水態の神器使い   作:ユキシア

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レーティングゲーム終盤

Sideイッセー

 

『リアス・グレモリーさまの『女王』(クイーン)一名リタイヤ』

 

俺たちは耳を疑った。信じられるか!朱乃さんは俺たちのなかでも最強の....

 

ドォォォオオオンッッ!

 

木場がいた場所から爆音がし、恐る恐る視線を送ったとき、俺は絶句した。

木場が、俺たちの『騎士』が、全身から煙を立ちのばせ地面に突っ伏し俺が駆け寄るまでもなく,木場の体は光に包まれ、この場から消えていった....

 

『リアス・グレモリーさまの『騎士』(ナイト)一名リタイヤ』

 

パキ.....ッ。

 

そして、主を失った魔剣は儚い音を立てて、一本、また一本崩れ散っていく。

 

上を見上げると、フードを被った魔導師の姿、ライザーの『女王』(クイーン)!朱乃さんと戦っていたはずなのに、なんであいつは無傷なんだ!?朱乃さんがただ負けるとはありえない!

 

「『騎士』(ナイト)撃破」

 

ライザーの『女王(クイーン)』は冷笑浮かべながら今度はショウへ腕を向けた。マズイッ!

 

「ショウ!避けろ!」

 

「・・・・・・」

 

ショウは無言で呆然と立ち尽くしていた....どうしたんだ!?ショウ!?俺はショウを助けようと駆け寄ろうとしたが...

 

ドォォォオオオンッッ!

 

間に合わなかった....と、思ったらその爆発の横にショウがいた....が

 

「・・・・小猫ちゃん」

 

爆発されたのは.....小猫ちゃんだった....

 

「小猫ちゃん!!」

 

ショウはすぐに小猫ちゃんに駆け寄ると、小猫ちゃんは消え入りそうな声で

 

「・・・・ショウ先輩・・・・無事でよかったです・・・・」

 

ショウが無事だったことに安堵していた

 

「ごめん・・・小猫ちゃん・・・俺のせいで小猫ちゃんが・・・」

 

ショウは小猫ちゃんに謝っているが小猫ちゃんは首を横に振り

 

「・・・ショウ先輩が言ったじゃ・・・ないですか・・・今度は私がショウ先輩を助けてくれって・・・無事でよかった・・・」

 

そして小猫ちゃんも光に包まれ消えた....

 

『リアス・グレモリーさまの『戦車』(ルーク)一名リタイヤ』

 

再びあり得ないアナウンスがフィールドに流れる。

 

「『戦車』(ルーク)撃破」

 

ライザーの『女王』(クイーン)の非常な一言に俺の頭に血がのぼる。

 

「降りて来い!朱乃さんの!木場の!小猫ちゃんの仇を取ってやる!降りて来い!てめえに俺の神器の力を叩き込んでやるから、降りてきやがれぇぇぇぇぇッ!」

 

俺は『女王』(クイーン)に挑発するが、『女王』(クイーン)は嘲笑するような眼差しで一瞥し、新校舎の屋上のほうへ行こうとしたが...

 

「誰が行っていいって言った?」

 

俺は突然のショウの殺気に驚いた.....なんつー殺気だ。さっきの木場以上じゃあねえか...

 

「悪いけど、坊や達にかまっている暇はないの」

 

ライザーの『女王』(クイーン)は再び新校舎の屋上に行こうとしたが....

 

グサッ

 

「ガハッ」

 

女王(クイーン)』の脇腹に氷の槍が刺さった。いつのまに....見えなかったぞ。

 

「よくも・・・やってくれたわね」

 

女王(クイーン)』はこちらに振り向き戦闘態勢に入った

 

「イッセーこいつは俺にまかして部長さんのところへ行け」

 

「で、でもお前一人じゃ・・・」

 

そこから先声が出なかった....いや、出せなかった。

 

「行け」

 

ショウの目がいつもと違う氷のような目に恐怖を感じたから....

 

「わ、わかった。ここは、頼む!」

 

俺は部長のところへ

 

Sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

Sideユーベルーナ

 

赤龍帝の坊やの叫びを無視しライザーさまのところへ行こうとしたが、巨大な殺気に気づき振り返ると青い目の『兵士』(ポーン)の坊やからだった。攻撃をしようと思ったがあの『兵士(ポーン)』の坊やは一度私の爆発をくらいまだダメージが残っているはず....それならすぐにでも倒せるが、今はライザーさまのところへ行かなければ....

 

「悪いけど、坊や達にかまっている暇はないの」

 

その一言だけを残し、ライザーさまのところへ行こうとしたが

 

グサッ

 

「ガハッ」

 

突然の氷の槍が私の脇腹に刺さった.....この氷はあの坊やの.....

 

「よくも・・・やってくれたわね」

 

私はあの坊やを爆発させようと構えたが、もう一人の坊やはライザーさまのところへ向かったが

 

「私に怪我を負わせたこと後悔させてあげるわ」

 

今はこの坊やにとどめをささなければ、私の気が収まらない。私は坊やを爆発させようとしたが

 

ゾクッ

 

私は嫌な気配を坊やから感じ距離を取った....な、なに今の?まるで背後から死神の鎌を首に当てられたかのような感覚をあの坊やから.....

