水態の神器使い   作:ユキシア

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禁手 双覇の聖魔剣

Sideショウ

 

 

「リアス先輩。学園は大きな結界で覆ってます。これでよほどのことがない限り外に被害は出ません」

 

匙が部長さんに現状報告。俺たちは今駒王学園の近くで生徒会の人たちと集まっていた。部長さんがイッセーのお仕置きを終えそこで解散し、その日の夜部長さんに呼ばれ今ここにいる。

堕天使コカビエルが部長さんに駒王学園で戦争をしようといかにも戦闘狂の鏡みたいな発言をしたらしい。なんつー自分勝手な奴だ.....おまけに強いからこれ以上になく厄介だ。部長さんと会長さんの話を聞くと生徒会が結界を張り続け被害を最小限にする。オカルト研究部でコカビエル達と戦う。

でも俺たちだけじゃすぐに全員死ぬだろう.....ここは部長さんに頼んで今からでも魔王さまに助けてもらったほうがいいな。

 

「部長さん」

 

「なに?」

 

「堕天使コカビエルは俺たちより桁違いに強いはずです。今からでも魔王さまを・・・部長さんのお兄さんに助けを求めましょう」

 

俺の提案に部長さんは首を横に振るが....

 

「すでにサーゼクスさまに打診しましたわ」

 

俺と部長さんの会話を遮って朱乃先輩は言う

 

「朱乃!」

 

非難の声を上げる部長さんだが、朱乃先輩は珍しく怒った表情を浮かべていた。

 

「リアス、あなたがサーゼクスさまにご迷惑をおかけしたくないのはわかるわ。けれど、ショウ君の言うとおり幹部が来た以上、あなた個人で解決できるレベルを超えているわ。魔王の力を借りましょう」

 

部長さんは大きな息を吐き、静かにうなずいた。そして魔王さまが来るのは一時間後....最低でも一時間は死戦か....

 

そして俺たちは正面から堂々と入り込んだ。

 

入った瞬間俺とイッセーは『女王』(クイーン)に昇格し、俺は異様な光景を見た。

校庭全体に魔方陣が描かれその中心に四本のエクスカリバーとバルパー・ガリレイがいて奴は四本のエクスカリバーを一つにするとおもしろおかしそうに口にした

 

「バルパー、あとどれくらいでエクスカリバーは統合する?」

 

空中から聞こえる声に俺たちは視線を空に向けたとき、コカビエルがいた。

 

「五分もいらんよ、コカビエル」

 

コカビエルの視線は部長さんに移し

 

「サーゼクスは来るのか?それともセラフォルーか?」

 

「お兄さまとレヴィアタンさまの代わりに私たちが・・・」

 

ドォォォオオオオオオオオンッ!

 

爆音が辺り一帯に爆風とともに広がりその先にあったはずの体育館がなくなっていた。

 

「つまらん。まあいい。余興にはなるか」

 

やっぱり強い....『氷結の心臓』(フリーズィング ハート)をフルで使ったとしても奴には届かないだろう....それにもし使ったら俺は元に戻れないだろう...

 

「さて、地獄から連れてきた俺のペットの遊んでもらおうかな」

 

コカビエルが指を鳴らすと闇夜の奥から三つ首の犬ケルベロスだった。

 

「ケルベロス!」

 

イッセーが疑問に思い部長さんに訊いてみると

 

「ケルベロスは地獄の番犬の異名を持つ生物なの本来なら地獄・・・冥界へ続く門の周辺に住んでいるんだけどまさか人間界に連れてくるなんて」

 

「ヤバいんですか?」

 

「やるしかないわね。イッセーはブーステット・ギアでパワーを溜めておいて。私たちが相手するから」

 

そうイッセーに指示した部長さんだが俺はケルベロスの上空まで飛び

 

「『氷結の心臓(フリーズィング ハート)』!」

 

俺は神器の力を上げ複数の氷の槍を作った。そして『氷結の心臓』で力を上げた俺は更に多くの氷の槍を作りその数は千。

 

「『千の氷槍雨(サウザントアイススピヤレイン)』!」

 

