水態の神器使い   作:ユキシア

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悪魔と神器

「私たち悪魔は堕天使と太古の昔から争っているわ。冥界ー人間界で言うところの『地獄』の覇権を巡ってね。地獄は悪魔と堕天使の領土で二分化しているの。悪魔は人間と契約して代価を貰い、力を蓄える。堕天使は人間を操りながら滅ぼそうとする。ここに神の命を受けて悪魔と堕天使を問答無用で倒しに来る天使も含めて三すくみ。それを大昔から繰り広げているのよ。」

 

「いやいや、先輩、普通の男子高校生には、難易度の高い話ですよ。なぁ、ショウ?」

 

イッセーは俺に同意を求めてくるが...

 

「イッセー、とりあえず先輩の話をちゃんと聞いとけ。今、先輩は大事な話をしているんだ。」

 

「いやいや、大事な話って。これオカルト研究部の話だろう?」

 

「天野夕麻」

 

その一言で、イッセーは、目を見開ていた...

 

「あの日、あなたは天野夕麻とデートしていたわね?」

 

「.....冗談なら、ここで終えてください。正直、その話はこうゆう雰囲気で話したくない」

 

イッセーの声には、怒気がこもってた。しかたないとはいえ、イッセーにとってはその話は腫れ物に近いからな....でも。

 

「イッセー、落ち着け、先輩の話は本当の事だしなにより、俺も天野夕麻のことは覚えているし俺もその場所にいた。」

 

「でも...前に聞いたとき、覚えてないって...]

 

「悪い、あれは嘘だ。俺はお前と天野夕麻が最後にいた公園には俺もいたんだ...」

 

「じゃあ、夕麻ちゃんは...」

 

「ああ、確かに、存在していた...」

 

イッセーは怒気を抑え落ち着きを取り戻した

 

「話を、続けるわね...」

 

グレモリー先輩はイッセーが落ち着いたのを確認し話を進めた。

 

「天野夕麻、いえ、あれは堕天使。ある目的の為に、あなたに近づき、その目的果たしたから、あなたの周囲から記憶と記録を消したの」

 

「目的?」

 

「神器ですか?」

 

「そう、イッセーあなたに宿した神器が、危険因子だったため、あなたは殺されたの...」

 

「ちょと待ってください!!殺されたって...俺、こうして生きてますよ!?それに神器てなんですか!?」

 

「イッセー、神器とは、特定の人間の身に宿る、規格外の力のことだ。例えば、歴史上に残る人物や世界的に活躍している人とかは、体に神器を有しているんだ。」

 

俺の説明の後、グレモリー先輩が続けて

 

「大半は人間社会規模でしか機能しないものばかり、ところが、中には私たち悪魔や堕天使の存在を脅かすほどの力を持った神器があるの。イッセー、手を上にかざしてちょうだい」

 

イッセーはグレモリー先輩のいうとおり、左腕を上に上げた

 

「目を閉じて、あなたの中で一番強いと感じる心の中で想像してちょうだい」

 

「い、一番強い存在...。ド、ドラグ・ソボールの空孫悟かな....」

 

アニメキャラは...とは、俺もドラグ・ソボール好きだけど、まさか、ここで、アレをするのか?

高校生にもなってここで、アレを...

 

「ドラゴン波!!」

 

やりやがった!しかも、ちゃんと、ポーズまでしっかり決めて!!

 

カッ!!

 

すると、イッセーの左腕が、赤く光り、そこには、赤色の籠手が装着されていた。

 

「なんじゃ、こりゃぁぁぁぁ!!」

 

イッセーは、驚きのあまり、叫んだ。まー驚くだろうな....

 

「イッセー、それが、お前の神器だ。一回発動したら次は自分の意志で発動可能になる。」

 

「そう、そして、その神器を危険視され、あなたは、堕天使-天野夕麻に殺されたの」

 

「でも、俺は、こうして、生きてますよ!?死んでないんじゃないですか!?」

 

グレモリー先輩は、ポッケトから、一枚の紙を取り出し

 

「死ぬ間際、あなたは私を呼んだのよ。この簡易用魔方陣でね、よほど強く願っていたのでしょうね。普段なら眷属の朱乃たちが呼ばれているはずなんだけど」

 

なるほど、だからあのとき、突然、グレモリー先輩が現れたのか...

 

「でも、私が召喚されたとき、あなたは、すでに死んでいたわ...そして、彼にあなたを、生き返させるか、決めさせたのよ。.....悪魔としてね。」

 

「えっ..」

 

とうとうきたか...だが....もう覚悟はできてる...

 

「悪い、イッセー、俺はお前に死んでほしくなかったんだ.....どんな形でさえ生きてほしかった...これは俺の、自己満足だってわかってる、イッセー...一生憎んでくれても構わない...すまなかった。....」

 

俺はイッセーに頭を下げた。謝って済む問題ではないけど、謝らずにはいられなかった。

 

「......頭を上げてくれ......ショウ」

 

俺は、イッセーの言うとおり、頭を上げた。

 

「ショウ....正直...俺は、どうすればいいのか、わかんねぇ....でも、これだけは、わかる。今、俺がここにいるのは、お前のおかげだ。そりゃ...悪魔にはなったけど、こうして、生きていられるのは、お前のおかげだ...ありがとな、親友。」

 

イッセーは、笑いながら、俺を許してくれた...ありがとな....親友...

 

「なにより、悪魔になったおかげで、リアス先輩のおっぱいも見れたし、朱乃先輩や子猫ちゃんとお近づきになれたし、悪魔、最高!!」

 

......おい、今の感動の瞬間を返せや変態....それに、みんなおきれてるぞ....こいつは、悪魔になっても、それかよ....

 

「話は、終わったわね。そうゆうことよ、イッセー、あなたは、私、リアス・グレモリーの眷属として生まれ変わったの。私の下僕の悪魔として」

 

バッ!

 

俺以外全員、背中からコウモリみたいな翼が生えてきた。

 

「改めて紹介するわね。祐斗」

 

木場は俺たちに、向けてスマイルする。

 

「僕は木場祐斗。二人と同じ二年生ってことはわかっているよね。えーと、僕も悪魔です。よろしく」

 

「......一年生。......塔城小猫です。よろしくお願いします。......悪魔です。」

 

「三年生姫島朱乃ですわ。いちおう、研究部の副部長も兼任しております。今後もよろしくお願いします。これでも悪魔ですわ。うふふ」

 

そして最後グレモリー先輩

 

「そして、私がは彼らの主であり、悪魔であるグレモリー家のリアス・グレモリーよ。家の爵位は公爵。よろしくね。」

 

そして、グレモリー先輩は俺を見て、

 

「次に、あなたのことを教えてくれないかしら。ショウ」

 

やっぱり、きますよね。

 

「わかりました。グレモリー先輩は俺の親友を助けてくれました。俺の答えられる範囲でよかったすべて話します。」

 

「ありがとう」

 

「それから、はじめに言っておきます。気づいているかもしれませんが、俺もイッセーと同じ.....神器持ちです。」

 

 

そして俺は、自分の事について話した.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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