駒王学園二年駿河 彰です。親しい人からにはショウと呼ばれている。
ちなみに何で説明口調かと言うとそれには理由があるんだ。
「いや、俺もいま来たところだから」
少し離れたところで、変t.....じゃなく...俺の親友である兵藤一誠もとい変態であるイッセーの初デートを監視していた。
もちろん、これには理由がある。
それは、この前イッセーに紹介されたイッセーの彼女である天野夕麻さんについてだ。
紹介されたとき、本気でイッセー病院に連れて行こうとしたが、どうやら本当に彼女ができたらしく写真を見て、「こんな美少女がイッセーと付き合いたいわけないだろう!!騙されてるんだ、お前は、目覚ませ!!」と小1時間説得しようとしたが、実際に天野さんに会い一応納得した。
そのとき、天野さんに会なんか嫌な気配を感じたので、さりげなくイッセーから今日デートがあると聞き軽く変装しイッセー達のデートを尾行している。
「俺の気のせいであってほしいが万が一のことも考えておかなければな」
俺はそうぼやきながらイッセー達の尾行を開始した。
イッセー達は最初は洋服店に入りお互いに合う服を選びあってた今のところ異常なし。
次は雑貨店に行きイッセーが天野さんに何かプレゼントをあげていたここも異常なし。
昼はファミレスに入り天野さんはチョコパフェを食べていていてイッセーは似合わないコーヒーを飲んでいた、しかもブラックで。
(コーヒー=大人っぽいと考えて飲んでるんだろうな~)
高校生でそれを頼むのは本当にコーヒーが好きなやつかお前みたいな見栄っ張りしかいないぞイッセーそんなことを考えながら俺もコーヒーを飲んでいた んっ俺は好きだからだよ。その辺間違えないでね。ここも異常なし。
それからは、フェミレスを出てゲーセンで時間をつぶしていた。ここも異常なし。
そんなこんなで、もう夕暮れイッセー達は町外れにある人気のない公園についた。
「もし、何かあるとすればここだな・・・」
俺は、イッセー達より先回りし噴水近くで隠れているとイッセーと天野さんが手を繋いで来た。
さて、どうなるか....
と、思っているといつのまにか天野さんがイッセーの手から離れ噴水前へ行き
「今日は楽しかったね」
噴水前で微笑む天野さん イッセーの顔は見なくても真っ赤になっているのがよくわかる。
「ねぇイッセーくん」
「なんだい、夕麻ちゃん」
「私たちの記念すべき初デートっことで、私のお願い聞いてくれる?」
「な、何かな、お、お願いって」
頼む、なにごともなく終わってくれ!イッセーが妄想のあまり現実が区別つかなくなり、天野さんに襲い掛かっても俺がとめるし、多少犯罪レベルを超えても見て見ぬをするから。
頭の中で必死になにごともなく終わるよう願っていたが、、、
「死んでくれないかな」
くそっ なんで俺の勘はあたっちまうんだよ!!
俺は、苛立って頭を掻いていると天野さんの背中から黒い翼が生えており、手には、光の槍?を持っていた。天野さんは妖艶な声音で
「楽しかったわ。あなたと過ごしたわずかな日々。初々しい子供のままごとに付き合えた感じだった」
天野s....いや、天野夕麻は光の槍をイッセーに投げようとしたが...させるか!!
「三態の水零・・・発動・・・氷結の槍!!」
俺の手から先の尖った15㎝ぐらいの棒が現れその棒はすぐ様氷の槍へ姿を変え俺はそれを光の槍へ投げ
ガキッ!!
「なっ!」
光の槍を破壊し俺はイッセーの前へ姿を現した。
「大丈夫か!イッセー!!」
イッセーは腰が抜けたのかしりもちをつき、目を大きく開き俺を見て
「ショウ!?お前どうしてここに、てか今の氷っておまえが?それより、どうして夕麻ちゃんの背中に翼があるんだ?いったいどうなってるんだ・・・」
イッセーは、頭を抱え状況を把握しようとしているが....そんな時間はない!!
「イッセー!!俺がこいつを引き付けておくからお前は逃げろー!!」
「でも、お前は、「俺は大丈夫だ早く行け!!」・・・わかった、でも、死ぬなよ!!」
イッセーは俺の言うとおり逃げようとしたが
「逃がさないわよ」
天野夕麻また光の槍を作り投げようとしたが、
「させるか!!」
俺は氷の槍で天野夕麻に近づき、
ガキッ!!
