BLEACH 結界争闘篇   作:アルフレット

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前回、同じ話の別視点の週2回投稿ではないと申し上げましたが…半分?少なくとも3分の1はウソでしたね…
すいませんでした…
それでは今回は違和感ありまくりの浦原視点です
とばしていただいても問題はありません
本当に浦原視点は難しいですね…
書かないでおこうとしてもなぜか書いてしまう…
う~ん…複雑です

前書きが長くなってしまいましたね
それでは、今回も最後まで読んでいただけると幸いです。

アルフレット


第二十七ー三十話~浦原視点~

井上サンに天サンのことを任せてボクたちは別室で話していていました

 

「昨日は完全にアタシのミスです

 すいませんでした」

「別に浦原さんのせいじゃねぇだろ」

 

こんなに早くまた薫さんたちが来るとは思っていませんでした

完全にボクの読みが外れてしまいました

消耗した状態であの三人と戦闘になってしまうとは

 

「これからどうすればいいんだ?」

「そうっスね…

 これから天サンを護るうえで一番の課題があります

 それは黒崎サン、あなたが天サンの血盟者になれるかどうかっス

 ですが今の状態では無理でしょう」

 

それは黒崎サン自身が一番わかっているでしょうが

 

「それは自分でもわかってる

 卍解してもあいつにはついて行けなかった

 もっと強くならねぇと護り切れねぇ」

「黒崎の卍解でも無理だったのか⁉」

 

黒崎サンが卍解してもついていくのが難しいほどとはこちらも予想外でしたね

 

「あぁ…

 あいつが『少し力を使っても問題ないよな』って言ってから

 追いつけなくなった」

「力?何のだ?」

「それは俺にもわからねぇ」

 

なるほど…

界人サンは“力”を使わなければ黒崎サンについていくのが難しいということっスか

ならば天サンが前もって話していれば今回のように大敗することもなかったかもしれませんね

 

「まぁ…血盟者になれない要因は黒崎サンの方だけではありませんが」

「天の方にもあるってことかよ?」

「そういうことじゃ

 天はお主たちに話さなさ過ぎなんじゃ」

 

天サンは黒崎サンたちを巻き込まないようにと話すことを限定しすぎでした

天サンには足りなかった…巻き込む覚悟が

 

「おそらく今回、黒崎サンとの戦闘で使われた“力”はあらかじめ天サンが話しておけば

 そんなに苦戦することはなかったかもしれません」

「つまり、彼女が僕たちに話さなかったから

 より苦戦したってことですか?」

「簡単に言えばそういうことっス」

 

でも、俺たちが弱いせいじゃないかという黒崎サンに

 

「たしかに弱いから話さなかったということはあると思いますが天サンはアナタたちにかかわった時点でこういうことになることはある程度予想できたはずです

 自分が一緒にいた場合皆さんにどんな危険が降りかかるかはアタシにだって予想できます

 それでも話さなかった

 本来であればもう少し話せるはずなんです

 それをしなかったということは天サン自身にその覚悟がなかったということ

 話す覚悟がないのならばあなたたちを巻き込まないように離れるべきでした

 しかし、彼女はそれもできなかった

 何もできずに中途半端になってしまった

 それが彼女の間違いでした」

 

そう言うと少し驚いた顔をされました

夜一サンはため息をつきながら

 

「まぁ…それが天のいいところでもあるんじゃがのぅ」

「どういうことだよ?」

「つまり、自分のことより周りのことを考えすぎてしまうってことっすよ

 実際、彼女が話さなかったのはほとんど皆サンのことを思ってのことっスからね」

 

実際に天サンが何も話さなかったのは黒崎サンたちを巻き込まないようにするためで今回、その天サンの優しさが裏目に出てしまいましたが

そんなことを話しているとふすまに向こうから井上サンの慌てた声が聞こえてきました

 

「みんな!大変‼」

「どうしたんだ、井上?」

 

井上が勢いよくふすまを開けて入ってきた

 

「天ちゃんがいなくなっちゃった‼」

「どういうことだよ⁉」

「天ちゃんが何か飲みたいっていうから

 飲み物を取りに行って

 ついでに何か食べれそうなものもって思って…

 それ持って戻ったらいなくなってて…」

 

まだケガも治りきっていないので、大丈夫だと思っていましたが逃げましたか…

 

「やられましたね…」

「仮面集団か⁉」

 

薫サンたちの仕業でしたらもっと騒ぎが大きくなるでしょう

ボクたちがここにいるのに界人サンが素直に帰るとは思えませんから

となると考えられるのは…

 

「おそらく天サン自身の意志でどこかに行ったのでしょう」

「あいつ自身の意志って…」

「まさか…」

 

おそらく天サンは自分の存在を消そうとしているのでしょう

夜一サンも天サンが何をしようしているのか分かったようで珍しく顔色を変えていますね

 

「とにかく急いで探した方がいいっスね」

「そうじゃの

 手分けをして探すぞ」

 

手分けして探すことになり皆さんと別れて天サンを探し始めて

しばらく経ったころ夜一サンがやってきました

 

「のう…喜助」

「何ですか、夜一さん」

「天はやはり…」

「でしょうね…

 あのけがでしたからしばらく動けないと思っていたんですが…やられましたね」

 

昨日、鉄裁サンの治療を拒みましたからゆっくりと治すのかと思っていましたが消えるつもりだからいいと言うことだったんスね

 