千の氷の槍をケルベロスに降り注ぎ、ケルベロスは氷の槍の下敷きになったが、さらに奥からもう一匹現れたが

 

「加勢に来たぞ」

 

そう言いながらケルベロスの胴体を斬りかかった。

 

「聖剣の一撃。魔物に無類のダメージを与える」

 

その瞬間ケルベロスの体は塵芥と化して、宙へ霧散した。

 

「ほう。ケルベロスを一撃か、貴様はおもしろそうだ」

 

「完成だ」

 

バルパーの声に俺は視線をバルパーに向けると四本のエクスカリバーがあり得ないほどに光を発していた。

 

「四本のエクスカリバーが一本になる」

 

神々しい光が校庭全域に広がり、その光が終わったとき四本のエクスカリバーが青白いオーラを放つ一本の聖剣になっていた。

 

「エクスカリバーが一本になった光で、下の術式も完成した。あと二十分もしないうちにこの町が崩壊するだろう。解除するにはコカビエルを倒すしかない」

 

なにっ!....俺は絶句したがすぐにどうするかを考え始めた。このままじゃ間違いなく町が滅ぶ

......しかたない。腹を括るか

 

「部長さん!イッセー!お前たちはフリードを何とかしろ!俺はコカビエルの相手をする!」

 

それだけを言い、俺はコカビエルのところまで飛び戦闘態勢を取った。

 

「ふん。たかが下級悪魔の分際で私に勝てるものか、まあいい、遊んでやろう」

 

Sideout

 

 

 

 

Sideイッセー

 

ショウがコカビエルの相手を俺たちはフリードと戦うことになったがバルパーは木場に結晶を木場に放り投げ木場の足元に行き着く。木場は屈みそれを手に取り哀しそうに、愛しそうに、懐かしそうに、その結晶を撫でていた。

 

「・・・・皆・・・・」

 

木場の頬に涙が伝ったとき、結晶が淡い光を発し始めた。そしてその光は各所からポツポツと浮いてきて人の形となった。もしかして、彼らは

 

「この戦場に漂う様々な力が因子の球体から魂を解き放ったのですね」

 

と朱乃さんが教えてくれる。木場は彼らを見つめ、懐かしそうで哀しそうな表情を浮かべた。

 

「皆!僕は・・・・僕は!」

 

俺でも理解できた。彼らは木場と同じ聖剣計画に身を投じられ処分された者たちだ。

 

「・・・ずっと・・・ずっと、思っていたんだ。僕が、僕だけが生きていていいのかって・・・。

僕よりも夢を持った子がいた。僕よりも生きたかった子がいた。僕だけが平和な暮らしを過ごしていいのかって・・・」

 

霊魂の少年の一人が微笑みながら、木場に何か訴える。なにをしゃべっているのかわからないおれに朱乃さんが代わりに話してくれた。

 

「・・・『自分たちのことはもういい。キミだけでも生きてくれ』。彼らはそう言ったのです」

 

木場は双眸から涙が溢れ続ける。魂の少年少女たちが口をパクパクとリズミカルに同調させていた

 

「聖歌」

 

アーシアはそうつぶやいた。彼らは歌ってる・・・。木場も涙を流しながら、聖歌を口ずさみだした

彼らの過酷な生活で唯一知った生きる糧

それを歌う彼らと木場は、まるで幼い子供のように無垢な笑顔に包まれていた。

彼らの魂が青白い輝きを放ち、その光が木場を中心に眩しくなっていく。

 

『僕らは、一人ではダメだった」

 

『私たちは聖剣を扱える因子が足りなかった。けど』

 

『皆が集まれば、きっとだいじょうぶ』

 

『聖剣を受け入れるんだ』

 

『怖くなんてない』

 

『たとえ、神がいなくても』

 

『神が見てなくても』

 

『僕たちの心はいつだって』

 

「ひとつだ」

 

彼らの魂は大きな光となってやさしく神々しい光が木場を包み込んだ

 

『相棒』

 

なんだよ?こんな感動的な場面で!

 

『あの『騎士(ナイト)』は至った』

 

だから、何事だって!

