魔法先生ネギま! ~獣の拳を極めし転生者~   作:カズミン

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第1話

一人の少年が森の中で演武を行っていた。

 

~SIDE主人公~

 

プロローグ

 

僕の名前はダン。

僕には前世の記憶がある、転生者って奴だ。

僕は猫を助けるためにトラックの前に飛び出してそのまま死んだ。

そして神様によって10年前に『魔法先生ネギま!』の世界に6歳の身体で転生した。

 

 

因みに転生する際、基礎知識以外の原作知識を消してもらい、神様に5つの転生特典を貰った。

その内容は

 

1つ目は、成長限界の無い不老の肉体。

2つ目は、『ゲキレンジャー』に出てくる、幻獣キメラ拳(原作と違い、幻獣拳のゲンギも使用可能)。

3つ目は、獣拳使いの全ての武器(ゲキレンジャーの装備など一部は除く)

4つ目は、3つ目の武器を収納するための武器庫(臨機兵房兼用)

5つ目は、幻気以外の気(激気・過激気・臨気・怒臨気)

だ。

 

 

1つ目に関しては、今はまだ肉体は成長しているけど、因みにあと2年もすれば、僕の体の成長は止まり、加齢することはない。

2つ目に関しては、数ある獣拳の中でキメラ拳を選んだのは全ての獣拳を使える実質最強の拳であることと、僕がダンさんに憧れていたからだと思う。

キメラ拳を使えるようになっても、修業しなければ宝の持ち腐れだけどね。

3つ目に関しては、好きな武器もあったし、すべての獣拳を使えるけど、中では武器を使用するものもあるからね。

4つ目に関しては、持ち運びに難があるから異空間に武器庫を作ってもらった。臨機兵房を兼用しているのは神様のサービスらしい。

僕の意志に応じて、武器や臨機兵を呼び出すことができるって話だ。

まぁ、ボディガードや修業相手にはもってこいだからね、ありがたく貰っておいたよ。

なんでも、臨機兵房の臨機兵が尽きても神様が補充してくれるらしいし、神様にはホント頭が上がらないよ。

5つ目に関しては、幻獣拳だけでなく、激獣拳と臨獣拳を使うわけだからね、やっぱり使えるようになっておかないと。

そういえば、もう2つ転生特典をくれると言ってたけど、今のところ保留にしている。

 

 

 

 

因みに僕は現在、地球=旧世界(ムンドゥス・ウェトゥス)を離れ、魔法世界(ムンドゥス・マギクス)の南にあるヘラス帝国にある森の中にいる。

 

 

転生してから6年間、獣拳の修業に精を出してきたが、秘伝の技は未だ完璧には習得できていない。

この森には凶暴で強力な魔物がいて、獣拳を極める修行にはもってこいだ。

 

この前は海の拳魔ラゲクのジェリー拳の秘伝リンギ時裂波を試したけど、誤って生み出した時空の裂け目に吸い込まれてしまい、過去に飛んでしまった。

過去についたときは、すぐさま時裂波を使ってみたけど帰ることができなかった。

それから過去の世界で5年の修業の末、何とか現代に戻ってくることができた。

 

過去にいる間に一人の少女に出会い仲良くなった。

その子は人間を辞めさせられてしまったらしく、何度も人間たちに命を狙われたらしい。

不憫に思った僕は、その子に自衛のためにとラゲクの杖を渡し、ジェリー拳を教えてあげた。

僕が現代に戻る時、寂しそうだったから頭を撫でてあげたけど顔が赤かった。

風邪でも引いてたのかな。

それと、護衛として臨機兵6体に、臨機兵に幻気を込めた幻機兵1体を渡しておいた。

 

え?過剰戦力じゃないかって?

かもしれないけど、女の子一人にするわけにはいかないからね。

 

そうそう、なんだかその子は体が成長しない障害?があるみたいだったから臨獣カメレオン拳を応用してツボを押してみたら、成長するようになったんだ。

ていっても永続的に効き続けるわけじゃないけどね。でも、なんだかすっごく喜んでくれたなぁ。

僕がこの時代に戻った後も3年ぐらいは成長すると思うけど...。

 

でもさすがにもう生きてはいないよね........あの後大丈夫だったのかな?

 

 

キティ(・・・)......。

 

 

 

「助けてなのじゃ~。」

 

過去を振り返っていたら、女の子の悲鳴が聞こえてきた。

 

 

「ん?」

 

僕は悲鳴が聞こえた方に顔を向けると、目に幻気を集中し、視力を強化した。

 

すると、角の生えた褐色の肌を持つ金髪の女の子が魔物に襲われている姿が見えた。

 

「危ないっ!」

 

僕は少女を守るために魔物に向かって駆けだした。

 

 

 

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