インフィニット・デカレンジャー~クールで熱い戦士たち~   作:憲彦

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調子に乗って連続投稿です。

皆さん、ゆっくりしていってね。


プロローグその2

一夏がSPDに保護されてから3日目、あれから彼はまだ目を覚ましていない。

 

???

「本当に異常は無いんだろうな?もう3日だぞ。」

 

医者

「何度も精密検査をしましたが異常は見つかりませんでした。心配はいらないと思います。」

 

???

「そうか。目を覚ましたら呼んでくれ。」

 

医者

「分かりました。」

 

ここはSPD日本支部のメディカルセンター。ドイツで誘拐された一夏は、SPDの手によって救出されここまで運ばれた。

 

しかし、依然として目覚める気配はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コマンドルームでは、一夏を助けた男、久我 司(くが つかさ)が溜め息を吐いていた。

 

「はぁ、これは酷いな。」

 

見ていたのはとあるサイトの掲示板である。

 

そこには、一夏死亡を喜ぶ内容の物が書かれていた。

 

・これで織斑家の汚点が消えた!

・あの出来損ないが消えてからはなんとも清々しい日々を送れているよ。死んでくれて感謝だな(笑)

・死んで喜ばれるとか(笑)

・生きてる内は価値が無いってことだなwww

・これで千冬様の悩みの種が1つ消えたは!

・死んで喜ばれるとか(笑)可哀想なヤツだな(笑)

・これで世界が1つ清浄化した!!

 

「この世界は一体どこまでアイツを追い詰めるつもりだ!…………サイバー科、聞こえるか?今から送るサイトをただちに削除してくれ。後、似たようなサイトがあったら見つけ次第削除してくれ。名誉毀損で逮捕可能な者は全員捕まえろ。」

 

『ロジャー。』

 

「はぁ…………」

 

再び溜め息をつくと、1つの通信が入ってきた。

 

『司、応答しろ。』

 

「長官!どうしました?」

 

長官

『お前の保護した少年はどうだ?』

 

「未だ目を覚ましていません。」

 

長官

『そうか。では彼が目を覚ましたらどうするつもりだ?』

 

「なるべく本人の意見を尊重させたいと思います。ですが、彼にはここで働いて貰いたいと思っています。」

 

長官

『そうか。まぁ、そこはお前に任せる。』

 

「ロジャー!そこで、1つお願いがあります。彼がここで働きたいと言った際に、新しい戸籍を用意してもらえませんか?」

 

長官

『………分かった。多少時間はかかるかも知れんが、何とかしてみよう。』

 

「ありがとうございます!では。」

 

通信を切り、椅子に座ると書類の整理を始めた。

 

「日本支部のボスも大変なんだね。」

 

整理をしていると1人の女性が入ってきた。

 

「束か。どうした。」

 

「特に用はないは。いっくんを助けてからと言うもの、仕事ばっかりだったじゃん。体壊してないかな~と思ってね。」

 

「お前に人を気遣う心があるとはな。それに、アイツは俺の親友だ。助けない訳には行かない。」

 

「そう。」

 

そんな会話をしていると、マスターライセンスにメディカルセンターから通信が入ってきた。

 

「どうした?」

 

医者

「織斑一夏くんが目覚めました。すぐこちらに来てください。」

 

「分かった。」

 

「どうしたの?」

 

「一夏が目覚めた。少し席を外す。」

 

慌ててコマンドルームから出ていき、足早に一夏の病室に向かった。

 

「一夏!!」

 

一夏

「司……!ここは何処なんだ?」

 

「ここはSPDのメディカルセンターだ。ドイツでお前を助けた後、ここに運び込んだ。お前は、自分の身に何があったか覚えているか?」

 

一夏

「あぁ。覚えてるよ。捨てられたんだよな………俺。さっきここに居た医者から大体の事は聞いたよ。」

 

2人の間に重い空気が漂うが。

 

一夏は、諦めがついた顔をしているが、何処か悲しそうだ。

 

「一夏、これからのお前の事なんだが…………SPDの、俺の仲間として働かないか?」

 

一夏

「え?」

 

全くの予想外。と言う顔をしている。

 

「勿論お前の意見は出来る限りの尊重するし、ここで働く以外にも選択肢はある。すぐにとは言わん。気持ちが固まったらこれを着てコマンドルームに来てくれ。」

 

そう言って、一夏に白い服を渡した。

 

司は近くに居た職員に一夏の気持ちが固まったらコマンドルームに案内するように頼み、病室から出ていった。

 

コマンドルームに戻ると、束から一夏について質問を受けていた。

 

「いっくんの様子、どうだった?」

 

「体には異常は無いが、現実を少し受け入れられていない様だ。」

 

「だよね。ねぇ、いっくんはここで働くの?デカレンジャーとして。」

 

「それを決めるのはアイツ自信だ。俺が決める事じゃない。まぁ、ここで働きたいと言った場合は新しい戸籍を用意してやるつもりだがな。」

 

それを伝えると束は

 

「そんなこと私に頼めば良いじゃん。すぐに終らせるよ。」

 

「お前がやってるのは偽造だろ。こっちは申請してるんだ。」

 

少し呆れた様に返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディカルセンターの病室で、一夏は今までの自分を振り返ってみた。

 

文武両道が服着て歩いたような天才が身内には2人も居た。

 

でも一夏は違った。どんなに努力しても2人には届かなかった。

 

そのため、周りからは織斑家の汚点と言われたり、心無い悪意に心身共に傷つけられた。

 

弟に虐められ傷つけられ様とも努力をした。いずれ、周りが自分を受け入れてくれると信じて。

 

姉である千冬も一夏に励ましの声をかけた。応援してくれた。

 

数少ない親友も手を貸してくれた。

 

努力をしている姿を司に認められ、自信がついた。

 

だが、それに比例するように、弟とその取り巻き達の虐めはどんどん酷くなっていった。

 

それに加えて今回の一件だ。身内には全てを裏切られた。全てが嘘だと分かった。

 

一夏

「もう、あっちには俺の居場所は無いな。」

 

司に渡された服を着て、コマンドルームへと案内して貰った。

 

一夏

「司、ここで働かせてくれ。」

 

「そうか。分かった!だがSPDに入るに当たっていくつか試験がある。だが、お前なら大丈夫だろう。」

 

「いっくん!頑張ってね!!」

 

一夏

「束さん!?……はい!!」

 

「ここでの返事は、ロジャー。だ。」

 

一夏

「ロジャー!」

 

「よし、試験頑張ってこいよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験終了。結果が出るまでお待ちください。

 

 

 




調子に乗って連続投稿です。

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