 

『神器は所有者の想いを糧に進化しながら強くなっていく。だが、それとは別の領域がある。所有者の想いが、願いが、この世界に漂う「流れ」に逆らうほどの劇的な転じ方をしたとき、神器は至る。そう、それこそが』

 

ドライグは楽しそうな笑いを漏らす

 

禁手(バランス・ブレイカー)だ!』

 

闇夜の天を裂く光が木場を祝福しているかのように見えた

 

Sideout

 

 

 

 

Side木場

 

意を決したように僕、木場祐斗はバルパーに向かって言い放つ

 

「バルパー・ガリレイ。あなたを滅ぼさない限り、第二、第三の僕たちが生を無視される」

 

「ふん。研究に犠牲はつきものだと昔から言うではないか。ただそれだけのことだぞ?」

 

やはり、あなたは邪悪すぎる

 

「木場ァァァァァッッ!フリードの野郎とエクスカリバーをぶっ叩けェェェェ!」

 

イッセーくん

 

「お前はリアス・グレモリー眷属の『騎士』(ナイト)で、俺の仲間だ!俺のダチなんだよ!

戦え木場ァァァァァッッ!あいつらの想いを無駄にすんなァァァァッ!」

 

「祐斗!やりなさい!自分で決着をつけるの!エクスカリバーを越えなさい!あなたはこのリアス・グレモリーの眷属なのだから!私の『騎士』(ナイト)はエクスカリバーごときに負けはしないわ!」

 

「祐斗くん!信じてますわよ!」

 

イッセーくん、リアス部長!朱乃さん!

 

「・・・祐斗先輩!」

 

「ファイトです!」

 

小猫ちゃん、アーシアさん

 

「木場ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!」

 

コカビエルと戦っているショウくんがイッセーくんより大きな声で僕を呼んだ。

 

「木場!俺はお前がエクスカリバーに復讐すると聞いて腹が立った!そいつらのおかげで生きている命をお前の自分勝手な理由で死ぬようなことをすることに腹が立った!お前は大切な人たちを失って復讐に走ったお前に腹が立った!」

 

ショウくん....

 

「お前はそいつらのおかげで生きてるんだ!大切な人たちの死を!生を!無駄にすんじゃねぇよ!そいつらの分まで生きて幸せになって二度とそんな想いを誰にもしないように強くなれよ!それがお前や俺にできるそいつらにできる唯一のことだろうがァァァッッ!!」

 

ショウくん...キミも....

 

「ハハハ!何泣いてんだよ?幽霊ちゃんたちと戦場のど真ん中で楽しく歌っちゃってさ。ウザいったらありゃしない。もう最悪。俺的にあの歌が大嫌いなんスよ。聞くだけで玉のお肌がガサついちゃう!もう嫌!もう限界!てめえを切り刻んで気分落ち着かさせてもらいますよ!この四本統合させた聖剣ちゃんで!」

 

フリード・セルゼン。その身に宿る僕の同士の魂。これ以上悪用させるわけにはいかない!この涙は決意の涙だ!

 

「僕は剣になる」

 

一緒に越えよう。あのとき、達せなかった想いを、願いを、今こそッッ!

 

「部長、仲間の剣となる!今こそ僕の想いに応えてくれッ!『魔剣創造(ソード・バース)』!!」

 

神々しい輝きと禍々しいオーラを放ちながら、僕の手元に現れたのは一本の剣

 

完成したよ。皆。

 

「禁手、『双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)』聖と魔を有する剣の力、その身で受けるといい」

 

僕はフリードめがけて走り出した

 

ギィィィィン!

 

競り合いが、彼のエクスカリバーを覆うオーラが僕の剣によってかき消されていく

 

「ッ!本家本元の聖剣を凌駕すんのかよ!この駄剣が!?」

 

驚愕の声を出す彼

 

「それが真のエクスカリバーならば、勝てなかっただろうね。でも、そのエクスカリバーでは、僕と、同志たちの想いは絶てない!」

 

「チィ!伸びろォォォォ!」

 

彼のエクスカリバーがうねり始め、宙に無軌道に動きながら迫ってきた!

 

擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)』の能力!

