不遇な朝田詩乃に寄り添いたい 作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_
遅れた理由は……そのですね……実は……幼なじみだった可愛い娘と付き合う事になりまして……( _´ω`)_
まぁ夢なんですけどね。辛い( _´ω`)_
単純にアイデアが出なかっただけです。言い訳はしない。高評価するなり感想書くなり、好きにするがいい!( _´ω`)_
今回から原作に入り始めます( _´ω`)_
高校が始まった。
つい先日、高校の入学式を終え、今日から本格的な授業が始まる。詩乃ちゃんと同じ部屋に住んでいるので、遅刻はしない。羨ましかろう。
「……同じクラスじゃないじゃない」
「そうだね。ちょっと痛いから腕の力緩めて」
僕はB組で、詩乃ちゃんはA組。家から絡めてた腕が、優しく包んでいたのに、クラスが違うのを見ると強くなった。僕に当たって貰っても困る。このままじゃ教員室に突撃して直談判しそうなので、僕から止めておくよう伝えると、渋々と言ったように了承した。するつもりだったんだね。
「あ、詩乃ちゃん」
「何?」
クラスの前で(名残惜しいが)別れる直前、もう1個伝える事があった。
「クラスのみんなと仲良くね?」
笑ってそう伝えると、苦虫を噛み潰したような顔になった。表情から「嫌だ」って感情がひしひしと伝わってくるが、目で訴えると小さく頷いた。
その日の放課後、校門で詩乃ちゃんを待っていると、詩乃ちゃんが走ってきて、僕の背中に隠れた。
「どうしたの?」
「……」
詩乃ちゃんが指差す所を見ると、1人の男の子が走ってくるのが見えた。その人は初対面だったが、見知った顔だった。
原作ヤンデレくんこと、新川恭二くんである。
「待って……速い……」
「何度言えばいいの?付いてこないで!」
「いや……だから」
「出雲以外の生物は話し掛けないで!」
あっ…(察し)
「ごめんね、名も知らない君、ちょっと待ってて?」
詩乃ちゃんを連行。なにか言いたそうな新川くんを校門に待たせ、近くの曲がり角を曲がった所の壁に詩乃ちゃんを押し付ける。
「……」
「……」
「……んっ」
「なんでそうなるの」
壁ドン(壁に手を付いている訳では無いが)して、詩乃ちゃんの約束を破った(仲良くね云々)弁明を聞こうと思い黙っていると、真顔で唇を突き出してきたので、手で抑える。
「悪かったわよ……でも、私のせいだけじゃないわ。彼も彼よ。話を流したのは悪かったけど、肩を掴んでくるんだもの」
「そこら辺はしっかり本人と話そうね?だから、真っ向から否定するのはナシ。OK?」
「……わかった」
原作で、詩乃ちゃんと新川くんがどういう出会い方したのか知らない(忘れた)けど、とりあえず原作と違うのはわかる。原作詩乃ちゃんだろうと「いきなり話しかけて、流したら肩を掴んできた」なんて混乱するだろうし。理由にもよるが、仲良くなる確率は低い。ある程度節度と常識を持った原作詩乃ちゃんでもこれなのに、うちのヤン詩乃ちゃんならもっと酷い。
校門に戻る。新川くんはしっかりと待っててくれていて、僕らを見つけて安心した顔をした。
「よかったー。帰られたかなーと思っちゃったよ」
「そんな事はしないさ。それで、詩乃ちゃんになにかようなのかい?」
「いや……これ」
新川くんの手に持っていたのは、生徒手帳。そこに記された名は「朝田詩乃」で、ハッとした詩乃ちゃんがカバンを漁っている。
「……」
「詩乃ちゃん?」
「ごめんなさい……」
落し物を届けてくれただけのようだ。新川くんに礼と謝罪をすると、どもりながらも「どういたしまして」と答えてくれた。原作では危険型のヤンデレなので、まだ付き合っていっていいのかわからないが……
というか、授業初日からよく生徒手帳落とせるなぁ……
「落し物届けてくれただけじゃないか?」
「うっ……」
「まぁまぁ……僕は大丈夫なので……」
新川くん……その笑顔だと、ますます好青年にしか見えないよ。「アサダサンアサダサンアサダサンアサダサン」は何処へ?
だかしかし!新川くんにはあまり関わらないでおこう。原作で新川くんが詩乃ちゃんにどんな事をしたのか、忘れた訳では無い。ぶっちゃけ今の新川くんみたいな子は好きなので、是非友達に欲しいのだが、そのメリットを含めてもデメリットの方が大きすぎる。最悪の場合、死人が出る。
……死ぬのは新川くんの方なんだけどね。言っちゃ悪いが、新川くんが詩乃ちゃんと戦っても詩乃ちゃんが勝つ気がする。なんかこう、意思的な問題で。
「えーっと……生徒手帳、ありがとね?」
「は、はい」
帰ろう。今すぐ帰ろう。幸い、新川くんはまだ詩乃ちゃんに対してそういう感情はないらしい。一目惚れとかされてたら、危なかった。主に新川くんの命が。
「あ、そのまえに」
いや、待って。
「名前、教えてくれませんか?」
これ、あの、神の力とか働いてないよね。無理矢理にも新川くんと関わらそうとしてない?絶対嫌だよ。友達になんてならないからね!ツンデレとかそういうんじゃなくて!
