Sideショウ
ロキの事件が終わり二つの変化が起きた。一つはフィルが駒王学園に転校してきたこと、フィル曰く『もうあなたに無茶はさせません!ずっとあなたの傍にいて監視します!』と言い新しい家族が出来た。もう一つはロスヴァイセさんがグレモリー眷属の『
「何、一人でぶつぶつ言ってるの?行くわよ」
「・・・・かしこまりました。お嬢さま」
俺は今、部長さ、いや、お嬢さまとショッピングモールにいる。ただし、俺は執事のコスプレをされている。
「やっぱり、ショウは執事が似合ってるわね。このまま私の家で働かない?」
「大変嬉しいですが、お断りさせていただきます」
俺は丁寧に部長さんに断った。そう、俺は今、勝手にいなくなった罰を受けている。それも今日だけじゃない!
「ショウがいなくなった分、しっかりと皆にご奉仕してね」
お嬢さまが笑顔でそう仰る。このSお嬢さまめ!
そう俺は一日一人ずつ、部員全員に奉仕することなったんだ.....。
そういう訳で最初に一日目は部長さん。罰の内容は執事の格好で一日お嬢さまの側にいること。
周り人の視線が痛い。しかもリアスお嬢さまは本物のお嬢さまだから、俺も本物の執事だと思っている人も多くさっきから写真ばかり撮られてる。さっさと終わらせないと、俺のなかの何かが壊れる!
「あの、お嬢さま。本日は何をお探しなのですか?」
俺がそう訊くとお嬢さまは答える。
「下着よ。もちろん、あなたが選ぶのよ」
マジかよ......。俺は心の中で戦慄した。
そして着いた女性の下着売り場。やはり、なかは女性だらけ、男性も少しはいるが皆こちらを見ている。
しかたないよな。お嬢さまは紅髪だから普通に目立つし、俺も執事の格好してるもんな。
お嬢さまは下着を取り俺に見せてきた。
「ねぇ、ショウ。これとこれ、どっちがいいかしら?」
お嬢さまが選んだのは黒のレースの刺繍が入った妖艶なデザインのとそれの白いのを俺に見せてきた。俺は少し考え答える。
「どちらもお嬢さまにはお似合いですが、僅差で白い方ですかね。そっちのほうがお嬢さまに合いそうです」
俺がそう答えるとお嬢さまは白いほうを持って試着室向かった。
「実際に着けてみるから感想聞かせてね」
そう言い数分待つと下着姿のお嬢さまが現れた。
「似合うかしら?ショウ」
「・・・・・はい、とてもお似合いでございます」
俺はテレながらもなんとか答える。つーか、まともに見れない。イッセーなら鼻血を噴きだしてるぞ
それから何着かお嬢さまが身に着け俺はそのすべての感想を言わされた。
「お嬢さま、どうぞ」
「ありがとう」
下着売り場から出て、俺はお嬢さまにアイスを渡す。秋に近いとはいえまだ暑いからこれがベストだろう。
そして俺も自分の分を食べようとしたが、
「お嬢さま。ちょっとすみません」
俺はそう言いあるところへ走った。
Sideout
Sideリアス
ショウが私にアイスを渡したあと、ショウはどこかに走りだした。私は気になってショウのあとをつけてみると
「うわあああああああああああんっ!ママどこぉぉぉーーーー!?」
小さな男の子が泣いていた。多分お母さまとはぐれたのね。
その小さな男の子の前にショウがしゃがんで男の子の頭を撫でてながら言う。
「どうした?ママとはぐれたのかな?」
「ぐす・・・うん・・」
「そっか。じゃ、お兄ちゃんが一緒に探してあげるから泣き止んでくれるか?そしたらこれをあげるよ」
ショウはアイスを男の子に見せると男の子はすぐに泣き止みショウからアイスをもらっていた。
やっぱり、ショウは優しいわね。
それからショウはその男の子と一緒にその子のお母さまを探しているとすぐに見つかり何度もお礼を言われていた。男の子もありがとうってお礼を言ってお母さまと一緒に帰って行った。
「立派ね、ショウ」
私はショウに話しかけるとショウは謝ってきた。
「申し訳ありません、お嬢さま。突然離れてしまい」
「いいのよ。あの男の子を助けてたんでしょ。気にしてないわ」
「ありがとうございます」
私はお礼を言うショウの腕を取るとショウは突然のことに驚いていたが
「さあ、まだ、罰は終わっていないわこのまま次へ行きましょう!」
その後、私はずっとショウと腕組みしながら一日を過ごした。
Sideout
Sideショウ
「お嬢さま。本日はどうすれば一誠さまがお嬢さまを好きになるか第27回目のご相談会議でよろしいでしょうか?」
「はふぅぅぅぅ・・・。ショウさん。いじわる言わないでください」
本日のお嬢さまはアーシアだ。内容はイッセーに関する相談を今駅の近くのカフェでしている。本当イッセーが好きなんだな。