 

だが四方八方の攻撃を全て防ぐ

 

「なんでさ!なんで当たらねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!無敵の聖剣さまなんだろう!昔から最強伝説を語り継いできたんじゃねぇのかよぉぉぉ!」

 

フリードから焦りの影が見えてきた。聖剣の先端がふいに消えた。これは『透明の聖剣』(エクスカリバー・トランスペアレンシー)刀身を透明にさせる能力。だけど殺気の飛ばし方を変えなければいくら刀身が見えなくても

 

ギィン!ギン!ギィィィン!

 

僕は彼の攻撃をすべていなした。

 

「-ーーッ!」

 

フリードは目元を引きつらせていた

 

「そうだ。そのままにしておけよ」

 

横殴りにゼノヴィアが介入し、左手で聖剣を持ち、右手を宙に広げた

 

「ペトロ、バシレイオス、ディオニュシオス、そして聖母マリアよ。我が声に耳を傾けてくれ」

 

空間が歪む、そして

 

「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する。デュランダル!」

 

「貴様!エクスカリバーの使い手じゃなかったのか!?」

 

バルパーだけじゃなく僕も驚きを隠せなかった

 

「残念。私はもともと聖剣デュランダルの使い手だ。エクスカリバーの使い手も兼任していたにすぎない」

 

エクスカリバーとの二刀流

 

「バカな!私の研究ではデュランダルを扱える領域まで達していないぞ!?」

 

「それはそうだろう。私は人工聖剣使いと違って数少ない天然ものだ」

 

「そんなのアリですかぁぁぁ!?ここにきてのチョー展開!クソッタレのクソビッチが!そんな設定いらねぇんだよォォォォ!」

 

フリードはゼノヴィアへ向けて斬りかかるが

 

ガキィィィィン!

 

たった一薙で枝分かれした聖剣を砕いた

 

「マジかよ!伝説のエクスカリバーちゃんが木端微塵!?これはひどい!」

 

殺気の弱まった彼に僕は一気に詰め寄った!

 

僕の聖魔剣をエクスカリバーで受け止めようとするが

 

バキィィィン

 

儚い金属音が鳴り響く。聖剣エクスカリバーが砕け散る音だ。

 

「見ててくれたかい?僕らの力は、エクスカリバーを越えたよ」

 

聖剣を砕いた勢いで、僕はフリードを斬り払った

 

Sⅰdeout

 

 

 

 

 

 

 

 

Sⅰdeショウ

 

「やったな・・・・木場」

 

とうとう木場はエクスカリバーを越えた。これで木場も前を向いて行けるな。あとの問題は....

 

「よそ見してていいのか?」

 

前を向きコカビエルを見るとコカビエルは複数の光の槍を投げてきた。俺は氷の壁を作りそれを防ぎ俺はコカビエルのところに氷の球体を作り水蒸気爆発を起こすがコカビエルはそれを生身で耐えた

 

「フハハ、なかなかおもしろい神器だ!さあ、俺をもっと楽しませろ!」

 

遊んでいやがる....こっちはもうほとんど全開だというのに....マジで強い。『氷結の心臓』に慣れ、だいぶコントロールは出来てはいるがこれ以上はまずいな.....でも時間も少ないどうすれば

 

「バルパーめ、気づいたか」

 

俺がどうするか考えているとコカビエルは光の槍をバルパーに向け投げバルパーの腹に刺さった

 

「バルパーお前は優秀だったよ。そこに思考が至ったのも優れているがゆえだろうな。だが、俺はお前がいなくても別にいいんだ。最初から一人でやれる」

 

コカビエルは哄笑し、地に足をつける

 

「限界まで赤龍帝の力を上げて、誰かに譲渡しろ」

 

それを聞き部長さんは激昂する

 

「私たちのチャンスとでもいうの!?ふざけないで!」

 

「ふざけないで?ハハハふざけているのはお前たちのほうだ。俺に勝てると思っているのか?」

 

眼光だけで、体中を恐怖が支配していっているみたいだ。これが聖書に記されし堕天使のプレシャー

 

「・・・・イッセー。神器を」

 

