魔法少女リリカルなのは~転生する者~   作:かおうどう

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作者「夏休みって儚いよね~。というわけで今回来ていただいたのは元祖主人公なのはさんです」

なのは「脈略がなさすぎなの」

作者「それが私クオリティ」

なのは「そんなことよりもフェイトちゃんに負けて悔しいの!」

作者「そもそものスペックが違いますから」

なのは「ユーノ君に申し訳ないの。私がもっとしっかりしていたら…」

作者「まぁ、出会ったライバルキャラにいきなり勝つのはいかがなものかと思いますし」

なのは「それでも悔しいの!こうなったらあなたを………」

作者「(;・∀・)なにするの?」

なのは「O☆HA☆NA☆SHI?」

作者「・・・・・・・・・・・・」

なのは「レイジングハート」

作者「いやだぁあああああああああ!!!」

なのは「ディバイイイイン!」

作者「うそでしょ!?まってください!」

なのは「バスタアァアアアアアアッ!!!」

作者「うぎゃああああああああああああ!!!!」

なのは「ふぅ。すっきりしたの。あれ?ユーノ君。どうしてそんな隅っこで頭抱えてるの?」

ユーノ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

なのは「あ!なんで逃げるの?待ってよ~」

作者「・・・・・・・・・・・・(返事がないただの屍のようだ)」

レイジングハート「それでは、始まります」


暴走と伝えたい思い

「それで、今日はどうしたんだ?」

「…ごはん食べに来ちゃダメ?」

「いや、お客さんとしてなら大歓迎さ」

「…良かった」

「何にする?」

「肉!」

「えっと…おすすめで」

「了解」

 

フェイトたちと咲夜が知り合ってすでに1週間がたった。あれから毎日のようにフェイトたちは1食咲夜の店でごはんを食べていた

 

「おや、今日はフェイトちゃんたちがいるね」

「ああ、おばちゃん。いらっしゃい」

「咲夜君いつものね」

「はい」

「あ、こんにちは」

「はい、こんにちは」

 

店に入ってきた老婆は咲夜の店のお客様第一号にしてこの店の一番の常連だ。来る日はかなり不定期だけどそれでも頻繁に来るため咲夜にとってお得様である。フェイトたちも最近はここに入り浸っているのでおばちゃんと仲良くなってまるで孫とお婆ちゃんの関係である

 

「ほら、アルフ。ステーキ」

「お、肉肉!」

「まぁ、アルフちゃんたらいつもお肉ばっかりだね」

「だっておいしんだもの!」

「ふふふ、咲夜君は料理が上手だからね」

「ほら、フェイトも今日のおすすめチーズケーキと紅茶だ」

「あ、ありがとう」

「おばちゃんはいつものだよ」

「これこれ。ありがとうね咲夜君」

 

おばちゃんのいつものとはなんてことのないバームクーヘンと紅茶である。ただしこの紅茶は咲夜がおばちゃんのためだけに入れているものであって店にメニューとしてはおいてない。咲夜は常連に対して注文があればその人専用のメニューを創るようにしている。ちなみにフェイトたちはまだなく、専用のメニューを持っているのはこのおばちゃんだけである

 

「サクヤ。私も専用ほしい」

「だめ。まだね」

「うー」

 

おばちゃんと仲良くなってフェイトは咲夜に専用を創ってほしいと頼んだのだがいまだに作ってもらえず剝れている。アルフは目の前の肉にめがいっぱいなのかさっきからおとなしく食べ続けている

 

「咲夜君なかなか作らないわよね。確か1か月通った人にも作ってなかったし」

「あの人はただ自慢したいがために来てましたから。頼んでいたのもいつも安いものばかりでしたし。もう今は来てないですから」

 

結構昔、咲夜の専用メニューを持っているのはある種の通たち間ではステータスとしてあがめられていた。そのため無駄に通う人もいたがだいたいは安いものばかりで毎日のように作れとしか言わない。さらに1か月たったある日からしびれを切らしたのか咲夜の店の誹謗中傷を浴びせるようになった。無論咲夜は話合い(肉体言語)で解決したが

 

「フェイトちゃん。咲夜君は作ろうと思ったらいつでも作ってくれるわ。焦らずに今はこれを楽しみましょう?」

「…はい」

 

頭を撫でながら顔を赤くして咲夜に恨めしそうな目を向けながらもおばちゃんに笑顔で答えた

 

