ってない。

 

『さて、解説といきたいところだけど……正直、ここで説明しても見えていた人以外には理解できないわよね?』

『そうですね。私だって半分くらいしか理解できてませんもの。アレを認識できていたのなんて、それこそ当事者と……アキやユッキーはどうでしたー!?』

 

 にゃしいさんの問い掛けに、大きく手でバツを描く。当然スタジアム中の視線がこちらに向けられて、途端に何割かがドス黒い感情に染まった。まあセナも藜さんも可愛いし仕方ないのかもしれない。ついさっき目を潰されたばっかりだけど。

 そんなことを考えつつ視線を巡らせれば、アキさんは手で三角を作っていた。さすが近接戦メインの極振りと言うべきか、最後のアレがある程度は見えていたらしい。

 

『というわけで、極振りすら理解できない速度だったらしいわ。だからこのイベントが終了後……いえ、エキシビジョン終了後辺りには動画を編集して公式サイトにアップしておくわ』

『それが無難でしょうね。気になるプレイヤーの諸君は確認しておくに限りますよ!!』

 

 ああ、残業が増えるわ……と死んだ目でボヤく運営の人(女性)の隣で、にゃしいさんがポーズを決めて言う。実際、最終的にそれが簡単でお手軽な結論だと思う。それ以外に手がないとも言えるが。

 

『そうね、そうしてくれた方が運営としても助かるわ』

『こうして話している間に、スタジアムの修復も終わったようです。つまり1回戦最後、我らがギルド【極天】のリーダーのバトルです!!!』

 

 サタデーナイトフィーバーめいたポーズを決める先輩の指先、スタジアムに展開されている対戦表へ新たな組み合わせが映し出される。

 

『【裁断者】アキ

     vs

 【スローター】センタ

     vs

  【機動要塞】デュアル』

 

 これまでとは明らかに別パターンであるバトルロイヤル形式。1vs1vs1という、トライアングルがそこには描かれていた。

 

『折角なので聞きたいんですが。この組み合わせ、学校で余った人を混ぜてやる体育の準備体操と同じアレですよね?』

『……貴方達が奇数だったから仕方ないのよ。それに、貴方達はシード枠を作ったところで納得するタチではないでしょうに』

『当然ですね。シード枠になんて当て嵌められたら、私なら運営に5発は爆裂したことでしょう』

 

 そうはならんやろと言いたいが、実際に言っている以上なにも反論ができない。俺自身はやらないにしても、半分くらいの先輩がやらかす確信があるし。

 

『恐ろしいこと言うわね……ただ、行動に移してない点だけは褒めてあげるわ』

『ふふん、これでも私は自制心がある方ですからね!』

『自制心があるというなら、さっきここに打ち込んだ爆裂はなんだったのかしら?』

『ゔっ、それは……』

 

 語るに及ばずだった。

 

『さて、にゃしい。早く次の3人をコールしなさい。彼らも会場もお待ちかねよ?』

『ぐぬぬ……もう少し弁明をしたいところでしたが、仕方ありません。コールに移りましょう!』

 

 悔しそうな言葉を溢しつつも、三角帽子の向きを直し、マイクパフォーマンスの様にマイクを持って先輩が立ち上がる。そうしてそのまま、司会席の机に足をかけ、大音声が響き渡る。

 

『エキシビジョンマッチ1回戦も遂に最終戦!

 スタジアムに染みついた硝煙の臭いに惹かれて、危険な奴らの入場です!!

 纏うは劔冑(つるぎ)、中身は砕けぬ聖餐杯。ドヤ顔ダブルシールドの硬さは伊達じゃない! でも道成寺式安珍焼きはご勘弁!

 私の爆裂すら余裕を持って防ぐ男、デュアル!!』

 

 ゲートから入場してきたのは鎧武者。全身を覆う金の飾りがある濃藍の装甲に、顔までを覆い尽くす兜。兜の立物には不思議な形のものが前面に付けられている。脹脛辺りから下ろされたと思われる無限軌道キャタピラにより疾走するその鎧武者が、背部にラックされていた2枚の巨大な大盾を両腕に装備して鉄壁の構えをとる。

 

『闘いたいからここに来た! 極振り唯一の2極特化型にして、その2つ名の通り実態は新大陸でも虐殺者(スローター)

 全身青タイツの姿から、赤黒い骨格鎧に着替えてやってきた。全呪解放限界突破、今宵の魔槍は血に飢えている!

 幸運Eとは言わせない! 狂戦士の魂を宿し、センタのエントリーです!!』

 

 反対側のゲートから現れたのは、槍ニキスタイルからタニキスタイルへ着替えたセンタさん。黒く禍々しい骨格じみた鎧や朱槍、何故か動いている尻尾は、獰猛な笑顔も相まってそれこそ正に怪獣や怪物の類にしか見えない。

 

『私達はあなたを待っていた! 耳を澄ませば聞こえてくるぞ、天に轟く雷霆が。素晴らしすぎるぞ不死身の勇者!

