楓「よろしくね。みんな」
作者「さて、物語上では良太郎君との恋人としての設定ですがどうですか?」
楓「そうね。リョウは優しいし大好きよ」
作者「さっそくののろけありがとうございます。今回は前作と違い主人公以外が原作知識をもっていますが楓さんはこの後どうしようとお考えですか?」
楓「やっぱり、リリカルなのはは少し悲しい出来事が多いから出来ればそれを解決できればと思っているわ。プレシアしかり、リインフォースしかりね」
作者「具体案なんかはあるんでしょうか?」
楓「行き当たりばったりよ!」
作者「なんて無駄に男らしい!……でも、まさかの無策とは」
楓「だって仕方ないじゃない。私たちじゃほとんどどうしようもないんだから」
作者「なるほど…なら、ここは咲夜君頼みですかね」
楓「結局咲夜さんって何者?」
作者「それはまだ秘密です」
楓「そう、ならそろそろ始めましょ?」
作者「そうですね。それではお願いします」
楓「リリカル・マジカル。始まるわよ」
「先生、この子の容態はどうですか?」
「だいぶ衰弱してるけど、これなら明日には回復するわ」
「「「よかった~」」」
3人は塾へと行く途中。公園を通って近道をしようとした。その時なのはが急に走り出してその先にいたのがこのフェレットだった。すぐにこの病院へと運び今に至る
「それよりもみんな用事とかあったんじゃないの?」
「「「あ!」」」
「この子は預かっておくから明日また来なさい」
「「「はい!ありがとうございます」」」
三人はお礼を言って塾へと走って向かった。最後に部屋を出たなのははまっすぐ向けられたフェレットの視線から少しだけ目を離すことができなかった。
「それでリョウ。準備は?」
「完璧」
「おい、良太郎。早く俺に戦わせろよ」
「だめだよモモタロス。もうすぐだから待って」
「なんでだよ~早く戦いたいんだよ!」
楓と良太郎は夜、なのはたちが訪れた病院まで来ていた。そして良太郎の近くに小さな赤い鬼のようなものが浮かんでいる。良太郎のユニゾンデバイスであるモモタロスである。良太郎はモモタロス以外にもあと4人ユニゾンデバイスを持っている。その中でモモタロスは特に血の気が多く。好戦的だ
「来たわよ!」
「始まったね」
黒い何かが病院に突っ込んできたのを確認して二人はとうとう原作が始まったのを感じた。もぞもぞと黒い物体が動いているとき中からなのはたちが拾ったフェレットが飛び出してきた。そして遠くから見覚えのある影が走ってきた
「なにこれ~!?」
壊れた病院を見て驚いた声をあげるなのは。フェレットは登用したなのはを信じられないように見ていた
「きて、くれたの?」
「しゃべった!?」
「あの!お願いがあります!お礼は必ずしますから!」
「お礼って…いまはそんな場合じゃないの」
なのはは黒いよどみを見ながら少しづつ後ろに下がりながら言った
「そうね、今はそんな場合じゃないわ」
「出てくるの早くない?」
「楓ちゃん?良太郎君?」
なのはの後ろからあらわれた楓たちをなのははどうしてというような顔で見ていた
「こんばんはなのは」
「あ、こんばんは」
「ちょっとリョウ。今はそんな場合じゃないでしょ?」
「あ、うん」
「あぶない!」
フェレットが声をあげて。みんなが前を向くと楓に今にもあの黒い何かが突っ込もうとしていた
「楓ちゃん!」
「アラストール。セットアップ」
(了解した)
炎が楓の体を包み始める。黒い何かはその炎を恐れたのか動かずにじっと楓を見つめている
「僕も行こうか」
「やっと出番かよ!」
「行くよ。モモタロス」
「おう!ユニゾン・イン!」
「変身!」
(ソードフォーム)
モモタロスとユニゾンし、髪の毛がかきあがり一部が赤くなる。そしていつの間にか持っていた手帳ほどの大きさのパスを腰に装着したベルトにかざし変身する
「俺、惨状!」
長かった黒髪が、さらに黒くなり瞳が紅蓮の炎のように燃え盛り茶色のマントを羽織った楓と、赤いボディに赤いお面をつけ何やらポーズを決めた良太郎がそこにいた。そんな二人の様子を見てなのははポカーンと呆けていた
「なのはちゃん。こいつの相手は私たちがするわ。でも、封印できないからよろしくね」
「へ?」
「なっ!」
「行くぜ行くぜ!」
