「………………」
「あの、大丈夫ですか?」
「…………なんとか」
グロッキーな状態で悠斗はベンチに腰を下ろし隣で飲み物を持ちながらフェイトがおろおろしていた。
中に入りさっそく何に乗るか相談したところ一番人気のジェットコースターに乗ることに決まった。高さ100mからの急行かに回転やスピンも混ぜたそれはたくさんの人々に恐怖を植え付けるものだと言われていた。
フェイトは乗る前はあまりの周りの叫び声に震えていたが手を握ってくれた悠斗のおかげで何とかなった。というかそれ以上にうれしくて周りが目に入らなくなっていた
そして、悠斗たちの番が来た。何の因果か一番先頭の場所でフェイトが緊張した趣で乗り込むが悠斗はどこ吹く風で不通に乗っていた。それを見てフェイトはやっぱり悠斗はすごいと思っていたのだ。そして動き出し頂上に差し掛かった時悠斗の顔色がどんどん悪くなってきた。
「えっと、大丈夫ですか?」
「…問題ない」
「あっ」
「っ!」
そして急降下する。
「きゃあああああ!!」
「………………」
吹き抜ける風に初めは悲鳴を上げたフェイトも伊達に高速軌道をやっているだけあってすぐに慣れ楽しんだ。そして隣で悠斗は終始無言だった。
「楽しかったですね!」
「……………」
「悠斗さん!?」
無言で顔を真っ青にした悠斗にフェイトは驚いて声をかけるが返事がない、ただの屍のようだ。(息してます)
さすがに焦ったフェイトだがふらふらしながらも立ち上がり歩き出す悠斗に心配しながらついていき冒頭まで戻る
「まさか、あんなものがあるとは」
「悠斗さん高いところが苦手だったんですか?」
「そうじゃない」
「?」
ならば何に対してこうなっているのかわからずフェイトはこてんと首を傾げた
「高いのが怖かったわけでも回転で寄ったわけでもないんだ。ただ」
「ただ?」
「自分の体が勝手に動いてる感覚になれなかっただけだ」
「あ~」
自分でどう動くかわかっているならある程度問題はないが、あのジェットコースターはそれはもう右へ左へ上へと体を振り回され続けた。速さだけに目が言っていたフェイトはあまり気にしていなかったが、悠斗は自分の体が勝手に振り回されている感覚になれずによってしまったのだ
「あの、もうこういうの乗るのやめますか?」
「いや、構わない。そのうち慣れるだろう」
「でも」
「乗りたいんだろ?」
「うっ」
さっき終わった後のフェイトはまた絶叫系に乗りたいという顔で悠斗を見たが生憎ダウンしている悠斗を見てすぐにその表情は引っ込んだが悠斗には目ざとく見られていた。
フェイトも悠斗を無茶させてまで乗りたかったわけではないから別に気にしてないのだがせっかくの好意に甘えたいという気持ちが強かった
「もういい。次はどうする?」
「あの、じゃ、あれで」
フェイトが指をさした先にあったのはもう一つのジェットコースター、今度は回転もないが高さが異常に高かった。
「あれか…」
それを見ながら冷や汗をかきながらフェイトについていく悠斗はまたグロッキーな状態で降りてきた。
「ゆ、悠斗さん」
「次こそ…」
変な対抗心を燃やしながらフェイトのリクエスト通りに乗り続けどんどん悠斗はやつれていった。
高町組は、フェイトのように絶叫系が得意ではないなのはは隆と一緒にコーヒーカップに乗っていた
「なー、なのは」
「なに?」
「スゲー恥ずかしい」
「にゃははは」
最近悠斗のまね?をして大人びようとしている隆にとってこのような子供(子供ジャン)向けのアトラクションはかなり恥ずかしい思いで乗っていたのだ。それに対してなのははすごい楽しそうで隆も嫌だとは言えずにこうして乗り続けている、ちなみにメリーゴーランドに乗って降りたとき周りにあたたかい目に軽く死にたくなった隆であった
「そろそろ、お昼にしない?」
「ああ、もうそんな時間か」
「うん。それでね。あのね」
「ならあそこにするか?」
「あっ」
指をさしながら歩いていく隆になのはは顔をしたにむける
「ん?どうかしたのか?」
「隆君のばか」
「へ?」
うつむいたなのはの手にはバスケットが握られている。そう、なのははお昼を創ってきたのだ。しかし、恋愛経験が前世でも残念な隆はいまだになのはの行動に頭をかしげている
「お弁当」
「ん?」
「お弁当!作ったの!だからだべるの!」
「お、おう」
「行くの!」
「ちょっ!なのはさん!痛いって!そんなに強く引っ張らないで!」
もはや逆切れ的な感じで隆を引っていくなのはには隆の言葉が届いていなかった
「なのはの…手作り、だと」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