 

氷結の心臓(フリーズィング ハート)

 

その言葉と同時、坊やからありえないほどの力が溢れ出していた。

 

「な、なんなの!?この力・・・・は・・・」

 

私は笑っている坊やを見て

 

「ひぃ」

 

ただ恐怖した

 

Sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

Sideリアス

 

私リアス・グレモリーは詰んだ。つまり、チャックメイトだ。

もう私もイッセーも戦える力は残っていない、ショウも今ライザーの『女王』(クイーン)と戦っているが勝てたとしてもライザーにはとどかない。でもイッセーは諦めなかった....何度も何度も立ち上がっていたが、さっきのライザーの攻撃でイッッセーが倒れた。私は無意識にイッセーを抱きしめた。

 

「・・・・イッセー、よくやったわ。もういいわ。よくやったわ」

 

それでもイッセーはライザーに向かって行った。

 

「・・・・まだ、戦えます・・・ショウも戦っています・・・俺は・・・約束、守りますから」

 

まだ戦える意思を示し、一歩また一歩ライザーへ向かって行った.....ごめんなさい。イッセー私はこれ以上あなたもショウも傷つけたくない

 

「私は・・・リザ「お逃げください!ライザーさま!」」

 

投了(リザイン)を宣言しようとした私の声を遮るほどの声でライザーの『女王』(クイーン)は叫んだ。彼女を見ると酷かった....体中いたるところに刺し傷、切り傷があり、両腕も変な方向へ向いている血だらけの彼女の姿だった。

 

「ユーベルーナ!その怪我はどうした!?」

 

ライザーは彼女の姿に驚き声をあげていたが、彼女はそれを気にしていられないかのようにライザーに近づこうとしたが

 

「ライザーさま!おに「うるさい」がはっ!」

 

突然現れたショウに彼女は背後から刺され、光に包まれた

 

『ライザー・フェ二ックスさまの『女王』(クイーン)一名リタイヤ』

 

「・・・・つまらん」

 

ショウはそれだけをつぶやきこちらを見た

 

「お前は楽しませてくれるか?」

 

ショウは笑いながらライザーに近寄ってきた...

 

「貴様がユーベルーナをやったのか?」

 

「ああ、つまらなかったけどな。」

 

いつものショウじゃない....いったいどうしたの?

 

「なら、貴様も同じようにしてやる」

 

ライザーは炎の翼を広げショウへ向かったが、ショウが手をかざした瞬間....

 

パキッ

 

「なにっ!うおっ」

 

ライザーの翼が凍りライザーはそのまま落ちた

 

「それだけか?違うだろ?俺を同じようにするんだろ?俺をその炎で攻撃するんだろ?」

 

「なめるな!火の鳥鳳凰!そして不死鳥フェ二ックスと称えられた我が一族の業火!その身で受けて燃え尽きろッッ!」

 

「逃げて!ショウ!!」

 

ライザーはあり得ないぐらいの質量の炎でショウに迫り私は思わず叫んでしまったがショウは一歩も動かずにただ手をライザーに向けるとライザーの周りにいくつかの氷の球体が現れ

 

ドォォォォォォォォオオンッッ!!

 

「ぐはっ!」

 

大爆発を起こしライザーの炎を相殺した。倒れたライザーにショウはゆっくり歩いていた

 

「どうした?こんなものなのか?不死鳥の炎は?ならもういい」

 

ショウはいつもの氷の槍でライザーの腕を切り落とした。でも、その攻撃じゃあ....

 

「ぐわぁぁぁぁッ!」

 

ライザーの悲鳴。よく見るとライザーの腕が再生していなかった。

 

「俺の氷結はすべてを凍らせる。たとえそれが、不死鳥の炎でも・・・なっ!」

 

「うがぁぁぁぁぁッ!この、下級悪魔が!」

 

今度は足を斬られたライザーはもう片方の腕でショウに炎を出したが

 

ぱきき

 

ショウはそれをも凍らし今度はライザーの体を刺し、また刺し、急所を外しながら何回も刺している

ショウはそれを笑いながらしているのに私は恐怖したが、

 

「ショウ!もういいわ!やめなさい!」

 

私は必死にやめるように言ったがショウは更にライザーを刺していた。いや、もうやめて....いつものショウに戻って....お願いだから....

 

「もうやめてーーーーーーー!!ショウーーーーーー!!」

 

私は涙を流しながら叫ぶとするとショウの動きが止まり

 

「・・・・・部長・・・・さん」

 

ショウはその場へ倒れた

 

『リアス・グレモリーさまの『兵士』(ポーン)一名リタイヤ。なお、両チームの『王』(キング)がこれ以上のゲームの続行は不可能だと判断し、このゲームは引き分けとさせていただきます』

 

 

そしてゲームが終わった....

 

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