筆が進む進む
そのせいで少しいつもよりも長くなってしまいました
それでは今回も最後までお読みいただけると幸いです
アルフレット
それから数日、私は一護さんが学校に行っている間は浦原さんのところに、
一護さんは学校を終えると、浦原さんのところに来て特訓をする日が続いた
そんなある日、一護さんたちは今日は学校もなく、
朝から浦原さんのところに来て特訓していた
私は上で昼食を作る鉄裁さんの手伝いをしていた
それが出来上がり、皆を呼びに行こうとしたとき上から霊圧を感じた
(まさか…)
そう思い、窓から顔を出す
上空には黒い点が三つあった
目があったように思ったとき、攻撃が飛んできた
間一髪それをよけ相手に見えないところに隠れる
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今日は学校が休みだったこともあり、
朝から浦原さんのところで特訓をしていた
「そろそろ昼食でしょうからいったんここで終わりましょう」
浦原さんのその言葉で俺たちは地面に座り込む
始めよりだいぶ反応できるようになってきた
たしかな手ごたえを感じる
天は鉄裁さんが昼食を作るというので連れて行ったっきり戻っていない
そろそろ戻ってきてもおかしくないはずだと思っていると
ドォォォン‼
頭上から大きな音がした
俺たちは顔を見合わせて急いで上へと昇ると
半壊した浦原商店が見えた
あたりを見回すが天の姿が見えない
「おい‼どこだ⁉」
「お!何かぞろぞろ出て来やがったぜ…‼」
その声に空を見れば仮面を被った男が三人いた
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俺たちは再び院殿天を連れ帰るために例の家に来ていた
「あの家ん中に院殿天がいるんだろう?
サッサと連れ帰っちまおうぜ」
「落ち着け、界人
まだいると決まったわけではない
姿を確認次第作戦に移る」
俺は界人をなだめ、院殿天の姿を探す
「どうやって連れ出すんだよ?」
「たしかに…簡単にはついて来てくれないだろうね」
「まぁ…そうだろうな
その辺は心配すんな釣りだよ、釣り」
その辺は予測済み
二人は意味がわからなかったのか首をかしげていた
界人が訊いてくる
「どういうことだよ、薫?」
「簡単な話だ
少し霊圧を解放すればあいつの方から顔を出すさ」
あいつはかなりいい霊圧感知能力を持っていると敵ながら思う
「たしかに院殿天の感知能力は大したものだが
そのあとはどうするんだい?」
「そのあとは少し手荒な真似になるが…」
「あいつを黙らせるんだな…‼
それは俺に任せとけ‼」
界人のいうことは間違いではないが、正直こいつに任せると大変なことになるだろう
伊織と顔を見合わせ、肩をすくめる
視線では『僕では止められない』と言っていた
あきらめて界人に任せることにしよう
「それはいいが、あまり派手にするなよ」
「そうだよ、また面倒なのが出てきたら嫌だからね」
「そんなの知らねえよ
前回は長のせいでお預け食らったんだ今日くらいいいだろ‼」
たしかにあの時は長から戻ってくるように連絡があった
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長から戻るように連絡を受けてすぐに村に戻った
「長!どういうことですか⁉
いきなり『院殿天は置いておいて戻って来い』などと」
「そうだぜ‼いいところだったのによ‼」
戻るとすぐに長のもとへ事情を訊くため向かった
長は疲れ切った顔をしていた
「すまんかったな…
実はな面倒なことが起きた」
「面倒なこととは?」
そんな長の顔を見て俺たちが戻されるくらいなのだからまずいことが起こったのだろうと思う
なかなか話そうとしない長に界人が強く詰め寄った
「何だよ⁉もったいぶらずに答えろよ‼」
「実はな…愛梨がないなくなったんだよ‼」
「「「はぁ?」」」
俺たちは三人揃って
長の娘がどこかに行ってしまっただけで俺たちは戻されたらしい
「そんなことで俺たちを呼び戻したんですか⁉」
「急いで戻ってきて損した」
「あいつとの楽しみ返してくれよ‼」
礼を尽くすのを忘れて口々に愚痴る
すると長は今にも泣きそうな表情で言う
「そんなことじゃない‼
愛梨がいなくなったんだぞ⁉
一大事じゃないか‼」
「いつものことですよね?
