なのは「更新もどんどん遅くなってるの」
作者「でも、あともうすぐで闇の書も終わりだから頑張るよ」
なのは「それがいいと思うの」
作者「そういえば空白期でなのはちゃんは希望ある?」
なのは「私はみんなと一緒なら何でもいいよ」
作者「欲がないね~。気になる子とかいないの?」
なのは「気になる子?みんな大切なお友達だよ?」
作者「天然って罪だよね」
なのは「??」
作者「ま、いいや。それじゃ始めよう」
なのは「リリカル・マジカル。始まります」
「フェイト、少し離れないか?」
「やっ!」
がっちりと腕を掴んで離さないフェイトに咲夜はため息をこぼした。
あの戦いの後、傷ついた体を見たフェイトは咲夜に詰め寄り、咲夜は仕方なく仮面の人物にやられたと答えた。その時フェイトはかなり荒れた。何とか今は落ち着いたがそれでも、咲夜の腕を離さず、終始くっつき続けていた
「そろそろ学校行かないといけないだろう?」
「サクヤといるもん!」
「バカなこと言うな」
「あう」
デコピンをしてフェイトは頭を押さえているが腕だけは離さなかった。咲夜はため息をこぼしながらフェイトと目を合わせる
「俺は大丈夫だから。もう無理もしない。だから信じてくれ」
「でも…」
「な?」
「…うん」
フェイトはしぶしぶ、かなり葛藤しながら咲夜からやっと腕を離してバックを取りに行き、アリシアとともに学校へと向かった
「ずいぶん好かれてるじゃない」
「落ち着け、まずその手を下ろせ」
腕に魔力を溜めながら青筋を浮かべているプレシアに咲夜は説得にかかった
「お見舞い?」
「うん。図書館で知り合った子なんだけど、今入院してるみたいなの。だからお見舞いに行こうと思って」
学校でフェイトたちはすずかの友人が入院していることを知る。そして、どうせならみんなで行こうと話していた。初めは迷惑かもしれないと保護者の方に連絡を取ったが許可がおりみんなで行くことが決まった
「それで、どんな子なの?」
「うん。本が好きでね。八神はやてちゃんって子だよ」
運命の歯車は回り始めていた
時を同じくして、ユーノは一冊の手記を見つけた
「フェルク・ライン?どこかで聞いたことのある名前だ…」
聞き覚えのある名前にユーノは首を傾げながらとりあえず、内容を確認しようと本を開く。そこには
「私は魔導士としてそれほど才はなかった。けれど、この魔道書。夜天の魔道書があれば更なる魔道を極めることができるだろう。…これって!」
ユーノは急いでその内容を解析し始めた
「お父様。デュランダルが完成したよ」
「ああ。もうすぐだな。ロッテは無事か?」
「魔法も解除したし、そろそろ目をさますよ」
「そうか…」
グレアムはもうすぐ始まる戦いに瞳を閉じた
「もうすぐだ、咲夜。これが始まるための物語だ」
白い空間の中悠斗は繭のようなものに包まれていた
「俺が今回できることはもうない。夜天の原初のヒントは残した。あとはお前たちの物語だ」
ユーノが見つけた手記は悠斗が自分の世界で作った蒼天の書をもとに作ったものだ。しかし、それは現実に強く干渉しすぎてしまった。そのため力を失い。回復するために繭の中に閉じこもっているのだ
「リインフォースを救え。悲しみを終わらせるにはそれしかない」
悠斗は友を信じ瞳を閉じた
「シグナム。あとどれくらいだ」
「あと30ページ。もう少しだ」
「そうか」
シグナムとザフィーラは闇の書がもうすぐ完成まじかに迫り、はやてのためにやっと自分たちの願いがかなうと思った
「ヴィータはどうだ?」
「さっき通信があった。あっちももうすぐ終わるみたいだ」
「なら、問題は」
「ああ」
シャマルからの連絡でシグナムたちはなのはたちがはやてと遭遇したのを知った。けれど、ほとんどの魔力を闇の書に吸収されているいまのはやては正式に検査されない限りばれることはないと、騎士たちは時間を遅らせることで接触を断とうと決めた。ヴィータははやてに会えなくなるのを嫌がったがはやてのためだとしぶしぶ納得した
「我らと会うこともなければ主のよい友となってくれるだろう」
「ああ」
シグナムはフェイトと戦って心の強さを感じた。それはザフィーラもほかの騎士たちも一緒だ。なのはたちは良くも悪くも心がまっすぐだ。だからきっとはやての友になってくれるだろうと喜ぶ半面、どうして彼女たちを襲ってしまったのかと後悔に蝕まれていた
「行くぞ。やっと終わるのだ」
「そうだな」
どこか寂しそうなシグナムの横顔を見ながらザフィーラは何も言わずに一緒に歩き出した
そして、ヴィータはいたるところが破けた服、ボロボロのアイゼンを引きずりながら眼前の敵を睨んでいた
「もうすぐなんだ。やっと戻ってくるんだ」
頭に浮かぶのははやての笑顔。暖かい日常
「はやてがお帰りって言ってくれる日がもうすぐ日常になるんだ。だから!アイゼン!」
アイゼンを振りかざす
「ぶち抜けえええええええええ!!!」
取り戻したいのはあの笑顔
(それで、咲夜はどうするんだい?)
「…クロノは辛い思いをするだろうな」
(それでも、咲夜の気持ちは変わらないんだろ?)
「ああ」
ユリウスと通信しながら咲夜はグレアムのことを話していた
「グレアムは超えてはいけない一線を越えた。だから、止めるならクロノが一番適任だろ」
(咲夜はどうするんだい?)
「まだ、蒐集されてないやつがいる。あいつを俺は守るよ」
(ふふ)
「どうかしたのか?」
嬉しそうに笑うユリウスに咲夜は首を傾げた
(できたんだね。大切な人が)
「五月蠅い」
顔を少しだけ赤くする咲夜にユリウスはさらに楽しそうに笑った
(グレアムのことは僕も少し動いてみるよ)
「頼む」
(咲夜)
「ん?」
(無茶はするなよ)
「…ああ」
ユリウスと通信を切って空に浮かぶ満月を咲夜は見上げた
「無理をするなと約束したけど、俺はお前を守るためなら、この命捧げよう」
フェイトのために、フェイトのためだから咲夜は己が剣を振うことを決めたのだ
それぞれの思いが交差する中。最後の夜が明ける
短くてすいません。
温かく見守ってください