BLEACH 結界争闘篇   作:アルフレット

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初めての週2投稿が出来ました
同じような話を三週間もかけてするのは少しずるいような気がしたので今週2回目の投稿です
そして第二弾の今回は浦原視点です
違和感ありまくりかもしれませんがお付き合いください
それでは今回も最後までお読みいただけると幸いです

アルフレット


第二十四話~浦原視点~ 

石田サンと茶渡サンが自分から仮面男、おそらく薫サンと伊織サンにケンカを売るとは思いませんでした

たしか、背が低い方が薫サンで、高い方が伊織サンでしたっけ

彼らの実力は全く分かりませんが少なくとも今黒崎サンと戦っている界人サンと同じくらいの強さはあるでしょうから正直、きついでしょうね

それでも逃がすわけにはいかない点は同感なので止める気はありませんが

 

「なぁ、まずは名前、聞かせてもらってもいいか?」

「石田雨竜、滅却師(クインシー)だ」

「…茶渡泰虎」

「なるほど、ありがとう

 君は滅却師か…初めて見たな

 見た目は普通なんだな」

 

薫サンと伊織サンは全く緊張感が感じられませんでしたが

石田サンと茶渡サンはかなり肩に力が入っているようですね

ボクは近くにいる夜一サンに耳打ちをして天サンを託すことにしましょう

 

「夜一サン、天サンを頼みます」

 

夜一サンに天サンのことを頼むと任せておけと頷いて消えてしまいましたね

すると向こうも片方が天サンを探しに行くのか薫サンと伊織サンが相談しているみたいっスね

 

「こいつらの相手、任せてもいいか?」

「院殿天を探しに行くのかい?

 四楓院夜一がさっき行ったよ 

 そっちの方が面倒だと思うけど」

「でもな…こっちだと絶対戦闘だろ?

 なら確実じゃない方にかけてみようってな」

 

どうやらこの二人は界人サンと違って戦いたくないようですね

そんな姿に石田サンが耐え切れなくなったのか矢を何本か射りましたがやはり一本も当たることなく避けられましたね

 

「わかったよ…気をつけて」

「じゃあ、こっち頼むわ」

 

どうやら話が終わったようで始めに言っていた通り薫サンが天サンの方に行き、伊織サンが石田サンたちの相手をするみたいっスね

 

「さて、待たせたね

 始めるかい?」

「フン」

 

始まるみたいっスね

しかし、二人が一人になっても少し厳しいでしょうね

案の定始まって数分、石田サンの矢はことごとく落とされ、命中したのは数本のみ

それも掠っただけで大した傷を負わせることはできませんでした

茶渡サンに至っては一発も当たっていませんでした

二人はもう息が切れていたのに対し伊織サンは全く息が切れておらず明らかにまずい

黒崎サンの方も卍解したにもかかわらず完全に防戦一方で傷がどんどん増えていっている状態

夜一サンの方でも戦闘が行われているようですね

まぁ…夜一サンは心配ないでしょう

 

「ふむ…なかなかやるね

 でもそんなものかい?

 よくもまぁその程度の力で僕と戦おうと思ったね

 はぁ…向こうは結局戦闘になっているね

 あいつ、こっちの方が絶対楽だったろうに

 わざわざあっちを選ぶなんて

 まぁ、僕はおかげで楽できたけど

 っと‼まだやるのかい?いい加減諦めてくれないかな?」

「うるさい!余裕ぶっていられるのも今だけだ‼」

 

明らかになめられてますね

石田サンたちは攻撃が全く通じない上にいいように弄ばれているせいで頭に血が上ってしまってますね

普段の石田サンたちではあまり考えられないんスけどね

どちらかと言えば黒崎サンのストッパー的立ち位置ですし

 

(予想以上に手強いっスね

 これはまずいかもしれません

 ボクとしたことが…)

 

午前の特訓での疲労がほとんど回復していない状態での戦闘

おまけに格上の相手に対してですからなおさら悪いでしょう

正直、ここまで戦っていられるのが不思議な状態です

特に黒崎サンは

 

(石田サンも茶渡サンももう限界でしょう

 そろそろボクの出番スかね)

 

そう思い、斬魄刀を解放することにしました

 

「啼け、紅姫」

「っ‼これはまずいね」

 

相手をしっかり見て出しますが

 

「…剃刀紅姫」

「っ‼危ないなぁ…」

 

避けられてしまいましたか

伊織サンは距離を取り、何かを唱えたあと急に動けなくなってしまいました

 

「申し訳ありませんが、少しジッとしていてください」

 

力を入れて解こうとしますが体全体が覆われてしまったのかなかなか解けません

そうこうしていると黒崎サンが飛んできて、地面に叩きつけられてしまいました

 

「黒崎くん‼」

 

黒崎サンは辛うじて意識があるようでしたがもう戦うのは無理でしょう

黒崎サンを気にしている間に石田サンたちも完全にやられてしまいましたか…

これは本当にまずいですね…

ようやく拘束から抜け出すことができましたが正直、この二人と同時にやり合うのは厳しいですね

夜一サンは…平気みたいっスね

 