「ちょっとリョウ!…………と、今はリョウじゃなくてモモ!勝手に行かないでよ!」
楓の言葉になのはは意味が分からずに首を傾げ。フェレットは逆に驚いたように声をあげた。そして良太郎(モモタロス)はそんな3人を無視して敵に突っ込んでいった。楓も追いかけるように走り出す
「あの二人、かなりの魔導士なのに…」
「えっと…なにがどうなってるのかな?」
「あの二人がこのままじゃ危険なんだ」
「え!?どういうことなの!?」
「あれはジュエルシードというものが暴走したものなんだ。それはしかるべき処置で封印しなければいけないもので、でもあの二人には封印は出来ないらしいから…このままじゃ最悪二人は」
「そんな…」
「僕にもっと魔力があれば…これをつかって封印もできるのに」
フェレットは悔しそうに首に着いた赤い宝石を握りしめる。なのははその宝石をじっと見つめて意を決したようにフェレットに尋ねる
「それなら二人を助けられるんだね?」
「でも、僕には魔力が」
「なら私がやるの!」
「でも!」
「お願い。私は二人を助けたいの!」
「……わかったよ。ならこれを手に持って」
「わかったの」
フェレットから渡された宝石をなのは胸元に抱き寄せた
「僕の言葉に続いて。われ、指名を受けし者なり」
「われ、指名を受けし者なり」
「契約の元その力を解き放て」
「契約の元その力を解き放て」
「風は空に、星は天に」
「風は空に、星は天に」
「「そして、不屈の心はこの胸に!」」
「レイジングハート、セットアップ!」
(standby ready set up)
桃色の光がなのはを包み込み。その光は空まで延びていた。そしてそれを見たものたちがいた
「桃色の魔力光?魔導士なんかここにいたか?」
(楓さんや良太郎さんではありませんね。ほかに……もしかして彼女じゃないですか?)
「まさかポンコツ少女か?それにしても、素質はあるなと思っていたけどこれほどとはな」
(そうですね)
空から上る魔力光の大きさに才能を感じていた咲夜はどこか納得しながらも眺め続けていた。そして、もう一人
「ふっ。あはははははははは!!やっと俺の時代が始まるぜ!!」
銀髪がベランダから大きな声で叫び。彼の母親がお玉をもって頭を殴って彼の意識は彼方へと飛んでいった
「ふぇ―!?どうなっちゃったの!?」
「杖と君を守る服のイメージを思い浮かべて!」
「そんなこと言われても…えっと…とりあえずこれで!」
(barrier jacket open)
「ふぁ~」
白い服に眺めのスカートを纏い胸元にはアクセサリーが装着されていた。手にはいつの間にか大きな杖が握られている
「なのはちゃん。なかなかかわいい服ね」
「楓ちゃん!大丈夫なの!?」
「私はね。リョウがというかモモが暴れているから」
「へ?」
どがーんと大きな音とともに黒い何かを弾き飛ばしている良太郎の姿が目に入った。良太郎(モモタロス)はさっき変身に使用したパスを取り出してまたベルトにかざす
(Fullcharge)
「俺の必殺技。パート1。でりゃ!!」
先が赤い剣がいきなり分離したかと思うと良太郎が剣を振ったほうへ分離した刃の先が飛来する
「おりゃ!!」
また大きな音を立て黒い何かが吹き飛ばされた
「ほぇ~良太郎君すごいの」
「ほら、なのはちゃん。早く封印して」
「えっと…どうやるの?」
やり方がわからず困ったようにフェレットに問いかける
「心に思い浮かんだ言葉を言って」
「…リリカル・マジカル…封印されしは忌まわしき器ジュエルシード!」
(シーリングモード。封印)
なのはの杖の先から桃色の光が放たれ黒い何かを包み込みそして、あとには青い宝石が空中に浮いていた
「それを杖の先で触れてみて」
「えっと。こう?」
(回収。シーリングナンバーXVI)
「これで…いいの?」
「うん。ありが、とう」
「あっ!」
フェレットはそのまま気絶して眠ってしまった
「それよりもなのはちゃん」
「なに?」
「早く逃げましょ?」
「え?」
なのはは周りを見回し。壊された壁や塀を見て遠くから聞こえるサイレンの音を聞いて顔がさっと青ざめそして
「ごめんなさい!!!」
瞬く間に走り出した。その走りっぷりをみた楓と良太郎は
(なんでこれだけ走れるのに。何もないところで転ぶんだろう?)