「それじゃあ、咲夜君。また来るわね」

「はい」

「ねぇ、サクヤ。この前話したことなんだけど」

「大丈夫管理局には伝えてないから」

「ううん。そっちじゃなくて。ジュエルシード集めるの手伝ってもらえない?」

「お前な、一応俺にも管理局に登録されている魔導士しての立場があるんだぞ」

「う…」

 

フェイトたちは咲夜に負けた次の日ジュエルシードを取りに来て、そのあともう一度しっかりと戦うようにお願いして戦った。そして結果はフェイトたちの惨敗で終わった。それからフェイトは咲夜に協力をお願いしていた。アルフも咲夜のことを気に入っているため(餌ずけされたため)賛成であった。けれど肝心の咲夜は首を縦に振ることはなかった

 

「ほら、時間も遅くなってきたし。そろそろ帰りな」

「……また来るね」

「次も肉を頼むね!」

「ああ。待ってるよ」

「うん!」

 

咲夜の言葉に嬉しそうにしながらフェイトとアルフは帰って行った

次の日、今日はフェイトたちも来ずに咲夜は暇を持て余しているわけではなく。一人ずっと紅茶と格闘していた

 

(専用メニュー作ってあげてもいいんじゃないですか?)

「まだだめ。考えてはいるけどね」

(完成しないんですか?)

「なかなかピンと来なくてね」

 

咲夜はすでにフェイトの専用メニューを考え始めていた。けれどいつまでたってもこれだというものができなくて今はまだだめだと言い続けているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いつまでそうやってるのよ!いい加減にしなさいよ!」

 

教室にアリサの怒鳴り声が響いてクラスのみんなはそれを遠巻きに見ていた

 

「あたしに話せないようなことなの!?」

「……………ごめんね」

「っ!だったら勝手にしなさい!」

「あ!アリサちゃん!」

 

うつむいてそれだけしか言わなかったなのはにとうとう嫌気がさしたのかアリサはそう言い捨てて教室から出ていった

 

「なのはちゃん」

「ごめんね。すずかちゃん。私が悪いの」

 

そうはいってもなのはからは後悔がにじみ出ていた。けれど、それでも何かを話すことはなかった

 

「私、アリサちゃんのところへ行くね」

「うん」

 

すずかはそれだけ言ってアリサのもとへと向かった

 

放課後。アリサとすずかはすぐに帰る気にはなれずに咲夜の店へと足を延ばしていた

 

「アリサちゃん。なのはちゃんのことだけど」

「………なによ」

「その……えっと」

 

結局すずかは何も言えずに気が付いたら咲夜の店までついていた

 

「いらっしゃい、ってなんだお前たちか」

「こんにちは咲夜さん」

「なんだとは挨拶ね」

「ずいぶん機嫌が悪いな」

 

ふてくされていることを隠そうとしないアリサに特に気にした様子もなく咲夜は注文を聞き準備をした

 

「ほら、紅茶とバームクーヘンだ」

「ありがとうございます」

「ふん」

 

手でがしっとバームクーヘンを掴んで口に放ばるアリサ

 

「何かあったのか?」

「ちょっと、学校で」

「あんたには関係ないことよ」

「それならそれでいいんだが、あまり不機嫌そうに食べられてもこっちとしてもな」

「何よ?文句あるわけ?」

「あるから言ってるんだろ」

 

はぁとため息をこぼす咲夜にアリサの眉が吊り上がる

 

「話を聞くくらいならできるが?」

「…………別にあんたに聞いてもらうことなんてない」

「アリサちゃん……。どうせなら聞いてもらわない?何かいい案が出るかもしれないし」

「こいつには関係ないことよ」

「それでもだよ」

 

すずかの心配そうな瞳にアリサは折れたのかゆっくりと自分の気持ちを話し始めた

 

「なのはが何か困ってるのは見ていればわかるは。でも、それでも何も話してくれないなんて水臭いじゃない」

「要はポンコツ少女が心配なわけだ」

「な!違うわよ!あたしは別になのはのことなんて………」

「ことなんて?」

 

顔を真っ赤に染め上げているアリサを咲夜はにやにやとした笑みでみる。それを見てさらにアリサは顔を真っ赤に染め上げた

 