士郎は愛娘の行動に唖然とし、シスコンは嫉妬のあまり念仏のような呪詛を唱え始めた
そんな二人に不審に思った警備員が近づいた
「なんだ貴様!」
「離せ!俺は奴を殺さなければ!」
「こちら不審者を二名発見。支給応援をお願いします」
「やめろ!こらっ!」
「くそ!なのはがなのはが――――!!!!」
「おとなしくしろ!!」
そのまま連行された二人を桃子がすっごい笑顔(見た人全員涙目)で二人を迎えに行ったとか
「そういえばフェイト昼はどうする?」
「えっと、悠斗さんは何か食べたいですか?」
「俺か?う~んフェイトの好きなものでいいぞ」
「えっと…」
フェイトはなのはのようにお弁当を作ってきているわけではにのでどこかで食べようと思ったのだがいろいろあるため目移りしてしまって決まらないので悠斗に決めてもらおうとしたのだが何分好き嫌いがない悠斗はフェイトの食べたいものでいいと言ってフェイトはまた頭を悩ませた
「あ、あれはどうですか?」
「ん?ああ、あれか」
「だめ、ですか?」
「いや、いいぞ」
フェイトが指をさしたのはなんてことのないただのファストフードだった。普段健康に気を使う食事をさせるためリニスが絶対に禁止しているものでフェイトは興味はあったが食べたことはなかったのだ。悠斗は別にそういったことは気にしないのでフェイトとともに注文をした
「いらっしゃいませ。何になさいますか?」
「えっと。悠斗さんは」
「俺はこのバーガーと珈琲」
「かしこまりましたバー1、珈琲1ですね」
「フェイトは?」
「うっ……」
何分はじめてなものでどうしていいのかわからずおろおろするフェイト。悠斗があまりにもすぐに決めてしまったので自分が考える時間がない
「こちらの季節限定はいかがですか?」
「あっ、そ、それで」
「かしこまりました!少々お待ちください!」
結局定員に勧められたままに注文してしまった
「よかったのか?」
「はい、勧めてくれたのできっと」
「…それでいいならいいが」
「お待たせしました!」
「あ、ありがとうございます」
「行くぞ」
「はい」
手に渡されたものをもって悠斗たちはテーブルに着く
「しかし、それだけ食うのか」
「うっ、だ、大丈夫です!おいしいので!」
ぱくつくフェイトを見て軽く頬を緩ませながら悠斗も食事にありつく。
ちなみにフェイトが渡されたのはダ○ルバーガーとLサイズのポテト、ドリンクと季節限定のケーキだった。あまりの量に悠斗は声をかけたのだが、案外よく食べる(軽く3人前)フェイトは気にせず食べ続けた
「相変わらずわが妹ながらどこにあんなに入るんだろう?」
「それはどうかん」
後ろの茂みでアリシアと和人は一足先に買ったバーガーを食べながら悠斗たちを観察していた
「でも悠斗さんが絶叫系苦手なんてね」
「そうだね、意外だよ」
乗るたびに少しは?ましになっては来ていたが耀様にダウンし続ける悠斗を見てアリシアたちはそう思った
「しかし、なんでフェイトはダウンしている悠斗さんをみて微笑んでいたんだろうな」
「たぶんこんな悠斗さんを見れるのは自分だけだと思ったんじゃない」
「あ~なる」
アリシアの考えは当たっていた、弱っている悠斗などふつうは見れるものではないので自分だけが見せてくれる姿だと(勘違いです)思ったフェイトは顔がほころんでいたのだ。
「これってさ」
「う?」
「僕たちが見てたのがばれたら」
「…………やばい?」
「ぜったい」
今更ながら自分のうかつな行動に気が付いて冷や汗を書き始めたアリシア。悠斗のあの姿をもし自分たちを見ていたとばれたらフェイトがどうなるか。待っているのは死だけだろう
「ばっ、ばれなきゃ大丈夫だよ!」
「そ、そうだよね!ばれなきゃ「何がだ?」っ!!!????」
ギギギと前を見るとそこには悠斗と目に色がなくなったフェイトがいた
「な、なんで」
「これぐらいの距離に知った気配があったらいやでも気が付く。というかお前ら初めからつけてただろ?」
「な、なんで知ってムグッ!」
アリシアが自白しようとして焦って和人が口を押えるが時すでに遅し
「それ、ほんと?」
「フェ、フェイト違うんだよ?」
「何が違うのか教えてくれるよね?姉さん」
「私たちはたまたま来ただけなんだよ!本当だよ!」
「嘘。行ってないよね?」
首がちぎれるんではというくらい縦に振るアリシアと和人。
二人の共通の意識は選択を間違えれば即死につながるということだった
「姉さん、そのカメラ」
「へ?!なっ、なんのこと!?」
「その手に持ってるの、見せて」
「な、なんで」
「見せて」
(まままままずいよ!これ見られたら!)
