インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士   作:武御雷参型

58 / 118
更新です‼


第五十二話

ある島の地下に二隻の潜水艦と戦艦が係留されていた。その近くには篠ノ之束とその義娘であるクロエ・クロニクル、ギルバート・デュランダル、タリア・グラディス、レイ・ザ・バレル、ラウ・ル・クルーゼ、ニコル・アマルフィ、トール・ケーニヒの姿があった。

 

「漸くこの時が来たか、束博士」

 

「そうだね~私の夢の実現に一歩近づけれた気がするよ」

 

束が視線を動かすとそこには四機のISが鎮座していた。

ZGMF-X666S レジェンド

ZGMF-X13A プロヴィデンス

LG-GAT-X207 ネブラブリッツ

LG-ZGMF-X23S ヴァンセイバー

この四機はギルバートから与えられた技術を使って作り出した束オリジナルの機体である。

 

「さ、時は金なり。みんな乗り込むよ」

 

束の一言で全員がミネルバの中へと入って行った。

全員がミネルバの艦橋に着くとそれぞれの席へと座って行く。

タリアは艦長席。束は副長席。クロエはオペレーター席。トールは火器官制席。ニコルは操舵席。そしてギルバートは艦長席の後ろに作られた席へと座った。

潜水艦“シュルクーフ改Ⅱ”は自動操縦によりミネルバの後を追う様に設定されていた。その為、誰一人乗り込む必要が無いのである。

 

「各自、報告を」

 

「火器官制、問題ありません」

 

「機体の収納完了しました」

 

「注水を開始します」

 

タリアの言葉に各々が報告を入れて行く。

それに伴い、ミネルバとシュルクーフ改Ⅱの周りには海水が満たされて行く。ミネルバは元々は潜水機能は搭載されていなかったが、束の改造により潜水可能となった。また、機関にも手が加えられていた。

 

「機関、定格起動中。ISコア機関と共に異常見られず」

 

「外相障壁ダンパー出力45%でフォールド。気密隔壁及び水密隔壁、全閉鎖を確認」

 

トールとクロエはミネルバの設定を読み上げて行く。因みにだが、アークエンジェルと同じ様になっているのは、偶然である。

 

「生命維持機能。正常に起動中」

 

「機動力コンタク。システム、オールグリン。ミネルバ全ステーション。オンライン」

 

クロエは最終段階へと進み、トールはミネルバのステーションに問題が無い事をタリアに報告した。

 

「注水完了。ラミネート装甲及びヴァリアブル・フェイズ・シフト装甲、共に良好。電圧異常なし」

 

「ミネルバ、発進します。機関、微速。速力30に固定」

 

「機関、微速。速力30固定」

 

ミネルバの機関はハイパー・デゥートリオン・パルス推進と新規ISコアが四基も搭載されていた。それによりラミネート装甲に加え、ヴァリアブル・フェイズ・シフト装甲が搭載されているのである。

 

「上げ舵45。海面到達後、アラスカへ向かいます。よろしいのですね? ギル、束博士?」

 

「ああ」

 

「そうだよ~」

 

タリアの確認に二人は頷く。それと同時に、ミネルバは海面近くへ来ていたのである。

 

「離水上昇。機関、最大‼」

 

ミネルバはタリアの指示で、上空へと舞い上がったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園ではアークエンジェル内に、秘匿部隊の全員が集められていた。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒであります‼ これからよろしくお願いします‼」

 

ラウラはそう言うとドイツ軍形式の敬礼をしてしまうが、既に自分はドイツ軍では無い事を思い出し、敬礼を解くと頭を深く下げるのであった。

 

「秘匿機動部隊“アークエンジェル隊”専属艦アークエンジェル艦長のマリュー・ラミアスよ。よろしく」

 

「同じくアークエンジェル副長兼IS隊のムウ・ラ・フラガだ」

 

マリューとムウは、ラウラに手を差し出し握手をする。

 

「僕達の事も話しておかないといけないね。秘匿機動部隊“アークエンジェル隊”IS部隊隊長のキラ・ヤマトです」

 

「同じくIS部隊副隊長のアスラン・ザラだ」

 

「僕もだね……IS部隊隊員のシャルロット・デュノアです。よろしくね、ラウラ」

 

キラ達も自分達の事をラウラに教えた。しかし、ラウラはシャルロットを気の毒そうに見ていた。

 

「あ、ああ。シャルロットと言ったな………ご両親の事は」

 

「うん、ありがとう。まだ気持ちの整理が出来ていないけど、お父さんやお義母さんが残してくれたワイバーン・ドラグーンがあるからね………でも私の中には復讐したいと言う思いは残ってるよ」

 

「そうか………」

 

シャルロットの言葉にラウラは頷く他無かった。

 

「さて、顔合わせもこれ位にして。シャルロットさんもアークエンジェル内部の案内が済んでいなかったわね?」

 

「あっはい。両親の事があったりしてまだです」

 

「なら、ラウラさんとシャルロットさんをアークエンジェル内部の案内をしますね」

 

マリューの言葉でシャルロットとラウラはアークエンジェル内部の案内をして貰う事になるのだが、技術的な面で高水準の艦を見て悪露どいていたと言う事を記しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、また新たな騒動がIS学園を襲う事になるのをこの時。誰も知る由も無かった。




誤字脱字、感想、指摘等ありましたら、よろしくお願いします‼

すみません。編集を行いました‼

作品の今後について

  • 面白いから、このまま続けてくれ
  • 書き直しを要求する
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。