インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士   作:武御雷参型

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あれ? こんな話にするつもりが無かったのに…………


第六十七話

キラ達は突如、IS学園の地下から現れた無人ISに襲われた。

 

「クッ‼ なんなんだ‼ お前たちは‼」

 

「キサマラ、オトコヲ、ヘラス……ソレガ、ワガアルジノ、ネガイ」

 

「そんな事させるとでも思ってるの‼」

 

キラとアスランは連携して無人ISの破壊に動き出す。だが、数が多く、キラ達の手に余るものであった。

 

『キラ君達、大丈夫‼』

 

「大丈夫では無いですね……数が多すぎます」

 

「それに、相手は無人機でありながら生命反応もあります。ですが、それは頭部のみにしか反応がありません。ですから……」

 

『前に襲撃して来た無人ISを同じ……と言う事ね?』

 

「はい………」

 

マリューの質問にキラ達は頷く。

 

『こちらはドミニオンです。我々は戦闘をアークエンジェル並びにミネルバに行う意思はありません。協力をして下さい』

 

『こちらはミネルバです。我々も同じ気持ちです。ラミアス艦長。貴女はどうしますか?』

 

「決まっているでしょう。各自に通達。これよりミネルバ並びにドミニオンに対する戦闘を一切認めません。我々は敵同士では無い」

 

『今、敵であるのは無人ISだけです』

 

『そして、元凶であるサラ・コナーの束縛を最優先とします。各IS部隊は出撃‼ 無人機の破壊及びサラ・コナーの束縛を最優先事項とします』

 

マリュー、アズラエル、タリアの三人による通信によって真の敵であるサラ・コナーを束縛、無人ISの破壊と言う目的によって、嘗ては敵同士であった者達が手を取り合う事になったのである。

それは、キラ達も同じ事であった。キラ達は旗艦であるアークエンジェルに戻り、陣形を整えた。

 

これにより、アークエンジェル級二隻とミネルバ級一隻、元ロゴス空母艦隊による連合艦隊が編成され、無人ISと対峙する事となった。だが、忘れてはいけない。

海中に潜む一隻の潜水艦の存在を………

 

 

「海中より大型のIS反応‼ これは‼」

 

「デストロイです‼」

 

ミネルバとアークエンジェルの官制を務めるミリアリアとアビーの報告に戦慄が走る。まさか、もう一機のデストロイが存在するとは夢にも思わなかったのである。

 

そして、潜水艦の他にも一隻の戦艦が海中を航行していた。

 

「ローエングリン起動。目標、敵空母群」

 

戦艦の艦長席に座る一人の女性の指示により、戦艦の艦首に設置された陽電子破城砲“ローエングリン”四基が起動しチャージされる。

 

「撃て」

 

短い声でローエングリンは放たれ、元ロゴス空母群はその姿を消滅させた。

 

「陽電子砲⁉」

 

「どこからの攻撃だ‼」

 

キラ達が目を凝らして探すと、そこには地球連合軍の特殊部隊“ファントム・ペイン”の旗艦であったガーティー・ルーの姿があった。だが、元々、ガーティー・ルーには陽電子砲は搭載されていなかった。だが、どこからの情報により、ガーティー・ルーの艦首に四基の陽電子砲が搭載されていた。

これにより、空母群は壊滅。残るはアークエンジェルと手負いのドミニオン、ミネルバの三隻だけとなってしまった。

 

「さぁ、男共よ‼ 私達にひれ伏しなさい‼」

 

ガーティー・ルーの艦橋に座る女性は女性権利団体の創立者であり、女尊男卑の世界を作り上げる手助けをしたリオ・コナーである。サラ・コナーの母親の妹であり、サラ・コナーの義理の母親でもある。

 

「さぁ、あなた達の力を見せなさい……と言いたいけども……ここは無人ISに任せて我々は撤退するわ。第一の目標を達成したもの………もうIS学園には用は無いわ……サラを回収した後、撤退する」

 

「了解‼」

 

ガーティー・ルーのクルーは全て女性で構成されていた。その者達も女尊男卑を提唱する者達だけであった。

アークエンジェルやミネルバ、ドミニオンはガーティー・ルーに攻撃を行うも、無人ISが身を挺してガーティー・ルーを護り、撤退を援護した。

 

「クソッ‼ お前たちはそれだけの為にこんな事をしたのか‼」

 

『そんな事? 男は全て消えてしまえばいいのよ‼ でもね? 言っていの数だけは残しといてあげるわ。そうでもしないと、子供は生まれないからね』

 

「貴女達は間違っている‼ そんな事をしても無駄だ‼」

 

『うるさい‼ 貴様らの様な得体の知れない男には興味は無いのよ‼ さぁ、宴を始めましょう‼ 女性だけの世界を作り上げる為のね‼』

 

リオはそう言うとデストロイはツォーンとスーパースキュラにエネルギーを溜め始める。その目標は、まだ学生が残るIS学園であった。

 

「「間に合えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼」」

 

キラとアスランはデストロイの前に出て、ビームシールドを最大出力で張る。

それと同時に、ツォーンとスーパースキュラが火を噴き、キラ達と衝突しキラ達の機体は膨大なエネルギーを防ぐ事が出来ずに大爆発するのであった。

 

「キラくぅぅぅぅぅぅぅん‼」

 

「あすらぁぁぁぁぁぁぁん‼」

 

楯無と簪の悲痛な叫びが辺りを響き渡らせるのであった。

作品の今後について

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