そしてごめんよ、アーシア。アーシアを見ているとこれをネタにいじめたくなるんだよ。
「コーヒーと紅茶、お待たせしました」
店員さんが飲み物を持ってきてくれてアーシアは一口飲み落ち着いたところで口を開いた。
「あ、あの、ショウさんもやっぱり、お、大きなお胸の人が好きなのですか?」
「ブッ、突然何を言うんだよ!?アーシア!俺はイッセーじゃないぞ!」
俺は思わず咽てしまった。でも、アーシアはもじもじしながら言う。
「あ、朱乃さんもお胸が大きいですし、イッセーさんもリアスお姉さまのお胸が好きですし、やっぱり男性の方はお胸の大きな人がお好きなのかなと思いまして・・・」
それを聞き俺は深呼吸してアーシアに言う。
「アーシア、確かに俺は朱乃と付き合ってるけど、別に胸が大きいからというわけじゃない。俺は優しくていつも笑顔を見せてくれる朱乃を好きになったんだ。まあ、イッセーは大きい胸が大好きだけどちゃんとアーシアのことも見てくれていると思うよ」
「そ、そうでしょうか?」
アーシアはまだ不安そうに聞き返してくる。
「ああ、それにアーシアはアーシアで部長さんには勝てない魅力を持ってるから自信を持っていいと俺は思うよ」
「リアスお姉さまには勝てない魅力をわたしが?それは何ですか?ショウさん。教えて下さい」
アーシアがそう訊いてくるが
「それは自分で気づかないといけませんよ。アーシアお嬢さま」
「ぅぅぅ・・・。ショウさんがいじわるですぅぅぅ~」
アーシアは少しいじけてしまうのを見て俺は少し微笑む。
大丈夫だよ、アーシア。そんなにもイッセーのことを想っているんだから、イッセーもそれに応えてくれるはずだ。
それからしばらく雑談をしてその後いろんなところに行き遊んだ。.....これってデートじゃねぇ?
と終わってから気づく俺だった。
「それでは第一回執事ショウが教えます。おいしいみそ汁を作ろう編を始めます準備はよろしいでしょうか?ゼノヴィアお嬢さまとイリナお嬢さま」
「「よろしくお願いします!」」
本日はゼノヴィアとイリナに二日間二人に料理を教えることになった。
「本日お二人に作っていただきますのは日本人なら誰でも作るであろうみそ汁です。まずは私が説明しながら作りますのでよく見ていてください」
「「はい!」」
それから俺は二人にわかるように説明しながら作り完成させ二人に食べさせてみると
「「お、おいしい」」
と褒めていただきました。まあ、これぐらいなら二人ともすぐに出来るだろう。
「では、今度はお二人が作ってみてください」
俺は二人の邪魔をしないように少し離れたところで二人の完成を待っていると。
「出来たぞ、ショウ!味見してくれ!」
「駿河くん!私のも!」
二人のみそ汁が完成した。正直アニメみたいに爆発するのかなと思ったけどしなかったから普通に出来たんかなと思ったら
「何で緑色や紫色の味噌汁が出来るの!?どんな材料を使ったんだよ!?」
ゼノヴィアは緑色のみそ汁、イリナは紫色のみそ汁が完成していた。普通みそ汁って茶色だよな!さっきちゃんと俺教えたよな!?何故こんな色になるんだ!?
もはやツッコミが追いつかなかった。
「材料は普通に冷蔵庫にあったのを使ったよな?イリナ」
「そうね。確かに冷蔵庫にあったのを使ったわよね。私たち」
二人がそう言う。冷蔵庫って確かそこまで材料がなかったよな。さっき俺が作ったみそ汁も今日の晩御飯ように多めに作ったし、なら、俺の目がおかしいのかな?だったら飲んでみるか。
俺はとりあえずゼノヴィアのほうからいただくことにした。俺はお椀を持ちゼノヴィアが作ったみそ汁を飲んでみると
ばたん
「「えっ?」」
俺は倒れ意識を失い始めた。ああ、意識がどんどん遠く。あ、凛が手を振ってる。
「ショウ!?ショウ!?しっかりしろ!傷は浅いぞ!?」
「ゼノヴィア!駿河くんは怪我をしていないからそれは違うわ!」
ツッコムところがそこかよ.....イリナ。
「クソ!いったい何が悪かったんだ!?」
ゼノヴィアは自分のみそ汁を飲むと
ばたん
「ゼノヴィアぁぁぁぁぁぁあああっ!」
ゼノヴィアまで倒れた。ゼノヴィアは俺の手を握ってきて
「ショウ・・・逝くときは・・・一緒に逝こう」
「ゼノヴィア!字が違うわ!やめて!死なないで!」
ああ、もうだめだ.....まさか、死因が仲間からの毒殺だったなんてな.....。
さようなら。皆、俺はゼノヴィアと一緒に先に逝ってるよ。
そうして俺の意識が完全に闇に染まった。
後日、ちゃんと生き返りました。
Sideout