インフィニット・デカレンジャー~クールで熱い戦士たち~   作:憲彦

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今回はクラス代表決定戦にします。作者的に戦闘描写は苦手なので少し読みにくいかも知れませんがご了承下さい。

それでは皆さん、ゆっくりしていってね。


episode5クラス代表決定戦 司VSオルコット

土曜日の午前中、IS学園第1アリーナではクラス代表決定戦が行われていた。

 

話題の男性IS操縦者とSPDの2人が戦うと聞いて、1組だけではなく、他の組や学年、教師までもが観戦に来ていた。

 

「楽しみだね~。かんちゃん!」

 

「うん。楽しみだね。」

 

1組の布仏 本音と簪が楽しそうに試合観戦に来ていた。

 

一様、これは決闘で試合では無いのだがどう言う訳か試合となっている。

 

ピット内では男子生徒3人が準備をしていた。

 

千冬

「織斑の専用機が先程届いたばかりなので試合の順序を変更する。……久我、お前から行け。」

 

本来なら第1試合に織斑が出る予定だったが思ったよりも直前に専用機が届いたので急遽変更することにした。

 

一夏

「負けないで下さいね!ボス!!」

 

「当たり前だ。エマジェンシー!デカマスター!!」

 

コールを受けた日本署から形状記憶特殊合金デカメタルが微粒子状に分解され、司の体を包みデカスーツとなった。

 

「フェイスオン!!」

 

装着が完了すると、そのままピットから飛び出し、規定の位置まで進んだ。

 

「百鬼夜行をぶった斬る。地獄の番犬!!デカマスター!!!」

 

彼の登場と名乗りに会場の興奮は一気にマックスまで高まった。

 

オルコット

「斬れる物なら斬ってみなさい。……貴方に最後のチャンスを与えますわ。」

 

「チャンス?」

 

オルコット

「私が一方的な勝利を得るのは明白の理。ボロボロな惨めな姿を晒したくなければ、今ここで謝ると言うのなら情けない姿を晒さずに済みますわよ。」

 

「断る。俺は貴様ごときに敗北するつもりは無い。」

 

オルコットの言うチャンスを蹴り、負けるつもりは無いと言った。

 

試合開始の合図が無いが、オルコットが此方をロックオンしているのは見ただけで分かった。

 

『それでは両者規定の位置まで進んでください。』

 

規定の位置まで進むと、カウントが始まり、0で開始のブザーが鳴り響いた。

 

オルコット

「そう。それは残念ですわ。……それなら!お別れですわね!」

 

オルコットは司目掛けて初弾を放った。

 

オルコット

「さあ、踊りなさい。私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」

 

見ている人誰もが思った。

 

当たったな。と。

 

だが司は落ち着いて腰のホルスターからディーソードベガを抜き、封印を解いた。

 

「ディーソードベガ!」

 

解放したディーソードベガの一降りでオルコットの放ったレーザーをかき消した。

 

オルコット

「中距離射撃型の近距離格闘武器で挑もうだなんで……笑止ですわ!」

 

「それはどうかな?」

 

マスクの中で不適な笑みを浮かべる司。

 

オルコット

「行きなさい!ブルー・ティアーズ!!」

 

オルコットの言葉と共に、ISから無数の浮遊物体が排出された。

 

一夏/簪

(あっ、ファング。)

 

2人の中で何がシンクロした。

 

一夏/簪

(イヤ、ファンネルか。それともビット。)

 

また何がシンクロした。

 

オルコット

「それでは、フィナーレと行きましょうか!」

 

「ビット兵器か。少し面倒だな。」

 

そう言いながらも司は各ビットと自分の間合、貯めてるエネルギーの量を計っていた。

 

計算している間も、ビットからは無数の攻撃が放たれるが、その全てを躱し、弾いていた。

 

その光景を見ていたオルコットの焦りは次第にたまり、今まで通りの教科書に書かれている綺麗な攻撃が崩れ、雑になってきた。

 

「見えた!」

 

そう呟き、自分から3番目に遠いビットに向かって一直線に走り出した。

 

当然良い的であるが、それが司の狙いだ。

 

ビットから放たれたレーザーをディーソードベガの刀身で反射させ、先程まで自分が居た場所に1番近いビットに当てた。

 

すると、そのビットから次のビットへとレーザーが流れ、綺麗に全てのビットを破壊した。

 

オルコット

「そんな!?ブルー・ティアーズが!?」

 

がら空きになったオルコットに向かって一気に跳び、地面に叩き落とそうとした。

 

そして、ギリギリの位置で、

 

オルコット

「残念でしたわね!おあいにく様、ブルー・ティアーズは6機あってよ。この距離なら避けられませんわ!!」

 

回避が間に合わない位置で、残り2機のブルー・ティアーズからミサイルが放たれた。

 

この2機はレーザーではなくミサイル兵器の様だ。

 

「避けられないのなら、避けなければ良いだけの話だ。」

 

そう言うと、ディーソードベガを横に構えて回転した。その回転でオルコットのかくし球であるミサイルは真っ二つに斬られた。

 

オルコット

「そんな!?滅茶苦茶な!!?」

 

「戦いに滅茶苦茶も道理もあるか!!」

 

斬ったミサイルの破片を足掛かりにし、さらに高い位置に飛んだ。

 

「ハァ!!」

 

オルコットを地面に目掛けて蹴り落とした。

 

今の一撃でかなりのシールドエネルギーを持っていかれた。

 

オルコット

「この!」

 

地面に叩き落とされたが、今無防備に空中に居る状態なら簡単に当てられるだろうと思い、ライフルを構えたが、

 

パキッ!

 

オルコット

「え?」

 

ライフルが綺麗に半分に折れた。イヤ、斬られていた。

 

オルコット

「いつの間に!?」

 

「ミサイルを斬ったのと同時にだよ。ミサイルを放って気を緩めるからそう言う単純な手に引っ掛かるんだよ。」

 

オルコット

「クッ!インターセプター!」

 

何とか立ち上り接近武器を呼び出すが、構えからして素人丸出しだ。

 

「最後まで戦う姿に敬意を表す。此方も全力を持って応えさせて貰おう。」

 

ディーソードベガで円を描いて、脇構えをとって地面を滑るように突撃した。

 

「ハァァ……ベガスラッシュ!!」

 

オルコットの横をすれ違い様に横一文字に叩き斬った。

 

オルコット

「キャァァァ!!!」

 

『セシリア・オルコット、ブルー・ティアーズシールドエネルギー0。よって、久我 司の勝利!!』

 

その放送に、会場が一気に沸いた。

 

オルコット

「な、何故……」

 

「ビットを操作するときにお前自身も動ける様にしろ。そして、ナイフを使った接近格闘も習得しておけ。そうすれば強くなれる。」

 

戦いの中で見付けたオルコットの改善点を伝えると、その場から立ち去った。

 

オルコット

「あ、あの!ありがとうございました!!」

 

そう言って、オルコットもピットへ帰っていった。




司VSオルコットでした。

デカレンジャー本編でもボスは訓練の中でバン達に改善点を丁寧に教えていたのでこっちでもやってみました。

次回は一夏VS織斑です。オルコットVS織斑は簡単に結果がわかるのですっ飛ばします。

弟を入れなければ良かったな……。入れても入れなくてもストーリーは変わんないけど。

感想をよろしくお願いします。

次回もお楽しみに!!

次回からタイトルを変更します。案を下さったルオンさん、ありがたく使わせて貰います。リクエストありがとうございました。
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