インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士   作:武御雷参型

60 / 118
なんか書き上げれた………どう言う事だ?


第五十四話

キラがラウラにシュミレーターを使っている頃、マリュー達はと言うとアークエンジェルの外側にいた。

 

「戦闘でのダメージは無いんだが……塩水等で装甲の消耗が激しい。それにこのまま修理の幅を狭めてしまっては、どこかでダメになってしまいます」

 

「やっぱりか………マリュー、ここは妥協する他無いんじゃないのか?」

 

「……そこは今後、IS学園と協議していく予定にします。それで、マードックさん。アークエンジェルで戦闘可能機のメンテナンスは済んでいますか?」

 

「ああ、済んでるぜ。だがよ、ラウラって子が入って来たとしても使える機体が無いんじゃ、意味が無いんでは?」

 

マリュー、ムウ、マードックはアークエンジェルを見ならが、言葉を交わしていく。

 

「そうですね。ムラサメを始めストライク・アストレイ、ドムは全員に配備されていますし………唯一残っている機体でもバルトフェルドさんが使っていたムラサメだけですからね………まぁ、そこの問題はキラ君が解決してくれると思いますよ」

 

「あのボウズがか? 信じられねぇな……と言いたいが、あのボウズの事だ。解決策は出来ているんだろうな……」

 

マリューの言葉にマードックは訝しむが、今までの事を考えるとマリューの言っている意味も判ってはいた。

 

「旦那はどう思ってるんですか?」

 

「俺か? そうだな………キラの事だ。新しい機体でも作るんじゃないのか?」

 

ムウの言葉にマードックはあり得なさそうな表情をするが、マリューは苦笑いであった。

 

「ラミアス艦長、フラガ准将、マードックさん」

 

すると、アスランが現れマリュー達に声を掛ける。

 

「アスラン君……それで、機体の方はどうなの?」

 

「ジャスティスはやはり反応速度が低下しています。イージスに至っても足枷にしかなっていません」

 

「そうれじゃ、お前さんは戦えないと言う事か?」

 

マリューの質問にアスランが答えると、マードックが問い詰めて来る。だが、アスランは首を横に振った。

 

「いえ、そう言う事ではありません。戦えるには戦えます………ですが、俺達以上の力を持つ機体と闘った時には分からないと言う意味です」

 

「そんな事有り得るのか?」

 

アスランの言葉にマードックは訝しむ。

 

「それは分かりません。既に連合軍が使っていたダガータイプの機体を確認しているので………もしかしたら」

 

「………判った。そちらについてはこっちでも検討しておこう」

 

「よろしくお願いします‼」

 

ムウの言葉にアスランは頭を下げるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時も戻し、キラはラウラのあった機体製作に乗り出していた。既に使用する機体は予備機で置いてあったストライク・アストレイを回してもらっているので、それを使う事になった。

キラがまず初めに始めたのは、規格が合うかどうかのテストであった。

ストライクに収容されているすべてのストライカーパックを、ストライク・アストレイにデータを入れて行く。そして、インストールし終わったら、ストライク・アストレイに装備させ、規格テストを行うとすべてのストライカーパックの規格が合う事が判明した。

 

「これで第一門はクリアだね………さて、ラウラが選んだのは………やっぱりこれだったか………」

 

キラは、ラウラに手渡された紙を見つめる。

 

「二つとも、ストライク・アストレイに装備する事が出来るから、問題は無いけど………」

 

キラはそう言うとモニターに目をやる。そこにはストライク・アストレイのバススロットが表示されていた。

 

「電圧とかそのほかの設定を弄らないと……それにラウラにも乗ってもらって、テストもして貰わないとだね……やる事が一杯だ」

 

キラはそう言うとコンソールを素早く弄り、ストライク・アストレイの設定を弄って行くのであった。

 

 

 

 

その頃、ラウラは宛がわれた部屋で横になっていた。

シュミレーターを使ったテストで疲労困憊であった為だ。

 

「こんなにも辛いとはな………慣れないといけないと言う事か………」

 

ラウラは天井を見つめながら呟く。

すると、扉がノックされる。

 

「誰だ?」

 

『シャルロットだよ………今いいかな?』

 

ノックした相手はシャルロットであった。ラウラはシャルロットの入室を許した。

 

「扉は開いている。入って来てくれ」

 

ラウラの言葉でシャルロットは断りを入れながら入室する。

 

「すまないな。疲れで起き上がれないんだ」

 

「良いよ。僕も経験した事があるからね………それで、どう?」

 

シャルロットの質問にラウラはオウム返しする。

 

「どうとは、どう言う事だ?」

 

「キラと一緒に機体を作るんでしょ?」

 

ラウラは先程までの事を思い出したが、機体の製作と言うよりは、自分に合ったパッケージを探しているだけとしか思い浮かばなかった。

 

「いや、製作と言うか、私にあったパッケージの選出と言った方が良いな」

 

「そうなんだ……でも、見付けたんでしょ?」

 

「ああ、二種類な………だが、実機を見てみない事には何とも言えないな……」

 

ラウラの言葉にシャルロットは苦笑いをする。

 

「キラの事だから、もう出来上がってるんじゃないかな?」

 

「そんなことあり得ん……と言いたいが、奴は私が帰る前に意味深な事を言ってたな……」

 

「なんて言ってたの?」

 

ラウラの言葉にシャルロットは食いつく。

 

「あ、ああ。奴は《機体はあるから、後は規格とか色々と探って行くから》と言っていたな」

 

「………どう言う事なんだろう? ねぇ、ラウラ」

 

シャルロットはキラの元へ行こうと思いつき、ラウラを誘うとしたが、ラウラは「疲れているから、シャルロットだけ行って来てくれ」と断りを入れた。

 

シャルロットも無理強いせず、一人でキラの元へ行く事にするのであった。




アークエンジェルは、装甲の消耗により補給をどうするか考えていた。
だが、敵はそれを待ってはくれない。


次回、第五十五話

Astray Force Break

迷いを断ち切れ、アストレイ‼


誤字脱字、感想、指摘、質問等受け付けております‼

作品の今後について

  • 面白いから、このまま続けてくれ
  • 書き直しを要求する
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。