インフィニット・ストラトス~蒼の天使と紅の騎士   作:武御雷参型

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お待たせいたしました。書き上げれたので、投稿いたします。
長らくの間、更新をしていなくて誠に申し訳ありません。
今後は頑張って書いていくのでよろしくお願いします。


第八十一話

福音を撃墜後、トール達はストライクの発展機であるストライクEと遭遇する。トールはすぐに福音の操縦者をIS学園部隊に引き渡す様に、ニコルに指示を出した。

そして、トール、オルガ、シャニ、クロトの四人はストライクEとの戦闘を開始するのであった。

 

「オルガ‼ エネルギーが持たない可能性も高い‼ 君は遠距離砲撃に徹しろ。シャニ、君のエネルギーはどれぐらい残っている?」

 

「さっきの福音の戦闘で三十%程、ダメージを受けてる」

 

「なら、シャニはストライクEに対しての攻撃を弾き返してやれ。クロト、君のエネルギーはそれぐらい、残ってる?」

 

「僕のは四十%ぐらい持ってかれた」

 

「なら、高機動で翻弄させて。俺がその内にストライクEに対して攻撃するから」

 

「「「了解‼」」」

 

トールは的確に指示を出していく。オルガ達もそれに従い、ストライクEに対して攻撃を開始する。

オルガは後方に下がると、高エネルギー長射程ビーム砲“シュラーク”を使い攻撃する。スキュラとトーデスブロックを使わない理由は、スキュラはエネルギーの消費量が高く、福音との戦闘により砲自体に熱が籠り、危険状態であった。トーデスブロックについては単なる弾切れである。

だが、シュラークだけの攻撃でもそれ自体に効果はある。ストライクEは、攻撃に当たらない様に回避運動を取るが、クロトの高機動な動きにより、翻弄され満足に回避する事が叶わなかった。

また、ストライクEはオルガに攻撃をしようと、ビームライフルを撃つが、シャニがオルガを護る様にフォビドゥンのエネルギー偏向装甲“ゲシュマイディッヒ・パンツァー”により、ビームは曲がりクロトやオルガ、トールに当たらない位置へ誘導される。

これには、ストライクEは対応策が無かった。ストライクと違い、発展機であるストライクEは対装甲コンバットナイフ“アーマーシュナイダー”を持っていないのである。主力武装は全てビーム兵器を頼っている事もあり、標準装備ではフォビドゥン相手に単体による攻撃は無意味と判断する。

すると、ストライクEはパッケージを展開させる。それは、ノワールストライカーであった。だが、既にノワールストライカーの対応策を知っている四人には、片手で捻るような物であった。

ストライクEはノワールに換装させ、2連装リニアガンをフォビドゥンに放とうと砲身を向けたが、トールがそれを許さなかった。

 

「させるかよ‼」

 

トールはすぐにビームライフルとアムフォルタスプラズマ収束ビーム砲を使ってストライクEに攻撃をする。

ノワールストライカー装備のストライクEは、リニアガンの砲身を撃ち抜かれ、攻撃が不可能となり最悪な事に、予備の弾薬に引火してしまい、ノワールストライカーはその役目を全うする事無く、爆発してしまう。これに驚いたストライクEは、その動きを止めてしまう。

 

「これで最後だ‼」

 

トールはそれを逃さなかった。ビームライフル、アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲の攻撃によって、撃ち貫かれ、爆散したのである。

 

「呆気ない終わり方だな…………」

 

トールは火達磨となって堕ちて行くストライクEを見て、呟くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ストライクE………沈黙」

 

『…………』

 

ストライクEが撃墜された事を知った伊400は、静かな物であった。まさか、連戦でもこれだけの力を発揮したトール達に成す術も無いのである。

 

「帰投する………クソが‼」

 

艦長である女性は近くにあった物に八つ当たりをした。幸いな事に、その音にトール達は気付かなかったのである。

 

「なぜだ……なぜ、男共は私達に屈しないのだ‼」

 

「艦長‼ 気を確かにして下さい‼ 聞かれては撃沈されてしまいます‼」

 

「…………そうだわ………まだ油断できないんでした………すぐに帰投するわよ‼」

 

『了解‼』

 

艦長の指示で伊400は転進し、帰路へと帰って行く。

 

「まだよ………まだ私達にはアレがあるわ…………」

 