「たしかにのぅ…

 ところで喜助、天の行きそうなところに心当たりはないのか?」

「天サンの目的は『自分を消すこと』っスから

 その方法について分かればすぐにでもわかるんスけどね」

 

あの時はまずいことを訊いたと思いましたが今となってはもっと詳しく聞いておくべきでしたね

 

「お主が天じゃったらどうすんじゃ?」

「そうですね…ボクが天サンでしたら断界に消えますかね」

 

断界に入る…今までどうして気付かなかったんでしょう

しかし、消えるために使える断界の入り口は多すぎますね

 

「断界か…じゃが、消えるとなればそのために使える断界は…」

「そうっス

 移動用のものより断然多いんス

 浦原商店(うち)から行ける範囲でもかなりありますし、ある程度把握はしていますが全ては把握していないですし虱潰しに探すのは効率が悪いですが」

 

今はそうするしかないっスね

夜一サンにいくつか断界の入り口を教えて手分けして探すことにしました

それからしばらくまた一人で探していましたが

夜一サンが探し終えたのかボクの方に戻ってきました

 

「どうでしたか?」

 

夜一サンは無言で首を振るということはいなかったということっスね

霊圧を頼りに探すことができないとやはり大変ですね

しかし、まだ彼女は消えていないでしょう

彼女のことですから自分が消えればもう争わないで済むようにするはず

 

「一度戻りましょうか

 黒崎サンたちも戻っているかもしれませんから」

「そうじゃの」

 

そういい合いボクたちが家の方へ足を向けたとき遠くで爆発音が聞こえました

 

「喜助…あれは」

「ええ…ボクが渡した小型爆弾っスね」

 

顔を見合わせて音のした方へ急ぐとその途中で黒崎サンの斬撃が見えました

どうやら薫さんたちと戦闘になっているようですが疲れがないとはいえ勝機は薄いでしょうね

 

「一護たちが戦っているようじゃの」

「そうみたいっスね

 しかし…」

 

着いてみるとやはり皆サンかなり劣勢に立たされていますね

すぐに加勢しようとする夜一サンをとめて

 

「待ってください

 しばらくこのまま見ていましょう」

「なぜじゃ、喜助?」

 

夜一サンはそう訊いてすぐにボクの考えを理解したのかもう何も言わずに眺めていました

 

(さぁ…天サン

 これが最後のチャンスっスよ)

 

黒崎サンたちは動けなくなり、さすがにもう無理だろうと諦めて助けに入ろうとしたとき薫サンの鬼気迫った声が聞こえてきました

 

「葵‼そいつを離せ‼

 お前らあいつから離れろ‼」

 

葵サンという方が天サンを離すとふらりと立ち、彼女を中心に急に突風が吹き始めました

 

「ようやく覚悟ができたんスね」

「そうみたいじゃの」

 

風がやむとそこには巫女衣装で手には刀を持った天サンが立っていました

その姿になったということは力を解放としたということ

黒崎サンたちを護るために

ようやく待ちに待った瞬間が訪れました

天サンと戦うのはどうやら薫サンだけみたいっすね

数合打ち合い、そのあとのつば競り合いで天サンが何か言ったのか薫サンの攻撃が単調になってきましたね

薫サンが強引に距離をとったあとどうやら退却するようでその場を去ろうとしていた四人にの前に天サンが立ち塞がっていました

 

「天のやつ…何をしておるんじゃ」

「ははは…」

 

夜一サンの言葉に引きつった笑いしかでませんね

四人の前に立ち塞がっていた天サンが急に黒崎サンの方へ行くのが見え、どうしたのかと注視すると伊織サンが黒崎サンに向かって攻撃を仕掛けようとしているのが見えました

 

「あれは…まずいですね

 行きましょう」

「分かっておる‼」

 

どうやらギリギリののところで間に合ったようで天サンが攻撃を止めていますが時間の問題でしょう

 

「浦原さん‼夜一さん‼」

「大丈夫か、井上⁉

 すぐに向こうへ行け‼いいな⁉」

 

とりあえずボクたちは井上サンたち三人を先に安全なところに移動させました

そうして三人を移動させ終えると天サンの声が聞こえてきました

 

「誰か…一護さんを…‼」

 

ボクたちは二人のもとに向かうと

動けない黒崎サンと腕から出血している天サンが見えました

夜一サンが二人を救出し、ボクが攻撃の後処理をすることに自然と決まり夜一サンが二人のもとに行って構えていると夜一サンは黒崎サンだけを抱えて戻ってきました

 

「天サンは⁉」

「これを処理すると…天⁉」

 

天サンは攻撃を防いでいた結界を解き攻撃事態に結界をかけて空の方へ持って行ってしまいました

何をしようとしているのか分からずに見ていると突然結界を解いたかと思えば攻撃が消えてしまいました

それを確認し、安心して力が抜けたのか落ちてくるのが見えて急いで受け止めに行きました

 

「おっと…‼よくやりましたね」

「浦原さん?」

 

天サンは閉じた目を少し開けてボクを見てまた安心したのか目がだんだん閉じてきました

 

「疲れたでしょうから

 休んでください」

「ん…」

 

そう言うと天サンは自力で義骸に入ると完全に意識を失ってしまいました

 




今回もお読みいただきありがとうございます
浦原視点はどうでしたか?
始めに比べてマシになっているような気はするのですが…
違和感はありますよね

では、次回も読んでいただけると嬉しいです
それでは、この辺で失礼します
次回の投稿は一週間後ではなく4日後の20日を予定しております。

アルフレット
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