今までの様子を余すことなくとったカメラをフェイトに見られたら自分たちが後をつけたことがばれてしう。だがここで見せないと殺される。今死ぬか後で死ぬか、二人にはその選択肢しかなかった
「み・せ・て」
「はい」
否、選択肢すらなかった
フェイトは無言で、しかし目に色は戻らずカメラの画像を進めていく
「これ、ドウイウコトカナ?」
「あの」
「ネェ?」
アリシアはすでに思考が停止し和人はどうにかこの場を乗り切る妙案を探した。そして
「おおおおお落ち着いて!フェイト!これにはわけがあるんだ!」
「ソウ、ナニ?」
「プ、プレシアさんに頼まれたんだ!僕らも断りたかったんだけど断り切れなくて!本当だよ!」
「そそそそそうだよ!お母さんい頼まれたの!」
プレシアに罪を擦り付けることにした
「ソウカアサンガ」
「それで、あの私たちは?」
「ソノハナシホントウダヨネ?」
「はい!神に誓って!」
「ソウ、ならいんだ」
だんだんと目に色が戻ったフェイトにアリシアと和人はほっとした
とりあえずの危機は去ったと
「それじゃ、一ついいかな?」
「な、なにかな?」
「二人はこれからどうするの?」
「「今すぐおうちに帰り今日のことは忘れます!」」
「そう、ならいいんだ!」
笑顔になったフェイトを見て二人はこれ以上ここにいたくないとすぐに駆け出した
「結局あいつら何がしたかったんだ?」
「そんなことより行きましょう?」
「ん?ああ」
フェイトの暴走が収まった理由、それは単にあの弱った悠斗の写真があったからだ。こんな悠斗の姿をいつでも見れたらと思いカメラを持ってこなかったことを残念がっていたのだがアリシアのカメラの中にその写真があってフェイトの機嫌が直ったのだ
時刻は夕方、すでに人が減ってきていた
「そろそろ、帰るか?」
「あの、最後にあれ乗っていいですか?」
「観覧車か」
「だめ、ですか?」
「いいぞ」
差し出された手を握りフェイトと悠斗は観覧車に向かった。
同時刻
「観覧車に最後に乗らない?」
「そうだな、行くか」
「うん!」
なのはと隆もまた観覧車へと向かった。
そして
「「あ」」
「あれ?」
「ん?」
4人が出会ってしまった。
そして、話は物語のはじめへとなる
「私が隆君と乗るの!」
「私が悠斗さんと乗るんだ!」
二人が喧嘩を始めた理由、それは次に乗る組で最後の組となると言われたのだ。それ以上は子供ということもありだめだと言われどちらが乗るかで喧嘩が始まった
「それにどうしてなのはがここにいるの!?」
「それはこっちのセリフだよ!」
今にもデバイスを取り出して模擬戦をしようとしている二人に悠斗はため息がこぼれた
「あのさ、ここはみんなで乗るってことは?」
「そんなの意味ないの!」
「隆なんかいても意味なんかない!」
「ご、ごめんなさい!」
仲裁しようとした隆だが二人の剣幕に負けて引き下がる
「ちょっとフェイトちゃん!それってどういう意味!?」
「そのままの意味だよ!」
「隆君を馬鹿にしないで!」
「バカなんだからいいでしょ!」
確かに転校してきたフェイトより隆の成績は悪い。悠斗に教えてもらってからなのだが
フェイトの言葉になのはがキレる
「隆君は確かに頭はおバカさんだけど馬鹿にされるほどじゃない!」
「ほら!バカってなのはも認めたじゃん!」
「うにゃああ!違うもん!おバカさんだけど馬鹿じゃないもん!」
「意味が分からないよ!なのはもおバカさんだよ!」
「バカバカいうフェイトちゃんがおバカさんなんだもん!」
「なのはもバカって言ってるじゃん!」
どんどん喧嘩はヒートアップしていく。悠斗は管理員に頼んでみたのだがだめだと言われたこのままではどちらも乗れない結果になってしまう。それにどんどん自分たちの順番も近づいてくる
