魔法少女リリカルなのは~転生する者~   作:かおうどう

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作者「なんだが重要なポジションに位置している悠斗君に来てもらいました」

悠斗「なんだかとはなんだ」

作者「悠斗君の望みは元の世界に帰ることなんだよね」

悠斗「ああ」

作者「さぁ、そのために咲夜君を殺すとはどういうことなんでしょうか」

悠斗「・・・・今は言えない」

作者「物語も終盤、いろいろな思いが交差する中どうなるのでしょうか!」

悠斗「・・・・許してくれとは言わないさ」

作者「それではいつもので来ましょう!」

悠斗「リリカル・マジカル。始まるぞ」


始めるために

「やっぱりアルフさん」

「あんたたちか…」

 

あの日から数日後、なのはたちは普段通り学校へ行っていた。そして、アリサから傷ついた大きな犬を拾ったと言われ、容姿を聞いたなのはたちはそれがアルフの可能性があると思いアリサの家まで来ていた

 

「あ、ユーノ危ないわよ」

「大丈夫だよ、ユーノ君なら」

 

なのはの方から飛び降りアルフの前まで来たユーノに心配そうに声を掛けるアリサだが、なのはがそういったので5人はアリサの家の中に入って行った

 

「あんたたちがいるってことは管理局も見てるんだろ?」

(管理局執務管。クロノ・ハラオウンだ。何があったんだ?話によっては弁護の機会を与えることもできる)

「フェイトを…フェイトを助けておくれ。あの子は何も悪くないんだ」

(約束しよう)

 

それからアルフが語ったのは咲夜のもとから帰った次の日。報告のためフェイトとアルフはフェイトの母親、プレシアのもとへと向かった。そして行なわれたのはフェイトに対する虐待。フェイトは結局そのまま気を失ってしまった。アルフはそんなフェイトを見てプレシアへとつかみかかった

 

「あんたはフェイトの母親で、家族だろ!?なんでこんな真似ができるんだい!」

「…………あの子は使い魔を創るのが本当に下手ね」

 

そしてアルフは重体となり、命からがら転移した先で拾われ今の状況となったのだ

 

「これより僕たちは黒幕をプレシア・テスタロッサとし調査を開始する。なのは、良太郎。楓。君たちはどうする?」

(私はフェイトちゃんを助けたい)

(私はなのはちゃんを手伝いたいし。何よりそんなことをする人は許せないわ)

(僕も同じだよ)

「わかった」

 

主犯をプレシアとし、なのはたちも協力することが決まった

 

「なのはちゃん。フェイトちゃんを助けようね」

「うん。フェイトちゃんの悲しい顔を見ると私も悲しいから。それにフェイトちゃんから友達になりたいっていった返事も聞いてないしね」

 

微笑んでいるなのはに楓たちは笑った

 

(なのは。頼めた義理じゃないけど、だけど。お願い。フェイトを助けて。あの子今本当に一人ぼっちなんだよ)

「大丈夫。任せて」

 

そういったなのはの瞳に迷いわなかった

 

「ふぅ。なかなか燃えたわ」

「やっぱりなのはちゃんたちがいたほうが楽しいよ」

「ありがとう。たぶん。もうすぐ全部終わるからそしてらもう、大丈夫だから」

 

アリサはそんななのはのことをじっと見つめて

 

「なのは、なんか吹っ切れた?」

「え?どうだろう」

「私はさ。なのはに怒ったのはなのはが考え事をしていることじゃなくて。悲しそうだったり、そのままもう私たちのとこへ帰ってこないって目をしていたこと」

 

少しだけ、恥ずかしそうにいうアリサになのはは目じりが熱くなって

 

「行かないよ。どこにも。友達だもん」

「そっか」

 

微笑んだなのはにみんなも笑顔になった

 

(うん。どこにもいかない。私はちゃんとここに帰ってくる)

 

アリサたちと別れ家に帰りながらなのはは考えていた

 

(ただ、少しだけ。いつもと違う時を過ごすこと。これから先自分らしくまっすぐ生きていくために、後悔しないためにするための小さな旅)

 

「迷いは吹っ切れた?」

「楓ちゃん」

「僕たちは、きっと何もすることはできない。だからなのはには申し訳ないと思ってる」

「ううん。楓ちゃんたちはいつも私と一緒にがんばってくれた。だから大丈夫だよ」

 

ずっと一緒に頑張ってきた。けれど、いつも肝心な時には手を出せなかったそんなジレンマに楓たちもまた、悩んでいた。けれど、なのははそんなことを気にしてないよと笑った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「話はまとまったか?」

「咲夜。君はこれからどうするんだ?」

「……俺個人の感情としてはプレシアを許すことはできない」

 

咲夜は手に持った資料を強く握る。それにはこう書かれていた

 

プレシア・テスタロッサの娘。アリシア・テスタロッサの死亡鑑定書。

プロジェクトF・A・T・E

クローニング技術により生成可能な人口生命体

 

「あたってほしくないとは思っていたが……俺はこれを知ってフェイトはこのままではきっとだめになってしまうと感じた」

「だが、彼女を今更保護したところで止められない。結局はプレシアと決着をつけなければならないのだから」

「わかっているさ。俺はプレシアの捕縛に回る。フェイトとの決着はなのはがきっとしてくれるさ」

「僕がそんなことを許すとでも?」

「思うさ。お前はそういうやつだからな」

 