とポンコツ具合の謎が深まったとか
「それで、どうしな楓ちゃんたちは魔法が使えるの?」
「う~ん。私たちもどうしてかよくわからないの。私の場合は家にこれがあったの」
楓が取り出したのは胸にかけていた淡い色を放つ宝石
(初めまして、お嬢さん)
「わぁ!しゃべった!」
(私はアラストールだ。よろしく頼む)
「あ、よろしくお願いします」
「この子のおかげで私は魔法を知って使えるようになったのよ」
「へぇ~良太郎君は?」
「僕はね」
「おい、良太郎。早く帰ってプリン食べようぜ」
「浮いてる?それに……鬼?」
良太郎の周りを飛んでいる小さな赤鬼になのは驚いたように目を見開いた
「こいつはモモタロス。僕のパートナーの一人だよ」
「ふぇ~。あのよろしくなの」
「あ?ああ、よろしく頼むぜ」
「僕のお父さんがこことは違う世界の人でね。それで一人っ子だった僕のためにこいつらを作ってくれたんだ。それで魔法を知ったんだよ」
「そうだったんだ…」
「う……あれ…ここは?」
「あ、気が付いた?」
腕に抱いたフェレットが気が付きなのはが嬉しそうに声を掛ける
「君は…そうか。うん、もう大丈夫だよ。君たちのおかげで残った魔力を回復に充てられたし」
「そうなんだ。よかったの」
「それで君たちは」
フェレットにまた楓たちはさっきの説明をした
「デバイスがあったってことは君のお母さんかお父さんがミッドの人なのかな?それにユニゾンデバイスなんて珍しい…」
「あの、それで、私はこれからどうすれば?」
「あ、うん。ごめんこんなことに巻き込んで。でも、5日でいいから僕をどこかで休ませてくれないかな?そうしたらあとは僕が一人で頑張るから」
「それってさっきみたいなのとまた戦うの?」
「うん」
「ひとりでなんて危険だよ!」
「でも、これは僕がやらないといけないから…」
「なら、私も手伝うよ!」
「でも、君を危険に巻き込むわけには」
「大丈夫なの。だから、ね?お願い」
「諦めたほうがいいわよ。この子こういう時は絶対に引かないから」
「無駄に頑固だからね」
「二人ともひどいの!」
「………本当にいいの?」
「うん!」
「ありがとう」
「あ!そういえばまだお名前聞いてないの」
「僕はユーノ・スクライア。スクライアは部族名だからユーノが名前かな」
「私高町なのはなの。なのはでいいよ」
「私は風霧楓よ」
「僕は橘良太郎。こいつはモモタロス」
「プリン。プリン♪」
「えっと……みんなよろしくお願いします」
こうして3人はロストロギア。ジュエルシードの詮索を始めることとなった。
咲夜は一人、食材の買い出しを行っていた。そして、その帰り
「ん?これは…」
道ばたに魔力反応を感じ拾い上げたのは青い宝石
「それを渡してください」
咲夜が後ろを振り向いたとき。そこには金髪の少女と橙色の髪の女性がたっていた
なんかここまで来て初めて始まったって感じですね。二つ目の物語。いろいろ伏線を張りながら頑張って行こうと思います。前作の悪いところも頭に入れてできる限り読みやすくなるよう頑張るので感想等お待ちしております!