「どうしてこうなったんだろうな」
「師匠はまだいいですよ。俺なんて…」
なのはにまで馬鹿と言われ続け隆のライフはすでにゼロだった。
「なのはなんて!」
「フェイトちゃんなんて!」
「「もう友だ「そこまでだ!」ッ!!!」」
「そこまでにしろ、今言おうとした言葉は口に出していいものじゃないだろ」
頭に血が上り口に出しかけた言葉も悠斗の怒鳴り声で言葉となることはなった
「なのは、謝れ」
「あの」
「フェイト。お前もだ」
「……どうして」
「フェイト!」
「ッ!」
頭が冷えたなのははフェイトに謝ろうとするがフェイトはいまだに冷静さを取り戻していないのか悠斗の言葉に頭が混乱している。さらに強く名前を呼ぶが反応がない
「どうしてなのはの味方をするんですか!?」
「フェイト、落ち着け」
「なのはがそんなにいいんですか!?私の何がダメなんですか!?」
「フェイト」
「私は…私は!」
「フェイト!」
「っ!……もう、いいです。悠斗さんなんて知りません!」
「あっ!」
フェイトはそういいって走り出した。
後にはなのはも伸ばした手をどうしていいのかわからず困ってように視線をさまよわせていた
「すまなかった。これは俺の落ち度だ。今度何かお詫びをする」
「そんなことよりフェイトちゃんを!」
「わかっているよ」
そういって悠斗もまたフェイトを追って走り出した
「ねぇ隆君」
「ん?」
「私、さっきフェイトちゃんにひどいこと言おうとした」
「なのは…」
「友達になりたいって言ったのに…」
「なのは、どうしたい?」
「え?」
なのはは驚いた顔をして隆をみた、するといつものように隆は微笑んでいた
「確かにさっき師匠が止めてくれなかったら取り返しがつかなかったかもしれない。でも、まだ終わってないだろ?」
「隆君…」
「なのはどうしたいんだ?」
隆の質問になのはもうつむいた顔をあげた
「フェイトちゃんに謝りたい。そしてもう一度友達になりたいんだ」
「そっか」
そういって隆となのはは微笑んだ。大丈夫まだ切れてない、自分たちの絆はきっと切れてないと信じてる
「わだじのばが」
フェイトは飛行魔法を使って遊園地から出て海鳴の星がよく見える丘まで来ていた。ここは前に悠斗がお気に入りの場所だと教えてくれたいわばフェイトと悠斗の秘密の場所。
そこでフェイトは泣きながら膝を抱えていた
「どうじて、あんなことを」
時間がたつにつれて自分が何を言おうとしたのか、どうして悠斗があそこまで怒ったのか、それがわかった。だからこそ今のフェイトは罪悪感で心が押しつぶされそうになっていた
「ごめんね、なのは、ごめんね、隆。ごめんなさい悠斗さん」
きっとこんな自分誰も心配してない、それどころか見捨てられたと思っていた。それほどまでに自分がしようとしたことは重いこのなんだと
「まったく、やっと見つけたぞ」
「ふぇ?」
「ここにいたのかフェイト」
「悠斗さん?」
「ああ」
「悠斗さん!」
「うおっ」
初めは信じられないものを見るかのようにみたフェイトだがいつもと変わらない悠斗の顔に我慢できずに飛びついた
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「…もう、大丈夫だ」
「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
頭を撫でて微笑んだ悠斗にフェイトは泣き続けた。それを悠斗は優しくそっと抱きしめた
「落ち着いたか?」
「ぐずっ、はい」
「ほら、まだ鼻水出てるぞ」
「ん」
顔を拭かれて顔を真っ赤にするフェイトに悠斗はただ優しい顔をしていた
「あの、すいませんでした」
「何が悪かったかわかったか?」
「はい」
「そうか。なら俺から何も言わない」