笑う咲夜にクロノはそっぽを向きながらも否定はしなかった

咲夜は店にいったん戻り。これからのことを考えていた

 

「人口的な生命だろうと、命は命だ。自分の都合でどうにかしていいわけじゃない…それがたとえ娘の命でも。プレシア、なぜ気が付かない。命とはそこにあるだけで美しいのに…」

 

子を思う親の気持ち。咲夜はそれがまだ理解できるわけではない。けれど、エスティスで暮らした時間の中で咲夜が思ったこと。生きる人たちの強さ。そして、その儚さと美しさだった

 

「止めて見せる。たとえプレシア。お前を殺すことになっても…それで俺が恨まれてもきっと、それはフェイトの生きる糧となる…」

 

フェイトの世界はプレシアが覆い尽くしている。それは悪く言えば今を生きることすら放棄してすべてを投げ捨てていること。だからこそ、咲夜はたとえ恨まれようともフェイトのために、プレシアを殺す覚悟も固めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいのか?このままでは咲夜はプレシアを殺すぞ?」

 

――――――それはならぬ。プレシアは虚数空間に落ちる。これは変えてはならぬ絶対条件なり

 

悠斗は、咲夜の決意を聞いた夜。また暗闇の世界へと来ていた

 

「だったらどうする?お前たちが示したわずかな可能性。死者蘇生の秘宝を咲夜はもっている。あれを使えばアリシアは蘇り、プレシアはジュエルシードを暴走させる可能性もなくなるぞ?」

 

――――――あれはお主が邪魔したせいだろ。われらは死者蘇生の秘宝なんぞ渡す気はなかった

 

「そうだったか?それはすまない」

 

まるで悪びれもせず言う悠斗に影は怒りを示すように揺らめく

過去に咲夜がドラゴンと接触したのは偶然ではなく必然だった。それは悠斗が神の目を盗みわずかに残した小さな可能性。悲しみを終わらせる小さな奇跡

 

――――――何を白々しい。ともかくプレシアを虚数空間に落とすのだ

 

「……そのためには俺が表に出る必要があるな」

 

――――――本来は再生するもに危機が迫ったときにのみ発動するものだが、致し方ない

 

「だが、俺がプレシアを虚数空間に落としたらそれも因果が変わるんじゃないのか?」

 

―――――それはない。この物語はプレシアが虚数空間に落ちることで完結する。そのあとになのは、フェイト、ユーノ、クロノ、アルフ、リンディ、エイミィが死ななければたとえほかのものが死んでも因果にそれほどの影響はない

 

「主要キャラのみが生きていればそれでいいってわけか」

 

―――――そのための転生者たちだ。崩れた因果を元に戻すために呼ばれたただの駒よ

 

「俺もその一人ってわけな…」

 

―――――神に逆らい、抗うやつがただの駒とは冗談が過ぎるな。貴殿はすでに輪廻から外れた異質な存在だ。神に近く神から遠い存在。それが貴殿だ

 

「外れた存在なったからこそ。元に戻るために因果をもとに戻し俺は帰るんだ」

 

―――――ならば目的を達成しろ。これはまだ入り口だぞ?これが終わり貴殿にはもう一つやらねばならぬことがあるだろ?

 

「リインフォースの消滅か…」

 

―――――さよう

 

「わかっている。俺は迷わない」

 

――――――それでいい。貴殿には貴殿の世界がある。ここはただの礎。気に病む必要などない

 

「………………そう、だな」

 

――――――それでは頼むぞ

 

「ああ」

 

暗闇が晴れまた光だけの空間へと変貌する

 

「なぁ。俺はこれでいいのかな?フェイト。みんな」

 

あいたいと願い。思う悠斗。けれど、彼らの声は聞こえてくることはなかった

 

「………無茶はしたくないけど。やるしかないよな…」

 

もしかしたらまた、世界を壊してしまうかもしれない。けど、助けれる命を見捨てることは悠斗にはできなかった

 

「フェイト。会えなくなるかもしれない。だから、届かないかもしれないけど。ごめんな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――ずっと。待ってます

 

「っ!…………必ず。必ず帰るから」

 

空耳かもしれない、けれど、今の悠斗にはそれだけでも十分だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここでいいよね。出てきてフェイトちゃん!」

 

朝日が昇り始めた朝。なのはは臨界公園でフェイトを待っていた。

なのはの声に応えるようになのはの後ろに一つの影が落ちる

 

「フェイト!こんなこともうやめようよ!」

「……でも。私はあの人の娘だから」

 

アルフの言葉も今のフェイトには届かずなのはを見続ける。そんなフェイトの瞳をなのははまっすぐに見つめ返した

 

「ただ、捨てればいいってわけじゃないよね。逃げ出せばいいってことじゃもっとない。きっかけはきっとジュエルシード」

 

(put out)

 

レイジングハートからすべてのジュエルシードが吐き出される

 

(put out)

 

それにこたえるようにバルディッシュからもジュエルシードが吐き出され。21個すべてのジュエルシードが今そろった

 

「だからかけよう。お互いの全部のジュエルシードを。それからだよ。私たちのすべてはまだ始まってもいない。だから、本当の自分を始めるために。始めよう、最初で最後の本気の勝負!」

 

なのはの足に羽が付き空へと飛びあがる。フェイトはそれを追いかけ空へと上がった

 




今回短くてすいません。
最近マンネリ化に悩みつつ頑張って更新するので温かく見守りください
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