「っ~!そうよ、心配なのよ!悪い!?」

「別に悪いとは言ってないだろ?」

「うぐっ」

「ま、アリサの気持ちもわからんこともないが。友達だからと言ってすべてを話せるわけじゃないだろ?」

「でも……」

「心配することが悪いわけじゃない。話を聞いてる限りどっちも悪いなんてことはないだろ?ただ、お互いが大事に思っているからこそすれ違ったと俺は感じるがな」

「お互い大事だから…」

 

アリサも何か思うことがあるのかその言葉をつぶやいた

 

「私、なのはにひどいこと言っちゃった」

「アリサちゃん」

「わかってる。なのははきっと迷惑を掛けたくないから、私たちを思ってるから何も言わないんだって。そういう子だってわかってる。でも、それでも納得いかないのよ」

 

お互いが大切だから、だからこそ心配になる、心配する。その優しい思いが今回のすれ違いを生んでしまった

 

「あの子のつらそうな顔を見てただ黙ってるなんて私にはできなかった。だから……」

「それでも、待ってやるのもまた優しさじゃないのか?」

「咲夜さん…」

「どれだけ心配してもきっと今のなのはじゃ何も話してくれないんじゃないか?」

「………たぶんね」

「なら、待ってやれ。いつか話してくれるまで」

「そうだよ、アリサちゃん。ね?」

「……はぁ、あたしまで心配かけちゃ世話ないわね。ごめんすずか」

「ううん」

「話はまとまったか?」

「はい、ありがとうございます咲夜さん」

「ま、今だけはお礼を言うわ」

 

そっぽを向くアリサと素直にお礼を言うすずかに苦笑しながら咲夜はもう一つだけバームクーヘンをサービスした

その夜

 

「ん?これ…魔力反応?」

(かなり大きいですね)

「だな…あ、収まった」

(何だったのでしょう?)

「さぁ、でも次元心も置きかけたしもしかしたら管理局が来るかもな」

(またスカウトが来たらどうします?)

「つぶすよ」

(ですね。…魔力反応が近づいてきます。これは…アルフさん?)

「何かあったのか?」

 

こことフェイトの家ではそれなりに距離がある。なのにアルフはまっすぐこっちに向かってきている。これは何かあったのかと咲夜は心配になりつつもアルフたちが来るのを待った。そして

 

「サクヤ!フェイトを助けておくれ!」

「っ!すぐに奥に運べ!」

 

手が血だらけでまるで死んだかのように気を失ったフェイトを抱えたアルフが血相を変えて飛び込んできた。すぐに咲夜はフェイトを奥の自分の部屋へと運んでベットに寝かせた

 

「けがは…ひどいがそこまで重症じゃない。魔力の低下でここまで弱ったのか?」

「そんなことよりフェイトを!」

「わかっている…あまり人には見せたくないが。仕方ない。アルフここでのことは他言無用だぞ」

「いいからフェイトを!」

「…rewrite」

 

咲夜の声が聞こえていないのかアルフはフェイトのことだけを思い続けた。これ以上話しても意味がないとおもい咲夜は自分のレアスキルを使ってフェイトを怪我をする前の時間から再生させた

 

「傷が…ない?」

「このことは他言無用だ。もちろんフェイトにもだ。いいなアルフ、バルディッシュ」

「あ、ああ」

(Yes Sir)

「傷は治したが魔力までは戻っていない。しばらくは寝かせてやれ」

「わかったよ」

「アルフ、お前は俺と少し話だ。バルディッシュ、なにかあったら呼んでくれ」

(Yes)

 

心配なのかいまだに離れようとしないアルフの首根っこを掴んで咲夜はアルフから話を聞き始めた

 

「まずは、街中で暴走したジュエルシードを見つけたんだ。そしてらあいつらが来たんだよ」

「あいつら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー、また食べてない。食べれないなら咲夜のところに行こうか?」

「ううん。サクヤに迷惑をかけてたくないし。それに少しは食べたよ」

 

置いてあるごはんはほとんど減っていなくて食べたといってもほんの1口程度のものなのだろう

 

「そろそろ行こうか、次のジュエルシードの位置特定は住んでいるし。あまり母さんを待たせたくないし」

「そりゃ、フェイトはあたしのご主人様だし行こうといえば行けるけど。私はフェイトが心配だよ。咲夜のとこ以外ろくに食べてないし。広域探索の魔法はかなり体力を使うんだよ?」

「平気だよ。私強いから」

 

力なく微笑むフェイトにアルフは心配しかなかった。フェイトは手に魔力を集めマントを取り出し装着する

 