「さてさてどうしましょうか」

「さすがのあなたでもこの状況はまずいですか?」

「えぇ、もちろん大ピンチっス」

 

それに比べてほぼ無傷の二人っすか

夜一サンと合流して二対三でする方が確実だとは思いますが

さすがにそれも難しいっすね

 

「噓っぽいな…」

「どうすんだよ?」

「向こうでは完全に四楓院夜一とやり合ってるみたいだしね」

「こっちでもするか?」

「できればしたくないね」

 

向こうの心配は全くしてないんスね

 

「アタシもっスよ

 アナタたちがこのまま引き下がってくれれば一番ありがたいんスけどね」

「そうできたらいいですけどね

 さすがに二対一でもあなたとするのはごめんですから」

 

ずいぶん過大評価してくれてるみたいっスね

それでも引く気はないのか戦闘態勢に入ってしまいましたか

仕方ありません

やるしかありませんね

天サンがどこにいるかが気になりますが

それはとりあえず置いておくとしましょうか

今は目の前の敵に集中しないとさすがにまずいっスからね

すると後ろからがれきが崩れる音がして、振り返るとそこには土埃まみれの鉄裁サンが立っていました

 

「鉄裁サン、無事だったんスね」

「はい、何とか」

「よかったっス」

 

全く心配はしていませんでしたが、とりあえず無事で何より

 

「はぁ…さらにまずくなったな…」

「何でだよ?さらに面白くなってきたじゃねぇかよ」

 

相変わらず界人サンは戦いたいみたいっすね

 

「あの長身でおさげの男は握菱鉄裁、元鬼道衆総帥・大鬼道長だよ」

「?すごいのかそれは」

「要注意人物に上がっていただろう…

 鬼道衆を束ねる要職についていた人だよ

 いい加減、憶えてよ…」

 

界人サンは憶えるのが苦手のようっすね

しかし、戦闘中にこんなに空気を緩ますことができるのも才能ですかね

そんな伊織サンの言うことが聞こえていないのか誰よりも早く戦闘態勢に入っていましたから

こちらも戦闘態勢に入らないといけませんね

しかし、戦闘になる前に薫サンが急いでこちらに来て二人に声をかけ

 

「いったん引くぞ‼」

「はぁ?何でだよ⁉」

「今回は戻らないとさすがにまずいです‼」

 

一人増えましたね…

どうやら今回も断念して引き上げるみたいっスね

助かったのは助かりましたがまた来るでしょうからそれを考えた場合、この場で決着をつけておきたかったですね

横を見ると夜一さんがもうボクの隣に並んでいました

 

「帰るんスか?」

「あぁ…帰らないとまずいんでね

 それよりあんた化けもんだろ」

 

薫さんが夜一さんを指さしながら叫んでいますが

夜一さんが隣でこめかみを引くつかせているので

ボクと鉄裁サンはそれどころじゃありませんでしたが

 

「化け物とは失礼じゃのう」

「あれを食らっておきながらピンピンしている時点で

 俺から見れば化けもんですよ」

「夜一サン、何したんスか?」

 

ボクから見てもかなり強い人から『化けもん』と呼ばれるなんてさすがだと思ってしまいましたが声に出せばボクが殺されそうなんで黙っておくことにしましょう

 

「別に何もしとらん

 ただ拘束か何かを破っただけじゃ」

「うわ…お前の術を破ったのかあの女は」

「そうだ…結構本気でやったのにな

 その上、顔面に一発食らった」

「へぇ…俺も浦原喜助に使ったけど解くのにそれなりの時間がかかってくれたよ」

 

どうやらボクが食らったのと同じ術を夜一サンは食らったが、すぐに解いて顔に一発入れたということっスか

ボクでも解くのに少しかかってしまったのにさすがっスね…夜一サンは

 

「あのぅ…」

「ん?何だ?」

 

完全に新たに来た一人のことを忘れていましたね

おそらく全員

 

「そろそろ戻らないとまずいです…」

「そうだな…今回はここまでにしましょうか

 次は絶対に院殿天をもらっていきますから

 それまであれを頼みますね

 それとこれはお詫びです

 こいつがめちゃくちゃにしてしまったんで」

 

そう言うと薫さんが手を合わせて何かを唱えているようですが聞き取れませんね

唱え終わると急に薫さんたちが光りだし、眩しさに思わず目を細めてしまいました

光が消え、視界が戻ってくるとそこには彼らの姿はなく壊れたはずの浦原商店や周りの家が無傷のまま建っていました




今回もお読みいただきありがとうございます
今回はフルの浦原視点でした
前回よりはマシになっているでしょうか

次回も読んでいただけると嬉しいです
それでは、この辺で失礼します
次回の投稿は一週間後ではなく4日後の10月2日を予定しております。

アルフレット
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