「どうしてですか?私、あんないひどいことを」
「ちゃんと反省してるやつになんで追い込みかけるんだよ。それに今回は俺も悪かった」
「そんな!悠斗さんが悪いことなんてありません!」
「俺の配慮が足りなかったからこんなことが起きたんだ」
「違います!……違いますから、そんなこと言わないでください」
「フェイト…」
誰が悪いってわけじゃない、ただ、互いに譲れなかったから、譲りたくなかったから。それがこんな結果になるとはいまだに心が成熟していないフェイトたちにはわからなかった。
フェイトと悠斗は歩いて帰っていた。ずっと無言でいたフェイトが口を開く
「なのはに、謝ります。赦してもらえるかわかりませんけど。謝ります」
「そっか…だ、そうだぞ?」
「へ?」
後ろを向いて声をかけた悠斗にフェイトも視線を動かす。そこにはフェイトと同じく泣きそうななのはがいた
「フェイトちゃん」
「なのは」
「「ごめんなさい!!」」
「あ」
「あう」
「「……あはは、あはははは」」
二人が一緒に謝り恥ずかしくなったけどそれと同時になぜか笑えた。
「ごめんね、フェイトちゃん」
「私も、ごめん。なのは」
そこにはさっきまでの悲壮感はなくただの仲のいい友達がいた
「もう一度私とお友達になってくれる?」
「うん。私もお願い」
二人は同時に手を出して握り合った。今の二人に言葉は不要だった
「師匠」
「隆、なのはを連れてきてくれて助かった」
「いえ、俺は今回何もできませんでしたから」
「なにいってるんだ。なのはを立ち上がらせたのはおまえだろ?もう少し自信を持て」
「はい!」
悠斗の言葉に隆は嬉しそうに笑った。
そのあと4人で翠屋に行きケーキを食べた。そこにはただ笑顔だけがあふれていた
おまけ
「ねえ、アリシア。聞きたいことあるんだ」
「あの、フェイト?」
「母さんに聞いたらそんなこと言ってないって」
「っ!!!」
ばれたことにアリシアは体が硬直した。
そして隣の和人の部屋から悲鳴が聞こえるのは気のせいだと思う
雷みたいにぴかっと光り続けるのとか
ごめんなさいいいいいい!!!いぎゃあああああ!!!とか
悲鳴が聞こえるのは気のせいだ
「それでね。嘘をついたアリシアにはお仕置きが必要だと思うんだ」
「あ、あ、あ…」
「ちょっと、頭、冷やそうか」
それ私のセリフだよ!とかどこからか聞こえてくるのを振り払いアリシアは逃亡を始めた
「リニス助けて!」
「アリシア。達者で生きてください」
「アルフ!!」
「私のご主人様はフェイトだし」
二人はそんなことを言っているが正直今のフェイトには関わりたくないという思いしかなかった
「ア~リ~シ~ア!!!」
「ゆ、悠斗さん!!」
「……あきらめろ」
「そんな殺生な!!」
ガシっと肩を掴まれアリシアは後ろを振り向く。そこには笑顔のバルディッシュを起動させたフェイトがいた
「あの、弁明を」
「あると、オモウ?」
「いやあああああああああああああああああ!!!!」
アリシアの悲鳴がこだまし大きな雷が鳴った
近所の人の発言
「怖いですよね~なんか雷が落ち続けたみたいですけど、雨も降ってないし、局所的になり続けたみたいですし。あ、すいません。家の人たちが待ってるので。はい!今日は私が料理を。ちょっとヴィータちゃん!?なんで逃げてくの!?ちょっと!」
と淡い翡翠の髪をしたお姉さんからの話でした
どうでしたか?なのはとフェイトのもう一度絆を結ぶというお話でした
単純に暴走させておこうかと思ったのですがどうせならとこんな感じになってしまいました
結局悠斗とフェイトに関しての関係はいまだに発展はなし!どうなるかは作者も不明!←おい
そんなこんなで次は闇の書編に突入したいと思います!
これからも楽しく読んでいただければ幸いです!