部長さんがイッセーに指示を出すとイッセーは神器を発動して力を溜めているとイッセーが

 

「きた!」

 

イッセーの籠手がいっそうに眩い光を発した

 

「で、誰に譲渡する?」

 

興味津々そうな口調でコカビエルが訊いてくる

 

「イッセー!」

 

「はい!」

 

部長さんの呼びかけにイッセーは譲渡を始め部長さんの魔力が膨れ上がった

 

「フハハハは!いいぞ!その魔力の波!俺に伝わる力の波動は最上級悪魔の魔力だ!もう少しで魔王クラスの魔力だぞ!リアス・グレモリー!おまえも兄に負け劣らずの才に恵まれているようだな!」

 

心底嬉しそうに笑っていやがる。

 

「消し飛べェェェェ!」

 

強大な魔力にコカビエルは両手を前に突き出して迎え撃とうとしていた。

 

「おもしろい!おもしろいぞ、魔王の妹!サーゼクスの妹!」

 

ドウゥウゥウゥゥゥンッッ!

 

部長さんの放った魔力をコカビエルは真正面から受け止めそれに耐えた。しかし無傷じゃなかった

受け止めた手からは血が噴き出している。部長さんは肩で息をしている

 

「雷よ」

 

朱乃先輩は雷を放つがコカビエルは黒い翼を羽ばたかせただけで消失させた。

 

「俺の邪魔をするか、バラキエルの力を宿す者よ」

 

「・・・私をあの者と一緒にするなッ!」

 

朱乃先輩は激昂し雷を連発するがすべて薙ぎ払われた。...バラキエル?確か堕天使の幹部の....朱乃先輩とどんな関係が?

木場や緑メッシュもコカビエルに斬りかかったがコカビエルはそれも軽く薙ぎ払われた

 

「しかし、仕えるべき主をなくしてまで、おまえたち神の信者と悪魔はよく戦う」

 

突然の謎の発言を発し始める

 

「・・・・どいうこと?」

 

部長さんは怪訝そうな口調で訊く

 

「フハハ、フハハハハハハハハ!そうだったな!そうだった!おまえたち下々まであれの真相は語られていなかったな!なら、ついでだ。教えてやるよ。先の三つどもえ戦争で四大魔王だけじゃなく、神もしんだのさ」

 

神が....死んだ?

 

「知らなくても当然だ。神が死んだなどと、誰が言える?人間は神がいなくては心の均衡と定めた法も機能しない不完全な者の集まりだぞ?だからこの真相を知っているのはトップと一部の者たちだけだ。先ほどバルパーが気づいたようだが」

 

「・・・・ウソだ。・・・・ウソだ。主はいないのですか?主は死んでいる?では、私たちに与えられる愛は・・・」

 

「アーシア!アーシアしっかりしろ!」

 

ふたりとも神の存在を信じ暮らしていたからな無理はないな.....でも、神は死んだか....ふふ、ハハハ

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ八ハハハハハハハハハハッッ!!」

 

「・・・・何がおかしい?壊れたか?」

 

コカビエルが突然の俺の大笑いを壊れたかのように言ってきた

 

「ふふふ、いや、違うよこの世で一番残酷なのは神ではなくこの世界なんだなと思っただけだよ。なるほどな・・・ハハハ」

 

この世が残酷なだけだったのか....なんかそう考えるとなんかすっきりしたな

 

「ふぅー。落ち着いた。コカビエル、続きをしようぜ」

 

俺は氷結の槍をコカビエルに向けたが

 

「つまらん。サーゼクスも来ないし仕方ない妹の死体でも見れば戦争をするかもしれんな」

 

そういい光の槍を部長さんに向け投げた。俺はそれを見て急いで部長さんの方へ向かい

 

ドス

 

俺は部長さんを庇い俺の腹に光の槍が刺さった

 

「・・・・ごふっ」

 

俺は口から血を吐き部長さんを覆うように倒れた

 

「ショウ!?ショウーーーーーーーーーーー!!」

 

部長さんの声が校庭に響くなか、俺の意識は黒く染まった。

 

 

 

 

 

 

 

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