 全ての極振りはこの人から始まった、我々【極天】のギルドマスター!

 UPO物理ダメージ記録保持者(レコードホルダー)、アキの入場だぁぁぁ!!』

 

 ゆっくりと、しかし雄々しい姿でスタジアムに入場してきたのは、7本もの刀を佩き、顔に大きな斜め傷のある男性。たなびく外套、携えた七刃。金の髪に青の瞳。圧倒的な存在感を放つのは言わずもがなアキさんであり、つい最近までアストや黒アストTA(タイムアタック)を競い合っていたその人だ。

 

 さっきまでと同じであれば、すぐにでも試合が始まるはずの場面。だが今回は、明らかにおかしな動きが目の前で起こっていた。

 お互いがお互いに目もくれず、アキさんにのみ武器と視線を向けるデュアルさんとセンタさん。そう、形式はバトルロイヤルであるというのに、明らかなチーミングがそこには生まれていた。

 

「2対1か。考えたな」

「ああ。真正面からアンタと戦うには、コイツを持ち出しても足りる筈がねぇからな」

『ええ、筋力(Str)極振りの貴方と耐久(Vit)極振りの私では、相性は最悪も最悪。勝負にすらなりませんから、潰させていただきます』

 

 しかしそれを前にしても、一切表情を崩すことも、動揺を表にすることもなくアキさんは毅然とした態度を貫いていた。

 だけどそれに不思議はない。同じギルドのメンバーだからこそ、俺は黒アストTA中に実感させられたからこそ知っている、桁違いの強さを知っているから。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()圧倒的な反応力と、黒アストをワンパンで蒸発させる圧倒的な火力を。

 

「構わん。どうあろうと、"勝つ"のは俺だ」

 

 涼やかな音を立て、アキの両の手に引き抜かれる刀剣。アキとそのRP元の象徴である黄金の爆光は、まだその刀身に宿っていない。だがそれでも、抜刀したというだけで威圧感はまるで別物だ。目の前にいないというのに、それだけで空気が張り詰めるくらいには。

 

「やっぱりそうなるよな、RP中のお前は。そんなんだからこの前の奴みたいな追従者が生まれんだよ」

「アレは……事故だ。RPという間接摂取で、本当に光に盲いる奴がいるとは思わなかった」

 

 バツが悪そうに目を逸らしたアキさんは、完全に地金が出てしまっていた。この前のということは、極振りにリビルドしてしまったあの人のことだろうか。あの人、光堕ちしたのか……

 

『我々があなたに続いて極振りを決めたように、あの頃からその求心力は変わらないでしょうに』

「それはそうだが……いいのか、デュアル。RP(ロールプレイ)が乱れているぞ。それは鎧を脱いだ後の口調だと記憶しているが」

『そこまで余裕がないのですよ。貴方が相手となると』

「そうか。俺はそこまで評価される程ではないと思うが……仕方あるまい」

 

 ほんの少しの笑みを溢し、アキさんがそう言った瞬間。3人の中間地点に10のカウントが出現する。最早、待ちきれないということなのだろう。高まっていく緊張感に、実況ですら沈黙し生唾を飲む。

 

「終わらせよう、迅速にな。60秒で倒し切るぞ」

『ええ、手に負えなくなる前に倒しましょう』

 

 減少していくカウントの中、それぞれがそれぞれの得物を構えて気配を鋭く尖らせていく。そんな、踏み込んだ瞬間に断ち切られるような空の中──

 

「1つ、言い忘れていたが」

 

 アキさんが、思い出したかのように口を開いた。

 

「紋章術とは便利な物でな。街中でも使用可能な上、戦闘前に重ね掛けも可能だ。無論、戦闘開始時にはバフはリセットされるが……他スキル同様、チャージ時間はその対象から外れている」

 

 3者の間に浮かぶカウントの残りは1。既にどうしようもないタイミングで告げられた言葉の意味に、気付き対応することが出来たのはセンタのみ。

 

「チッ、守れデュアル! 死ぬぞ!」

『ぐッ!』

「2人で挑んできたことに敬意を評し、こちらも全力で行かせて貰おう。特化付与(オーバーエンチャント) : 閃光(ケラウノス)!」

 

 なんの予兆もなく、突然アキの握る刀身に宿る黄金の爆光。カウントが0になった刹那、全てを呑み込むように極光斬は放たれた。

 直進する絶光を前に、咄嗟に飛び退くことが出来たセンタ。己の守りを信じ、しかし一瞬だけ遅れて最大限の防御体勢を取ったデュアル。それが運命の分かれ目だった。

 