「僕は、新川恭二。よろしく」
「……柊出雲、だよ。こっちは朝田詩乃。今年入学したんだよ。よろしく」
うん、それじゃあ永遠にさようなら(願望)
「ねぇ、出雲。アレ」
新川くんと別れ、2人の家へと向かっている途中、詩乃ちゃんがGE〇(隠せてない?し、知らないよ)を見つけ、表にデカデカと書かれた文字を指さしている。
『次世代型VR《アミュスフィア》今日発売!今なら《アルヴヘイム・オンライン》か《ガンゲイル・オンライン》のどちらかのソフトも付いてくる!』
「VR、ねぇ」
ちなみに、この世界でもいわゆる「SAO事件」ってのは存在した。僕自身SAOにそこまで興味はなかったので、わざわざ頑張って初回1万ロッドのナーヴギアを入手してデスゲームに入ろう、なんて思わなかった。
僕と詩乃ちゃんの間に「SAO事件」の話が上がった事はそんなに無く、同じ国で起こった大規模な「誘拐事件」であるにも関わらず、気にした事もなかったし、どうにか出来ないかとも思ったことが無い。
心がないのかー。と思われるかもしれないが、僕には詩乃ちゃんが居ればいいし、詩乃ちゃんも、僕が居れば良い………と思ってるといいなぁ。
「詩乃ちゃん、VRなんて興味あったの?」
「ちょっとだけね。あるヴへいむ?って奴と、がんげいる?って奴がどんなのかわからないけど、「完全仮想世界」って、やっぱ少しは気になるじゃない?」
一理ある。
「……欲しい?」
「でも、高いわよ?」
「僕達、お互いの両親から仕送り貰ってるから、結構浮くんだよね。将来に備えて貯金しようかなと思ってたんだけど、娯楽も必要だよ?」
「将来に備えて」の所で目を伏せてしまったのは可愛かった。思わず抱き締めたくなったが、僕が調子に乗ると詩乃ちゃんも調子に乗り、歯止めが利かなくなるので大人な僕()が我慢する。流石に外は、ね。
GE〇に入り、アミュスフィアの在庫を確認すると、どうやら残り3機だったらしい。危なかった。
「良かった……あの、それで、ソフトなんですけど」
GGOでもALOでも、詩乃ちゃんが行きたい方で良いが、「出雲が決めて」と言われたらALOを選ぶ。やはり1%でも死銃に狙われる可能性を考えると、楽しく平和に遊べるALOがいい。
「あー。それがですね。もうソフトの在庫が
「そ、そうですか……なら、GGOでお願いします」
「分かりました!……あの、ALOの次回入荷は未定ですが、
「あぁ……ご親切に、どうもありがとうございます」
店員さんの親切を受け止め、アミュスフィアとGGOを持ち家に帰る。やはり、原作……というか、GGOには関わる運命にあるのか。まぁB.o.Bに参加しなければ何ら問題はないし、参加したとしても死銃に近付かなければ大丈夫だろう。
……いや待て。前回(強盗事件)はその軽率な考えと行動で失敗したじゃないか。いや、結果オーライとかそういうの抜きで。
やはりやらない方が……
「出雲、ゲームの話とか全然しないから、あまりゲーム好きじゃないのかなと思ってたんだけど、好きだったのね。一緒にゲームが出来ると思うと、嬉しいわ」
あっ(察し)無理だこれ。断れない奴や。この笑顔を前に断れる人間は居ない。オワタ。
危険型ヤンデレ→「貴方を殺して私も死ぬ!」「貴方を殺したら永遠に私のモノ」と言ったような、命の危機等を感じるタイプのヤンデレ。メンヘラと似ているが、危険度でいえばメンヘラも裸足で逃げ出す。危険型ヤンデレに好かれたら後は長くない(確信)
束縛型ヤンデレ→「外に出る時は連絡」「今何をしてるの?」等を良く言ってくるタイプのヤンデレ。出会った直後は「束縛をしてくる」ぐらいの認識だろうが、
デレデレ型ヤンデレ→本作の詩乃ちゃんのようなヤンデレ。常に一緒に居て、本人に危害は加えない。彼に色目を使う女を粛清するのはデフォ。公然の前という言葉を知らない。本人は平和な日常を送れるが、異性の友人は出来ないだろう。
隠密型ヤンデレ→ヤンデられてる男が、相手がヤンデレと気付かないタイプの、厄介なヤンデレ。本人にバレないよう動くのが特徴。「あれ、そういえば最近あいつ見ないな」と思う友人が居たら、隠密型ヤンデレにヤンデられてる可能性大。即効性は無く本人にも接触してこないが、ある日を境にグイグイ来る。「ある日」はヤンデレの心次第。
ヤンデレにも色々居るんやで、って話( _´ω`)_
恭二くん、一応原作では重要なポジションに居るので、出さなくちゃ出したいなって気持ちがあるんですけど……
なんやかんやあって、恭二くんが詩乃ちゃんに殺される運命しか見えないのがなー……
…………恭二くん、結構不幸だなぁ〜( _´ω`)_
サブヒロイン候補
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ピトフーイ
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レン
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フカ次郎
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銃士X
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要らない!ヤン詩乃ちゃん一筋で行け!
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閲覧用(作者の好きにしたらいい)