「さぁ、行こう。母さんが待ってるんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのははユーノとともに今日もジュエルシードを探していた。今日は良太郎と楓は用事があるらしく探索には参加できていなかった

 

「なのは、今日はもう遅いしここまでにしよう」

「でも…」

「僕が残ってもう少し探してみるから」

「…うん」

 

ユーノはなのはの方から飛び降りてそのまま歩き出そうとした。その時

 

「魔力反応!?こんな街中で強制発動なんて!」

 

魔力はどんどんと大きくなってくる

 

「くっ、間に合え!」

 

ユーノはとっさに広域で結界を這った

 

「なのは!」

「うん!レイジングハート。お願い!」

(standbyready)

 

桃色の光がなのはを包み込むその中からなのはは空へと飛び立った

 

「見つけた」

「けど、あっちも近いよ」

「早くかたずけよう。バルディッシュ」

(シーリングホーム)

 

バルディッシュを封印用の形状に変化してジュエルシードに向かって魔力をため始める

 

 

 

「なのは、ジュエルシードが見える」

「うん」

「あの子たちも近くにいる。早く封印をして」

「わかった!」

 

なのはもレイジングハートを封印用の形状に変化し魔力をため始めたそして

ほぼどうタイミングで二人の魔法がジュエルシードにあたった

 

「リリカル・マジカル」

「ジュエルシード、シリアルXⅨ!」

「封」

「印!」

 

ジュエルシードが封印された状態で空中に漂っていた。なのははそれをみて大切な友達のことを思い出した

 

(アリサちゃんもすずかちゃんも、私が本当の気持ちを、思っていることを言えなかったから…)

 

喧嘩をして、ぶつかって、そして最後には友達になれた。そう思ってなのはに一つの決意が生まれた

 

「やった。なのは早く確保を!」

「そうはさせるかい!」

 

ユーノの声に手を伸ばそうとしたら聞き覚えのある声が聞こえ、そこから狼がユーノにとびかかった

 

(目的があるどうしだからぶつかり合うのは仕方ないかもしれないでも、知りたいんだ)

 

「この前は自己紹介できなかったから。私、高町なのは。私立聖洋小学校3年生!」

 

(どうしてそんなさみしそうな瞳をしているのか)

 

まっすぐ目を向けた先にある少女の瞳をなのははまっすぐに見つめた。

ジュエルシードがひそかに鼓動した

 

「フェイトちゃん!言葉にしても無駄だって言ったけど。話し合わないことには言葉にしないことには伝わらないこともあるよ!同じ目的だからぶつかり合うのは仕方ないかもしれない。でも、何もわからないままぶつかり合うのは嫌だ!」

 

なのはの力強いセリフにフェイトの心の何かが少しだけ揺れ動いた

 

「私がジュエルシードを集めるのはユーノ君の探し物だから。初めはユーノ君のお手伝いをするのは偶然だったけど、今は違う!自分の意思で周りの人たちに危害が及ぶのが嫌だから!これが私の理由!」

「…私は…」

 

ほんの少し、とても小さな声だけど、フェイトは何かを話そうとした。けど

 

「フェイト!話さなくていい!温かい人たちの中でぬくぬくと育ったやつに言う必要なんてない!そんな甘ったれたやつの言葉なんかに耳を貸す必要なんてないさ!あたしたちの最優先事項はジュエルシードだろ!」

 

フェイトはアルフの言葉に開きかけた口を閉ざしなのはを見据えた。少しだけなのはは残念そうにしながらもフェイトを見つめ返す。

 

「あ!」

 

フェイトはなのはから視線を外しまっすぐジュエルシードのもとへ翔けた

なのはもすぐにそのあとを追う。そして、ジュエルシードを挟んで二人のデバイスがぶつかり合い。巨大な魔力があふれ出した

 

 

「バルディッシュ」

「レイジングハート…」

 

魔力により吹き飛ばされた二人。フェイトはなんとか体制を立て直したがなのはは受け身を取り損ねたのか地面に倒れている。二人のデバイスはところどころにひびが入っている

 

「大丈夫。戻ってバルディッシュ」

(Yes Sir)

 

フェイトは暴走を始めたジュエルシードを見つめ、一直線に飛び込んでいった

そして、その手でジュエルシードを握りしめた

 

「止まれ。止まれ、止まれ止まれ止まれ!」

 

魔力を込め、だんだんと暴走が収まりさらに封印状態へと変化した

 

 

 

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