インフィニット・デカレンジャー~クールで熱い戦士たち~ 作:憲彦
ゆっくりしていってね。
クラス対抗戦、文字通りクラスごとに力を競い会う対抗戦のことだ。……代表者しか戦ってないのだからクラス代表対抗戦の方が良いと思うのだが…………。
クラスの代表は大抵の場合専用機持ちか代表候補生、企業代表等が行うことになっている。1年生の場合も同じだ。専用機持ち若しくは代表候補生がクラス代表になってる。
そして、今回の第1試合は3組対4組である。
この対戦カードを見たとき、簪の機体の怖さを知っている4人は静かに3組の代表に合掌した。
『それでは両者規定の位置まで。』
そのアナウンスと供に、両者規定の位置まで下がり、カウントが0になるのを待った。
ピィーーーー!!!!!
会場に響き渡るホイッスルの音。それと同時に、アリーナ内部の2人も動き出した。
簪は実に余裕そうだ。
「訓練機だからって、甘く見ないで!!」
簪の態度が癪に触ったのか、フルスピードで一気に突っ込んできた。
それを見ると、アリーナ上空に急上昇してミサイルを大量に放った。
いくつかは空中で分散し煙を撒き散らせ、またいくつかは変な液体と粉を撒き散らしながら3組の代表を襲った。
「キャァァァァ!!!何これ!?!?口が辛い!!目が痛い!!喉がぁぁぁ!!!!!?焼けるぅぅぅ!!!?!?!何をしたの!?!?!!?」
簪
「効果絶大。」
3組の代表は顔から出るもの全部を出しながらのたうち回った。
それを見ていた全校生徒も何事かと混乱した。
簪
「もっと苦しむ顔が見たいけど時間も押してるし…………バイバイ。次やるときはもっと泣き喚いてねo(*⌒―⌒*)o。」
物凄く良い笑顔を見せ、ビーム砲で止めを刺しピットに戻ってきた。
一夏
「簪とはなるべく戦いたくない…………」
司
「俺もだ。」
オルコット
「私もですわ。」
あれを見て、絶対に簪とは戦いたくないと思った3人だった。
鈴
「何あれ!?何あの兵器!?見たこと無いんだけど!?絶対戦いたくないんだけど!!!?」
べつにピット何でも同じことを思っている人が居た。
簪のドSな試合が終わり、次の対戦カードが公開された。
1組対2組
スゴく面白そうなカードになった。
千秋
「鈴!あの時はよくも……!!」
鈴
「あの時ってどの時?覚えが無いんだけど。」
千秋
「ふざけるな!食堂で俺を殴ったときだよ!!あんなグズ供の中から救ってやろうと思ったのに!人の親切を踏み躙りやがって!!」
くだらな。あの時の事でプライド(笑)が傷付いた様だ。
鈴
「フン」
鼻で笑うと、規定の位置まで進み始まりの合図を待った。
ピィーーーー!!!!!
ホイッスルの音と同時に、千秋が雪片弐型を構えて突っ込んできた。
学習力の無いヤツだなと鈴は内心爆笑していた。
鈴
(この程度なら武器を使う必要は無いわね。)
武器を展開することなく拳を構え、千秋が自分の間合いに入ったところで軽く跳び、千秋の背中に拳を叩き込んだ。
千秋
「ガァ!テンメ!!ハァ!!」
立ち上り、すぐに鈴に向けて雪片を振るうが避けられ、がら空きになった胴体に更に攻撃を入れられた。
鈴
「弱いとは聞いてたけど…………まさかここまでとは。」
千秋
「ふざけるな!!!」
また突っ込んできた。当然避けられカウンターを食らう。
鈴
「もう飽きたんだけど。」
千秋の鎖骨辺りに蹴りを入れて倒すと、止めを指すために拳を構えた。
すると、
ズドォーーーーン!!!!!
とんでもない轟音と供に、アリーナ全体が震え、様々な場所に亀裂やヒビが入った。
音の発生源を見ると、そこには4機のISが居た。しかし普通のISとは違い腕が異常に長く、今時珍しいフルスキンタイプだった。
千秋
「な、何だよ。あのIS……。」
不気味な感じがするISに鈴は構えを取り、何時でも動けるようにしてた。
観客席の方では、一夏と司が生徒と教員を非難させていた。扉が空かなかったので壁を破壊さてその穴から逃がしていた。
鈴
「やるしか無いか……。」
静かに構え、動き出そうとしたとき、
千秋
「ハァァ!!」
千秋が正体不明のISに飛び掛かって行った。
そして案の定吹っ飛ばされ戻ってきた。
鈴
「何やってんの?」
千秋の行動を疑問に思っていると、司から通信が入った。
司
『鈴!避難が終わったら俺たちもすぐに向かう。それまで耐えてくれ。』
鈴
「ロジャー。やりますか。」
中途半端ですが今回はここまで。
次回をお楽しみに!感想もよろしくお願いします!