「臆したな、デュアル」

 

 結果として、結末など等に分かりきった、戦闘行動(よていちょうわ)が始まった。

 

 一合──絶光を受けグズグズに溶解した右盾を、デュアルさんが投げつける。内部に仕込まれたミサイルの誘爆を狙っての行為だったが、

 二合──逆側からの絶光がそれごと巻き込み蒸発させた。そしてまともに攻撃を受けたせいで、左盾も耐久値が0になり崩壊する。

 三合──鎧に仕込まれた炎による自動反撃、デュアルさんを内側から突き破り現れる突剣、脚部が展開して放たれる弩、その全てが二刀による斬り上げに巻き込まれ蒸発する。

 四合──纏う鎧が崩壊する。耐久(Vit)極振りの補正すら突き抜けて、強制的に露わにされる最終形態。かつては大いに活躍したその姿も、今ではまるで打ち捨てられた子犬のような儚さしか感じることが出来なかった。

 

「因果応報、天罰覿め──」

「遅い」

 

 反撃として放たれようとしたデュアルさんのカウンター。発動時間内に受けきった攻撃を物理魔法問わず1.3倍にして反射する必殺技は、挙動の出先を潰すような回し蹴りに発動自体を阻まれる。

 追撃として放たれる五、六、七、八合。何処までも何処までも連続して放たれる、七刀全てを使った異形極まる抜刀術。乱舞する絶光と衝撃が、センタさんの接近すら許さずに、一方的にデュアルさんを斬り刻んでいく。

 

「さらばだ、デュアル」

 

 燃え盛る太陽そのものを叩きつけるかのような斬撃に、いかな耐久極振りでも耐え切れない。限界が、訪れた。

 

「ええ、全く。案の定こうなりますか」

 

 極光斬が放たれる直前、この人であれば仕方がないと。諦めたように笑い、デュアルさんは蒸発した。試合開始から30秒、僅かそれだけの時間の出来事だった。

 頭上に存在するのは、HPが0になったことでグレーに変わったデュアルさんの表示。戦闘開始後から、MP以外一切変動していないセンタさんの表示。そしてHPバーが1ドットと、7割程度にまで減少したMPバーのアキさんの表示。バトルロイヤルは、まだまだ終わらない。

 

 




防具性能は意味がないので省略
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 Name : アキ
 称号 : 裁断者 ▽
 Lv 80(レベル上限)
 HP 4050/5335
 MP 4000/4001
 Str : 989(30000) Dex : 0(550)
 Vit : 0(0)     Agl : 0(420)
 Int : 1(1)    Luk : 0(0)
 Min :0(0)
《スキル》
【抜刀術(極)】【古流体術(極)】
【抜刀納刀速度上昇(極)】
【特化紋章術】【動作制限解放】
【装備制限解放(武器)】
【轟破・山穿】
 与ダメ+250%
 被ダメ+300% Vit・Min -100%
【狂笑の斬撃】
 与ダメ+100%
 被クリティカル率 確定
 効果時間 : 30秒 冷却時間 : 15秒
【英雄の進撃】
 HPが10%未満時 Str×1.5
 中確率でHP1で攻撃を耐える
 空間認識能力・深
【閃光の勝利者】
 戦闘対象がモンスター、あるいはカルマ値が悪のプレイヤーの場合与ダメージ1.5倍。防御貫通30%
 空間認識能力・剛
【力の求道Ⅲ】
 Strの補正後値を30,000で固定します
 このスキルは自身および他プレイヤーが条件を満たすことで成長します
《装備一覧》
【装刀オリハルコン】(ユニーク)
 All ーー(+100)
 属性 : ーー
 状態異常 : ーー
 抜刀・納刀速度上昇
 刀剣装填
 復活(1回/HP1)
 耐久値 : なし
【天秤裁剣アストレア】(装填中 : 能力適応)
 Str +250 Agl +120
 Dex +100
 属性 : 風
 状態異常 : 重力増加
 思考操作 浮遊 立体軌道
 耐久値 500/500
【星辰斬剣コールレイン】(装填中 : 能力適応)
 Str +120 Agl +100
 Dex +250
 属性 : なし
 状態異常 : 防御力低下
 空間把握能力補佐
 武器破壊確率上昇
 耐久値 500/500
【断空剣ティルフィング】(装備中)
 Str+150 Agl+150
 Dex+150
 属性 : なし
 状態異常 : なし
 射程延長Ⅰ 射程延長Ⅱ 射程延長Ⅲ
 耐久値500/500
【神罰剣スティグマ】(装備中)
 Str+50 Agl+100
 Dex+200
 属性 : 聖
 状態異常 : ダメージ発生遅延(10回まで)
 打撃属性 1%追撃ダメージ×10回
 耐久値500/500
【邪竜剣ダインスレイフ】(装備中)
 Str+150 Agl+100
 Int+200
 属性 : 闇
 状態異常 : 粘着
 地属性魔法 精密操作 変形
 耐久値500/500
【呪怨剣ヨルムンガンド】
 Str+100 Int+100
 Agl+100
 属性 : 呪い
 状態異常 : 与ダメージ吸収1%
 攻撃ヒット時自身の全ステータス0.1%強化
 攻撃ヒット時相手の全ステータス0.1%弱体
 (最大10%)
【天空翔剣ハイペリオン】
 Str+150 Agl+200
 Def +100
 属性 : 炎
 状態異常 : 延焼
 飛行 逆境 自動反撃(炎)
 耐久値500/500
【薄刃刀 硝子】(通常時装備)
 Str +500
 属性 : なし
 状態異常 : なし
 耐久値 1/1

