インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士   作:武御雷参型

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皆様、大規模修正を行っています。


第一話

日本にある国立国際学園『IS学園』の職員室では二人の女性が書類を片手に仕事を行っていた。

 

「それにしても、驚きましたね。織斑先生」

 

「ん? そうだな。ISが広がってから約10年経つが男がISを動かしたという事は聞いたことがない。まぁ、今回が初めてだという事だな」

 

「でも、織斑先生は嬉しいんじゃないですか? 弟さんが学園に入学されるこ………と…………が………」

 

「山田先生。私は、揶揄われる事が嫌いです。ですから、これ以上、私を揶揄うのでしたら、容赦はしませんよ」

 

織斑先生は山田先生の頭に掌を置いた。

 

「お、織斑先生⁉ もう言いませんから、そのアイアンクローしようとしないで下さいっ‼」

 

「フンッ」

 

山田先生の謝罪を受け入れ、織斑先生は掌を戻した。そして、織斑先生はまた、仕事に戻るが、その瞬間に、学園全体に響き渡る程のサイレンが鳴り響く。

 

「ッ⁉ このサイレンはどうした‼」

 

「判りません。ですが、上空に無所属のISが二機こちらに向かって墜ちて来ています‼」

 

織斑先生に状況を報告する先生は泣き叫ぶかのように報告をする。

 

「職員はISを装着後待機‼ 私と山田先生も出る。その他の指示は追って連絡する、解散‼」

 

この言葉通りにIS学園に居た職員は全員がラファール、打鉄を装備していき、落下目標地点で待機をする。

 

「さて、鬼が出るか蛇が出るか………」

 

織斑先生がそう言うと、アリーナの屋根が吹き飛びそこには二機のISが突入してそのまま地面に衝突すると土煙が上がり、周りが見えなくなってしまった。そこで、織斑先生は他の職員に指示を出す。

 

「ッ⁉ 各自戦闘用意‼ 様子を見てから指示を出す。それまでは現状維持」

 

『はい』

 

しかし、落下してきた二機のISからの攻撃が無く土煙もなくなると、そこにはISの代わりに少年が二人倒れていた。

 

「各自、何時でも戦闘が出来るように準備。私と山田先生が確認をする。援護が出来るようにしておくように」

 

そう言うと、織斑先生は打鉄を解除して男の元に行った。山田先生もその後に続いていく。

 

「山田先生。この二人を調べてください。もしかしたら……………」

 

「…………判りました」

 

そう言うと、山田先生は一人の少年の体を調べていく。一方、織斑先生も同様にもう一人に少年の体を調べ始める。

 

「っ⁉ 織斑先生‼」

 

山田先生は織斑先生に見えるように一つの指輪を見せた。

 

「これってもしかして……………」

 

「こちらも同様なものが見つかった。山田先生。今からこの二つのことを調べてください。ほかの職員はこの二人を保健室に連れて行く。手の空いている職員は手伝ってくれ。ほかの者は持ち場に戻るように」

 

織斑先生がそう言うと、二人の職員が残り他の職員は自分の持ち場に戻って行った。山田先生は二人の少年が持っていたものを調べる為にどこかに向かって行った。

 

 

織斑先生は二人の少年を保健室に預けると関係者立ち入り禁止と書かれた扉を潜り、エレベーターに乗り込むと地下に向かって行った。

 

「山田先生。何か判りましたか?」

 

「あっ、織斑先生。いいえ、全くと言っていいほどに何も判りませんでした。一応判った事は名前と所有者の名前ですかね。赤い指輪は『インフィニット・ジャスティス』蒼いネックレスは『ストライク・フリーダム』です。所有者の名前はインフィニット・ジャスティスがアスラン・ザラ、ストライク・フリーダムがキラ・ヤマトです」

 

「そうか…………なら、直接所有者に聞くか」

 

織斑先生はモニターに書かれた名前を見ながら呟いた。

 

 

 

 

そして、保健室では二人の少年が起き始めた。

 

「……………ん? 此処は何処………」

 

「ッ⁉ 大丈夫か、キラ‼」

 

「アスラン? どうして此処に…………それに僕達ってメサイヤの崩壊に巻き込まれて………」

 

「判らない。何が起きたのかが……………それに此処はどう見ても地球だな」

 

アスランはそう言うと窓の方に近づいていく。外は海に囲まれており逃げることが出来ない造りになっていた。元より、アスランもキラも逃げるつもりは無いが………。

 

「でも、どうして宇宙に居た僕達がここに居るんだろう?」

 

「さぁな。でも、俺達の機体も何処に行ったのかを知りたいな」

 

「……………そうだね」

 

キラは悲しそうになる。アスランも同じく顔を顰める。

 

「向こうではどうなっているんだろうね、僕達は」

 

「俺達はMIA判定でも受けているんじゃないか? それに、カガリ達も俺達を探そうと必死になっている気がする」

 

アスランはそう言うが、実際、キラ達が居なくなってから大規模な捜索がされていた。しかし、手掛かりが全く無く、捜索は打ち切られたのであった。

 

「まぁ、この世界の事をもっと知らないといけないのは確かな事だけど」

 

キラがそう言うと、扉が開きそこには二十代後半の女性と子供が無理をして大人の格好をした女性?が入ってくる。

 

「漸くお目覚めか? 全く、寝坊にしても限度ってものがあるぞ」

 

「えっと、織斑先生。小言はそれぐらいにして下さい。話が進まないので……………」

 

「おっと、そうだったな。すまない山田先生。貴様らには聞きたいことがある。一応、黙秘権は通用するがその際は貴様らに不利な状況になることは覆えておけ」

 

織斑先生と呼ばれた女性はキラ達にそう言った。

 

「判りました。では、何を話したいいのでしょうか?」

 

キラが代表として織斑先生に尋ねる。

 

「そうだな……………まず最初は自己紹介からだな。まぁ、此処は常識的にこちらからするのが良いのだろう。私は織斑千冬だ。横に居るのは山田真耶。どちらもこのIS学園の教師をしている」

 

「では、僕達ですね。僕はオーブ軍准将、キラ・ヤマトです」

 

「俺は、いや、自分も同じくオーブ軍三佐、アスラン・ザラです」

 

キラとアスランはオーブ式の敬礼をする。

 

「ほう、敬礼が様になっているな。だが、オーブと言う国は無いぞ?」

 

「「えっ⁉」」

 

千冬の言葉にキラ達は驚きを隠せなかった。

 

 




感想、指摘、誤字脱字があればよろしくお願いします。

アスランの階級はこちらで勝手につけました。変更はしませんのであしからず二よろしくお願いします。

少し編集を行いました。

R4,8,11 修正を行いました。

作品の今後について

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