愛梨さんがいなくなるのは」
俺は少し落ち着いて長に言う
いつも誰にも行き先を告げずにふらっといなくなる
そして探すと大抵ショッピングモールとかにいる
よくあることなのに長は落ち着きを失っていた
「愛梨に何かあったらどうする?
お前たちは心配じゃないのか⁉」
「そうですね…
で、俺たちは何をすればいいんですか」
正直、これ以上長の相手をするのがめんどくさい
二人に代わってくれと目線を送るが完全に無視された
「君たちには愛梨を探してもらいたい」
「分かりましたが、院殿天はどうするんです?」
院殿天のことを聞くと今までと打って変わって真剣な表情をする
「それは後回しでも大丈夫だろう」
なるほど、助言してもらったのか
仕方なく頷き愛梨探しを引き受け、さがる
「はぁ…長にも困ったもんだな」
「そうだな…あの過保護さえなければいい人なんだけどな」
「いまさらだろ…
さっさと愛梨を探して院殿天のところに行くぞ」
俺たちは長に聞かれない程度離れたところで愚痴る
珍しく界人のいうことで行動することになった
それから数日後、無事に愛梨を見つけた
案の定、ショッピング中だった
渋る愛梨を長のもとに連れて行き、改めて命令が下る
「薫、伊織、界人!院殿天をここに殺さずに連れてこい‼」
「「「はっ‼」」」
ようやく院殿天のもとに行けることになった
「はぁ…やっとか」
「そうだな…今回はいつもより時間がかかってしまったからな」
「よし…‼やっと楽しみの再開だ‼」
俺と伊織は疲れているのに対し、界人は楽しみで仕方ないみたいだ
「界人、張り切っているところ悪いが行くのは明日だ」
「はぁ?なんでだよ⁉」
界人の出鼻をくじいたようで悪いが、さすがに今回は何の対策を練らずに行くのはまずいと思った
前回、途中で終わったことで相手は何かしらの対策をしていると思えてならない
そんな俺の考えを伊織も持っていたのか界人を説得する
「当たり前だ
前回は途中で撤退したんだ
警戒するに越したことはない
それに相手は浦原喜助がいるんだからな」
「わーったよ‼明日にはいくんだよな?」
「あぁ…そのつもりだが」
なら、と界人は納得してくれたみたいだ
「作戦は俺が練っておく
今のところ決行は明日だいいな?」
「あぁ」
「今からの方がいいけどな‼」
二人とも全くぶれない
界人に苦笑しながらも解散した
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昨日までのことを思い出して深くため息をつく
横から視線を感じてそちらを見ると伊織が同情の視線を向けていた
「大変だね…薫は」
「同情するなら代わってくれ…」
そういうと伊織のやつは視線をそらしやがった
昨日の夜は夜で愛梨の愚痴に付き合わされていた
おかげで万全の態勢で臨めていない
そんなことをいまさら口にしても仕方ないと自分に言い聞かせてこれからのことに集中する
「おい‼いつになったら始めるんだよ⁉」
「そう慌てるな…もう少しで始める」
界人は相変わらず早く戦いたいようだがそれをなだめる
「最終確認だ
今回の任務は院殿天の生け捕り
方法は霊圧で釣り、一気にかたをつけ離脱、いいな?」
「うん」
「当たり前だ…‼サッサとやろうぜ‼」
「最後に界人、頼むから戦闘になるようなことは避けてくれ
今日は出来れば戦いたくない…」
そう言うと界人は意味がわからないと言った顔をした
「はぁ?何言ってんだよ⁉戦うためにここに来たんだろ⁉」
「違うに決まってるだろう
院殿天の生け捕りが任務だよ」
それを伊織が対応してくれる
「そんなのどうでもいいんだよ
俺は戦いたいんだ‼」
「もういい…」
界人を説得するのは無理と判断した俺たちは
戦闘はできる限り界人がするということを条件に諦めた
「さてそろそろ始めるか…準備はいいか?」
「もちろん」
「いつでもいいぜ…‼」
界人に呆れながらも作戦を開始するために仮面をつけ、
作戦を開始する
今回もお読みいただきありがとうございます
三人のやり取りを書くのが楽しくてたまりません
天視点よりも書きやすくて困ってしまいます…
次回も読んでいただけると嬉しいです
それでは、この辺で失礼します
次回の投稿は一週間後の18日を予定しております。
アルフレット