艦長はそう言うと、次の作戦はもっとちゃんとした戦力が必要と感じ、上層部にはそれを進言するつもりであった。

だが、この決断はキラ達をも苦しめる事になるとは、この時誰も知る由は無かったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、キラ達はと言うとアークエンジェルの補給の為、日本の横須賀に停泊して一時的な休暇を楽しんでいた。

 

「キラ、どこに行くつもりだ?」

 

「うーん………考えていない」

 

「オイ」

 

キラとアスランはサングラスを付けて変装をしていた。だが、不思議な事に、バレる事は無かったのである。

 

「それで、本当はどこに行くつもりなんだ?」

 

「前々から行って見たいと思っていた所に行くつもり」

 

「だから、どこなんだよ」

 

「フフン、それは付いてからのお楽しみ…と言う事で」

 

「なんだそりゃ………まぁ、良いが………」

 

アスランはキラが行きたいと言っていた所へと向かうのであった。

 

 

 

 

一方、シャルロットとラウラはと言うと…………

 

「ねぇ、彼女。俺達と一緒に遊びに行かない?」

 

「フランス車で遊びに行こうよ」

 

「……すみませんが、待ち人がいますので」

 

シャルロットはラウラの着替えになぜか時間を取られている事もあり、公園でラウラと待ち合わせをしていた。だが、見た目が清楚なシャルロットにナンパをしてくる勇者たちが現れた。

シャルロットは丁寧に断わったが、ナンパ達は聞く耳を持たなかった。

 

「それって、女の子? なら、一緒に遊びに行こうよ‼」

 

「俺達が楽しい事を沢山、教えてあげるからさ‼」

 

ナンパ達が乗って来たであろう車を見付けたシャルロットは溜息一つ、零した。

 

「ハァ~……燃費の悪い車で女の子を誘うなんて………ひと昔前までならいざ知らず………今の情勢でその車は無いですよ………」

 

「おっ? 彼女、判る口? でもね、この車はね確かに燃費悪いけど、それ相応の夏速力を持ってるんだよ‼」

 

「彼女もきっと気にいると思うよ‼」

 

「結構です。ぼ…私は待ち人を待っているので………それと気を付けた方が良いですよ?」

 

「何がだい?」

 

「後方注意です」

 

「へ?」

 

男達は後ろを振り返ると、そこには殺気の籠った目で睨みつけるラウラの姿があった。

 

「……オイ、貴様等………シャルロットに何をしている」

 

「………へぇ、君がこの子の待ち人さんね………お人形さんみたいで可愛いね‼ 俺達と一緒に遊びに行かない?」

 

ラウラの殺気にも屈しずに一人の男がラウラに声を掛ける。

 

「ほう? それは楽しみだ………所で、何で遊んでくれるのだ? ナイフか? 銃か? それともISか?」

 

「なんで、そんな物騒な物で遊ぶんだよ……違うよ……」

 

そう言うと男はラウラに顔を近づけ耳元で囁いた。

 

「人気の無い所でのお遊びだよ………どうだい? 遊ばないか?」

 

「………良いだろう。だが、私達を楽しませてくれるのか?」

 

「それはもちろん‼」

 

「なら、ついて行こうか………」

 

「ラウラ⁉」

 

ラウラは乗り気であったが、シャルロットはそんなラウラに驚く。だが、ラウラはある意味で楽しんでいた。そして、その意味をシャルロットに伝えた。ISのプライベートチャンネルでだが…………

そして、ラウラとシャルロットはそのまま車に男達と乗り込み、人気の無い所へと向かうのであった。

それを見ていた人たちはすぐに警察に連絡をしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ、こりゃ…………」

 

警察が到着すると、そこにはシャルロット達をナンパした男達がボコボコにされて横たわっている姿があり、傍らには埃を払うかのように、手のひらを叩いているラウラとシャルロットの姿があった。

 

「君たち………通報があって来たのだけど………どう言う状況?」

 

警察はシャルロット達に事情を聞く事にした。

 

「私達は何もしていません。私達を襲おうとしたので、防衛手段を取りました」

 

「あっ、それと僕達はこう言う者です」

 

ラウラが説明し、シャルロットは懐に仕舞っているIS学園の手帳を見せる。それに習い、ラウラも手帳を取り出して見せた。そして、専用機の存在も見せたのである。

 

「………過剰防衛として注意します。気を付けて下さいね」

 

「「は~い」」

 

シャルロットとラウラは返事をするのであった。

 

「声かける相手を間違えた………」

 

気を失っていなかった男達の一人がシャルロットとラウラがIS学園の生徒だと知らずに声を掛け、フルボッコだドンになり後悔したのであった。

作品の今後について

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