水態の神器使い   作:ユキシア

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プール開き

「さて、寝るか」

 

俺は電気を消してベットの上に寝転び今日の部活でのことを思い出していた。

 

それにしても魔王さまがイッセーの家に泊まると決まったとき部長さんの「ダメ!ダメよ!」という可愛い反応はおもしろかったな、いくら普段からあの態度でもお兄さんの前では年頃の女の子なんだな

 

と、俺は頭の中で部長さんのことを笑っていると辺りが紅く輝き始め

 

「うおっ!」

 

急な浮遊感に襲われた。

 

何だ!?移動用の魔方陣か!?いったい誰が!?

 

考える時間もなく俺あるとこに着いた。

 

「ショウ!?」

 

「イッセー!?どうしてここに!?ここどこだ!?」

 

「落ち着け、ショウ。ここはおれの部屋だ」

 

俺はイッセーのそれを聞いて少し落ち着きを取り戻し辺りを確認した。

 

.....確かにここはイッセーの部屋だ

 

「いやぁすまない、駿河 彰くん・・・・・いや、ショウくんにも是非話がしたくてね。少し細工をさせてもらったよ」

 

魔王さまは笑いながら謝っているが、そんなことなら最初から呼んでくださいよ。と俺は心の中で軽く愚痴を言う

 

「魔王さまが俺に話ってなんですか?」

 

「君のこともリアスから聞いていてね。あのコカビエルを一人で倒したそうじゃないか」

 

「・・・・もしかして、俺の禁手のことを聞きたいんですか?それならお答えしませんよ」

 

俺は少し警戒しながら魔王さまを睨むが魔王さまは変わることなく話を続けた

 

「そう警戒しないでくれ、確かに君の禁手のことについては訊きたいが私が訊きたいのは何故今は話せないのか、だよ」

 

「すみません、あの場には部長さんもいましたし皆の前でしたのでああ言ったんです。本当は魔王さま、あなたのことが信用できないからです。」

 

「ショウ!?お前なに言ってんだよ!」

 

イッセーは今の俺の発言に驚き声を上げているが、魔王さまは変わらず話をしてきた

 

「どうして私のことが信用できないんだい?」

 

「そうだぞ、ショウ!この人は魔王さまで部長のお兄さんなんだぞ!どこが信用できないんだ!」

 

「それをお前が言うか?イッセー」

 

俺は怒気のこもった声でイッセーに言うとイッセーは身体を強張らせる

 

「確かにこの人は魔王さまで部長さんのお兄さんだ。でもなイッセー、この人は部長さんを悲しませた一人でもあるんだぞ!いくら悪魔の未来の為とはいえ、この人は部長さんを無理やりライザーの婚約者にし、その決着方法もこちらが圧倒的不利なレーティング・ゲームで決めさせ、負けなかったのに婚約の話を優先させ無理やり部長さんをライザーと結婚させようとした一人なんだぞ!そのせいで部長さんは悲しんだ!涙を流した!魔王としては立派だけど一人の兄としては失格だ!だから俺はこの人は信用しない!」

 

「だけど部長のお兄さんのおかげで最後は部長を助けられたんだぞ!」

 

「ああ、そこには感謝している。でも、普通に考えてみろ、いくら赤龍帝とはいえお前は最近悪魔になったばかりだぞ、俺だってそうだ。その相手が不死鳥の力を持つ上級悪魔ライザー。相手がライザーだから勝てたが、もしライザーが俺達と戦う前にどこかで敗北を知っていたら俺たちは負けていたんだぞ。最終的には勝てたがイッセーは左腕を代償に払った。もしこの人が部長さんとライザーの婚約に反対していればお前の左腕は失わずに済んだかもしれない。だから俺はこの人は信用しない」

 

魔王さまにここまで言ったら殺されても文句は言えないな....でも言いたいことは言った。後悔はしない

 

「君の話はよく分かったよ、ショウくん」

 

そう言うと魔王さまは俺に近寄り

 

「あの件に関しては私も父上も深く反省している。君の言うとおり、力で解決しても何も解決しなかった。いや、妹に・・・リアスに、辛い想いをさせてしまった。君の意見は正しいよ。本当にすまなかった」

 

魔王さまはそう言い終わると俺に頭を下げようとするが...

 

「俺じゃなく部長さんに・・・リアス・グレモリーさまに謝ってください。一番辛い想いをしたのはあの人なんですから」

 

「わかった。リアスには謝っておくよ」

 

「ありがとうございます。それから・・・・」

 

俺は魔王さまに頭を下げ

 

「魔王さまへの数々の暴言、お許し下さい」

 

「君が怒るのは最もだ。頭を上げてくれ、ショウくん」

 

俺は頭を上げた

 

「しかし、魔王の私を前にして迷いもなく自分の意見を言うとは君はなかなか根性があるんだね」

 

「悲しんでいる人がいたら救う、辛い人がいるなら支える、悲しい想いをさせる奴、させた奴がいるなら倒す。それが俺の誓いだからです」

 

「そうか、リアスもいい眷属をもった。ここまで主のことを想ってくれているとは、リアスも幸せ者だな・・・・私は君が気に入ったよ。これからも妹をよろしく頼む」

 

魔王さまは俺に握手を求めてきた。俺は一瞬驚いたがすぐに答えた

 

「はい、部長さんも皆も必ず守ります」

 

握手に答えると魔王さまは嬉しそうに頷いた

 

「君にも私のことを名前で呼んでくれないかな?お義兄さんでもかまわないが」

 

「さすがにお義兄さんと呼べるのは一人だけしょう。本人が気づいたら、ですけど・・・・俺はプライベートのときはサーゼクスさんと呼ばせてもらいます」

 

さすがにお義兄さんと呼べるのはイッセーだけだろう。本人は誰のことかわからないのか頭を悩ませてはいるが.....