氷の槍と光の槍がぶつかりあった。
「ちっまさかもう1人神器所持者がいるとは・・・迂闊だったわ」
天野夕麻は愚痴りながらも氷の槍を防いだがなぜか笑っていた
「なにが可笑しいんだ?」
俺は天野夕麻から距離を取り、何が面白いのかきいてみた...戦闘狂?
「だってあなた私を抑え手入れだあの子は助かると思っているでしょう?」
、、、、、、、まさか、他にも仲間が!!
「なにを、遊んでいるんだ。レイナーレ」
俺は声がする方を見るとそこには天野夕麻と同じ黒い翼を生やしたスーツ姿の男がいた。そして、そいつの腰に抱えられているのは.....
「イッセー!!」
すでに腹に風穴が空いていた血だらけのイッセーだった。
「フン」
スーツの男はイッセーをゴミを捨てるかのように俺の前に放り投げた。
「イッセー!!おい!!しっかりしろ!!」
「ん、、、、ショウ、、、、」
かろうじて意識はあるがとても助かるレベルじゃない....クソ!!
「レイナーレ、こいつはどうする?」
スーツの男は俺を殺そうと光の槍を出すが天野夕麻は首を横に振った。
「必要ないわ。ドーナシーク、目的は果たした。これ以上はなんも意味ないわ。」
そう言うと同時、天野夕麻とスーツの男は翼をひろげ空へ飛んだ。天野夕麻は飛びながらこちらへ振り向き。
「恨むならその子神器を宿させた神を恨んで頂戴」
そう言い残し2人は空へ消えた.....
「ショウ・・・」
俺は、イッセーの声で視線をイッセーに戻した。
「・・・ショウ・・・俺・・まだ、死にたくねえ・・・よ・・・まだ、おっぱい・・・触ってもねえのに・・・」
「こんなときまで何言ってんだ!!しっかりしろ!!」
死にかけているのにまた、おっぱいかよ!!どんだけ好きなんだよ!!お前は!!
「真っ赤だな・・・あの人と同じ・・・紅い・・色・・どうせなら・・あの人の胸の中・・・」
イッセーは、ピクリとも動かなくなった.....
「おい・・・イッセー・・目・・開けろよ・・おい・・・」
俺は、イッセーの死という現実から目を逸らしながらイッセーのゆすったがやはりなんの反応もなかった....
「ああああああああああああああああああああああああ!!」
俺はおもっきり泣いた。そして悔やんだ、俺がもう一人の存在に気づいていれば、、、イッセーに何を言われようとも、憎まれても、なんとかするべきだった。
「ちくしょう・・・おれは・・・おれは・・・また守れなっかた・・・」
懺悔をするかのように俺はただ泣くことしかできなかった...その時
「あなたね、私を呼んだのは」
突然、誰かの声が、聞こえ顔を上げるとそこにはすらりとした身体に人間離れした美貌を持ち誰よりも目立つ紅い髪
「リアス・グレモリー・・・先輩」
俺の通っている学校駒王学園でもっとも人気のある。グレモリー先輩だった。
「あなた・・・いえ・・・この子ね。私を呼んだのは・・・」
グレモリー先輩はイッセーを見て
「この子はもう死んでるわね・・・」
ビクッと俺は震えた改めてイッセーが死んでいる...と実感してしまったから
「へぇ、おもしろいのをもってるじゃない・・・ねぇ、彼を生き返させたい?」
「えっ」
俺はグレモリー先輩がなにを言っているのかわからなかった。
「だから、彼を生き返させるの。でも目覚めた時にはこの子は人ではなくなる。だからこの子を生き返させるかあなたが決めなさい」
つまり、仮に生き返ったとしても人ではなくなる。でも俺は....
「イッセーを・・・生き返させてください・・・」
ごめん、イッセー一生憎んでくれても構わない。でも、俺は、お前には生きていてほしい。
「わかっわ」
グレモリー先輩はポッケトから紅い駒を出しそれをイッセーの胸に置くと駒はイッセーの体の中に入った。
「これで、彼はもう大丈夫よ。ごめんなさい・・・あなたに、辛い選択をさせて・・・」
グレモリー先輩は俺に謝るが....
「いえ、こちらこそありがとうございます・・・」
俺はイッセーを抱え帰ろうとするが
「お互いいろいろ気になる所はあると思うから、また今度、話し合いましょう」
「・・・・わかりました」
そこで俺とグレモリー先輩は別れた。