 頭【耳飾】
 体【軍服上衣】
  全天候ダメージ無効
  全環境適応
 手【手袋】
 足【軍服下衣】
 靴【軍靴】
 アクセサリ【業前の証 : 効果時間(対象限定)】×10
 効果時間+35秒
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【特化紋章術】
※同時発動できる術は1つまで

・特化付与 : 閃光
 属性付与 : 光・獄毒
 詠唱時間 : 60秒
 効果時間 : 戦闘終了まで
《メリット》
 物理攻撃威力上昇2000%
 自身のHPが少ないほどクリティカル威力上昇(最大100%)
 自身のHPが少ないほど基礎Str上昇(最大100%)
 クリティカル発生率上昇
 特殊効果でのHP全損無効
《デメリット》
 HPスリップダメージ発生(1s/1000)
 Vit・Min低下100%
 発動中武器以外のスキル封印
 武装耐久値減少 200%
 痛覚減少深度低下 Lv3(最大10)
(Lv3 = ダメージ発生時殴られてもプラシーボレベルでしか痛くなかったのが、タンスの角に足の小指をぶつけたくらいの痛さに変更)プレイヤーが操作可能な範囲は5まで


・特化付与 : 狂飆
 属性付与 : 風・雷
 詠唱時間 : 60秒
 効果時間 : 戦闘終了まで
《メリット》
 攻撃範囲拡大(極)
 Agl上昇600%
 物理攻撃威力上昇 500%
 物理攻撃の3割を魔法ダメージとして追加
 特殊効果でのHP全損無効
《デメリット》
 HPスリップダメージ発生(1s/800)
 Vit・Min低下 50%
 発動中武器以外のスキル封印 60秒
 被クリティカル確率100%
 痛覚減少深度低下 Lv3
==============================
 Name : エスペラント
 Race : 付喪神・真打
 Master : アキ
 Lv 50/50
 HP 2000/2000
 MP 3000/3000
 Str : 700 Dex : 60
 Vit : 100 Agl : 70
 Int : 100 Luk : 150
 Min : 100
《ペットスキル》
【憑依覚醒 : 大業物】
 ペット取得時発動
 主人の持つアイテムのうち何か1つに憑依する。憑依したアイテムに自身のステータスを全て加算し×1.4倍する。
【スキル共有】
 自身の所持するスキルを主人と共有化する
【憑依物性能強化(大)】
 自身が憑依したアイテムの性能を40%強化する(自身の加算分は除く)
【自律駆動】
 主人の意思とは関係なく活動することができる。その場合、毎分6のMPを消費する
【神妖の末席】
 対霊性を特効(大)を獲得する
【表裏一体】
 使用時主人のHPを確定で5%消費する、或いは5%回復する。また同種族(主人・ペット共通)を討伐する度正気度を1減少させる、或いは1回復させる。
【自己スキル強化+1】
【自己スキル強化+2】
《スキル》
【覚醒】
 毎秒自身のHP・MPを50消費し続けることで、全ステータスを2.15倍にする。
【抜刀補助(大)】
 刀剣類憑依時限定スキル
 主人および自身のStr・Aglの合計×1.2分抜刀速度を上昇する
【刀剣ノ真髄】
 刀剣類を用いて攻撃する場合、与ダメージ+30%、クリティカル発生率+40%
 その他の武器を用いて攻撃する場合、与ダメージ半減、クリティカル発生なし
【あなたと共に】
 主人と自分のMPを共通化する。また、主人のHPが0になった場合、自身のHPを0にして復活させることができる。その際回復するHPを100%にする
【禍払い】
 カルマ値 : 悪に属する相手に対して特効を獲得する(大)
【神も仏も無し】
 カルマ値 : 善に属する相手に対して特効を獲得する(大)
《装備枠》
 憑依 : 【装刀オリハルコン】
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