 

「そうか、少し残念だが仕方ない、今は諦めよう」

 

「では、俺はそろそろ帰りたいのですが・・・」

 

「そうだね。じゃあまた明日会おう」

 

「じゃあな、ショウ!」

 

「ああ、お休み」

 

そして俺は自分の部屋に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺とイッセーは学園のプールにいる。生徒会からプールの掃除を任され、最初に使っていいという条件に部長さんは快諾し、今日はオカルト研究部の貸し切りになっている。そして今、部長さんたちは水着に着替えている。

 

「なぁ、ショウ・・・」

 

「どうした?」

 

イッセーはなにか思い悩んだように俺に言ってきた

 

「ブーステッド・ギアで部長のおっぱいを強化したらどうなるんだろう」

 

「・・・・部長さんにお願いしてみろ。案外OKもらえるんじゃね?」

 

俺はそう答えるがイッセーはまだ悩んでいたので今は部長さんの水着姿を楽しめとだけ言っておいた。

 

             「「「「お待たせ~」」」」

 

「ほら、イッセー。私の水着どうかしら?」

 

部長さんは一番にイッセーに自分の水着姿を見せるとイッセーの鼻から勢いよく鼻血が飛び出た。

 

イッセー、お前いずれ鼻血を出しすぎて死ぬんじゃねぇ?と思っていると

 

「ショウ君、私の水着どうかしら?」

 

俺の後ろに朱乃先輩の声に反応し、後ろに振り返ると部長さんとは色違いの水着を着ていた。

 

「似合ってますよ。ていうか、朱乃先輩に似合わない物なんてないでしょう」

 

「フフフ、ありがとうございます。」

 

俺は照れながらそう答えると少し頬赤く染め微笑みながらお礼を言ってきた。

 

「ショウ、ちょっといいかしら?」

 

部長さんはイッセーと離れ俺のところへ、イッセーはアーシアさんを連れてプールの中へ入っていた。

 

「どうしました?部長さん」

 

「前にお兄さまが私に謝ってきたのよ。婚約の件はすまなかった。って、突然のことで驚いたわよ。その後すぐに帰ってしまわれたけど、最後にリアスはいい眷属にもったねと彼によろしくとだけ言われたわ。あなたは何か知らないかしら?」

 

サーゼクスさん、部長さんに謝ったんだな。

 

「いえ、俺は何も知りませんよ」

 

俺はそう言うと部長さんは納得いかないのか、うなっていたが

 

「まぁ、いいわ。それよりお願いがあるんだけど」

 

 

 

 

 

 

「はい、いち、に、いち、に、頑張って小猫ちゃんもうちょと、ほらついたよ」

 

俺は今、小猫ちゃんのテを持って泳ぎの練習に付き合っていた。アーシアさんも泳げないらしくそっちはイッセーが教えていた。

 

「ぷはー。・・・先輩、付き合わせてしまってゴメンなさい・・・」

 

「いやいや、これはこれで楽しいよ。もう一回しようかと言いたいけど、もう結構したから休憩にしよう」

 

「・・・・はい」

 

俺と小猫ちゃんはプールに上がり休憩に入った。

 

(・・・先輩。朱乃さんみたいに照れたりとか全然してなかったな。私、妹みたいな存在としか思われていないんですかね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小猫ちゃんと別れた後、俺は朱乃先輩に呼ばれ向かうと

 

「どうしました?」

 

「日焼けオイルを塗ってくださらないかしら?」

 

俺が返事をする前にすでに上の水着を取りうつ伏せに寝ていた。

 

返事する前にもう準備してるじゃないですか....

 

俺はオイルを手に馴染ませ背中から塗り始めた。

 

「ぁん・・・ぅん・・はぁん・・・とっても・・・んっ・・上手ですわね」

 

オイルを塗るのに下手も上手もあるのか?ていうかその声やめてくださいよ。理性がもたないじゃないですか....

 

そして背中が塗り終わり、朱乃先輩に「終わりましたよ」と言おうとした瞬間朱乃先輩は突然俺の手を掴み

 

むにゅん

 

「ちょっ!朱乃先輩!?」

 

朱乃先輩は俺の手で自分の胸を揉ませていた。

 

「フフフ、やっぱり可愛いですわ。ねぇ、このまま私の胸も塗ってくださらない?」

 

そのまま、俺の手で自分の胸を揉ませてくれる朱乃先輩。あぁ、柔らかくて、気持ちいいな.....じゃない!!

 

俺はすぐに朱乃先輩から用具室に逃げ込んだ。

 

ハー、ハー、ハー、あ、危なかった。軽く理性がとんでしまった。落ち着くまでここにいよう。

 

「おや、駿河 彰か。どうしたのかな?こんなところへ」

 

「なんで、お前ここにいるの?」

 

「初めての水着だから、着るのに時間がかかった。似合うかな?」

 

更衣室があるのになんで用具で着替えていたんだ?まぁいいか、どうでも

 

「ああ、似合っているぞ。やっぱり教会じゃそういうのは着れないのか?」

 

「まあ、そうだね。というよりもこういうものに私自身興味がなかったんだ。だけど、私も身の上が変わった以上、多少なりとも女らしい娯楽を得たいと思うんだ。と、最近思い始めたりする」

 

へぇーまぁ、良い事だとは思うぞ。変な事も覚えそうで怖いが....

 

「駿河 彰。折り入って話がある」

 

「ショウでいいぞ。今は仲間なんだから」

 

「ではショウ、改めて言うが、私と子供を作らないか?」

 

...............................................WHAT?

 

 

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